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令和2年第一回定例会会議録(第5日 3月30日)

1.会期

三十二日(第五日)

三月三十日(月曜日)

2.開議並びに閉会

午後二時開議

午後三時五十四分閉会

3.出席議員

(三十名)

一番 梶谷 優香議員

二番 高橋 まきこ議員

三番 しらす 夏議員

四番 かみや 俊宏議員

五番 太田 太議員

六番 竹内 幸美議員

七番 二瓶 文徳議員

八番 高橋 元気議員

九番 奥村 暁子議員

十番 山本 理恵議員

十一番 渡部 恵子議員

十二番 海老原 崇智議員

十三番 佐藤 あつこ議員

十四番 塚田 秀伸議員

十五番 田中 耕太郎議員

十六番 堀田 弥生議員

十七番 青木 かの議員

十八番 小坂 和輝議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 原田 賢一議員

二十一番 押田 まり子議員

二十二番 富永 一議員

二十三番 木村 克一議員

二十四番 礒野 忠議員

二十五番 瓜生 正高議員

二十六番 中嶋 ひろあき議員

二十七番 墨谷 浩一議員

二十八番 田中 広一議員

二十九番 中島 賢治議員

三十番 渡部 博年議員

4.出席説明員

区長 山本 泰人君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 平林 治樹君

企画部長 浅沼 孝一郎君

総務部長 黒川眞君

防災危機管理室長 濱田徹君

区民部長 遠藤 龍雄君

福祉保健部長 田中 智彦君

高齢者施策推進室長 吉田 和子君

保健所長 山本 光昭君

環境土木部長 望月 秀彦君

都市整備部長 松岡 広亮君

会計管理者 坂田 直昭君

教育委員会事務局次長 長嶋 育夫君

監査事務局長 高橋 和義君

政策企画課長 山﨑 健順君

財政課長 大久保 稔君

広報課長 園田 典子君

総務部参事(総務課長事務取扱) 鈴木浩君

5.議会局出席職員

議会局長 伊藤 孝志君

庶務係長 長田 基道君

議事係長 一瀬 知之君

調査係長 工藤 久栄君

書記 秋山 和美君

6.議事日程

日程第一
議席の変更

日程第二
諸般の報告

日程第三
 議案第一号 令和二年度中央区一般会計予算
 議案第二号 令和二年度中央区国民健康保険事業会計予算
 議案第三号 令和二年度中央区介護保険事業会計予算
 議案第四号 令和二年度中央区後期高齢者医療会計予算
          (三月六日 予算特別委員会付託に続いて)

日程第四
 議案第五号 令和元年度中央区一般会計補正予算
 議案第六号 令和元年度中央区国民健康保険事業会計補正予算
 議案第七号 令和元年度中央区介護保険事業会計補正予算
 議案第八号 令和元年度中央区後期高齢者医療会計補正予算
          (三月三日 企画総務委員会付託に続いて)

日程第五
 議案第九号 中央区長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例
 議案第十号 公益的法人等への中央区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例
 議案第十一号 昭和天皇の崩御に伴う中央区職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例を廃止する条例
 議案第十二号 中央区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
 議案第十三号 中央区首都高速道路地下化等都市基盤整備基金条例
 議案第二十五号 中央区監査委員条例の一部を改正する条例
 議案第二十六号 新島橋架替工事(第四期)請負契約の一部変更について
          (三月三日 企画総務委員会付託に続いて)

日程第六
 議案第十五号 中央区印鑑条例の一部を改正する条例
 議案第二十三号 中央区立幼稚園の入園料、保育料等に関する条例の一部を改正する条例
 議案第二十四号 中央区立図書館設置条例の一部を改正する条例
          (三月三日 区民文教委員会付託に続いて)

日程第七
 議案第十六号 中央区特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例
 議案第十七号 中央区放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
 議案第十八号 中央区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
 議案第二十七号 指定管理者の指定について(区立特別養護老人ホームマイホーム新川及び区立高齢者在宅サービスセンターマイホーム新川)
 議案第二十八号 指定管理者の指定について(区立日本橋高齢者在宅サービスセンター)
 議案第三十一号 中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例
          (三月三日 福祉保健委員会付託に続いて

日程第八
 議案第十四号 中央区事務手数料条例の一部を改正する条例
 議案第十九号 中央区立公衆便所条例の一部を改正する条例
 議案第二十号 中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
 議案第二十一号 中央区立住宅条例等の一部を改正する条例
 議案第二十二号 中央区営住宅条例の一部を改正する条例
 議案第三十号 特別区道の路線の認定及び廃止について
          (三月三日 環境建設委員会付託に続いて)

日程第九
 議案第三十二号 中央区教育委員会委員の任命同意について

日程第十
 人権擁護委員の候補者の推薦について

日程第十一
 議員提出議案第一号 「小児がん等「特別な理由」で予防接種の再接種が必要な子どもに対する接種費用を助成する制度の確立を求める意見書」の提出について

日程第十二
 議員提出議案第二号 「新型コロナウイルス感染症への対策を求める意見書」の提出について

日程第十三
 議会閉会中の継続審査


午後二時 開議

○議長(押田まり子議員)
 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(押田まり子議員)
 これより本日の日程に入ります。

 日程第一、「議席の変更」を行います。

 これより、議席に一部変更がありますので、申し上げます。

 四番議員は五番に、五番議員は六番に、六番議員は十二番に、十二番議員は十三番に、十三番議員は十四番に、十四番議員は十五番に、十五番議員は四番に、それぞれ議席を変更することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第二、「諸般の報告」を行います。

〔伊藤議会局長朗読〕


 十二、委員会報告書(企画総務委員会)

 十三、委員会報告書(企画総務委員会)

 十四、委員会報告書(区民文教委員会)

 十五、委員会報告書(福祉保健委員会)

 十六、委員会報告書(環境建設委員会)

 十七、委員会報告書(予算特別委員会)

 十八、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(照会)

 十九、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(回答)

 二十、議案の送付について

 二十一、議案の提出について


○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 ここで、ただいま報告のありましたとおり、区長より議案一件が送付され、さらに、議員提出議案二件が提出されましたので、本日の日程に掲載いたしました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第三を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


 議案第一号 令和二年度中央区一般会計予算

 議案第二号 令和二年度中央区国民健康保険事業会計予算

 議案第三号 令和二年度中央区介護保険事業会計予算

 議案第四号 令和二年度中央区後期高齢者医療会計予算

           (三月六日 予算特別委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、予算特別委員会の報告を木村委員長より願います。

〔二十三番 木村克一議員登壇〕

○二十三番(木村克一議員)
 ただいまより、予算特別委員会に付託を受けました議案第一号「令和二年度中央区一般会計予算」、議案第二号「令和二年度中央区国民健康保険事業会計予算」、議案第三号「令和二年度中央区介護保険事業会計予算」、議案第四号「令和二年度中央区後期高齢者医療会計予算」の以上四議案について、その審査経過並びに結果の御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る三月六日の本会議において、委員十六名をもって設置され、本四議案の付託を受けたものであります。

 本会議散会後、議長招集による初の委員会が開会され、委員長には田中耕太郎委員が、副委員長には塚田秀伸委員が選任され、即日就任し、ここに本委員会の構成が行われました。

 続いて、三月十日に委員会を開会し、議長並びに区長挨拶の後、理事者より、各会計全般にわたり総括説明を受け、その後、一般会計「歳入」から説明を求めて質疑を進めることと決し、審査を開始いたしました。

 なお、同日、田中耕太郎委員より委員長辞任の申出があったことを受け、この取扱いについて協議し、採決をした結果、辞任を許可することと決し、後任の委員長には私が選任され、即日就任いたしました。

 令和二年度の本区各会計歳入歳出当初予算の総額は、それぞれ一千四百三十三億五百四十六万円であり、一般会計では、一千百八十三億七千四百六十一万円で、前年度当初予算と比較して百五十二億四千百八十六万一千円、率にして一四・八%の増、国民健康保険事業会計では、百三十一億二千七百五万二千円で、前年度当初予算と比較して二千百十四万八千円、率にして○・二%の増、介護保険事業会計では、八十七億六千六百九万五千円で、前年度当初予算と比較して三億九百六十四万四千円、率にして三・七%の増、後期高齢者医療会計では、三十億三千七百七十万三千円で、前年度当初予算と比較して二億一千六百七十六万一千円、率にして七・七%の増となっております。

 本委員会は、令和二年度における本区行政運営の大綱をなし、その方針を決定する本予算案に対し、現下の社会経済情勢を踏まえつつ、区民の信託に応えるため、去る三月六日の本会議での付託以来、本日まで、延べ十一日間にわたり、慎重に審査を行ってまいりました。

 すなわち、三月十日には、まず一般会計「歳入」より質疑を開始し、これを終了し、同日、「歳出」第一款「議会費」の質疑に入り、これを終了し、さらに同日、第二款「企画費」及び第三款「総務費」を一括して質疑に入り、十一日にこれを終了し、同日、第四款「区民費」の質疑に入り、十二日にこれを終了し、同日、第五款「福祉保健費」の質疑に入り、十三日にこれを終了し、同日、第六款「環境土木費」の質疑に入り、十六日にこれを終了し、同日、第七款「都市整備費」の質疑に入り、これを終了し、さらに同日、第八款「教育費」の質疑に入り、十七日にこれを終了し、同日、第九款「公債費」、第十款「諸支出金」、第十一款「予備費」、以上三款を一括して質疑に入り、これを終了し、さらに同日、国民健康保険事業会計、介護保険事業会計及び後期高齢者医療会計予算の歳入歳出を一括して質疑に入り、これを終了し、十九日に総括質疑に入り、二十五日にこれを終了しました。

 以上のとおり、令和二年度本区各会計予算の審査が終了したことに伴い、本委員会は本四議案に対する各会派の態度表明を受けたものであります。

 まず、中央区議会自由民主党議員団委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 それでは、令和二年度各会計予算に対する中央区議会自由民主党議員団の態度表明を行います。

 今年度は、五月に元号が令和に改まり、新しい時代を迎えました。そして、世界的なスポーツイベントの一つ、ラグビーワールドカップが日本において開かれ、大きなにぎわいを見せた一方、台風十九号をはじめとする自然災害の猛威にさらされました。また、消費税率が八%から一○%に引き上げられ、景気の減速が懸念される中で、年明けからは新型コロナウイルス感染症が、日本社会、そして世界に、今も深刻な影響をもたらしています。

 本区におきましても、四月に山本泰人新区長を迎え、新しい区政が開かれ、選手村を中心としたオリンピック・パラリンピック競技大会に臨む準備は仕上げの段階に差しかかる一方、消費税率引上げに併せ、法人住民税の国税化による特別区交付金の減や、ふるさと納税のマイナス影響、また、人口増、とりわけ年間二千人を超える年少人口の増に見合った行政の展開、そして、市場移転後の築地の活気、首都高地下化後の日本橋の品格、五輪後の晴海の輝きの構築、さらには、区民の生命・健康や生活を脅かす自然災害や感染症への対策と、中央区は、時代の局面とそれにまつわる様々な課題に正面から取り組み、解決を図るべく、一般会計と三特別会計との合計一千四百三十三億五百四十六万円という財政規模にて、「東京二○二○大会で“心の通うおもてなし”そして成長力あふれ環境にやさしいまち」と銘打った令和二年度予算を編成したと評価しております。

 すなわち、我が会派は、歳入歳出の各款にわたり、首都高速道路地下化等都市基盤整備基金の創設について、新本庁舎の整備について、新型コロナウイルス感染症による景気対策の一環としての緊急融資制度の創設について、同じく共通買物券の大幅な増額について、待機児童解消に向けた保育定員の拡大について、がん患者のウィッグ・胸部補整具購入費助成について、銀座地区外周の緑のプロムナード化に向けた検討調査について、小中学校におけるICT環境の整備及びICT支援員の配置についてなど、質疑を積み重ねてきました。

 施策の総体は、中央区基本計画二○一八に基づき、中央区基本構想に掲げる将来像「輝く未来へ橋をかける ―― 人が集まる粋なまち」の実現に向けて、一歩一歩前進していると評価します。また、施策を支える財政運営も健全であると評価します。

 もっとも、子育て支援などによる扶助費の増加、会計年度任用職員制度の導入による人件費の増加など、今後推移を見守っていく必要があると考えます。加えて、新型コロナウイルス感染症対策、受動喫煙対策、緊急融資などの電話や窓口での対応をはじめ、職員の皆様は大変に御苦労されていることと推察いたします。疲弊感にとらわれないようケアをしていただければと思います。

 最後に、昨日、東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を一年程度延期するとの決定がなされました。現段階では詳細は不明ですが、先行きの不透明感は色濃くなっており、関連予算の執行の判断につきましては、その時期を十分に見定めますよう、あるいは、場合によっては減額補正も視野に入れた柔軟な対応をされますよう付言いたします。

 以上申し上げまして、中央区議会自由民主党議員団は、令和二年度各会計予算に賛成いたします。

 次に、中央区議会公明党委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 令和二年度中央区各会計歳入歳出予算案に対する中央区議会公明党の態度表明を行います。

 まず初めに、今般、新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、一日も早い終息を願うものです。

 この不測の事態に際し、中央区議会公明党は、予算案審議に先立ち、休校に伴う子供たちへの対応、福祉施設における集団感染防止対策に万全を期すこと、中小零細企業に対する国や都の支援制度の周知や区の融資制度の充実、融資返済の猶予等の経済対策等の緊急要望を区当局へ提出しました。迅速に着実に御対応いただいていると評価します。

 本予算案審議におきましても、休校中の子供たちの状況把握、区民の皆様への速やかな情報提供、地域各医療機関等との連携強化、医療機関・介護施設等におけるマスク・消毒剤等の衛生用品の提供、この機に乗じた特殊詐欺の凶悪化・巧妙化に対する警戒強化等、様々な要望提案をさせていただきました。今後も引き続き、変化を敏感に捉え、二段、三段と重ねての対策を強く要望いたします。

 令和二年度予算案では、「東京二○二○大会で“心の通うおもてなし”そして成長力あふれ環境にやさしいまち」と題し、本区の将来像を実現すべく、中央区基本計画二○一八の着実な前進を図る内容となっています。東京二○二○大会の成功とその後の魅力づくり、子どもも親も安心できる子育て・教育環境の充実、環境に配慮した緑豊かなまちづくりを重点分野に位置づけ、各施策の展開が行われております。

 財政規模は、一般会計当初予算案としては過去最大の一千百八十三億七千四百六十一万円を計上しました。これは昨年度比一四・八%の増で、二年連続の増加です。増となった要因は、市街地再開発事業助成百四億円の増、桜川敬老館の改築等で十八億円の増、子ども・子育て支援給付十一億円の増、住民情報システムの更新九億円の増などです。

 歳入面においては、引き続く人口増加を背景とした納税義務者数の増加や特別区たばこ税の税率引上げにより、特別区税全体では昨年度比七・九%の増を見込みます。また、国庫・都支出金は、市街地再開発事業助成や子ども・子育て関連経費の増に伴う国庫・都補助金の増などにより昨年度比四四・八%増。繰入金は昨年度比三五・五%増となっています。そして、特別区債の発行は、昨年度比四九・九%と大幅な増となっています。

 今後も人口の増加と、それに伴う行政需要の拡大が見込まれる本区にとって、その財源をどう確保するのか、どのように将来的に安定的な財政運営を行っていくかは非常に重要な観点です。つまり、基金残高と区債現在高、さらには債務負担行為支出予定額も含めてのバランスが大事です。中長期的な財政の見通しに立っての運営を今後もお願いいたします。

 歳出面においては、ひとり親家庭への支援、待機児童対策、がん患者等のウィッグ・胸部補正具購入費助成、生活支援コーディネーターの増員、介護・フレイル予防、グリーンインフラガイドラインの策定、コミュニティサイクル利用環境の整備、首都高速道路地下化等都市基盤整備基金の創設、児童・生徒のパラリンピック観戦、伝統工芸品産業の支援、東京二○二○大会レガシーの継承などの二十万人都市を支える各施策が盛り込まれております。

 私たち中央区議会公明党は、令和二年度中央区各会計歳入歳出予算案の審査において、様々な行政課題に対し、区民の目線から施策を検証し、質問させていただき、提案を申し上げてまいりました。区行政当局におかれましては、今後、施策の実行に当たり、可能な限りこれらの意見を反映されますよう、心より願うものであります。

 そして、今後も引き続き、持続可能な開発目標、SDGsの精神である、誰一人取り残さない社会の実現に向けた、全庁挙げての取組をさらに加速することをお願いいたします。

 昨夜、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の一年程度延期との決定がありました。今後の動向について国・都などと連携を密にし、また、区議会と行政当局との強力な連携により、この緊急事態を乗り切るため、さらなる対策、特に区民の生活を守るための経済対策に取り組んでいただけるようお願いいたします。

 以上申し上げまして、中央区議会公明党は、令和二年度中央区各会計歳入歳出予算案に賛成し、態度表明といたします。

 次に、立憲民主党新風会委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 令和二年予算特別委員会に付託された中央区各会計予算案につき、立憲民主党新風会の態度表明を行います。

 本予算案は、矢田前区長が二○一七年、「輝く未来へ橋をかける

 ―― 人が集まる粋なまち」の実現に向けて、二十年の中央区基本構想を打ち立て、その前半に当たる中央区基本計画二○一八に基づき、山本区長により手がけられた初めての予算案でございます。

 山本区長は、令和二年度予算に当たり、「東京二○二○大会で“心の通うおもてなし”そして成長力あふれ環境にやさしいまち」と題し、基本計画二○一八の九つの基本政策については、令和二年度は、基本計画の前半の中間年に当たるため、その事務事業の執行はもとより、年少人口を中心とする今後の人口増加に対応した子どもも親も安心できる子育て・教育環境の充実、今年開催される予定であった東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会の成功とその後の魅力づくり、都心の特性を踏まえた環境に配慮した緑豊かなまちづくりについて重点的に取り組むほか、築地の活気とにぎわいの継承と発展、首都高速道路日本橋区間の地下化と、将来、都心中央区が担う都市の一層の発展のための積極的な基盤整備に向けた新たな取組にも着手するために、新規事業三十三事業、充実事業二十七事業、継続事業四十一事業、計百一事業、総額四百三十億二千四百十四万七千円について、また、一般会計予算総額は前年度比一四・八%増の一千百八十三億七千四百万円という二年連続の増加、そして過去最大の財政規模予算編成を提案なさいました。

 これを受け、立憲民主党新風会は、平成三十年度決算、平成三十一年度予算を基に、金額の増減及び事務事業の効果がもたらす区民福祉の充実という観点を基に、丁寧に質問をさせていただきました。

 新年度予算案の大きな柱は、本年開催予定であった東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会の成功とその後の魅力づくりに向けた地域と一体になった各種事業であります。選手や大会関係者、観光客など来街者をおもてなしの心を持ってお迎えし、区民の参加・交流の機会を創出していくための積極的な事業、とりわけ、区民協議会の方々が手がけた折り鶴ウェーブや、檜原村のヒノキを使用したおもてなし扇子、晴海のおもてなし拠点を発信場所とし、地域全体でオリンピック・パラリンピックを盛り上げ、楽しもうという趣旨の下で、同時に、前区長より継承している平和を大切にした企画がなされ、区民のレガシーとしても非常に有効なお取組となっていることを評価しております。

 しかし、昨夜、東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会の延期が決定され、これにより、企画している事務事業の実行が延期されるなど、今後、区民生活に大きな影響を与えることが予想されますので、柔軟かつ適切な対応をお願いいたします。

 子どもも親も安心できる子育て・教育環境の充実として、引き続き待機児童問題や保育の質について取り組んでいただいていること、また、長年にわたり利用する区民からのお声を実現させた一時預かり保育におけるオンライン整理券発券システムの導入、未就学児のパラリンピック観戦支援、また、小中学校におけるICT環境の整備、児童・生徒のパラリンピック観戦、二○二○年四月からの新しい教育指導要領より先駆けて中央区が力を入れてきた英語教育のさらなる充実は、次世代の力を伸ばす学校教育として、大きな展開となり、今後、国際理解教育に向けて、ますます重要になることと思います。

 新たな風水害被害が多発することから、地域防災計画の修正、大規模災害に備えた防災拠点への蓄電池の配備、災害情報一斉送信システムの導入などの各事業は、地域防災を強化する取組となると評価させていただきました。新型感染症や大きな災害は、予告なしにやってきます。区民の命を守る対策を今後もお願い申し上げます。

 中央区の森協定地の拡大やフードドライブ受付窓口の常設化、燃やさないごみの全量資源化など、環境に配慮したまちづくりにも取り組まれております。グリーンインフラガイドラインを策定し、緑の量的拡大、質的向上を図り、深刻化する地球温暖化の防止に寄与し、区民、そして事業者とも連携をし、SDGsにかなうまちづくりを積極的に取り組んでおられることは、高く評価できる事業であります。

 高齢者福祉の充実、障害者福祉の充実の各種事業のほか、少子高齢化社会に向けた環境にやさしい道路、人にやさしい歩行空間の整備、また本予算案では、JR総武線馬喰町駅のエレベーター設置の補助、受動喫煙防止対策は、多様化する国際都市中央区として必要な整備と考えます。

 都市の発展のための基盤整備、地下鉄新線の実現に向けた事業については、中央区と近隣区、ひいては東京の発展を支えていく様々な整備と捉えております。さらなる発展・充実に向けて鋭意お取り組みをお願いいたします。

 今後も投資的経費は一層増すことになりますが、基金の活用、公平な収納率向上や歳入の確保に向け、財政の健全化には一層御努力をお願いいたします。

 立憲民主党新風会は、本委員会に付託された令和二年度各会計歳入歳出予算案に賛成いたします。

 次に、あたらしい中央委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 中央区議会のあたらしい中央の態度表明を行います。

 まずは、令和二年度予算案の審議のさなかではございますが、新型コロナウイルス感染症対策として、各部署にて迅速な御対応をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

 あたらしい中央からも、中央区議会議員連名として対応要望書を提出させていただきましたが、中央区においても、幼稚園、小学校、中学校において一斉休校を実施するなど、異例の対応を取らざるを得ない中、この未曽有の危機を乗り越えるため、引き続きオール中央区として御対応をお願いしたいと思います。

 さて、本区の財政環境は、人口増加による特別区民税の伸びは期待できるものの、引き続き地方消費税交付金の大幅な減収、消費税率の引上げに併せて実施される法人住民税のさらなる国税化等、マイナス影響も大きく、今後も予断を許しません。

 この状況の中、いわゆるふるさと納税による税の流出も今後も増え続けることが予想されます。ふるさと納税による税の流出に対抗するには、ふるさと納税による税の流入で対抗する必要があると考えます。本会派でも何度も提案をしておりますが、本予算案にて新たに創設された首都高速道路地下化等都市基盤整備基金の導入とともに、ふるさと納税自体を活用すべく、返礼品の導入等も視野に入れていただきたいと思います。

 歳出については、まず企画費、総務費及び区民費について。中央区民の約九割が集合住宅にお住まいであり、情報収集手段の方法も紙を中心としたものから、SNSほか、スマートフォンやオンラインを活用した方法へと変化しつつあります。その状況を的確に捉え、広報事業のより一層の強化をお願いするとともに、特に本区の情報システム部門の人材強化という側面から、情報化を推進するために適切な素養のある人材を積極的に非常勤採用するなど、外部からの雇用を推進していただきたいと思います。また、人口増大により、行政需要はこれからも拡大していくとも思われますが、そうであれば、より一層行政の情報化を推進するとともに、窓口業務をはじめとした行政事務のスリム化と庁内のテレワークを促進することを要望します。

 福祉保健費では、地域医療の要としての病院、地域包括ケア病床のさらなる拡充、保育所の指導体制の強化を要望するとともに、新型コロナウイルス感染症への対応の中で、全国的に注目されるオンライン診療など最先端の技術の動向を注視していただきたいと思います。また、ポイ捨ての厳罰化も含め、受動喫煙防止対策の充実と、ひとり親家庭の支援の充実も併せて要望します。

 環境土木費では、特にほっとプラザはるみの改修計画において、今まで施設を利用してきた利用者の意向があまりに反映されていない状況であるため、温浴施設を健康増進のために利用したいという、特に高齢者の方が多い利用者の利用目的を的確に捉え、実施設計段階において、利用者の希望を必ず反映することを強く要望します。

 教育費では、ICT教育環境の整備において、中央区の方針が一歩前進したことを歓迎するとともに、GIGAスクール構想における今後の一人一台の学習用端末整備を見据え、環境を最大限有効活用し、子供たちの学力向上だけにとどまらない豊かな学びを実現するため、他の自治体や学校での成功例を積極的に共有、指導すること。特に教育コンテンツを充実させること。また、英語教育においては、中学校英語体験学習の実施などを経て、実際に英語を使う機会のさらなる充実を今後も図ることを要望します。また、子供の頃から多様性のある社会を認識させ、生きる力を育てるため、しっかりと命の教育、性教育、LGBT教育など、道徳的教育を積極的に実施することを要望します。

 昨日の報道でもありましたが、新型コロナウイルス感染症の影響による余波は、これまで長く中央区としても準備をしてきました東京二○二○オリンピック・パラリンピックの延期が実質的に決定するなど、深刻な影響を及ぼしております。しかし、中央区としては、これまでどおり地に足を着けた準備を着々と進めながらも、常に状況に柔軟に対応しながら、東京都に対してもしっかりと区の要望を伝えること。

 そして、二十万人都市も目前に控え、未来への希望を持った新住人が今後も流入してきます。新しい子供たちの未来を明るく照らせるよう、新しい技術や施策の導入を促進し、新しい中央区へと少しずつ変わっていくことを要望いたしまして、中央区議会のあたらしい中央は、令和二年度各会計歳入歳出予算案に賛成いたします。

 次に、日本共産党中央区議会議員団委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 令和二年度(二○二○年度)中央区各会計予算に対する日本共産党中央区議会議員団の態度表明を行います。

 新年度予算は、昨年四月に就任された山本泰人区長の最初の予算編成案です。日本共産党区議団は、中央区の今後の方向を示す予算案について、国連が採択した持続可能な開発目標、SDGsの目標に沿って、特にジェンダー平等の視点から、審議に当たりました。

 今回は、新型コロナウイルス感染症が拡大し、命と暮らしを守るための緊急の対策が求められる状況の中での予算審議となりました。

 日本共産党中央区議会議員団は、予算案について質疑し、総合的に検討した結果、議案第一号「令和二年度中央区一般会計予算」、議案第二号「令和二年度中央区国民健康保険事業会計予算」、議案第三号「令和二年度中央区介護保険事業会計予算」、議案第四号「令和二年度中央区後期高齢者医療会計予算」に反対します。

 以下、その理由を述べます。

 昨年十月の消費税増税が国民生活を直撃したところに、今回の新型コロナの影響で、地域経済も深刻な状況になってきています。また、東京二○二○大会が延期となり、選手村のある中央区にとって、様々な影響が出てくることが予想されます。中央区は、新型コロナウイルス感染症対策の緊急の融資制度の実施や、新年度の共通買物券の増額発行などを打ち出したことを評価するものですが、国や都などの支援策と連携し、経済政策、フリーランスへの支援策や、医療機関への医療体制の充実を図る支援など、区民の命と健康、地域経済を守る緊急対策に、財政も投入して全力を挙げることを要望します。

 二○二○年度予算は、当初予算として史上最高の一千百八十三億円となっています。その増額の主な要因は市街地再開発事業による百四億円増で、日本橋首都高地下化に伴う周辺再開発の第一号日本橋一丁目中地区など七つの事業に百九十六億円を計上し、一般会計予算の一六%を占めています。そのほか、区内では、晴海の選手村地区など二十九件再開発事業が進められており、区内の建築物による延べ床面積は拡大の一途です。区長は、環境に配慮した緑豊かなまちづくりを強調していますが、実際には、大規模開発によって温室効果ガス、CO2は、基準年、一九九○年比一三%の増加となっています。中央区として、地球環境の破壊を食い止めるため、再開発優先のまちづくりを見直し、CO2削減に責任を持つことを求めます。

 新年度、新たに都市基盤整備基金をつくって、首都高速道路の事業に区が拠出する大きな財布を用意したことは問題だと考えます。そこに、民間プロジェクトからも基金を拠出させ、首都高速道路の地下化や、築地川アメニティ構想、地下鉄新線を進める財政基盤をつくるとしています。事業スキームは国・都・区と事業者が協議して決めるとしていますが、民間プロジェクト事業者にとっては、容積率緩和などのサービスを受け、採算が合い、利益が見込めることが前提となります。大企業に有利な開発を、これからも進めていく姿勢に立った予算案となっており、容認できません。

 言うまでもなく、地方自治体の本旨は福祉の増進です。福祉や介護、子育て分野はどうなっているでしょうか。

 区独自に介護保険利用料を三%減免するサービスは、新規の認定を中止しているため、利用者は大幅に減っています。新規事業である認知症カフェは、専門的な相談もできる場として期待するものですが、予算額は八十三万円、主体はボランティアの実施団体です。新年度、増員となる生活支援コーディネーターは、アウトリーチで課題を掘り起こし、解決につなげる重要な活動を担っていますが、増員は一名で、区内で三名しか配置されません。また、介護施設などでは職員不足が課題となっています。福祉を担う人材の確保と待遇の改善を図るため、もっと予算も投入して充実させることが必要です。

 子育て分野では、人口増、出生数の増加による保育園入所希望者の増加に、保育所の整備が追いついていません。待機児童解消のための量の確保とともに、質の確保も欠かせません。

 大規模開発には財政も投入して進める一方で、福祉の施策は、施設も足りない、人員の配置も十分に進んでいないことを指摘せざるを得ません。

 次に、特別会計について述べます。

 国民健康保険は、新年度保険料は一人当たり約五千円引き上げられ、年間約十九万円となります。今回、中央区が示した国民健康保険財政の健全化に向けた取組みは、これまで保険料を引き下げるために、不十分ながらも投入してきた法定外繰入を赤字とみなして、今後は毎年六千五百万円減らし、二○二三年には繰入れをゼロにするということを掲げました。繰入れを増やして、高過ぎる保険料を引き下げることを求めます。

 介護保険は、原則一割だった利用料が、所得によって二割、三割の自己負担となっています。給付の削減と自己負担増をセットで進めるやり方は中止すべきです。

 後期高齢者医療では、軽減特例の見直しで、所得の低い世帯ほど保険料の引上げ幅が大きくなりました。七十五歳という年齢を重ねただけで、今まで入っていた国保や健康保険から追い出し、高い保険料と安上がりの差別医療を押しつける制度の廃止を求めます。

 以上、各会計予算案に対する反対理由を述べ、日本共産党区議団の態度表明を終わります。

 次に、無所属委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 令和二年度各会計歳入歳出予算に賛成の立場から、無所属の態度表明を行います。

 令和二年度予算は、山本区長が初めて提案した予算であり、「東京二○二○大会で“心の通うおもてなし”そして成長力あふれ環境にやさしいまち」をテーマに、親子で安心できる子育て・教育環境の充実、東京二○二○大会の成功と大会後を見据えた都市基盤の整備、環境に配慮した緑豊かなまちづくりに重点を置いた予算編成でした。

 予算編成に当たっては、将来にわたる健全な区財政を基本として、喫緊の課題に優先的・重点的に取り組み、これからも区民の方々が安心して暮らせる施策を着実に推進する予算として策定されたと認識しています。また、昨年度の決算実績に基づく事務事業の見直しや、新しい発想による施策の展開、既存資産の有効活用などに努力されていると感じています。これらの積極的な取組を評価いたします。

 さて、今回の質疑に当たりましては、より多くの方が受益を実感できるように、区民の立場、納税者の視点で質問や提案を行ってまいりました。

 歳入においては、力強い人口増加に伴う特別区民税の伸びが期待できる一方で、地方分権の流れに逆行するふるさと納税や、相次ぐ地方消費税の清算基準の見直し、法人住民税のさらなる国税化など、国による税源偏在是正措置の影響を大きく受けています。また、予算編成時には予測不可能だった新型コロナウイルス感染症の大流行や、東京二○二○大会の開催延期による財政的影響が懸念されます。平成十年以降引き続く定住人口の増加が、必ずしも増収につながるわけではないことに留意しなければなりません。

 一方、歳出においては、人口増加に伴う行財政需要の拡大や各種施設整備計画、二十万都市を見据えたまちづくりなど、さらなる財政負担の増大が予測されます。

 とはいえ、中央区は、東京二○二○大会選手村跡地の住宅開発をはじめ、首都高速道路日本橋区間の地下化、日本橋川沿い五地区の再開発事業、首都高速道路の別線整備、築地川アメニティ整備構想、築地市場跡地の再開発、都心部・臨海地域地下鉄構想などの壮大な事業計画があり、大きな発展の可能性を秘めています。全ての事業計画は有機的につながり、国際都市東京の価値の最大化を図り、ひいては日本の経済成長の源泉につながります。東京と日本の発展の一翼を担う中央区において、新たな政策課題に果敢に挑戦し、区民の方々の信頼と期待に応えるまちづくりを着実に推進することを望みます。

 本委員会において、私が申し上げました意見及び要望などを十分に反映していただくことを期待申し上げ、本予算特別委員会に付託されました令和二年度各会計歳入歳出予算に対する賛成の態度表明とさせていただきます。

 次に、中央区議会新青会委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 中央区議会新青会の態度表明を行います。

 「東京二○二○大会で“心の通うおもてなし”そして成長力あふれ環境にやさしいまち」をテーマとした新年度予算は、基本計画二○一八における十年後の本区における九つのまちづくりを基本として、第一の視点、一人一人の生き方が大切にされた安心できるまちを目指して、第二の視点、快適で安全な生活を送るための都市環境が整備されたまちを目指して、第三の視点、輝く個性とにぎわいが躍動を生み出すまちを目指して、これら基本構想に掲げた三つのまちづくりの視点に沿って構成され、急増する人口に伴う行政需要の拡大に対処すべく、積極的な施策の展開を図るため、子どもも親も安心できる子育て・教育環境の充実と東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会の成功とその後の魅力づくり、そして都心の特性を踏まえた環境に配慮した緑豊かなまちづくりに重点を置いたものであります。

 一般会計は約一千百八十三億円となり、過去最大の財政規模であります。本日に至る審査において、基本構想に掲げる将来像の着実なる実現のため、過去から現在へ、そして現在から未来へと立体的に考察し、本区区政のさらなる進展に向けて質疑をさせていただきました。

 各施策の実行には、何よりも確実な財政基盤が必要であり、今後も健全なる持続可能な財政運営確保への御努力をお願いするとともに、令和二年度新予算がよりよく区民の皆さんのために反映され、実行されるよう願うものです。

 以上申し上げて、新青会は、本予算特別委員会に付託されました令和二年度中央区各会計歳入歳出予算に賛成し、態度表明といたします。

 次に、維新の会委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 令和二年度中央区各会計予算案に対する維新の会の態度表明を行います。

 今回の予算は、「東京二○二○大会で“心の通うおもてなし”そして成長力あふれ環境にやさしいまち」と題して編成されたと存じます。このうち東京二○二○大会については、新型コロナウイルスの影響で、開催について刻々と状況が変わっておりますが、どのようになろうとも、オール中央区でしっかりとした対応をしてまいりましょう。

 本区は、昨年まで四年連続で年間出生数が二千人を超えるなど、力強い人口増加が続いており、これにより特別区民税の増収が期待できますが、一方で、子育てや教育分野をはじめとする行政需要は多様化し、ますます拡大しています。環境問題、都市再開発にも積極的に取り組むべきところであります。

 新型コロナウイルスの対応におきまして、対策本部、区民コールセンターの早い立ち上げ、医師会との情報交換と連携強化、緊急融資など、スピーディーな対応を評価いたします。

 首都東京の中心である中央区は、商業、経済の発展と格式ある伝統を兼ね備えた魅力あるまちであり続けるために、熱い思いを大事に歩んでいくべきです。中央区で生まれた方も、移り住んできた方も、ふるさと、第二のふるさととして、すばらしい我が中央区という認識を持ち、地域の発展のために自分の能力を発揮して役立つことが大切です。道徳教育の重要性、高齢者施策の充実、誇りある中央区のさらなる発展のために、区民が一丸となって行動することの意義について、御答弁いただきましたことをぜひ実践していただきたいと思います。

 緊急事態、新たな脅威に対して、常に備えておくことが求められています。誇りある中央区の伝統と文化を大切に、豊かで活力ある社会を目指して、行政の無駄を省き、スピーディーに実行、一つ一つ丁寧に前進し、未来への構想へ挑み続けますことを確認いたし、令和二年度各会計歳入歳出予算に賛成いたします。

 以上のとおり、各会派の態度表明が終わりましたので、議案第一号、議案第二号、議案第三号及び議案第四号「令和二年度中央区各会計予算」について、それぞれ起立により採決いたしましたところ、起立多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 よって、本特別委員会の決定どおり、御御賛成いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました四議案の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第一号について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第三、議案第一号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二号について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第三、議案第二号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第三号について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第三、議案第三号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第四号について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第三、議案第四号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第四を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


 議案第五号 令和元年度中央区一般会計補正予算

 議案第六号 令和元年度中央区国民健康保険事業会計補正予算

 議案第七号 令和元年度中央区介護保険事業会計補正予算

 議案第八号 令和元年度中央区後期高齢者医療会計補正予算

           (三月三日 企画総務委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、企画総務委員会の報告を礒野委員長より願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいまより、去る三月三日の本会議において本委員会に付託を受けました議案第五号、議案第六号、議案第七号及び議案第八号「令和元年度中央区各会計補正予算」につきまして、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。

 今回の補正は、一般会計におきましては、「財政積立金」の増額があるものの、「職員の給与費」の減額、「産業会館の改修」、「佃公園の改修」、「市街地再開発事業助成」及び「住宅・建築物耐震改修等支援事業」の実績減等に伴う減額及び「特別会計への繰出金」の減額により、十億五千九百五十三万五千円を減額し、予算総額を一千二十七億八千百九十四万円に補正するものであります。

 また、繰越明許費として「人にやさしい歩行環境の整備」ほか一件を追加するものであります。

 国民健康保険事業会計におきましては、「総務費」及び「国民健康保険事業費納付金」の減額があるものの、「諸支出金」の増額により、五百八十六万七千円を追加し、予算総額を百三十一億一千百七十七万一千円に補正するものであります。

 介護保険事業会計におきましては、「基金積立金」の増額があるものの、「総務費」の減額により、一千百九十三万三千円を減額し、予算総額を八十七億二千五百七十三万五千円に補正するものであります。

 後期高齢者医療会計におきましては、「総務費」の減額があるものの、「広域連合納付金」及び「諸支出金」の増額により、八千六百六十八万九千円を追加し、予算総額を二十九億七百六十三万一千円に補正するものであります。

 付託を受けました議案の審査に当たり、本委員会は三月四日に開会し、理事者より各会計一括して款別に説明を受け、一括して質疑を行いました。

 審査終了後、議案第五号、議案第六号、議案第七号及び議案第八号について、それぞれ起立により採決したところ、いずれも全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 よって、本委員会の決定のとおり御賛成いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました議案の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第五号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第五号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第六号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第七号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第八号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第八号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第五を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


 議案第九号 中央区長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例

 議案第十号 公益的法人等への中央区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例

 議案第十一号 昭和天皇の崩御に伴う中央区職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例を廃止する条例

 議案第十二号 中央区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例

 議案第十三号 中央区首都高速道路地下化等都市基盤整備基金条例

 議案第二十五号 中央区監査委員条例の一部を改正する条例

 議案第二十六号 新島橋架替工事(第四期)請負契約の一部変更について

           (三月三日 企画総務委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、企画総務委員会の報告を礒野委員長より願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいまより、去る三月三日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、三月九日に開会し、慎重な質疑を行い、付託された議案について、それぞれ採決をいたしましたところ、次のとおり決しました。

 まず、議案第九号「中央区長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例」、議案第十号「公益的法人等への中央区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第十一号「昭和天皇の崩御に伴う中央区職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例を廃止する条例」、議案第十二号「中央区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」、以上四議案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第十三号「中央区首都高速道路地下化等都市基盤整備基金条例」につきましては、小栗委員から、次のような発言がありました。

 私は、日本共産党中央区議会議員団を代表して、議案第十三号「中央区首都高速道路地下化等都市基盤整備基金条例」に反対します。

 以下、その理由を述べます。

 本議案は、首都高速道路日本橋区間の地下化及びその周辺のまちづくり並びにこれらに関連する都市基盤の整備等に要する資金を積み立てるため、新たな基金を設置するというものです。

 この基金は、首都高日本橋区間の地下化の事業費への財政投入と、築地川アメニティ整備構想、緑のプロムナード化、都心・臨海地下鉄新線の整備などの今後の都市基盤整備のための資金を積み立てることを予定しています。

 この条例に反対する理由は、第一に、日本橋の上空を塞ぐ高速道路は一九六四年の東京五輪の負の遺産であり、青空を取り戻し、日本橋川を再生することは地元の悲願ですが、それは首都高を地下化しなくても撤去すれば可能です。中央区も撤去を要望し続けてきました。地下化が決定され、三千二百億円の事業スキームで、撤去を働きかけてきた自治体の責任として、中央区が八十億円を拠出するとしています。

 しかし、地下化工事は、わずか一・八キロの工事に三千二百億円かける、一メートル造るのに一億八千万円もかかるような過大な事業費のかかる工事です。また、工事費用が当初見込みより大きくなった場合は、国・東京都など関係各者と協議し対応を検討するとしていますが、当然、拠出額も増額となることが予想されます。地下化せず撤去だけした場合でも、首都高八重洲線や都心環状線で高速道路のネットワークは維持されます。また、地下化にこだわっていると、耐震上も危険な首都高が二十年以上そのままになってしまいます。工事自体を変更すべきだと考えます。

 第二に、周辺で行う再開発の民間プロジェクトに開発協力金を出してもらう協定を結ぶとしていますが、どのくらいの金額になるのかは国・東京都と事業者が協議して決めるとのことです。立体道路制度の適用や容積率の緩和などの恩恵を考慮して決められるようですが、再開発事業者は、川沿いを低層化し、親水空間にするハード面での協力に加え、巨額の拠出金を出すことになります。

 これまでの中央区の開発協力金の実績を見ると、晴海トリトンスクエアが六十七万平米で七十四億円、二○○三年度コレド日本橋、日本橋三井タワー、銀座三井ビルディングの三事業で計三十万平米、協力金額は十一億円でした。今度の日本橋周辺再開発は五地区で四百億円、一地区で割ると八十億円規模の協力金を拠出してもらう計画です。現在、中央区で行っている開発協力金と比べても、八倍から十倍となる金額を拠出してもらう想定です。これでも事業としての採算が取れる、それだけの恩恵を受けられるということではないでしょうか。こうした開発協力金制度は問題です。

 第三に、こうした手法を、日本橋川だけでなく、築地川、KK線の工事でも周辺再開発と一体的に進め、再開発事業者から開発協力金を拠出させる仕組みをつくろうとしています。それにも容積率の緩和などのサービスが伴うことでしょう。これは協力関係というより、癒着の温床となりかねません。

 以上の理由から、新たな基金を設置するに議案第十三号に反対します。

 小栗委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第二十五号「中央区監査委員条例の一部を改正する条例」、議案第二十六号「新島橋架替工事(第四期)請負契約の一部変更について」、以上二議案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第九号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第九号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第十号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十一号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第十一号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十二号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第十二号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十三号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第五、議案第十三号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十五号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第二十五号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十六号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第二十六号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第六を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


 議案第十五号 中央区印鑑条例の一部を改正する条例

 議案第二十三号 中央区立幼稚園の入園料、保育料等に関する条例の一部を改正する条例

 議案第二十四号 中央区立図書館設置条例の一部を改正する条例

           (三月三日 区民文教委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、区民文教委員会の報告を海老原委員長より願います。

〔十三番 海老原崇智議員登壇〕

○十三番(海老原崇智議員)
 ただいまより、去る三月三日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、三月五日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第十五号「中央区印鑑条例の一部を改正する条例」、議案第二十三号「中央区立幼稚園の入園料、保育料等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第二十四号「中央区立図書館設置条例の一部を改正する条例」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、議案第二十四号について、小栗議員より、委員外議員の発言として、反対の意見表明がありました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第十五号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第十五号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十三号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第二十三号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十四号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第六、議案第二十四号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第七を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


 議案第十六号 中央区特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例

 議案第十七号 中央区放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例

 議案第十八号 中央区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例

 議案第二十七号 指定管理者の指定について(区立特別養護老人ホームマイホーム新川及び区立高齢者在宅サービスセンターマイホーム新川)

 議案第二十八号 指定管理者の指定について(区立日本橋高齢者在宅サービスセンター)

 議案第三十一号 中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例

           (三月三日 福祉保健委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、福祉保健委員会の報告を田中委員長より願います。

〔四番 田中耕太郎議員登壇〕

○四番(田中耕太郎議員)
 ただいまより、去る三月三日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、三月五日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第十六号「中央区特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第十七号「中央区放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例」、議案第十八号「中央区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例」、議案第二十七号「指定管理者の指定について(区立特別養護老人ホームマイホーム新川及び区立高齢者在宅サービスセンターマイホーム新川)」、議案第二十八号「指定管理者の指定について(区立日本橋高齢者在宅サービスセンター)」、議案第三十一号「中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、議案第三十一号について、奥村議員より、委員外議員の発言として、反対の意見表明がありました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第十六号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第七、議案第十六号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十七号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第七、議案第十七号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十八号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第七、議案第十八号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十七号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第七、議案第二十七号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十八号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第七、議案第二十八号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第三十一号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第七、議案第三十一号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第八を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


 議案第十四号 中央区事務手数料条例の一部を改正する条例

 議案第十九号 中央区立公衆便所条例の一部を改正する条例

 議案第二十号 中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例

 議案第二十一号 中央区立住宅条例等の一部を改正する条例

 議案第二十二号 中央区営住宅条例の一部を改正する条例

 議案第三十号 特別区道の路線の認定及び廃止について

           (三月三日 環境建設委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、環境建設委員会の報告を墨谷委員長より願います。

〔二十七番 墨谷浩一議員登壇〕

○二十七番(墨谷浩一議員)
 ただいまより、去る三月三日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、三月九日に開会し、慎重な質疑を行い、付託された議案について、それぞれ採決をいたしましたところ、次のとおり決しました。

 まず、議案第十四号「中央区事務手数料条例の一部を改正する条例」、議案第十九号「中央区立公衆便所条例の一部を改正する条例」、以上二議案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第二十号「中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、奥村委員から、次のような意見がありました。

 議案第二十号「中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例」に対する反対意見を述べます。

 本議案は、東京都市計画日本橋・東京駅前地区地区計画の変更に伴い当該地区計画の区域内における建築物の建築の限界に関する制限を定めるとともに、東京都市計画晴海地区地区計画の区域内に新たな地区整備計画が追加されたことに伴い、当該地区整備計画の区域内における建築物の用途、構造及び敷地に関する制限を定めるほか、規定を整備する内容となっています。

 この条例改正は、日本橋・東京駅前地区について、日本橋首都高地下化と一体に進められる八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業と日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業の二つの再開発事業で、首都高部分に地上あるいは地下でも建築物がかかってもよいとする立体道路制度を区内で初めて導入しようとするもので、今後こうした事例が拡大していく道を開くことは問題です。

 本来であれば、地下化される首都高に重なる部分は建築物の敷地面積から除かれるため、建築物のボリュームは必然的に小さくならざるを得ませんが、本議案により首都高の上の部分も下の部分も活用し巨大な建物を造ることが可能になります。今でさえ、巨大建築物が都心に集中し、東京の空を覆う事態となっているのに、それをさらに加速させることにつながるのではないでしょうか。

 日本共産党区議団はこれまでも、日本橋首都高速道路は地下化するのではなく撤去をと求めてきました。また、首都高地下化と一体に周辺で五つの巨大な再開発事業が進められることで、CO2排出量を増大する点など問題点を指摘してきました。首都高を地下化するのではなく、撤去だけにしていれば、そもそも今回の条例改正は必要ありません。

 もともと、中央区も求めていた日本橋首都高は地下化ではなく撤去という立場に立ち戻ることを求め、日本共産党区議団は、議案第二十号「中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例」に対し、反対します。

 奥村委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第二十一号「中央区立住宅条例等の一部を改正する条例」、議案第二十二号「中央区営住宅条例の一部を改正する条例」、議案第三十号「特別区道の路線の認定及び廃止について」、以上三議案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第十四号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第八、議案第十四号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十九号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第八、議案第十九号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第八、議案第二十号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十一号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第八、議案第二十一号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十二号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第八、議案第二十二号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第三十号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第八、議案第三十号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第九を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第九

 議案第三十二号 中央区教育委員会委員の任命同意について


○議長(押田まり子議員)
 提案内容の説明を願います。

〔区長 山本泰人君登壇〕

○区長(山本泰人君)
 ただいま上程されました議案第三十二号につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。

 本区教育委員会委員であります森田潤一さんが、三月三十一日をもって任期満了となりますので、その後任委員として、人格が高潔で、かつ教育行政に関し識見を有しております伊東佳子さんを任命いたしたく、本案を提出した次第であります。

 よろしく御同意のほどお願いいたします。

○議長(押田まり子議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案に同意することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第九、議案第三十二号は原案に同意することと決しました。


○議長(押田まり子議員)
 ここで、ただいま本区教育委員会委員の同意を得られました伊東佳子さんより挨拶があります。

〔教育委員会委員 伊東佳子さん、議会局職員に導かれて議場に入る〕

〔教育委員会委員 伊東佳子さん登壇〕

○教育委員会委員(伊東佳子さん)
 ただいま御紹介いただきました伊東佳子でございます。

 本日は、議会の貴重なお時間をお借りいたしまして、一言御挨拶させていただきます。

 このたび、中央区教育委員会委員の任命の同意をいただきましたことは、私にとりまして、身に余る光栄に存じます。今後は、教育委員の重責を自覚し、中央区教育行政の推進のために、微力ながら全力をもって取り組んでまいる所存でございます。

 皆様におかれましては、どうぞ温かい御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

 甚だ簡単ではございますが、これをもちまして御挨拶とさせていただきます。

 本日はありがとうございました。(拍手)

〔教育委員会委員 伊東佳子さん、議会局職員に導かれて退場〕

○議長(押田まり子議員)
 挨拶を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第十を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第十 人権擁護委員の候補者の推薦について


○議長(押田まり子議員)
 お諮りいたします。本案に同意することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第十は同意することと決しました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第十一を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第十一

 議員提出議案第一号 「小児がん等「特別な理由」で予防接種の再接種が必要な子どもに対する接種費用を助成する制度の確立を求める意見書」の提出について


○議長(押田まり子議員)
 提案理由の説明を願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第一号「小児がん等「特別な理由」で予防接種の再接種が必要な子どもに対する接種費用を助成する制度の確立を求める意見書」の提出について、提案者を代表して、文案の朗読をもって提案説明に代えさせていただきます。

 小児がん等「特別な理由」で予防接種の再接種が必要な子どもに対する接種費用を助成する制度の確立を求める意見書

 小児がん等の治療では、化学療法や移植に伴う免疫抑制療法などを受けたことより、これまでの予防接種で獲得した抗体が失われてしまうことがあります。感染症予防のためには、予防接種の再接種が必要となりますが、現行の予防接種法においては、定期予防接種の対象外となり接種費用は任意の予防接種として全額自己負担となっております。患児や家族は、治療を続ける中で身体的、精神的、経済的に負担を強いられており、再接種の費用も今後生活する上で大きな負担となります。

 そこで、中央区では、令和二年度の予算において骨髄移植手術などの理由により予防接種の効果が期待できないと医師に診断された方に対して再接種に要する費用の助成を計上したところであります。

 本来、予防接種の再接種については、感染症予防及び重症化の防止として個人の保健衛生上重要であるとともに、多くの人が予防接種を受けることにより、感染症の蔓延を防止する公衆衛生上の社会的意義も持っており、国の責任において実施すべきであります。

 よって、中央区議会は国会及び政府に対し、左記の事項に対して早急に取り組むことを強く求めます。

 記

 一 骨髄移植等により定期に実施された予防接種の再接種が必要となった場合、当該再接種を定期接種として位置付ける等の制度を確立すること。

 二 再接種により後遺症など健康被害が出た場合、定期予防接種制度と同等な健康被害の救済や補償が受けられるように法整備をすること。

 右、地方自治法第九十九条の規定により、中央区議会の総意をもって意見書を提出します。

 令和二年三月三十日

         東京都中央区議会議長    押 田 まり子

 衆議院議長

 参議院議長

 内閣総理大臣

 厚生労働大臣

 以上、よろしく御審議の上、御決定のほどお願い申し上げます。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第十一、議員提出議案第一号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第十二を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第十二

 議員提出議案第二号 「新型コロナウイルス感染症への対策を求める意見書」の提出について


○議長(押田まり子議員)
 提案理由の説明を願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第二号「新型コロナウイルス感染症への対策を求める意見書」の提出について、提案者を代表して、文案の朗読をもって提案説明に代えさせていただきます。

 新型コロナウイルス感染症への対策を求める意見書

 令和元年十二月以降、中華人民共和国湖北省武漢市において、新型コロナウイルス感染症の発生が報告されて以来、我が国においても被害が拡大し、国民の健康はもとより、経済の停滞など社会全体に悪影響を及ぼしています。本区におきましても、飲食店をはじめ、中小の事業者に深刻な打撃を与えています。また、政府が全国の小中高等学校に向けて一斉休校を要請したことや三月十一日の世界保健機関による世界的大流行になっているとの認識、また同十四日には新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律(以下、特措法という)が施行されたことなどを踏まえ、今後も、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を図るとともに、国民の健康と生活を守るために、万全の対策を講ずることが求められます。

 よって、中央区議会は、総意をもって、政府に対し早急に次の事項を実現するよう、強く要望します。

 記

 一 PCR検査体制の更なる拡充及び重症化させないための医療提供体制の充実

 二 検査キット、ワクチンや治療薬の早期開発

 三 中小企業の事業継続並びに雇用の維持と従業員等の収入の安定への対応

 四 学校教育活動の再開に向けた支援制度の充実

 五 高齢者施設等における感染予防対策の支援

 六 迅速かつ正確な情報提供及び事態の収束を見据えた海外に向けての正確な情報発信

 七 地方自治体との連携強化

 八 科学的根拠の明確化と専門家の意見聴取に基づく緊急事態宣言の発動

 九 私権制約を最小限とする特措法の適切な運用

 右、地方自治法第九十九条の規定により、中央区議会の総意をもって意見書を提出します。

 令和二年三月三十日

         東京都中央区議会議長    押 田 まり子

 内閣総理大臣

 総務大臣

 厚生労働大臣  あて

 経済産業大臣

 文部科学大臣

 以上、よろしく御審議の上、御決定のほどお願い申し上げます。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第十二、議員提出議案第二号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第十三、「議会閉会中の継続審査」について。

 ここで、ただいま各種委員会委員長より、各委員会に付託を受けております事件及び請願について、議会閉会中の継続審査の申出がなされておりますので、その一覧表をお手元に配付いたします。

〔議会局職員「各種委員会継続審査申出事件一覧表」を配付〕

○議長(押田まり子議員)
 お諮りいたします。本件の申出をそれぞれ承認することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、本件の申出をそれぞれ承認することに決しました。


○二十三番(木村克一議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 今期定例会に提出されました案件は、全て終了したことと存じますので、これをもって閉会されるようお諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、会議を閉じます。


○議長(押田まり子議員)
 ここで山本区長より挨拶があります。

〔区長 山本泰人君登壇〕

○区長(山本泰人君)
 区議会終了に当たり、一言御挨拶申し上げます。

 去る二月二十八日から本日に至る今期定例会に御提案申し上げました案件につきましては、いずれも原案どおり御決定あるいは御同意をいただき、誠にありがとうございます。

 この間、令和二年度本区各会計予算につきましては、予算特別委員会を設置し、その審査を付託され、令和元年度各会計補正予算のほか、条例等の案件につきましては、各所管の常任委員会にその審査を付託され、極めて御熱心なる審査の上、いずれも原案どおり可決いただき、厚く御礼申し上げます。

 また、今会期中におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大や東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会の開催延期など、刻一刻と事態が急変する中、特段の御配慮を賜りましたことに重ねて感謝申し上げる次第であります。

 引き続き、これら緊急の課題に臨機かつ的確に対処してまいりますとともに、本会議及び各委員会においていただきました貴重な御意見等につきましても、今後の区政運営に可能な限りこれを反映させ、より一層区民福祉の向上のために全力を傾ける所存でございます。

 今後とも、議員各位の御指導、御協力をお願いいたしまして、御挨拶といたします。

 誠にありがとうございました。

○議長(押田まり子議員)
 挨拶を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 さらに、ここで、本年三月三十一日をもって任期満了となります本区教育委員会委員森田潤一さんに対し、長年にわたり区政の進展に寄与されました功績に謝意を表すため、ここに議会の名をもって感謝状及び記念品の贈呈を行います。

 なお、本日、森田潤一さんは、御都合により、お越しになれませんので、ここで感謝状を朗読し、後日、記念品を添えて御本人にお渡しいたしますので、御了承のほどお願い申し上げます。

〔押田議長退席、演壇に登り、感謝状を朗読〕

  感  謝  状

                  森 田 潤 一 様

 あなたは中央区教育委員会委員として四年の長きにわたり在職し その間中央区政発展に多大の貢献をされました その功績はまことに顕著であり ここにご功績をたたえ深甚なる感謝の意を表します

  令和二年三月三十日

                  中 央 区 議 会

○議長(押田まり子議員)
 朗読を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 さらに、ここで、本年三月三十一日をもって退職されます区民部参事小林秀規さん、情報システム課長島田康宏さん、介護保険課長佐野浩美さん、生活衛生課長竹内一正さん、環境推進課長石田純一さんに対し、長年にわたり本区行政に尽力されました功績に報いるため、ここに議会の名をもって感謝状及び記念品の贈呈を行います。

〔小林秀規君、島田康宏君、佐野浩美君、竹内一正君、

     石田純一君、議会局職員に導かれて議場に入る〕

〔押田議長退席、演壇に登り、感謝状を朗読〕

  感  謝  状

                  小 林 秀 規 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  令和二年三月三十日

                  中 央 区 議 会

〔押田議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕

  感  謝  状

                  島 田 康 宏 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  令和二年三月三十日

                  中 央 区 議 会

〔押田議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕

  感  謝  状

                  佐 野 浩 美 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  令和二年三月三十日

                  中 央 区 議 会

〔押田議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕

  感  謝  状

                  竹 内 一 正 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  令和二年三月三十日

                  中 央 区 議 会

〔押田議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕

  感  謝  状

                  石 田 純 一 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  令和二年三月三十日

                  中 央 区 議 会

〔押田議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕


○議長(押田まり子議員)
 ここで、ただいま感謝状を受けられました五名を代表いたしまして、小林秀規さんより挨拶があります。

〔区民部参事 小林秀規君登壇〕

○区民部参事(小林秀規君)
 本会議の貴重な時間をお借りしまして、退職者一同を代表し、一言お礼の御挨拶を申し上げます。

 ただいま私たち五名の退職に当たり、中央区議会から御丁重な感謝状と記念品をいただき、厚くお礼申し上げます。また、長年にわたり、皆様からの御指導、御鞭撻を賜りましたことに、併せてお礼申し上げます。

 振り返りますと、長かった気もする一方で、短かったという印象もございますが、中央区に奉職して以来、職務を通じて様々な知識を身につけ、経験を積ませていただきました。私の場合、その間、中央区に移り住み、結婚し、子供を育て、公私を通じて中央区の魅力の中で充実した日々を過ごすことができました。

 現在、新型コロナウイルス対策という大きな課題がございますが、中央区が今までどおり、また、これまで以上に活力や活気に満ちあふれ、一層魅力的になっていくことを願っております。

 結びに当たり、中央区議会のますますの御発展と皆様の御健勝、御多幸、御活躍を心からお祈り申し上げまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。

 本日は、本当にありがとうございました。(拍手)

〔小林秀規君、島田康宏君、佐野浩美君、竹内一正君、

     石田純一君、議会局職員に導かれて退場〕

○議長(押田まり子議員)
 挨拶を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 これをもって、令和二年第一回中央区議会定例会を閉会いたします。

     午後三時五十四分 閉会


署名議員
議 長  押田 まり子
議 員  瓜生 正高
議 員  墨谷 浩一

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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