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令和2年 築地等地域活性化対策特別委員会(9月14日)

1.開会日時

令和2年9月14日(月)

午後1時30分 開会

午後2時56分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(9人)

委員長 富永 一

副委員長 小栗 智恵子

委員 塚田 秀伸

委員 海老原 崇智

委員 太田 太

委員 高橋 元気

委員 田中 広一

委員 渡部 恵子

議長 押田 まり子

4.出席説明員

(19人)

齊藤副区長

吉田副区長

浅沼企画部長

山﨑政策企画課長

栗原副参事(計画・特命担当)

遠藤区民部長

眞下区民生活課長

鷲頭地域振興課長

岩田文化・生涯学習課長

井山スポーツ課長

田部井商工観光課長

竹内日本橋特別出張所長

望月環境土木部長

三留環境政策課長

松岡都市整備部長

川島都市計画課長

栗村地域整備課長

水野都市計画事業担当課長

福島副参事(まちづくり事業・特命担当)

5.議会局職員

伊藤議会局長

小倉議事係長

秋山書記

黒須書記

6.議題

  • 新しい築地等まちづくり及び観光・地域振興等に関すること

(午後1時30分 開会)

○富永委員長
 ただいまより築地等地域活性化対策特別委員会を開会いたします。

 本日、理事者報告の関係で、区民生活課長、スポーツ課長及び日本橋特別出張所長が出席いたしますので、御了承願います。

 本委員会について、新型コロナウイルス感染対策のため、議員の傍聴は第三委員会室にて行っています。

 また、第三回定例会以降、委員会音声を各会派の控室で聴取できるようになります。今後、議員の委員会傍聴について、音響設備を介するため、発言の際はマイクを近づけていただくようにお願いいたします。

 それでは、議題の審査に入ります。

 議題の審査に入りますが、特別委員会の質疑につきましては、理事者報告に対する質疑と併せて行いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、初めに、理事者報告をお願いいたします。

○遠藤区民部長

 1 区民施設の指定管理者の評価結果について(資料1)

以上1件報告

○富永委員長
 ありがとうございました。

 発言の持ち時間につきまして説明いたします。ただいまの時間は午後1時34分です。自由民主党68分、あたらしい中央さん32分、公明党さん32分、新風会さん32分、日本共産党さん32分でございます。

 それでは、質疑に入ります。

 発言を願います。

○塚田委員
 それでは、私から1点質問させていただきます。

 今年の春からコロナ禍が拡大しまして、これまでほとんど全ての催事、イベントが中止あるいは延期になっているわけでございます。これは、地域の活性化に対しましては、大変大きな、極めて重大なマイナスになっていると思っております。そして、感染者が減っている中で、一方で、対策をきっちり講じて感染リスクを落としていけば、それほどクラスターになるようなこともないというところまで分かってきている。

 そういうことを鑑みまして、今後、中央区としては、こういった催事についてどういうお考えでいらっしゃるか。そして、来月からまたGoToトラベルも始まります。東京も含まれるということになりますけれども、そういったことも含めて、今後どういった対応をしていくか、中央区のお考えを教えてください。

○遠藤区民部長
 イベントにつきまして、先ほど委員からもお話がありましたように、中止になったものもございますし、延期をしたもの、あるいは規模を縮小して、これから実施をしようとしているものもございます。基本的な考え方としましては、ただ中止するのではなくて、やはりそれを楽しみにしている方も大勢いらっしゃいますし、その辺、コロナ禍ということでありますが、安全対策を十分に施した上で、可能な範囲で実施していくというのが基本的な方向です。

 また、新聞報道等では、今後、19日以降、定員の考え方も変わってくるといったこともございますので、そういったことも踏まえまして、区としても全庁的に、どんな対応をしていくのがいいのかというのを十分協議をして、今後のイベントについて、できる限り実施できる方向で考えていきたいというふうに思っております。

 以上でございます。

○塚田委員
 ありがとうございます。

 やはり、やみくもに恐れるという段階からは、確実にフェーズが変わってきたということで、楽しみにされている方もいらっしゃいますし、そして、やはり地域の活性化という意味では、催事が大きな意味を持っておりますので、そういう観点からも、ぜひとも極力準備をしていただき、直前でどうなるかというのはまた別ですけれども、実施する想定で進めていただくことは大変重要かと思います。

 そして、先ほど話しましたGoToトラベルに東京が含まれます。東京の方が外に出ていくことと、反面、日本中から東京に人が来られるということもございます。こういうことも含めて、また来街者が増えるということにおきまして、対策もしていくべきかなと思っております。

 そして、4月の閣議決定で4つのGoToキャンペーンというのがございますが、その中でもこのトラベル、そしてGoToイートというのも非常に本区に関連してくると思いますが、GoTo商店街というのがございます。今までいろいろな感染拡大防止協力金であるとか、これはそれぞれ個々の事業者が申請して助成金なりを頂くというシステムでしたけれども、GoTo商店街につきましては、商店街なり、多くの方の同意を得て成り立つものでございますので、事前の告知など、情報が入り次第、皆様にお伝えいただくように、どうぞお願いいたします。

 そういったものがカンフル剤にはなると思うんですが、まだまだ商店街の皆様は大変疲弊していらっしゃいます。この後もいろいろ、区の範囲でできることは幾つかあるかと思います。商店街、そして個々のお店を盛り上げる形で、疲弊した皆様に何とか、この後も事業を続けていただく、商業のまちである中央区を続けていただく意味でも大変重要なところでございますので、どうぞ検討していただき、長らくこの中央区の形が保たれるようにお願いしたいと思います。

 以上でございます。

○高橋(元)委員
 よろしくお願いいたします。私からも、議題の中から何点か質問させていただければと思います。

 まずは、ハッピー買物券についてですけれども、9月16日、あさって、2回目の販売が開始されます。こちらは残券の6,000冊を販売されるとのことです。まず、ここまでで、現在のハッピー買物券の販売状況を踏まえて、今のところの所感をお伺いしたいのと、6,000冊を販売する中で、今回は2回目の購入も可能とのことですので、もしかしたら1階の窓口に人が殺到してしまうかもしれません。その点の対策もしくは予想という部分はどのように考えていらっしゃるのか、お伺いをさせてください。

○田部井商工観光課長
 ハッピー買物券につきましては、本年15億円、プレミアム分の3億円を含めて、発行の総額で18億円ということで、区としては過去に例のない規模で実施をしたわけでございます。そうした中で、委員御承知のとおり、今回はコロナ禍ということで、密を避けるという意味でも、事前の申込みを行いまして、一般販売をその後に行ったと。一般販売につきましては、まず区民を優先にし、その後、在勤者に対象を広げて実施してきたところでございます。

 これだけの規模で展開してまいりましたので、そういう意味では、若干の残りというんでしょうか、この後、再販売をさせていただきますけれども、そうしたものが出てきたのかなということで、そこにつきましては、一定程度十分な額の買物券を販売して、その結果ということもあるのかなというところでございます。

 それから、16日から本庁舎の1階におきまして再販売を行ってまいりますけれども、当然、こうした状況下でございますので、なるべくお一人の購入にかかる時間を少なくするために、これまでは申込書を書いていただいておりましたけれども、今回は申込書ではなく、直接御本人の身分証明を確認させていただくということで、実は、この手続だけでも大分時間が短縮されるというふうに考えてございます。これまでも一般販売等で申込書を記入していただいていましたけれども、一番混雑するのがそうした手続だったものですから、今回については、そうしたものを省略するということ、それから、当然のことですけれども、一定のディスタンスを図っていただくために、足元のところに、実際はビニールテープということになろうかと思いますけれども、目印を置きながら、係員、担当のほうで密にならないようにということの、これはお願い事ということになりますけれども、整列ですとか、そうしたところにも気をつけて、密にならないような対応を講じてまいりたいというふうに考えております。

 当日は9時からの販売になりますけれども、恐らく朝早い時間がやはり一番混むのかなと思っておりますので、そこについては、職員の人数を厚く配置するなどで対応してまいりたいと考えております。

 以上でございます。

○高橋(元)委員
 ありがとうございます。

 やはり今回のコロナ禍の大変な中で、地域振興という意味でも、そして区民の助けになるという意味でも、皆さん、本当にハッピー買物券は助かっているという声を多く聞いております。また、9月16日、あさっての再販売についても、身分証明書等を持っていけば、手続を簡略化して進められるとのことで、御対応ありがとうございます。

 今後の展開ということで、今後のお考えという形でお伺いをしたいのですけれども、今回、区民の方から多く寄せられていた御意見として、私自身はまずは区民の方に販売をして、在勤の方に販売をして、余ったら、さらに再販売をするという流れは非常に合理的ですばらしかったと思っています。ただ、区民の方を16歳以上に限定したというところで引っかかっている方がいらっしゃいます。例えば、ゼロ歳以上というふうにしてしまえば、親御さんは子供たちの食事代もかかる。子供たちの、例えば衣服の費用もかかる。そういうものを中央区で消費していくということを考えた場合、もちろん最初の段階でどれぐらいの人が殺到するかというところが読めなかったという点もあるかと思いますが、16歳以上と限定した理由をお伺いさせていただきたいのと、今後の販売方法として、オンラインによる予約やオンラインによる申込みという形を取ることを検討されているのか、この2点についてお伺いをさせてください。

○田部井商工観光課長
 まず、年齢制限についてでございますけれども、この買物券につきましては、区民還元的な福祉的意味合いを持った施策ということではなく、第一義的には、やはり中小企業を中心とした区内商工業の支援というところの施策でございます。また、16歳という制限につきましては、そうした区の施策であったり、その狙いというものも一定程度理解をした上で御購入をいただき、御利用いただきたいというところもございます。それから、いわゆる義務教育修了後ということでございますので、そうした年齢であれば、自分自身のお考え、それから法的にもその辺のところをクリアした上で御購入いただけるのかなということで設定をした年齢ということでございます。

 それから、オンラインによる購入、利用についてもかと思いますけれども、こちらについては、ほかの自治体であったり、様々なところでそうした取組を行っているところでございます。そうしたものもぜひ参考にさせていただきたいと思っています。また、こうしたことは我々のほうにも御意見として頂戴しているところでございます。

 来年度以降どのくらいの規模の金額で発行していくかということにつきましては、これからの検討ということになりますけれども、これまでは1日、日曜日に限って本庁の8階、それから5か所で売っていたんですが、どうしても混んでくるというところがありますので、コロナということも考えますと、やはり販売方法についても考えていかなければいけないだろうと、私どものほうも検討を進めているところでございます。ただ、一足飛びに全額をオンライン、いわゆるキャッシュレスに対応できるのかどうかということにつきましては、これは店舗側、それから御利用される区民の方にとっても、どうしても紙というところが残ってくるのか、そうしたことも総合的に検討させていただきながら、今後の展開というものについては、また、お示しをさせていただければと存じます。

 以上でございます。

○高橋(元)委員
 それぞれありがとうございます。

 まずは、16歳以上に限定したという理由については、納得をさせていただきました。もちろん、コロナに関連してしまうので、あまり話しませんが、今回、数か月の間、学校の自粛もあって、家で子供たちと過ごす時間が増え、そして子供たちが家で過ごすことによって食費もかかる。そして、大変なところを支援していくというような役割も区民の方は期待をされていたと思います。もちろん、地域振興というのがメインであることは理解させていただいておりますが、今後、来年度何冊発行するというのはまだ決まっていない段階と思いますが、その冊数によっては、例えば年齢制限を撤廃していただく、もしくは、先ほど申し上げましたとおり、オンラインによる販売も検討していただければと思います。オンラインにより販売ができれば、別にキャッシュレスでなくても、オンラインで買って、それが郵送で届くだけでも、もちろん金券の郵送になるので、書留だったり、難しい状態になってしまうかもしれませんが、ぜひ区民の利便性という点で、とてもすばらしい取組であると思いますので、また、来年度以降も前進をした上で、ぜひお取り組みいただければと思います。ありがとうございます。

 続きまして、第三回定例会に提出予定の補正予算の内容でお伺いをしたい点が1点ございました。こちらは予算の変更ということで、八丁堀区民館の改築、そして水辺環境の整備……。

○富永委員長
 あくまでも事業に対する質問なら結構ですけれども、予算のことに関して直接というのは控えていただいて、別の角度からの質問でお願いします。

○高橋(元)委員
 承知いたしました。

 八丁堀区民館の改築が後ろ倒しになったのかという点だけ、お話をお伺いさせていただきたいと思っています。こちらについては、恐らくオリンピックの対応、コロナの対応、いろいろあってのことだと思うんですけれども、この点、八丁堀区民館の改築が後ろ倒しになった理由だけ教えてください。

○鷲頭地域振興課長
 八丁堀区民館の改築が1年延期となりました理由についてでございます。

 こちらは、ただいま委員からもお話がございましたように、オリンピック・パラリンピックが延期となったことに伴いまして、当然、本来であれば今年の10月頃から区民館を休館といたしまして、工事を行うという予定だったのでございますけれども、これが1年延びたということで、仮にその間工事を行おうとした場合でも、結局、中断期間を挟んでしまうということで、実質的な区民館の休館期間が延びてしまうということもございましたため、私どもとしては、区民の皆さんに区民館を最大限利用していただけるようなタイミングということで、1年間そのまま延期とさせていただいた次第でございます。

 以上でございます。

○高橋(元)委員
 ありがとうございます。

 区民館を利用したいという方の気持ちにも配慮いただき、オリンピックという、先が見えない、東京都の決定もございますので、延期の理由につきましては理解させていただきました。ありがとうございます。

 続きましてこれも区民の方からお寄せいただいたお話で、この真偽も含めて、お答えいただける範囲でお答えをいただければと思うんですけれども、先日、少し前ですが、晴海のガーデンコートの駐車場にハクビシンが現れたという報告を見ました。ハクビシンというのがどういう動物なのかなと私も調べてみたんですけれども、かわいいというか、かわいいといってもあれなんですけども、猫みたいな、タヌキみたいな生物なんです。ただ、ネズミと一緒で有害なウイルスも運んでしまうという、害獣に指定されている動物でございます。

 今後、晴海の再開発が進んでいく中で、築地の再開発の後に晴海の再開発をどんとやっていく中で、今まで現れなかったような、ネズミも含めて、ハクビシンだったり、そういう動物が発生してしまう可能性はあるかと思います。今後、害獣対策という面でも、そして、本当にハクビシンがいたのかという点につきましても、今把握している限りで構いませんので、今後の対策と一緒にお伺いをさせてください。よろしくお願いします。

○富永委員長
 高橋委員、害獣に関しては保健の部署の所管になります。地域活性化とは違うので、今の質問はなしということで。

○高橋(元)委員
 承知いたしました。大変失礼いたしました。

 それでは、本件の質問については取り下げさせていただきます。失礼いたしました。

 続きまして、それでは、ほっとプラザはるみの件について、そして、まちづくり協議会の開催について質問させていただければと思います。こちらにつきましても、オリンピックの延期、そしてコロナ禍の影響の中で、現状、かなりストップしている状況であると思っています。

 ほっとプラザはるみの件につきましても、今年度中に実施設計を終わらせて、本来であれば、今年度中にまた区民、住民の方々にワークショップを開いて意見を募るという予定であったとお伺いしております。現状において、ほっとプラザはるみの改築、そして今後の進め方、スケジュール等に変更があるかという点でお伺いをさせてください。

○栗村地域整備課長
 ほっとプラザはるみの改築におけます今年度の進行状況でございますけれども、ただいま委員からも御案内がありましたように、現在、実施設計については、基本設計にのっとりまして進めているところでございます。

 また、区民の皆様とのワークショップの件につきましては、今回のコロナ禍でスタート時期というのは後ずれしているところでございますけれども、現在のところ、今年度中に皆様から御意見を伺う機会を設けたいと考えているところでございます。

 以上でございます。

○高橋(元)委員
 ありがとうございます。

 私たち、あたらしい中央としても、ほっとプラザはるみの改築の部分については非常に興味を持って、そして慎重に進めていただきたい、区民の方々と話し合って、区民のニーズをきちんと酌み取って新しい施設を造っていただきたいと思っておりますので、ぜひワークショップもできる限り早めに開催をしていただきたいと思っています。

 そして、まちづくり協議会の部分につきましても、同じく私たちの認識では、今のところ、ストップしてしまっていると思っております。まちづくり協議会は、現段階でいつ頃開催できそうなのか。例えば、渋谷区などにつきましては、オンラインでの防災キャラバンをやっていますが、まちづくり協議会においても、オンラインという選択肢があり得るのか、もしくは、例えばネット上での公開とまでは言いませんが、区民の方々と話合いをする機会が、このまま今年度中先延ばしになっていって、そして来年度に向けて、区民の方の声を聞かなければいけないのに、今止まっているという状況は、やはり私たちの声がなかなか届かない。そして、そのまま来年度の予算を決めていくというような流れになってしまうと、区民の方の声が拾えない可能性がございます。ぜひまちづくり協議会の早期開催と、そして、できれば広く区民の方が知ることができるように、オンラインでの開催も含めて、要望させていただきたいと思っていますが、今後のまちづくり協議会の進め方、在り方について教えてください。

○栗村地域整備課長
 まちづくり協議会の今後の進め方ということでございますが、今のところ、まちづくり協議会は、基本的には、かける案件が出てきた段階で開催の是非を判断しているという状況でございます。そういった意味でいきますと、今、もろもろの、特にまちづくりに関する検討というのが、コロナの影響で少し延びている。その間、地権者の中での議論なども含めて、なかなか思うようなスケジュールで進んでいないというところの影響はあるかと思っております。とはいえ、今、状況も少し緩和の方向にいっている中で、それぞれの地区で検討しているまちづくりについて、少しずつ進捗しているところでございます。

 そういった意味でいきますと、一番直近でやっていく時期になってきているのが、昨年度から話をしております築地のエリアの中の、特に交通基盤に関する検討、こういったものを地元の方々と進めたいという形で、昨年度の当初予算の中で区のほうから御案内をさせていただいたところでございます。そちらのほうにつきましては、先日、地元の方々とも議論を、これから区のほうでやっていこうとしている区民の方々とも意見交換をしまして、そろそろその会議を立ち上げようじゃないかというところまで来ているところでございます。そういったところも含めて、近日中にはまちづくり協議会を開催しまして、こういった形の検討会議を開いていきますというところを地元の方々と協議をしまして、会議の立ち上げをしていきたいというふうに考えているところでございます。ですので、中央区の中のまちづくり協議会としては、築地に関するものが近々に御案内できるかと思いますが、今、検討しているところでございます。ほかの地区につきましても、具体のプロジェクト等が出てきましたら、随時まちづくり協議会については開催をしたいと。

 それから、開催の仕方でございます。

 委員からの御意見にあったような、オンラインで何かできないかというところも含めて、今、我々事務局のほうで検討を進めているところでございます。今までのまちづくり協議会の経緯でいきますと、地域の代表の方々がまずはきちんと議論、協議ができる環境をつくるということをまず第一に置くべきかなと思っておりまして、そこについては、会議室と構成員の入れる人数、こういったことを、細心の注意を払いながら考えていく。そういった中でいきますと、今までオブザーバーという形の、構成員の方々からお声をいただいた方が入ってきて、会議の傍聴をするというところがあったわけでございます。恐らくその部分についてのオンラインということで委員のほうから御意見があったのかと思いますが、構成員の方々がきちんと議論をするという中の話、それから、そういったものをどういった手段できちんと担保しながら皆さんにお知らせできるのかという観点で、開催の仕方についても考えていき、そこについても、築地のまちづくり協議会を開催するまでには一定の整理をした上で、やり方はこれまでと少し変わってくるかと思いますが、きちんと御案内できるようにしたいというふうに考えているところでございます。

 以上です。

○高橋(元)委員
 ありがとうございます。

 まちづくり協議会につきましては、まず築地のほうで近々で開催を予定しているとのことで承らせていただきました。

 やはり今後の開催の在り方としても、ぜひ区民の方が傍聴しやすいように、オンラインでの開催というよりも、まちづくり協議会は普通に会場で開催をしたとしても、例えばパスワードつきだったりとか、ユーチューブとかで内容だけを見ることができるとかというようなやり方もあるかと思います。密を避けるためには、やはり最小限の人数で、東京都の方とかも人数を絞って、そして区民の代表の委員の方も人数を絞ってというやり方をせざるを得ないのであれば、それを傍聴する人たち、そして、それに参加したいと思っていた方々も、きちんとその内容が見られるように、これを機会に、ぜひオンライン化も進めていただきたい、動画配信という形も進めていただきたいと思っていますので、ぜひ検討のほどよろしくお願いをいたします。

 最後になりますが、現状について東京都とどういうふうにお話をしているのかという点でお伺いをさせていただきたいんですが、晴海ふ頭公園、そして晴海の選手村もそうだと思いますが、現状は無人で、基本的には、明かりはついているものの、人がほとんど往来していなくて、防犯という意味では、夜とかは結構怖いなと思ったりもします。晴海の選手村、そして晴海ふ頭公園、私の会派の青木議員からも晴海ふ頭公園を開放してほしいというような要望が前の委員会であったかと思いますが、東京都との打合せの中で、それでは晴海ふ頭公園は先に一部を開放しようというような話合いをすること自体は可能なのか。オリンピックがいつ開催されるのかというのはこれから決まっていくと思いますが、中央区としては、どの程度晴海のまちづくりについて、今は完全にストップしている中ですが、コントロールができるのかという点で、現状をお伺いさせてください。

○吉田副区長
 委員の先ほどからの御質問にも関わるわけですが、現実に、今、まちづくりの中で最大の難点があるとすると、オリンピックが本当に正式にいつ動けるのかというのが分からない。そのために、あらゆるスケジュールが止まっているというところに全体の問題があるわけでございます。今お尋ねのような部分についても、現状は基本的には空いてはおりますが、組織委員会の管理下にある形になっているわけですから、そこを、空いているから使わせてほしいと言っても、現実にその管理がいつどういう形で動くか分からない状態の中では、我々もその点はよく承知しておりますから、それをあえて私どもが組織委員会や東京都に要求するわけにもいかない。

 今、私どもとしては、区としてもつらいところでございますけれども、晴海の将来のまちづくりにも響くわけですが、現状、いわゆるスケジュールどおり来年オリンピックができるのか、それとも中止なのか、あるいは別の道があるのか、この辺のスケジュールの部分について、結局、先行きが見えないという状態になっている中でございます。そういう中で、私どもとしては、少なくとも晴海の将来のまちづくりを考えていったときにも、あるいは区民全体の士気を考えていった場合にも、何らかの形でオリンピックをやってもらいたい、東京でやってもらいたいと思っているわけですが、そういうことの要望と具体的なスケジュールの整備の兼ね合わせというものが必ずしも一致しないものですから、我々もその部分を、オリンピックは何が何でも東京でやりなさい、これまでこれだけ準備してきたんだからということを優先にしながら調整をしているところでございます。その辺のもろもろの事情をしんしゃくいただきながら、今、その部分で止まっているということについて、ある意味で私どもは残念ながらやむを得ずそうさせていただいているということを御理解いただきたいと思います。

○高橋(元)委員
 ありがとうございます。

 すみません。私の質問も少し漠然とした質問になってしまいまして、大変失礼いたしました。東京都と中央区の中でやり取りする中で、そして組織委員会とやり取りをする中で、今の状況だとストップせざるを得ない。そして、今、東京都に、ここだけ開放してくれとかというような要求をするわけにはいかないという状況であることは理解をさせていただいております。

 しかし、区民の方々、そして私たちとしても、ここの質問の仕方も難しいところではございますが、オリンピックが決まらない中で、東京都とやり取りをしていく中で、何ができるのかということを考えさせていただきたいと思っています。少しでも今できることがあれば、中央区の将来のまちづくりのために、晴海の発展、そして、ほかの地域の発展のためにできることを考えさせていただきたいと思います。ここは中央区としてもつらいお立場で、中央区としてはもっとやりたいんだけれども、なかなか進まないというようなところは理解をさせていただいておりますので、今後も、まずはまちづくり協議会とか区民の方々の話合いという点につきましては、ぜひ進めていただきますようお願いを申し上げまして、私からの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

○田中(広)委員
 議題について質問させていただきます。

 現状の地域経済の状況をどのように御認識していらっしゃるのか。また、様々な政策、事業を進めていただいておりますけれども、その取組状況を教えていただければと思います。あわせて、雇用状況についても心配しておりまして、雇用状況についてどういった御認識をお持ちか。また、どういった対応をしていらっしゃるのかも御見解をいただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。

○田部井商工観光課長
 こうした状況でございます。現状においても、それぞれの地域、特に経済の面ではかなり厳しいというふうに認識をしてございますし、また、今に至っても、まちの方々とお話をしてみれば、回復しているというような実感は全くないというようなことを聞いてございます。そうしたことは様々な調査の中から、数値ということで現れてきているのかなというふうにも認識をしております。

 ただ、そうはいいながら、やはり3月、4月、5月、緊急事態宣言が出ていて、委員も御承知のとおり、例えば銀座であったり、築地であったり、日本橋であったりというところに人が本当にいなくなったというような時期に比べれば、現状においては、まちにいらっしゃる方は多くなっている。それから、勤めている方も多く出ているところでございます。実際、では店舗にどのくらい足を運ばれるようになったか。これも、30%回復したという方もいれば、60%くらいは回復したという方も、様々でございます。ただ、やはりまだまだだよねというようなお話を常日頃から聞いているところでございます。

 そうした中で、区といたしましては、先ほど御質問もありましたハッピー買物券ですとか、融資というような経済対策の施策を打ってございます。それから、それ以外の、例えばイベント類でありましたり、そうしたことも、予定していたものが、こうした状況下で中止、それから延期ということで、今、若干定員が拡大というようなお話もありますけれども、やはりイベントを実施するに当たりましては、少なからず準備期間というものがそれぞれの実施主体のほうで必要になってきますので、今、こういう報道があったから、すぐに再開というようなことはなかなかできないというようなこと等々もございます。そうした中で、例えばイベントであったりが本格的に再開されるのにつきましては、いましばらくの時間がかかるのかなと。今回、コロナという感染症の問題がございますので、感染症の対策もしっかり講じながら行っていただくように、それぞれの実施主体のほうにも私どものほうからお願いもし、いろいろと周知もさせていただいておりますし、私どもが実施をするものについては、当然そうしたことを対応していくというところで、今、進めているところでございます。

 いずれにしても、区内の経済が少しでもよくなってくるようにということで、我々も今後も引き続き様々な施策を検討していきたいというふうに考えてございます。

 また、雇用状況につきましても、やはりまだ厳しい状況が続いているということは、例えばハローワークの方のお話の中でも伺っているところでございますので、今後も引き続き、そうした関係機関とも調整、協議、連携をしながら、施策であったり、事業の周知に努めてまいりたいと存じます。

 以上でございます。

○田中(広)委員
 ありがとうございます。

 確かに、本当に厳しい状況で、一番厳しかった3月、4月、5月、全く動いていない状況でしたので、そこと比べれば、確かに社会が少しずつ動いていますので、一定の数字はよくなっているように見えますけれども、ただ、現実は本当に厳しい。急場をしのいでいるというのが現実だと思います。

 私も日頃からいろいろな方の御相談、経営者側の御相談、あるいは雇われている方の御相談を本当に多く伺いまして、例えば、ここは築地を議論する大事な委員会でありますので、築地で言いましたら、長年、場内あるいは場外で仕事をされた方が、今回、こういう状況で厳しくなったので、少し縮小していこう、あるいは完全に畳んでいこうという御意見、また御相談もいただいております。また、雇用を受けた方も、今回、退職を迫られていますとか、本当に厳しい現実を、私は相談の中で受けております。確かに、区もいろいろな状況、お声を踏まえた上で、今、対策を取っていただいているわけでありますけれども、民間の事業でありますので、そこは当然民間の頑張っていく御努力をどう環境として支援していくか、これが区の役目だというふうに思います。

 築地ということを1つ考えますと、場内が移転した後、大変厳しい状況が続いているわけでありますが、地域の方とお話ししますと、いろいろな支援があったら助かるねという話が出てくるんです。その中で出てきた課題として、例えば、最近、以前よりネズミが多くなってきた。場外でネズミが多くなってきたという話を聞きます。現状、助成制度があるわけでありますけれども、少し人通りが少ない中でネズミの存在を感じるようになってきたのか、もともとの数は変わっていなくて、こちら側の受け止めが変わったのか、その状況は分かりませんけれども、やはり少しでも何かそういったところで区に協力していただけるとありがたいという御意見、あるいは、昔から場外でずっと商売していらっしゃる、本当に狭い範囲で商売している方でありますけれども、少しでも物を置いたり、移動したりするような駐車スペースがあると助かりますというお話もいただいております。財源の問題もありますので、どこまで事業の支援ができるか分かりませんが、ぜひそういった環境整備は、改めて現状をキャッチしていただいて、進めていただきたい、御検討いただきたいというふうに思いますけれども、築地の支援ということについてどういった考えがあるのか、御見解をお願いできればと思います。

 それから、雇用ということでございます。これはシルバーワーク中央でしたので、福祉保健委員会で申し上げましたけれども、先日いただいた御相談なんですが、長年飲食の世界、どちらかというと調理に携わる方で、本当に職人さんという方なんですけれども、その方とお会いして、いろいろお話を伺いました。実は、全く事業が成り立たないので、退職しましたと。今どうしているんですかと聞いたら、たまたま御家族の方が介護関係の仕事をしていたということもあって、アドバイスを受けて、年齢はもう60歳を超えている方でありますけれども、介護関係の仕事に就こうと思って、今、勉強していますという話がありました。御本人さんにとっては本当に大変な御決断の中でのことだと思いますけれども、いっとき休業者数が、たしか4月で597万人、今現在で、全国ですけれども、220万人まで減ったというふうに言われておりますが、これだけ厳しい状況ですから、経費を少しでも抑えようと思えば、雇用の問題が出てくると思います。そういった意味で、雇用支援ということで、やはりマッチング体制を改めて強化していただきたいというふうに思いますけれども、雇用問題についての御見解をお聞かせいただければと思います。

○田部井商工観光課長
 築地ということでございますけれども、築地に限らずということにもなるんでしょうけれども、そうした様々な支援ということは、皆様のお声を聞きながら、様々、区としては総合的に判断をして対策を講じていくということになろうかと思います。

 具体的に、すみません。ネズミということについては他の部署になりますけれども、区の経済対策、個々の商店、店舗、事業者の支援ということにつきましては、今後とも様々な切り口といいましょうか、点から考えて、何が真に事業者の方々にとっての支援になるのかということ真剣に考えながら対応をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。

 それから、雇用についてのマッチングということでございますけれども、こちらについても、現実問題としては、区が直接、就業というところというのは困難な面はあるんですけれども、私どものほうでもマッチング支援事業というものをやっております。そうした中で、今も現在進行形で進めているところでございますけれども、対象者を、例えばコロナ離職された方なのか、もう少し広げて就職氷河期の方々も含めるとか、そうした工夫が今後していけるのかどうかということは、今、実は検討をしているところでございます。

 ただ、雇用関係につきましては、先ほどの答弁と重なって申し訳ございませんけれども、やはりハローワーク等々関係機関との連携を強化して、区民の方々にしっかり周知し、御活用いただけるような対応を今後もしっかりと取ってまいりたいと存じます。

 以上でございます。

○田中(広)委員
 ぜひ御検討をよろしくお願いいたします。

 雇用については、先日、都政新報を読んでいましたら、他区で、今回の定例会の中の補正予算案で介護事業所の研修費を補助しようという記事がありました。やはり失業者数がこれから増えていくであろう、その一つの対策としてマッチングをしっかり進めていこうという趣旨なんだと思いますが、近隣区でもそうした検討をしておりますので、他部署ともいろいろ情報交換をしていただき、御検討いただきながら、雇用問題については、働くというのは本当に大事な問題だと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

 また、先ほど申し上げました地域経済の活性化について、どういった事業が本当に効果があるのかというのは、本当に難しいところであるかと思います。しかしながら、地域の声を受け止め、また協議をしながら、中央区らしい、都心区らしい対策を取っていただきたいですし、先ほど申し上げました築地の活性化ということでありましたら、そうした現場の状況を改めて調査・検討していただきながら、例えば今のネズミの対策あるいは駐車場の対策等、しっかり進めていただきたいと思いますので、何とぞよろしくお願いいたします。

 以上で終わります。ありがとうございました。

○渡部(恵)委員
 私も1点、区内の産業の状況の把握をどのようにされているのかなということでお伺いさせていただきたいと思います。

 大体土曜日、私は築地魚河岸に行くんですけれども、ここのお店の前はいつも野菜の箱でいっぱいで、それが道路まで出ていて、いつも通行の邪魔になるので、そのたびに所管の部長さんに御連絡して、もうちょっと中に入れていただけないかなどと言っていたのがうそのように、お店のシャッターが閉まったままになっています。ほかにも、波除神社のメインストリートのところは相当シャッター通りになっているなということを、土曜日、実はすごく実感しながら歩いていました。

 そんな中で、中央区は中小企業がたくさんある地域でございますが、最近の経済状況を産業別にどのように分析されているのかなと。それからまた、昨今、ニュースでは、7月下旬には、日本全国で1,000店舗ぐらい倒産件数があるようなことが書かれておりまして、一旦給付等々が終わった後、経済はこれからもっと落ち込むのではないかという専門家の分析もあるんですが、現状、区内での倒産件数も含めて、把握されていたら教えていただけますでしょうか。また、その業者が分かれば教えてください。

○田部井商工観光課長
 今、お尋ねがございましたけれども、産業別の把握については、個々に何業と業種に分けた把握は実際行っていないところでございますけれども、私どものほうでは、区内の景気動向調査を行ってございますので、そうした中で、皆さんの御意見ですとか、これは数値で各回お知らせをさせていただいているところでございますけれども、このような形で把握をしていると。それから、私ども職員がまちに出たときにいろいろなお話をお伺いしながら、事業に当たっての、そうした御意見なりを生かしていくというような状況になってございます。

 それから、先週でしたか、いわゆるコロナ関連倒産が4月から500件になったというような報道もあったかと思いますけれども、これにつきましては、東京がもちろん一番多いですし、一番多い業種として飲食業というような、これは報道のレベルになりますけれども、そうしたことで私どもも把握はしておりますが、本区において何件かということ、それから本区において何業がということについては、大変申し訳ありませんけれども、私どものほうでは把握をしていないところでございます。

 以上でございます。

○渡部(恵)委員
 まだ産業別等々、詳細なことは分かっていないということですが、景気DIはもうすぐ新しいのが出るんでしょうか。そこを拝見させていただこうと思います。産業によって、多分支援の在り方というのも柔軟に考えていく必要性もあるのかなと思いましたので、このような質問をさせていただきました。

 今、飲食業ということで言われましたけれども、豊洲市場の中も、必ず毎月月末になると廃業される方がいらして、今日をもって商いを閉じますという御挨拶をいただくことが最近増えています。お店も閉まるのが早いということは、つまり町場があまり動いていないのかなということを私もすごく実感しているんですけれども、中央区の中の飲食店、夜、ここはすごくにぎわっていたのに、今、店を閉じているわとか、たくさん人が入っていたところがもう廃業されてしまったんだということを、まちを歩くたびに実感しています。先ほど、人があふれてきたという御答弁がございましたけれども、日中は確かに働いている人たちがたくさんいます。しかし、夜間になると、そのままおうちに直行する方々も非常に多く、地元密着型のちょっとした小料理屋さんのようなところは地元の方たちに愛されて、現在ものれんを出していらっしゃいますが、そうじゃない、在勤者の方を相手にしている飲食店の方々は非常に経営が厳しいのではないかなということを非常に実感しています。

 だからといって、今、私がどういう提案ができるかとか、お願いできるかということはないんですが、もし詳しく分かれば産業別にお調べになって、そして、その中でどういう具体な支援が可能なのかということをまた、もしかすると考える余地が出てくるかもしれませんので、そのようなお心積もりというか、頭の片隅にでも少し置いておいていただけるとありがたいなと思います。

 大変取り留めのない質問、また意見を述べさせていただいたということでありますが、これをもちまして質問は終わらせていただきます。ありがとうございます。

○富永委員長
 では、副委員長は委員席へどうぞ。

○小栗委員
 それでは、何点か質問させていただきます。

 最初に、理事者報告のあった区民施設の指定管理者の評価結果の内容についてです。

 今回、32施設、12指定管理者の令和元年度の施設管理状況の評価ということで御報告がありましたけれども、これを見ますと、総合評価で全部の指定管理者がAの優良という評価になっております。それぞれの項目の中でも、満足度が高いとか、丁寧な対応とか、利用者の皆さんへの対応がよいなどのいろいろな理由も示されていて、この点としては大変重要だというふうに思いますけれども、何点か、記述の中で気になった点について確認をさせていただきたいと思います。

 最初に、中央会館で、サービスの提供の中で、クラシックコンサートや婚活イベントなど、施設の特色を生かした自主事業が好評を得ているという記述がありますけれども、この辺の参加状況とかをお知らせいただけたらと思います。

 その下の日本橋公会堂では、これも自主事業の開催を通して、認知度が促進されているという記述もありますけれども、この点についても、どういう事業が行われて認知度が広がったのかという点で御説明をいただけたらと思います。

○鷲頭地域振興課長
 私からは、中央会館におけますサービスの提供の件につきまして答弁させていただきます。

 初めに、中央会館におきまして、こちらの記載にもございますとおり、施設の特色を生かしまして、婚活イベントやクラシックコンサートといったことを行っているところでございます。このうち、婚活イベントといたしましては、銀座出会いの広場ということで、これまでと同様に実施をしているところでございまして、昨年度で申しますと、全部で3回、5月、7月、12月と実施をしまして、男性の参加者24名、女性の参加者21名という中で9組のカップルが成立しているところでございます。

 また、こちらのコンサートにつきましては、音楽の絵本ということで、これも例年夏と冬に開催しているところでございます。夏につきましては、7月に開催しまして、大変好評を博しているところでございまして、席につきましては完売しているところでございます。また、こちらの実施としまして、当初3月に予定していたところでございますが、大変残念ながら、新型コロナウイルス感染症の拡大防止という観点で、今年3月の実施につきましては中止とさせていただいた次第でございます。

 私からの答弁は以上でございます。

○竹内日本橋特別出張所長
 日本橋公会堂における自主事業のお尋ねでございます。

 まず、施設の認知度の向上でございますけれども、自主事業は昨年度2回ほど行いまして、女流の講談師による出し物、それから親子で参加するこども寄席というものを開催したところでございます。

 利用者にアンケートを取ったところ、半数以上の方から、日本橋公会堂は知っていたけれども、今まで来たことがなかった、もしくは存在すら知らなかったというような回答をいただいてございます。そういうところから見まして、この公会堂、パシフィックアートセンターが行っている自主事業というのは、施設の認知度に貢献しているのかなというふうに感じているところでございます。

 以上です。

○小栗委員
 御説明ありがとうございます。

 いろいろなイベントなどを通して、施設の認知度を高めていくということも大変重要だというふうに思います。一方で、やはり貸室とか貸館としての施設でもあるので、自主事業をやることによって、そういう利用が妨げられるようなことがないようなやり方も必要ではないかというふうに、ちょっと感じました。

 次に、区民館の関係では、京橋、日本橋、月島でそれぞれ指定管理者が違うわけですけれども、京橋の地域は独自の広報誌の発行ということが書いてあります。この内容をもう少し説明いただけたらというふうに思います。

 日本橋の地域では、新規の利用促進事業ということも入っていますけれども、これについても少し説明をいただけたらと思います。

○鷲頭地域振興課長
 初めに、京橋地域の区民館におけます独自の広報誌の内容でございますけれども、こちらにつきましては、各区民館を利用していらっしゃるサークルの方々の御紹介ですとか、そのほか、区民館独自に取り組んでおります地域のイベントについてのパネル展示、そういったものの御紹介などを行っているところでございます。

 また、日本橋地域区民館の新規の事業ということでございますけれども、区民館におきましては、日本橋地域の区民館は新規事業をかなり多く行ってきているところでございますが、その中でも特徴的な部分で申し上げますと、利用促進事業の中にちょっと福祉的な観点を含めまして、生きがいづくりですとか、健康づくり、子供の創造力向上、子育て支援、こういったような観点から、テーマを決めまして講演会等を行っているというものがございます。また、非常に歴史と伝統ある日本橋地域にあるということで、今回新たな試みとしまして文化祭を企画していたところでございますが、大変残念ながら、新型コロナウイルス感染症の拡大防止ということから、中止としたところでございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 文化祭というのは、この日本橋地域の区民館で共同して、どこかの区民館を借りてやるというようなイメージなのか、併せて御説明いただけたらと思います。

 あと、伊豆高原荘の省エネ対策の点と、区民健康村では、旅行サイトから得た利用者からの要望を踏まえて、利用者サービス向上に繋げているという記述がありますけれども、この点についても御説明をいただけたらと思います。

○鷲頭地域振興課長
 初めに、日本橋地域に区民館におけます文化祭でございますけれども、こちらにつきましては、区民館を利用していらっしゃるサークルの団体の皆さんが、1つの区民館にお集まりになりまして、発表会をされるということで予定をしていたものでございます。

 次に、伊豆高原荘におけます省エネ対策でございますけれども、こちらにつきましては、本区の環境資源の対策ということでの、いわゆるEMSの関係につきまして、職員を派遣していただきまして、監査を行った上でのもろもろ省エネ対策をということで新たに取り組んだものでございます。

 そして、ヴィラ本栖におけます、利用者の声を聞いてということでございますけれども、こちらにつきましては、外国人の利用者の方で、大浴場を利用されるに当たりまして、水着を着用して入られてしまったというケースがございました。こういったことにつきまして、日本語だけでなく、外国語でもそういった文化的慣習の違いについては周知をしていただきたいということでの御要望をいただいたところでございまして、そちらについて即座に対応させていただき、同様の内容について対応させていただいているところでございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 区民健康村については、区内在住者・在勤者以外の利用、結構旅行雑誌みたいなもので見たこともあるんですけれども、そういう利用は増えているのかという点も1点付け加えてお伺いしたいと思います。

 続けて、2点目ですけれども、まるごとミュージアム2020、11月8日に規模を縮小して実施するというお知らせをいただいております。バスや船は運行を中止して、周遊船は事前の申込み制でやるということで、新型コロナの感染拡大防止ということで、いろいろな工夫をしながらやっていくというお知らせになっておりますけれども、周遊船も事前申込み制、イベントも36のうち体験型の9事業が事前申込み制というふうになっているので、密を避ける上でやむを得ないことだとは思いますけれども、やってみたかったけれども、できないというふうに当日になって思う方もたくさん出てしまいそうなので、その辺の事前の周知に工夫が必要ではないかというふうに感じています。今までもそうでしたけれども、申込み制のパンフを別に作ったり、ポスターも制作するということは出ておりますけれども、その辺の周知方法について、どのように取り組んでいく予定なのか。

 あと、規模が全体として縮小して、イベントも8割ぐらいになっているという報告がありますけれども、当日、中央区全体がまるごとミュージアムというイベントとしてやっているんですよという、そういうフラッグなどで統一して装飾をするなど、統一感のある何か工夫も必要ではないかなというふうに思うんですが、その辺の今年度の取組の予定についてお伺いしたいと思います。

○鷲頭地域振興課長
 私からは、ヴィラ本栖におけます区民以外の方々の利用について御答弁申し上げます。

 ヴィラ本栖におきましては、ここ数年、区民以外の方々、区内在住・在勤以外の方々の御利用については、ほぼ一定の割合で推移しているところでございまして、おおむね4割程度の区内在住・在勤以外の方々の御利用が継続しているという状況でございます。

 以上でございます。

○岩田文化・生涯学習課長
 まるごとミュージアムについての御質問でございます。

 まるごとミュージアムは、区内の名所・旧跡、画廊ですとか、水辺などの中央区の豊かな文化資源を楽しんでいただくイベントということで実施を予定してございます。委員御指摘のとおり、今回、船の周遊のイベントですとか、もともとイベントというのは事前に募集させていただいて、しっかりと参加者を把握しながら密対策を取っていくというところでございますが、実際、当日やってみたかったのに、できなかったとか、そういった意見がもしかしたらあるかもしれませんので、こちらのほうで事前のパンフレットでしっかりと周知させていただきつつ、当日のパンフレットに関しても、区内各所にしっかり配らせていただいて、例年やっているところですけれども、小学校、中学校、幼稚園、保育園に1人1冊ずつお配りさせていただいて、そういった形で充実した周知を図っていきたいと思います。さらにパンフレット、ポスターというところもございますが、SNS等をしっかり活用させていただいて、区のフェイスブックですとか、ツイッター、インスタグラムですとか、そういったところもしっかり行わせていただいて、皆様に参加していただけるように図っていきたいと思います。

 あと、委員の御意見の中で、統一感のある工夫というところで、区のほうでやっているところでありますけれども、実際、運営事業者とこれから協議会等をやりまして、その中で御意見をいただきながら、周知の方法、統一感というところもしっかり図っていければと思っております。

 以上でございます。

○小栗委員
 今回はバスも船もないということで、移動手段は主に江戸バスのみになってしまうわけですけれども、江戸バスは通常どおり運行するけれども、無料での運行は中止するということで、逆に私は、これしか移動手段がないので、無料にしていつもどおり運行できないかというふうに思うんですけれども、無料にしなかった理由と、無料にできないものかという点について伺いたいと思います。

○岩田文化・生涯学習課長
 まるごとミュージアムにおける江戸バスの運行についてでございます。

 今回、委員お示しのとおりで、江戸バスに関しても有料で通常どおりの運行という形にさせていただいております。区の考え方としまして、区が提供する移動手段というものは、やはり密を避け切れないというところで、行わないという考え方でございまして、今回江戸バスを無料にするとなると、江戸バスのほうに集中してしまうというところもあります。ですので無料ではなく、通常の運行ということにさせていただいております。

 以上でございます。

○遠藤区民部長
 江戸バスについては今の理由なんですが、今回のまるごとミュージアム、ほかに手段がないということでございますが、やはり中央区は歩いて回っていただく中で、いろいろな発見もあるかと思いますので、公共交通機関または徒歩、いろいろな手段によって1日楽しんでいただければというふうに思っております。

 以上でございます。

○小栗委員
 密を避けながら皆さんに楽しんでいただけるという観点で、江戸バスも無料にしなかったということですけれども、みんな、これだけだということで、いっぱい乗ってしまうと、そういうことにもなるということで、理解はできますけれども、やはりみんなに楽しんでもらうためにも工夫が必要ではないかという点を申し述べたいと思います。

 次に、築地市場の跡地利用に関連してなんですけれども、最近の新聞報道によると、築地の跡地を売却する案がにわかに浮上しているということで、1兆円でも買手がつくんじゃないかと言われるようなことで、都庁内でそういう声が出ているというような報道なんです。もともと石原都知事が移転だということを言っていたときは、売ってしまうということだったんですけれども、小池都知事は、そういう報道の中でも、6月の都議会では、都が所有して有効活用していくと答弁しているということなんですが、この点で、もともと、売って、汐留のような再開発に使うんだという話もずっとあった。そういうものが前から下地にあるということを考えると、大変不安な気持ちがあります。

 都民の財産ですし、都心の一等地を売ってしまうというようなことはやめるべきだというふうに私は思っております。この辺で交通結節点としての機能をずっと中央区からも申し入れているというお話もありましたけれども、民間に全部土地を売ってしまうみたいなことになれば、そういう公共的な役割についてもどうなるか分からないということにもなります。この売却の話がひそやかに出てきているという問題について、どのようにお考えなのか、伺いたいというふうに思います。

○吉田副区長
 築地の市場跡地というのは、都心に残された最後の公共用地でございます。東京都の財政の状態から見れば、財産の処分ということもないわけではないだろうと思いますが、実態的には、我々はもちろん、これまで築地に関わってきた者として、また地元区として、民間の力を借りる部分、いわゆる売却するなり、貸すなりという部分が必ず入ってくるだろうとは思いますけれども、その前提に、東京都なり、地元なりが、この土地が果たすべき役割について、ある程度先導的に、こういうことは最低限やらなければ駄目だというところを、少なくとも目標を定めて、都市計画等の整理をしながら、そういった部分の基本的な公共用地として果たすべき役割というものをきちんと果たした上で、財政的な効果が発揮できるように地元区としては働きかけていただければならないと思っております。

 ただ、あの土地は23ヘクタールございます。今回のコロナの問題を含めて、いずれにしても切り売り路線は一応なくなっておりますので、総合的な計画となっていった場合に、この部分については環境アセスもございます。都市計画の決定もございます。全ての領域において、地元区として関与できますので、その部分を含めて、今私どもが申し上げたような公共的な土地として果たすべき役割について、地元区の総意をもって、東京都と折衝していきたいと思っておりますし、そのことについては、必ずそういうふうにしていかないと、私どもの区にとっても大変なことになるという認識も持ってございますので、不退転でそういうふうにやらせていただきたいと思っております。

○小栗委員
 本当に都心の一等地である、そして公共的な都有地ということで、大変貴重な財産だというふうに思います。それを企業の民間開発のために売り払ってしまって、何ができるか分からないみたいなことになったら大変なことなので、ぜひその在り方、何が公共的に必要なのかという点も含めて、きちんと区としても要望を出しながらやっていっていただきたいというふうに私も強く思います。

 今までも、やはり東京都の土地だから、中央区で言えるのはここまでみたいな、市場の問題でも、市場を開設しているのは東京都なんだから、それに対してそれ以上のことは言えないというような、中央区にありながら、東京都の管轄だから言えないこと、それがまた民間になってしまったら、なおさら言えなくなってしまうというようなことにならないように、ぜひ区民の要望もまとめながら、交渉をしていっていただきたいというふうに思います。

 続けて、マンションやオフィス市場の問題について伺いたいというふうに思います。

 これまでもいろいろお話がありましたけれども、3月以降の経済の、いろいろな活動のストップの中でも、マンションの建設工事はなかなか止まらないという中で進んでいますが、不動産経済研究所の調査でも、住み方の意識変化もあって、都心部や駅前のマンション需要が減ってきているというような調査があります。区内でもマンションの建設工事がまだ各地でたくさん進んでいますけれども、区内の状況をどう分析しているのかという点について伺いたいというふうに思います。

 それと、オフィス需要についても、悪化傾向だということも言われています。三菱地所が進めている常盤橋のプロジェクトも、首都高の地下化と併せて、あと八重洲地区の再開発による地下ネットワークの話もあって、さらに規制緩和になって、計画が大きくなってきていると。容積率の最高限度が、従来は1760%だったんですが、100%上乗せされて1860%ということで、高さは390メートルで日本一は変わらないようですけれども、延べ床面積が54万平米に拡大されて、ホテルや2,000席の大規模なホールもできるというような大規模なプロジェクトが進んでいます。オフィス需要がだんだん悪化してきている中で、日本橋のすぐ隣の常盤橋では巨大な事業が行われ、日本橋の川沿いでは5件の再開発もいよいよ動き出しているということで、日本橋はポテンシャルが高いから大丈夫ですというお話も前から伺っていますけれども、本当にオフィス需要は大丈夫なのか、これからもどんどん造って、どんどん発展させていくんだというようなやり方が通用していくのかという点で大変危惧を持っていますけれども、この辺の見解についてお答えいただけたらと思います。

○吉田副区長
 前々委員のところの御質問にもございましたけれども、基本的には、私は今回のコロナの問題で何よりも深刻なのは、社会経済構造がこれだけ破壊されたに近い状態に今なっていて、これは100年に一度と言っていいぐらいの深刻な不況だと思っております。この深刻な不況をどう日本という社会の中でクリアしていくのか、これはやはり大きな問題だと思っています。今回のコロナは、また一方で、国際的な交流を断ち切ってしまったところがありまして、ある意味で、いわゆる余儀なくされた鎖国みたいなものを世界全体でやっているという状態の中で、経済をこれからどういうふうに発展させていくかということにあるわけですから、それは基本的に相当知恵を絞っていかなければならないと思っております。

 そういう状況の中で、今、御懸念の声はいろいろあります。住宅需要についても、それからオフィス需要についても、御懸念の声はたくさんございます。ただし、一方で、この状況の中で再度見直されている事項もあるだろうと思っています。例えば、すごく単純ですけれども、先ほど築地のお話もございましたが、実は、築地魚河岸での昨年のハッピー買物券の使い方と、今年の築地魚河岸でのハッピー買物券の使用枚数というのは、倍などというものではないぐらいに増えていて、こういうことを境目にしながら、地域の中に築地というものが逆に定着してきたような局面もあり、そういう小さな変化も含めて、コロナということの中で、リモート万能のように言われながらも、実は、人間というのはお互いにそれなりに顔と顔を突き合せたり、フェース・ツー・フェースが大事だというふうに考えていく部分もかなり出てきている。そういう状況の中で、今の時点で懸念はたくさんあるし、また、乗り越えなければならない壁は多いでしょうけれども、基本的には、先行きを慎重に見定めながら開発を進めなければならないということは御指摘のとおりかと思いますが、全て悲観的になるものなのかどうかということについても、やはり慎重に考えていかなければならないと思っています。

 先ほどから若干繰り返しになりますけれども、こういう機会に、今までこの国の中で、例えば介護であったり、医療であったり、あるいは流通の一部で人手不足で手がつかなかったような問題が様々ございます。そういった部分の領域に、例えば雇用を手厚くしていく手だてなどもしながら、将来の日本の財産になるようなお金の使い方をしながら経済を立て直していく。そのとき、都心中央区がそれぞれの役割を果たしていく。そういう中で不動産物件がどういうふうに使われていくかということを考える。そういったこともやはり必要なんだろうと思います。今後の、明日の日本のための財産づくりを、これからこれを一つのチャンスとしてやっていくんだと。一般的に、ただ不況だ、深刻だと言っているだけではなくて、そういう方向を目指しながら考えていくということの大きなチャンスが来たのではないかというふうに、積極的に捉えて立ち向かっていきたいものだというふうに考えているところでございます。

○小栗委員
 ポストコロナの社会はどうあるべきかということが本当に根本的に問われてきているというふうに思います。ですから、まちづくりの面でも、どんどん大きなものに造り替えてやっていくのが本当に必要なのかというような点も含めて、今、見直し、再検討が求められてきているというふうに思います。一度動き出すと、大きな開発事業は、もう途中で止められないというようなことで、今、どんどん進んでいるという事態もありますけれども、ポストコロナを見据えて、ハードだけではなくて、フェアに優しい社会にしていくという問題も含めて考えていく必要があるという点を強調して、質問を終わります。ありがとうございました。

○富永委員長
 副委員長席にお戻りください。

 それでは、議題、新しい築地等まちづくり及び観光・地域振興等に関することについては、継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○富永委員長
 第三回区議会定例会における委員長報告の取扱いにつきましては、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○富永委員長
 それでは、ただいまをもちまして本日の委員会を閉会いたします。

 お疲れさまでした。

(午後2時56分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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