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令和4年 区民文教委員会(3月7日)

1.開会日時

令和4年3月7日(月)

午前10時 開会

午前10時22分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 堀田 弥生

副委員長 富永 一

委員 塚田 秀伸

委員 竹内 幸美

委員 高橋 元気

委員 小栗 智恵子

委員 しらす 夏

議長 木村 克一

4.出席説明員

(14人)

山本区長

齊藤副区長

平林教育長

濱田区民部長

清水区民生活課長

鷲頭地域振興課長

岩田文化・生涯学習課長

井山スポーツ課長

田部井商工観光課長

生島教育委員会事務局次長

俣野庶務課長

植木学務課長

岡地学校施設課長

中山指導室長

5.議会局職員

伊藤議会局長

小倉議事係長

黒須書記

鳴子書記

6.議題

  • (1)議案第15号 中央区立幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
  • (2)議案第16号 中央区立ゲートボール場条例を廃止する条例
  • (3)議案第18号 中央区事務手数料条例の一部を改正する条例

(午前10時 開会)

○堀田委員長
 おはようございます。ただいまより区民文教委員会を開会いたします。よろしくお願いいたします。

 本日、議案の関係でスポーツ課長が出席しますので、御了承願います。

 去る3月1日の本会議におきまして本委員会に付託された議案の決定に当たり、その内容を十分に審査する必要があるとして、本日、開会いたした次第であります。本委員会の運営につきましては、委員各位の特段の御理解と御協力をいただきますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 審査方法について、付託された各議案について一括して説明を受け、一括して質疑を行い、質疑終了後、それぞれの議案を別々に起立採決によりお諮りすることでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○堀田委員長
 さよう取り扱わせていただきます。

 では、理事者の説明をお願いいたします。

○濱田区民部長

 1 議案第16号 中央区立ゲートボール場条例を廃止する条例

 2 議案第18号 中央区事務手数料条例の一部を改正する条例(資料2)

○生島教育委員会事務局次長

 3 議案第15号 中央区立幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例(資料1)

以上3件報告

○堀田委員長
 ありがとうございました。

 発言の時間制につきましては、通常の委員会での例によりますが、採決に係る時間10分を考慮し、各会派の持ち時間を算出することといたします。ただいまの時刻は午前10時3分です。自民党・新青会さん37分、かがやき中央さん19分、公明党19分、日本共産党さん19分、維新の会さん10分となります。

 それでは、理事者の説明に対する質疑を行います。

 発言を願います。

○高橋(元)委員
 私からは、議案第15号についてお伺いをいたします。

 出生サポート休暇について、こちらを条例に加えるということ自体については異論はありません。ただ、今、コロナ禍の中で幼稚園教育職員の方々がどのような状況で、要は休みが取れる状況にあるのか、そして、どれくらいのニーズがあるのか、その現状について教えていただければと思います。そのような休暇を取ってもらうために、教育委員会としては、どのようなサポートを行っていくのかという点についても併せて教えてください。

○中山指導室長
 これにつきましては、実際に不妊治療をしている教員の数ということであれば、そんなに多くはありません。ですが、コロナ禍であっても、これはしっかりとした休暇ですので、取っていただくということは当たり前のことかと思います。

 そこに対してどのような支援をしていくかは、個々の状況によるかと思います。ですので、その中で考えていくということを想定しております。

 以上です。

○俣野庶務課長
 私からは、サポートの面で答弁させていただきます。

 幼稚園教諭だけには限りませんけれども、学校職員の働き方改革ということを、この間、教育委員会ではずっと進めてまいりました。そうしていく中で、幼稚園におきましても、教職員の勤怠管理システムの導入ですとか、あるいは一部の大規模園に幼稚園養護教諭の配置、こういったものを進めてございます。引き続き、園長などとも相談をしていきながら、教職員一人一人が休暇を十分取れるような環境整備に努めてまいりたいと考えてございます。

 以上です。

○高橋(元)委員
 御答弁ありがとうございます。この状況の中でも休暇をしっかりと取ってもらえるように、サポートをお願いしたいと思います。

 もう一点だけお伺いをさせてください。今回、出生サポート休暇を制度として規定していくということになりますが、その周知の方法についてだけ教えてください。

○中山指導室長
 各園に向けて通知を作ることになろうかと思います。

 以上です。

○高橋(元)委員
 分かりました。しっかりと周知をした上で、休みが取れるように区としてもサポートをお願いいたします。

 私からの質問は以上です。

○小栗委員
 それでは、質問します。

 最初に、議案第15号の出生サポートの件です。

 人事院規則の施行で国家公務員の不妊治療のための休暇が新設されたことを受けて、今回、条例を改正するということです。人事院規則の出生サポート休暇に関してホームページで確認すると、対象となる不妊治療はこういうものとか、どういう場合にこの休暇の対象となるのかとか、そういうものが出ていますけれども、それに準じて、対象となるものを決めるということでいいのか、その辺をまず確認させていただきたいと思います。

○中山指導室長
 準じて行うというふうに認識しております。

 以上です。

○小栗委員
 国のほうの出生サポートの対象の中に非常勤職員が含まれていて、どのような職員かも示されています。今日いただいた新旧対照表を見ますと、臨時的に任用された職員も出生サポート休暇が受けられるようになるというように読めるんですけれども、そういう理解でいいのか、どういう職員が対象になるのかという点について確認をさせていただきたいと思います。

○中山指導室長
 臨時的に任用された職員と書いてございますので、そのように考えております。

 以上です。

○小栗委員
 国のほうでは、非常勤職員の規定として、勤務日が週3日以上または年121日以上である職員、6か月以上の任期が定められている職員または6か月以上継続勤務している非常勤職員が対象というふうになっていたんですけれども、中央区で臨時的に任用された職員も同じ基準だということでいいのかという点を再度確認させていただきたいと思います。

 1日または時間を単位としてということも前に頂いた資料に書いてありますけれども、時間休として取ることもできるという理解でいいのか、併せて伺いたいと思います。

○中山指導室長
 対象については、国と同様と考えてございます。

 それから、時間を単位としてということですので、年次有給休暇の時間単位のものと同様な扱いとして考えてございます。

 以上です。

○小栗委員
 分かりました。

 次に、議案第16号、ゲートボール場の廃止の関係です。

 2月10日の委員会で頂いた資料によると、数年間全く利用がない状況が続いていたことから廃止するということです。廃止後のスペースについては、多様な用途に供するため、同公園の一部として管理を行っていくというふうに説明されておりますが、多様な用途に供するとは、どういうふうなことを考えているのか。具体的に、今あるゲートボール場を改修する計画を持っているのか。数年間利用がないということでしたが、今回のタイミングで廃止するというふうにした理由をお示しいただきたいと思います。

○井山スポーツ課長
 ゲートボール場の廃止後の利用についてですけれども、こちらの場所は桜川屋上公園内にあるものでございますので、ゲートボール場ではなくなった後の利用に関しましては、環境土木部のほうで、その用途を考えるというところで、具体的なところは今後検討するというふうに伺っております。

 あと、このタイミングになった理由というところですけれども、以前あったあやめゲートボール場と勝どきゲートボール場も利用がなくなった。また、小さいお子さん、園庭のない保育園の園児の利用が多くなった。あと、高齢者のスポーツの多様化という観点で利用者がなくなったというところで徐々に廃止をしてきた中で、桜川が残ってしまったというようなこともあるかと思います。桜川に関しましても、ふだんの利用時間に園児の利用が多いというふうに伺っておりますので、このタイミングで桜川ゲートボール場としては廃止をするというふうに至ったところでございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 ゲートボール場として廃止してもしなくても、現状としては何か同じような感じがするので、なぜ今わざわざ廃止ということにするのかなということはちょっと疑問がありますけれども、ゲートボール場としてもう機能していないのであれば廃止するということで今回この議案が出たのかなというふうに思いますが、ぜひ利用しやすい方向で改修し、管理も行っていただきたいというふうに要望したいと思います。

 次に、議案第18号の事務手数料の関係です。

 これは、今回、特定石綿被害建設業務労働者等に対する給付金等の支給に関する法律が施行されたということに併せて、戸籍に記載した事項の証明書の交付を無料で受けられる対象として、厚生労働大臣または給付金等の支給を受けようとする者を追加するということで先ほども御説明いただきましたけれども、どういう種類の証明書が無料になるのかということと、新たに給付金の制度ができた理由として、ずっとアスベストの被害を救済するための裁判が行われていて、昨年5月に判決が出され、訴訟を起こしていない人も救済しようということもあって、この給付金の制度ができたというふうに理解しているんですけれども、訴訟を起こしていない被害者は全国で3万1,000人いると言われています。今回、この事務手数料の条例改正を行って、アスベストの関係で申請をする対象者がどのくらいいるというふうに見込んでいるのか伺いたいというふうに思います。

○清水区民生活課長
 今回、無料で交付する戸籍の証明につきましては、戸籍抄本、それから除籍記載事項証明書あるいは記載事項証明書、そういったものが対象になるかと思います。これは、給付を本来受ける方がお亡くなりになった場合の御遺族の申請ということでございますので、そういった親族関係を確定するということで、必要な書類ということで国が求めているものでございます。

 また、対象者につきましては、お亡くなりになった方ということで、実際にどれだけいるかというのは、私どもは把握してございません。ただ、この給付金は国に申請いたしますので、国のほうに全体の給付金の想定というのはどのぐらいを考えているのか照会をかけたところ、概数でございますが、1万3,400人ほど、この給付金自体の対象者としているということをお聞きしてございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 国全体として1万3,400人ぐらいということですけれども、中央区でも申請があった場合に、きちんと対応していただけるようにお願いしたいというふうに思います。これを申請するときに、請求の理由のところにアスベストの関係の申請ですというふうに書けば無料になるということでいいのか、手続の具体的な流れについてももう一度確認をさせていただきたいというふうに思います。

 それと、国全体で1万3,400人ということですけれども、訴訟を起こしていない被害者は、先ほども述べましたが、3万人以上いると言われている中で、この制度がどうしてできたのかというこれまでの経過を見ると、訴訟を起こしている被害者は全国で933名おられるようです。そのうち生存者は30%ということで、訴訟を起こしていない被害者が多いということはもちろんですけれども、石綿の救済法の認定者を含めると、労災の認定者が1万3,600人もいるということもありますし、今、毎年、数百人規模でアスベストによる健康被害者が増えているということも言われています。2030年にアスベストが使用された建物の解体がピークを迎えると言われている中で、この救済の制度がきちんと対象の人に伝わるように周知していくことも必要ではないかと思いますけれども、その点について御見解を伺えたらと思います。お願いします。

○清水区民生活課長
 申請につきましては、申請書に理由を書く欄がございますので、そちらに書いていただければ、現在もやっておりますが、私どもで、窓口の場合はさらに聞き取って、無料になるかならないかというのを判断し、極力、無料化をさせていただいているところでございます。

 また、周知につきましては、これは国の制度でございますので、基本的には国において周知を行っているという認識でございますし、これまでのこういった給付金、類するような給付金についても国が周知を行ってきたところでございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 国の制度ですけれども、一人残らず救済をということで、ずっと被害者の方たちは裁判をやりながら頑張ってこられているわけです。そういう声に応えた対応をぜひ、国と一緒になって救済に結びつけられるように周知もお願いしたいと思います。

 以上で終わります。

○堀田委員長
 副委員長は委員席へお移りください。

 では、質疑を終了いたしましたので、これより採決に入ります。

 まず、議案第15号、中央区立幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○堀田委員長
 全員起立と認めます。――御着席願います。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第16号、中央区立ゲートボール場条例を廃止する条例について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○堀田委員長
 全員起立と認めます。――御着席願います。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第18号、中央区事務手数料条例の一部を改正する条例について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○堀田委員長
 全員起立と認めます。――御着席願います。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 副委員長は元の席にお戻りください。

 本会議における委員長報告の取扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○堀田委員長
 さよう取り扱わせていただきます。

 以上をもちまして区民文教委員会を閉会いたします。

 お疲れさまでございました。ありがとうございました。

(午前10時22分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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