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令和3年 福祉保健委員会(6月23日)

1.開会日時

令和3年6月23日(水)

午前10時 開会

午前10時9分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 礒野 忠

副委員長 山本 理恵

委員 木村 克一

委員 海老原 崇智

委員 田中 耕太郎

委員 高橋 まきこ

委員 中島 賢治

委員 二瓶 文徳

議長 (木村 克一)

4.出席説明員

(12人)

山本区長

齊藤副区長

田中福祉保健部長

春貴管理課長(参事)

石戸子育て支援課長

古賀保育課長

阿部子ども家庭支援センター所長

吉田高齢者施策推進室長

早川高齢者福祉課長

平川介護保険課長

渡瀬保健所長

小林生活衛生課長

5.議会局職員

伊藤議会局長

小倉議事係長

桝谷書記

鳴子書記

6.議題

  • (1)議案第40号 中央区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例

(午前10時 開会)

○礒野委員長
 おはようございます。ただいまより福祉保健委員会を開会いたします。よろしくお願いいたします。

 去る6月18日の本会議におきまして本委員会に付託をされた議案の決定に当たり、その内容を十分に審査する必要があるとして、本日、開会いたした次第であります。本委員会の運営につきましては、委員各位の特段の御理解と御協力をいただきますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 審査方法についてですが、付託された議案について説明を受け、質疑を行い、質疑終了後、起立採決によりお諮りすることでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○礒野委員長
 そのようにさせていただきます。

 それでは、理事者説明をお願いいたします。

○田中福祉保健部長

 1 議案第40号 中央区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例(資料1)

以上1件報告

○礒野委員長
 ありがとうございました。

 発言の時間制につきましては、通常の委員会での例によりますが、採決に係る時間10分を考慮し、各会派の持ち時間を算出することといたします。ただいまの時刻は午前10時1分です。自由民主党42分、かがやき中央18分、公明党18分、区民の風18分、未来会議10分となります。

 それでは、理事者の説明に対する質疑を行います。

 発言を願います。

○高橋(ま)委員
 よろしくお願いいたします。

 現在、こちらの事業で既に使われているデバイスやクラウドサービスなどが何かございましたら、教えていただきたいと思います。

 今回、電磁的記録を行うことができるようになるという点において質問させていただきます。また、そうしたことが行われるようになるということに併せまして、保育の上での変わるフローがあるのかという点についてもお聞かせいただきたいと思います。お願いします。

○古賀保育課長
 今回の条例改正に伴いまして、各事業者におきまして使用しているデバイスですとかクラウド、そういったサービスの使用状況についてでございます。

 こちらにつきましては、どのクラウドサービスを使っているとか、デバイスについては個々の事業者にお任せしているところがございますので、細かな内容については把握しておりませんが、各事業者のほうで、それぞれ施設規模等によって市販のソフトを購入しまして、それを活用しているというところは確認しております。また、事業者によっては、自主開発をしたソフトを使っているようなところも見受けられますので、それぞれの事業者に適応したものを活用していると思っております。

 次に、保育のフローの変更についてです。

 基本的には、電磁的な記録をこれからできるようになりますけれども、保育の流れとしましては、手段がペーパーであったものがデジタル化されるということになりますので、主な内容、やり取りにつきまして変更が大きくかかるというふうには思ってございません。やはり保育業務の省力化を目的にしているところですので、各事業者のほうで、省力化できた部分の時間を使って、お子さんと向き合ってもらったり、保護者と会話を深めてもらったりというところで保育の質の向上につなげていただくようなことを目的にしておりますので、流れとしては変わらないと思っています。

 以上でございます。

○高橋(ま)委員
 具体的にありがとうございます。

 ただいまおっしゃったように、まさにこの記録が取られていくことによって、属人的なものにとどまらず、ノウハウなどを共有しやすくなること、また、そうしたものをどなたでも、個人情報等に配慮した上で閲覧することができるといったことも踏まえて、保育の質が全体的に向上するということが、望ましい全体としての目的でもあると思っています。

 今、省力化というところを具体的におっしゃっていただいたのですが、そうしたことも踏まえて、保育者であるとか、子供、また保育全体へ与える影響というところ、今、質につなげるというところもございましたけれども、この影響と、また、電磁化を行うに当たっての課題と考えているところがございましたら、お聞かせいただきたいと思います。お願いします。

○古賀保育課長
 まず、全体に与える影響というところですけれども、やはり保育所での保育に当たって様々な書類、帳簿をこれまでは書面で用意しておくということが原則の考え方でございましたので、そういったものがデジタル化、ICT化によりまして、保存についてはデジタル化できるということになっていきます。やはりいろいろと保育を積み上げていく中で、委員おっしゃったような実績ですとか、お子さんの過去の状況ですとか、そういったものを積み上げていく中で、検索なども非常にしやすくなってスピーディーにできるようになってくると思います。全体に与える影響としましては、先ほども申し上げたとおり、大きな保育の流れに変化はないと思いますけれども、過去の経験ですとか、そういったものをより早く、より的確に検索することが保育の質の向上にもつながっていくというところで、効果が見込まれるというふうに思っております。

 課題といたしましては、現状としまして、情報の漏えいというところで、個人情報をたくさん扱っていますので、デジタル化されていきますと、瞬時に大量のデータが抜き取られたりだとか、そういった漏えいの危険性が高まるということもありますので、セキュリティソフトの導入ですとか、あるいは暗号化、それから持ち出しをしないような運用ですとか、そういったものを厳にする必要があろうかと思います。

 以上でございます。

○高橋(ま)委員
 ありがとうございます。

 影響と現在の課題についてお聞かせいただきました。先ほどの話に戻りますが、やはり保育の質全体が上がることによって、相互に、保育する側も、保育を受ける側も安心して安全に御利用いただけるということが、この事業の方向性にもよりますけれども、大事な目的だと思いますので、引き続きのお取組をお願いします。ありがとうございます。

○礒野委員長
 それでは、副委員長並びに議長は委員席へお移りください。

 質疑を終了いたしましたので、これより採決に入ります。

 議案第40号、中央区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○礒野委員長
 全員起立と認めます。――御着席願います。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 副委員長並びに議長は元の席へお戻りください。

 本会議における委員長報告の取扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○礒野委員長
 そのようにさせていただきます。

 これをもちまして福祉保健委員会を終了させていただきます。

 ありがとうございました。

(午前10時9分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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