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令和3年 東京2020大会・晴海地区公共施設整備対策特別委員会(6月14日)

1.開会日時

令和3年6月14日(月)

午後1時30分 開会

午後2時35分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 田中 広一

副委員長 竹内 幸美

委員 押田 まり子

委員 礒野 忠

委員 高橋 元気

委員 しらす 夏

委員 二瓶 文徳

議長 木村 克一

4.出席者

(21人)

山本区長

齊藤副区長

吉田副区長

平林教育長

浅沼企画部長

溝口政策企画課長(参事)

糟谷副参事(計画・特命担当)

早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長(参事)

濱田区民部長

清水区民生活課長

鷲頭地域振興課長

田中福祉保健部長

渡瀬保健所長

吉川健康推進課長

望月環境土木部長

三留環境政策課長(参事)

松岡都市整備部長

栗村地域整備課長

生島教育委員会事務局次長

植木学務課長

岡地学校施設課長

5.議会局職員

伊藤議会局長

小倉議事係長

桝谷書記

黒須書記

6.議題

  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関すること
  • 晴海地区の公共施設整備に関すること

(午後1時30分 開会)

○田中(広)委員長
 皆様、こんにちは。ただいまより東京2020大会・晴海地区公共施設整備対策特別委員会を開会いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

 (挨拶)

 次に、議長より御挨拶をお願いいたします。

○木村議長
 (挨拶)

○田中(広)委員長
 ありがとうございました。

 次に、区長より御挨拶をお願いいたします。

○山本区長
 (挨拶)

○田中(広)委員長
 ありがとうございました。

 次に、理事者紹介をお願いいたします。

○齊藤副区長
 (理事者紹介~区長部局分)

○平林教育長
 (理事者紹介~教育委員会分)

○田中(広)委員長
 ありがとうございました。

 本日、理事者報告の関係で福祉保健部長及び健康推進課長が出席いたしますので、御了承願います。

 前委員会からの引継ぎについて、中嶋ひろあき前委員長よりお願いいたします。

○中嶋前委員長
 マスクをしたまま失礼いたします。

 前委員会は4月21日に開会し、理事者より、第9回中央区オリンピック・パラリンピック区民協議会の開催について、アース製薬株式会社による「中央区でアサガオおもてなしプロジェクト」について、東京2020大会時におけるメディア関係者バス乗降場の変更について、東京2020大会時の臨港消防署の対応について、中央区オリンピック・パラリンピック教育について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 なお、付託事件であります「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関すること」については、継続審査となりました。よろしくお願いいたします。

 以上でございます。

○田中(広)委員長
 ありがとうございました。

 ただいまの引継ぎを了承することでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中(広)委員長
 次に、議題の審査に入りますが、特別委員会の質疑につきましては、理事者報告に対する質疑と併せて行いますので、よろしくお願いいたします。

 理事者報告をお願いいたします。

○浅沼企画部長

 1 東京2020オリンピック競技大会公式練習会場の会場使用に関する協定及び練習見学等について(資料1)

 2 東京2020大会時における中央区のおもてなし事業への協力に関する民間企業との協定について(資料2)

 3 東京2020大会選手村及び選手村周辺の状況について(資料3)

○渡瀬保健所長

 4 東京2020大会保健衛生支援東京拠点について(資料4)

○松岡都市整備部長

 5 晴海地区の東京2020大会後における施設整備について(資料5)

以上5件報告

○田中(広)委員長
 ありがとうございました。

 発言の持ち時間制につきましては、先日の各種委員長会で確認されておりますとおり、会派基本時間20分と1委員の配分時間に同一会派委員数を乗じて算出された時間を加えて、各会派に割り振られる持ち時間といたします。なお、一人会派の持ち時間については10分となりますので、よろしくお願いいたします。ただいまの時刻は午後1時52分です。自由民主党さん77分、かがやき中央さん39分、公明党39分、維新の会さん10分、未来会議さん10分となります。

 それでは、質疑に入ります。

 発言を願います。

○高橋(元)委員
 かがやき中央の高橋元気と申します。本日もよろしくお願いいたします。

 それでは、私から何点か質問させていただければと思います。

 まずは、先週金曜日に開催されました晴海のまちづくり協議会について質問させてください。

 本協議会については、やはりオリパラの直前とあって、晴海地区に住む住民としても大変重要な会議であったと思います。しかしながら、感染対策としてオブザーバーの出席ができない、傍聴ができないというふうに議員のほうにも通知がなされました。感染対策という点においては、私ももちろん理解をいたしますが、やはり重要な会議だと思います。議員につきましては、このような場で公式で質問させていただくことができますが、区民は出席ができないのか、オブザーバー参加ができないのかというようなお問合せもいただきました。せめて区民の方は傍聴できないかなというふうに考えております。

 会場につきましては、定員の半数の60名が東京都や組織委員会、区の理事者、そして委員で超えてしまうため、傍聴はお断りすると会場のほうで御案内がございました。その点から考えると、初めから参加者の人数は分かっていたはずですので、そうであれば、例えば東京都や組織委員会や理事者側の人数を抑制することによって、例えば傍聴の数を5名とか、そのような枠を設けるといった検討はされていなかったのかと疑問に思いました。あるいは、会場にモニターを設置して別室で視聴するというやり方もあったはずです。

 地元住民の意思を反映する、情報を提供する貴重な機会でございますので、まちづくり協議会においては、傍聴につきましては、もちろんコロナ禍の中ですが、ぜひできる限り認めていただきたいと考えております。その点について、どのように開催方法を検討されたのか、本区としてのお考えを聞かせてください。

○田中(広)委員長
 高橋委員、恐縮でございますが、今回のまちづくり協議会において、確かにオリンピック・パラリンピックに関する内容で議論されたことは理解はしているんですが、まちづくり協議会の仕組みの話となりますと、やはり環境建設委員会等で議論する内容になります。その上で、オリンピック・パラリンピックに関する内容であったので、この大事なときに、まちづくり協議会に限らず、区民の情報交換ができるような流れを取っていくような工夫はできないでしょうかということでありましたら、御答弁を求めることはできますが、まち協の仕組みとなりますと、これはできませんので、その点、御了承いただければと。

○高橋(元)委員
 では、本区のまちづくり協議会の開催とか、そういう部分については質問ができないということですかね。そうであれば、分かりました。

 では、今回のまちづくり協議会の中での答弁内容については質問させていただいてもよろしいでしょうか。

○田中(広)委員長
 大丈夫です。

○高橋(元)委員
 分かりました。では、要望として、傍聴ができるような仕組みづくりをお願いできればと思います。

 その上で、今回のまちづくり協議会の中で答弁があった内容、どのような決定事項があったのかという点について、お教えいただくことは可能でしょうか。

○栗村地域整備課長
 金曜日に開催いたしました晴海地区まちづくり協議会の議論の内容、答弁の内容ということでございます。

 こちらのまちづくり協議会の中では、今回のオリンピックに関する質問としまして、議題2、東京2020大会の開閉会時の交通規制について、それから議題3として、東京2020大会の選手村及び選手村周辺の状況についてという形でのお知らせ、説明をしたところでございます。このうち議題3の東京2020大会の選手村及び選手村周辺の状況についてにつきましては、本日、委員会のほうで報告させていただいた資料3と同じ内容を当日も説明したものでございます。

 議題2の開閉会時の交通規制についてでございますが、こちらについては、どのような形での周知がなされるのかといったことの確認がなされまして、組織委員会のほうから、ホームページ等、様々な媒体を使って周知をしたいという説明があったところでございます。

 それから、議題3の選手村及び選手村周辺の状況についての内容につきましては、こちらの中で、選手が選手村の外にマスクを着用しない状況で出歩く可能性があるのではないかという危機感を示されている構成員の方の質問がございまして、どのような強制力をもって規制できるのか、できないのかといったあたりの御質問がございました。そちらについて、組織委員会のほうからも、今、この実際のルールについて、どのような形で強制できるのかというところを組織委員会の中でも検討しており、また、その決定がなされた後に改めて周知がなされるといった質疑があったところでございます。

 以上です。

○吉田副区長
 ちょっと補足をさせていただきますと、住民の方からは、基本的に選手、役員の選手村からの出入りについて、かなり不安が表明されまして、具体的に、例えば選手村の外に出てきた場合にどういうふうに対処するのかという問題についての具体的な御質問もあったわけでございます。

 今、お手元に資料3があると思いますが、その中の別紙3と書いております東京2020大会における新型コロナウイルス感染症対策についてという資料に基づいて、組織委員会のほうから答弁があったわけでございますけれども、まだまだ抽象的な部分と、それから別紙3に書いてございますプレイブックの詳細について、まだ決まっていないことがあるというようなことを含めて答弁があったものですから、地元区としては、これはきちんとやってくれという要望を出していくというようなことも考えたわけでございます。プレイブックを含めて、感染症対策の詳細について固まった上で、この部分の固まった内容と、それから大会期間中におけるトラブルに対して、どこが責任を負って対処するのかというような部分をはっきりさせた書類を、問題が組織委員会等で確定した時点で、区の責任において文書をまとめて地元に配布させていただくということで、お約束をさせていただいております。

 こういった点については、晴海地区、それから勝どき等の近隣のまちづくり協議会の代表者も含めて、最終段階の状況についてきちんと資料を整理をしてお届けするということで約束してまいりましたので、そのように対処をさせていただきたいというふうに考えております。

○高橋(元)委員
 詳細な内容、それぞれありがとうございます。

 今回、私も黎明橋公園通り沿いの警備体制について、大変興味を持っておりました。今お話を聞いた限りですと、1か月前なのに、ルールブックや方針がまだ決まっていないというところで、そこが固まり次第、本区としても書類としてまとめて配布をしていただくとのことで理解をいたしました。ありがとうございます。

 現段階でお分かりの範囲で構わないですけれども、この1点だけ確認をさせてください。警備体制としては、もちろん、警視庁の管轄であると理解をしております。以前の答弁では、選手村周辺に警備員200名規模の体制をしいて、要は巡回をして、もし大会関係者が外に出ても、そこで注意をしたりとかすることができるというような体制であったと私も認識をしております。今回、大会方針として、プレイブックが定められることによって、少し変わってきた。選手や、その関係者は選手村の外には原則出られないとなると思います。この方針に基づくと、警備体制に変更があるのか、それも含めて、やはりまだ決まっていないのかという点だけ教えてください。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長(参事)
 大会時の警備体制でございます。

 今、委員からお話がありました200名規模、これは当時の数字だったかと記憶してございます。これについては、今、委員のお話もありましたとおり、状況が変わってきたこと、また、選手に行動制限がかなり強くかかること、そういったことから、当然、見直しがされている最中でございます。ただ、基本的に変わらないことは、選手村の範囲の部分については、組織委員会の警備局、警備の部隊が管轄をする。選手村の周辺、我々地域住民のエリアの部分については、所轄の警察署が警備をする、管理をするという仕切りになってございます。当然、双方が連携、連絡を取り合いながら、大会時は警備をする形になりますけれども、この辺りについても、今、まさに最終の詰めをやっているというふうに聞いておりますので、先ほど吉田副区長のほうからも答弁がありましたとおり、こういったものが全てまとまって分かってきた段階でお伝えできればというふうに思っているところでございます。

 以上です。

○高橋(元)委員
 ありがとうございます。まだまだ決めなくてはいけないことがあるということで理解いたしました。

 ごめんなさい、もう一点だけお伺いさせてください。

 今、管轄は月島警察署ということでお話をお伺いいたしましたが、例えば、現時点で何か防犯上の問題が発生した場合、大会期間前、直前期、そして大会期間中も何かがあった場合の連絡先というのは月島警察署でよろしいでしょうか。その点だけ、すみません。教えてください。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長(参事)
 これはオリンピックに限った話なのか、あるいはそうではない日常の話なのか、いろいろなケースがあろうかと思います。ただ、大会に係るお話であれば、これは組織委員会のほうでコールセンターを設けるというようなことも聞いてございますので、その事象、事象によるかと思います。例えば普通の交通事故だったり、そういった場合には当然警察かと思いますけれども、そういった形で、いずれにしても横の連携も取れるような形での情報の把握ができるようにしてまいりたいと思ってございます。

 以上です。

○高橋(元)委員
 分かりました。ありがとうございます。もちろん、事象によって異なると思いますので、コールセンターの整備も含めて、その整備方針だったりとか、連絡先が決まり次第、お知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

 続きまして、東京2020、2021ですが、大会後における施設整備についても何点か質問させていただければと思います。

 今回の資料5にある部分から質問させていただければと思いますが、改めまして本委員会、構成の変更後初めてですので、お伺いをしたいんですが、別紙の最後の地図を見た限り、施設整備の方針について、晴海ふ頭公園、晴海緑道公園の開園がまだ未定であると。つまりは追加工事が未定とあるんですけれども、オリンピックの開催がほぼ決定ということであれば、ここはもう決定しておいてしかるべきなのではないかなと思っているんですが、この点について、理由をもう一度改めて教えていただいてもよろしいでしょうか。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長(参事)
 晴海ふ頭公園、また、図面でいうHの晴海緑道公園の部分は東京都港湾局の公園でございますけれども、大会時には選手たちが利用できるスペースとして整備がなされてございます。一部、大会時用の施設整備がなされていることから、大会時にはそういった施設を選手らが利用して、それが終わりましたら、そういった施設を撤去しまして、その後、一般の公共利用に資するような形での再整備を行って開園するという予定でございます。具体的には、例えば公園内のサインだったり、そういったものがないと一般の方もなかなか利用しづらいかと思いますので、そういった整備がなされた上での開設というふうに東京都のほうから聞いているところでございます。

 以上です。

○高橋(元)委員
 ありがとうございます。東京都港湾局の管轄ということで、もしかしたらまだまだ時間がかかってしまうかもしれませんが、会派として追加工事前でも部分開放ができないかという点でも要望してきましたので、ぜひ中央区としても早めの開設、開園につきまして進めていただければと思います。よろしくお願いをいたします。

 続きまして、これも1点だけお伺いをさせてください。晴海客船ターミナルについてです。

 これは、私も別の委員会等でお伺いをしていたところでございます。こちらも東京都の港湾局の管轄ですが、理由について教えていただきたいんです。オリンピック・パラリンピック後、すぐに解体をして、あえて解体をした上で、青海にできる予定のターミナルの代替となる受入れ施設を整備する予定であると。晴海の客船ターミナルをあえて解体して仮ターミナルを造る意味は何か、むしろお金がかかるのではないかと思うんですが、そこについて、もし御存じのことがあれば教えてください。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長(参事)
 こちらの客船ターミナルにつきましても、今、委員からお話がありましたとおり、大会後、すぐに撤去にかかるというふうに聞いているところでございます。具体的な内容は、港湾局のほうから、現段階のターミナルも経年劣化の部分で相当傷んでいる部分があるということ、また、傷んでいるということもあって、年間の維持費が相当かかるということ、その2点から、こちらについては撤去を早々にしたいということを言っているところでございます。ただ、機能については、青海の第2バースができるまではこちらを使うというふうに聞いてございますので、簡易的な形にはなろうかと思いますけれども、引き続きターミナル機能を残すと聞いているところでございます。

 以上です。

○高橋(元)委員
 ありがとうございます。経年劣化によって維持費がかかるため、即撤去したい。恐らく晴海緑道公園のほうも含めて一体的に、オリンピックが終わったら一気にやってしまおうという方針なのかなということで理解いたしました。ありがとうございます。

 続きまして、こちらも予定となっている部分、晴海四丁目の学校予定地と今回明記されている部分でございます。この学校予定地について、赤枠で囲ってはおりますが、まだ詳細が決まっていないのではないかなと思います。この点について、もし現段階で何か進んでいることがあれば、教えていただければ幸いです。

○岡地学校施設課長
 こちらの学校予定地につきましては、Dとして晴海西小学校(仮称)・晴海西中学校(仮称)と書いてございますけれども、HARUMI FLAG部分の入居状況や、晴海地区全体のマンション開発等の動向を踏まえながら、こちらの学校施設を造っていく形になりますが、今、入居状況や晴海の開発状況はまだ不明なところでございますので、具体なものはまだないような状況でございます。

 以上です。

○高橋(元)委員
 分かりました。こちらは、予定地として土地だけ確保して、これから住民の動向を見て考えるということでしょうか。ありがとうございます。理解させていただきました。

 それでは、最後に、今回の晴海地区のまちづくり全体に関わることです。

 今回、まち協に提出された資料の中にもございますが、まちづくり基本条例に基づく協議について、まちづくり基本条例に基づいて、第7条第1項、各号に定める開発計画への反映事項として、4つの区分ごとに2つ以上の対象施設等を選択して、住民の方と協議をして、どのような施設を造っていくか決めていくということで理解をしております。

 ただ、晴海地区にはいろいろな施設が足りていないと思っています。例えば、児童館が足りていない。住民の方々からの御意見としてもあったところです。これはもう今さら言ってもしようがないんですけれども、貴重な土地の利用がなぜ水素ステーションだったのか。そして、貴重な土地の利用が、例えばなぜコミュニティというところが優先されたのか。どのような施設を造っていくというような基本的な考え方があるかと思いますが、まちづくり基本条例に基づいて、どの項目を入れていくのかというところをどのように協議していって、そして今回、この基本条例について運営をされているのかという点、もしお答えが可能でしたら、お聞かせください。

○田中(広)委員長
 高橋委員、すみません。恐縮でございますが、まちづくりとなりますと、これは本委員会の所管とはなりませんが、ただ、今のお話を伺っていて、公共施設の整備という視点で考えますと質問は十分できますので、それを踏まえた上で答弁を求めたいと思いますので、御了承をお願いします。

○高橋(元)委員
 もちろん、晴海地区公共施設整備対策特別委員会ですので、公共施設整備という観点からお伺いをしておりますので、御回答をお願いいたします。

○田中(広)委員長
 御答弁をお願いします。

○溝口政策企画課長(参事)
 まちづくり基本条例第7条第1項において、今回も含めてでございますが、各施設の分野がございまして、その中から最低2つずつを選んでいただくというところになってございます。また、条例第7条第2項において、今、委員おっしゃいましたとおり、子育て支援施設ですとか、そういう分野で区としても望んでいるところはございますが、そういう中で、事業者のほうと、どういうものを入れていくかというところで、まちづくり、この全体の中でという形でやってございます。

 水素ステーションの部分につきましては、こちらは条例というか、ここの土地のところで東京都のほうもどういう活用をしていくかという中で入っているというところで理解しておりまして、水素ステーションの開発に伴いまして、また、まちづくり基本条例の中で、それぞれの項目で、ここのFの中でも基本条例に合った内容ということで、今、協議を進めておるところでございます。

 以上です。

○松岡都市整備部長
 まちづくり基本条例そのものは、土地の活用を決めていくものではございません。各土地の開発の中で、どのような貢献ができるかというものを決めていくものでございますので、水素ステーションの場所に何か違うものがあったほうがいいのではないかという議論にはならないものでございます。

 以上でございます。

○高橋(元)委員
 それぞれ御答弁ありがとうございました。

 今回、まちづくり基本条例にフォーカスをさせていただきましたが、開発計画の基本事項を定めていく上で、要は参照できる資料として、条例として制定をして、できる限り事業者の方とすり合わせをする、協議をするというようなお話がありましたが、そもそも住民の方がどのような施設を求めているのか。もちろん、住民の意思をどのように反映していくのかというところが大事だと思いますが、今回の水素ステーションも、ほっとプラザはるみのリニューアルもそうですけれども、基本的な方針が決まってから住民がそれを知るというような状況にあると思います。ぜひ住民の方の意思がよりきめ細かく反映できるようなフローを整備していただきたいですし、区としても、まちづくり協議会だけでなく、住民の方の声をできる限り様々な方法で聞いていただけるように要望いたしまして、私からの質問を終わります。ありがとうございました。

○しらす委員
 よろしくお願いいたします。

 資料5の別紙についてです。

 前委員からも御質問があった件ですが、学校予定地ということで、今後の動向を見て学校関係の施設を造るということで理解いたしましたが、今後、35人学級も実現いたしまして、小学校の教室数の不足により、小学校を造ったり、いろいろな面に利用していくということで、今後はまだ決まってないですが、その状況に合わせて利用するということでよろしいでしょうか。

 また、晴海西小学校と晴海西中学校はDのところ、五丁目にできるということです。認定こども園は特別出張所等複合施設のほうに入る予定と書かれておりますが、これは小学校、中学校の隣に置いてもよかった可能性もあります。特別出張所等多くのいろいろな施設が複合する中で、小さな子供たちが出入りするこども園がここに入るという意義やメリット、考える時点で何か意義があった、ここに決めた決定打というものがありましたら、教えていただけますでしょうか。よろしくお願いします。

○岡地学校施設課長
 まず、学校予定地に関しましては、前委員の御質問に回答したとおり、今後の動向を踏まえながら、学校規模等を検討しながら進めていきたいというふうに考えております。

 以上です。

○溝口政策企画課長(参事)
 特別出張所等複合施設の一部として、認定こども園を入れるということになってございます。委員御紹介のありました小学校、例えば阪本認定こども園ですと、小学校の敷地内に入っておりますけれども、今回、Dのほうでは小学校、中学校でこちらのスペースを使いまして、2つの学校で活用していく。この広さの中でどのようにということで、Dのほうは小学校、中学校としたところでございます。

 また、Jのほうのエリアでございますけれども、こちらは複合施設を造る際に、土地を公共施設用として区が取得して、その中でどういったものが必要かという検討の中で認定こども園も入れたところでございます。こちらに図書館等も入りますし、また保健センターもございますので、これからの活用としましては、できたときには、そういうところとの連携もいろいろと図れるのではないかと考えております。

 また、一方で、いろいろな区民の方が御利用される施設ということでありますが、出入りに関しましては、こども園はこども園で分けたところで入退ができるような形で、その辺は安全上の確保もしっかり取った設計となってございますので、運営のほうもその辺は引き続きしっかりやっていきたいと考えておるところでございます。

 以上です。

○しらす委員
 御答弁ありがとうございました。晴海特別出張所と同じ施設にこども園を設置するということで、安全面もしっかりと確保してあるということと、連携もしっかりと取れるような状況になっているということで安心いたしました。有意義なこども園になりますように期待しております。

 また、このこども園ですが、公私連携幼保連携というような内容について、決まっていれば教えていただけますでしょうか。

○植木学務課長
 晴海四丁目に整備されます認定こども園についてでございます。

 こちらも阪本こども園と同様に、公私連携幼保連携型認定こども園という形になっております。事業者選定については、また今後お示しできると思います。よろしくお願いいたします。

○しらす委員
 御答弁ありがとうございました。阪本小学校の隣と同じように、幼保連携公私連携ということで確認いたしました。

 今後、このようなこども園が増えていくと思うんですけれども、爆発的に、国内は増えているんですが、幼保連携がいいかどうか、幼稚園と保育園のいいとこ取りという意見もあります。幼稚園に行っているお子さんはもっといたいとか、保育園の方はあちらは早く帰ってうれしいとか、そういうデメリットもあるということをよく見ていただいて、今後、幼保連携が本当にいいのかどうか、いいこと尽くしではないことも議論を尽くしていただいて、中央区内でもし幼稚園、保育園を造るのであれば、連携したほうがいいのかどうか、今後の動向もよく見ていただいて、こども園にするかどうか、新しく造る場合は考えていただくように要望させていただきます。ありがとうございます。

 次に、資料4についてです。

 東京2020大会保健衛生支援東京拠点ですけれども、拠点の選手村の保健のコロナ対策の責任の所在は、中央区にある部分と、拠点の業務を実施するための人員確保は東京都が行うということで、人員確保をしていただいて、都度報告を受けて、その責任の所在とか連携について、都と区の連携具合、連携体制、責任の体制について教えていただければと思います。よろしくお願いいたします。

○吉川健康推進課長
 御質問の内容としましては、コロナ対策の責任の部分と人員確保についてということでございます。

 資料4をおめくりいただきまして、別紙というところに書いてあるんですけれども、責任体制となりますと、下の青枠の部分がメインのところなるんですが、選手村の中における感染症対策、国民の関心等も高いところでございますが、基本的に、上段、組織委員会の感染症対策センターと、下段、保健衛生支援東京拠点というふうに分かれておりまして、実際の部分、感染症対策の実務的な部分というのは、基本的に、その施設を所管する場所あるいは組織ということになりますので、感染症対策の責任自体は組織委員会が設ける感染症対策センターになります。保健衛生支援東京拠点というのは、選手村が中央区内にありますので、感染症法上、中央区の所管事業になるということですけれども、一種特別なものなので、東京都が一部、中央区のブランチというような形で、こちらのほうで対応するということで、保健衛生支援拠点自体は、中央区は保健所の機能は担うんですけれども、あくまで法的な部分、就業制限を行ったりですとか、あるいは入院勧告を行ったりというところになります。ですので、感染症対策の責任という意味では、主催者である組織委員会になりますし、法的な対応の部分で不備があれば、保健衛生支援東京拠点ということになります。中央区のブランチとしての取扱いにはなるので、最終的な部分となりますと中央区ということになるとは思うんですけれども、基本的に、現時点の話合いの中では、その判断等を含めて、保健衛生支援東京拠点のほうが責任を持ってやっていくということにはなっております。ただ、組織上のつくりとしては、あくまで中央区がやるべき法的な所管事項を、組織委員会内に関しては東京都が責任を持って行いますというつくりになっております。

 あと、人員確保についてでございますが、基本的に、保健衛生支援東京拠点に関しましては、もしその業務ですとか、あるいはクラスターが発生したりとかということで人員が不足した場合には、東京都のほうに申入れをして、すぐ確保するということで、中央区からの人員に頼らず、あくまで東京都の中で自己完結するというふうに現時点では伺っております。

 以上になります。

○しらす委員
 それぞれ御答弁ありがとうございました。

 安心・安全の体制が一番重要ですので、区民の安心・安全、国民の安心・安全を第一に、うまく連携しながらやっていただくように要望いたしまして、おしまいといたします。ありがとうございました。

○二瓶委員
 よろしくお願いいたします。昨年に引き続き、私はオリパラの委員会所属となりましたので、本年もよろしくお願いをいたします。

 まず、資料1の練習の見学等につきまして質問をしたいと思います。

 具体的にこういう練習の見学などができるようになってくるということで、本当にオリンピックが近づいてきたなと実感するわけでございます。これは区内在住・在学の小・中学生を対象にしているものではあるんですけれども、チラシの案を見ますと、付添い等、保護者の方は見学できませんというふうになっております。団体申込みの場合も全員子供たちだけで、見学する練習会場には保護者とか付添いは入れないのかなとは思うんですけれども、個人申込みをする方は御家族の方にそこまで連れてきてもらって、子供だけそこに案内をするという形になるのか。まず、ここら辺の考え方についてお知らせいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長(参事)
 総合スポーツセンターでの見学の考え方についてでございます。

 そもそも練習会場の見学についてでございますけれども、都内数ある練習会場のうち、見学できる施設がかなり限られた中で、今回、この中央区の施設は見学ができるというような方向で整理が、つい先日、なされたところでございます。

 そうした中での見学の申込み形態についてでございますが、委員おっしゃいましたとおり、団体の申込みと個人の申込みと2パターンでの申込み形態を予定させていただいてございます。組織委員会のほうとも、万人が見学できるような見学はなかなか難しいというような協議をこれまでずっとしていた中で、小・中学生に教育の一環として、こういった場で見ていただくといったことであれば可能ですというような調整が整ったところでございます。したがいまして、我々も、当初は一般の方々も含めて見学いただく場所を考えておったところですけれども、こういったやり取りの中で、このような整理となったところでございます。

 団体の申込みにつきましては、引率の方について、おおむね10名に1名程度の引率者の方は御入場いただけるような形で、現在、調整をしているところでございます。また、個人のお子様方につきましては、ニーズを取りまとめた形で、こちらのほうで御案内をして、見ていただくというような整理をしています。

 冒頭申したとおり、そういうことで大人の方の御見学というのは非常に難しい状況でございますので、保護者の方につきましても、個人の申込みの場合には、申し訳ございませんが、お待ちいただくというような対応とするように、今回、整理をさせていただいてございます。

 以上です。

○二瓶委員
 ありがとうございます。教育の一環で特別に見せてもらっているという部分では、理解をいたしました。こちらも子供たちの中に大きなレガシーになっていくのではないかなと私も考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 続きまして、資料3の別紙3で、先ほど前委員の御質問の中にもございましたけれども、大会におけるコロナ対策に関しまして、本区は晴海に選手村ができるという都合で、本当にちょっと行くと食のまちの築地があって、さらにちょっと行くと銀座があるということで、本区は魅力的な場所が多々ある中で、原則として選手は選手村の外には出られない状況になってはおりますけれども、やはり選手の皆様方にとっても、人間は普通こういう場に来たときに、やはり突発的に出てしまう可能性も完全にないとは言い切れないのではないかなというのが私の考えでございます。

 そういった中で、先ほども責任の所在云々の話も出ておりましたけれども、プレイブックが順次公開されていっている状態ではございますが、東京2020大会のコロナ対策に関しての考え方を改めてお聞かせいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長(参事)
 まさに、委員御案内いただいたような、選手が外に出てしまうのではないかというような御指摘は、先週の11日の晴海のまちづくり協議会の中でも、まちの方々から直接そういった御意見、御不安、懸念点を述べられたところでございます。

 それに対して、組織委員会の選手村を担当している部署の方から答弁をされているところでございますけれども、選手等は基本的に選手村の外へ出ませんと。それから、外で食事するようなことはないというようなことを発言されてございます。また、先ほど来出ておりますプレイブックにつきましても、最終版が今月中に出るということ、そのプレイブックに基づいて、各国の選手団は入国して選手村に入るということになってございます。また、これも組織委員会のほうから11日に発言がございましたが、コロナ対策に係る各国の責任者を定める。選手が行動規範を逸することのないように、しっかりとした責任者を立てるというようなことを言われてございます。

 したがいまして、こういったルールに基づいて組織委員会が適切に大会時の対応をするということを本区としても聞いてございますので、こういったことが確実に実施されるよう、区としても、改めて組織委員会には話をしてまいる必要があると思ってございます。

 また、大会時には、選手の安全・安心はもとより、本区としましては、区民の方々の安全・安心が最優先だというふうにも思ってございます。したがいまして、これらプレイブックの最終版が出て、組織委員会がどのような形で、警備も含めて対応されるのか、こういったものをしっかり区としても把握した上で大会を迎えてまいりたいと思ってございます。

 以上です。

○二瓶委員
 御答弁ありがとうございます。

 選手の方がたくさんいらっしゃる中で、本当に区民の安全・安心を保ちながら、すごく大勢の人数の方がいらっしゃるので、そこに関しましては、本当にしっかりと徹底していただきたいというのが私の要望です。そちらのほうをよろしくお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。

○田中(広)委員長
 それでは、質疑が終了したものと思われますので、議題、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関すること並びに晴海地区の公共施設整備に関することについては、継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中(広)委員長
 ありがとうございます。

 第二回区議会定例会における委員長報告の取扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中(広)委員長
 ありがとうございます。

 行政視察についてでございますが、例年7月の委員会においては、区内所管施設の視察に代えて行政視察を実施しているところでありますが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、視察は行わないことといたしますので、御了承願います。

 以上をもちまして、東京2020大会・晴海地区公共施設整備対策特別委員会を閉会いたします。

 ありがとうございました。お疲れさまでございました。

(午後2時35分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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