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令和3年 予算特別委員会(第11日 3月25日)

1.開会日時

令和3年3月25日(木)

午前10時30分 開会

午前11時46分 散会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(18人)

委員長 木村 克一

副委員長 中嶋 ひろあき

委員 礒野 忠

委員 富永 一

委員 海老原 崇智

委員 太田 太

委員 かみや 俊宏

委員 青木 かの

委員 高橋 まきこ

委員 中島 賢治

委員 墨谷 浩一

委員 原田 賢一

委員 山本 理恵

委員 渡部 恵子

委員 奥村 暁子

委員 二瓶 文徳

議長 押田 まり子

副議長 田中 広一

4.議会局職員

伊藤議会局長

長田庶務係長

小倉議事係長

工藤調査係長

秋山書記

桝谷書記

黒須書記

鳴子書記

5.説明員

別紙理事者一覧のとおり

6.議題

  • (1)議案第1号 令和3年度中央区一般会計予算
  • (2)議案第2号 令和3年度中央区国民健康保険事業会計予算
  • (3)議案第3号 令和3年度中央区介護保険事業会計予算
  • (4)議案第4号 令和3年度中央区後期高齢者医療会計予算
  • (5)議案第23号 令和3年度中央区一般会計補正予算

(午前10時30分 開会)

○木村委員長
 皆さん、おはようございます。ただいまより本日の委員会を開会いたします。

 本日、原田委員は遅れて出席いたします。

 総括質疑について、質問者の発言を願います。

○二瓶委員
 最終日の最後の質問です。よろしくお願いいたします。

 まず、本区の今回の予算に関しまして、コロナの影響によって減少しているけれども、歴代2番目となる予算規模ということは非常に心強く思っているところでございます。また、例えば自主財源と依存財源の比率を見ましても、令和3年度の予算の自主財源と依存財源の割合は51対49ぐらいの形で、令和2年度もそれとほぼ同様な数字で推移しております。そういった中で、やはり自主財源が昨年と同様な比率で確保できるということは、健全な財政運営ができているものではないかなと私も思っておりました。

 今回、コロナ禍ということで、皆様、区内事業者の方々や区民の方は大変苦しい思い、厳しい思いをしている方もいらっしゃると思います。そうなると、やはり安定的な自主財源の根本の要である特別区民税も、減少に転じていってしまうことが考え得るのかなと思っております。そういった中で、自治体としましても、先日の前委員の御指摘にもありましたけれども、稼げる力というものが非常に大事になってくるのかなと思っております。稼げる力というのは、個人単位、区内事業者単位の話ではなくて、やはり自治体としても、ある程度収益性を上げられる事業でありますとか、自主的に継続可能で、ある程度稼げる力を持った事業、稼げる力を持った自治体運営も必要であるのではないかなと私自身は考えております。

 そういった中で、今、山本新区長になりましたけども、山本新区長ももともと民間の経営者出身ということで、会社のことも若干見てみましたら、現在でいうマーケティングという手法を取り入れて、2代目の方が顧客ニーズに応じて様々な分類に分けて販売を行っていたということも書いてありました。顧客ニーズという言葉は、民間のお客様相手の言葉にはなりますけれども、行政としましては、区民ニーズへ的確に応じたサービスというのも必要になってくるのかなと思っております。

 そこで、自ら稼げる自治体、稼げる力を持った自治体について、本区の考え方、今後の展望がありましたら、お聞かせいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

○大久保財政課長
 稼ぐ力、稼げる力といった観点での御質問でございます。

 稼ぐ力といいましても、自治体の歳入面だけではなくて、まず、まちの活性化、やはり地域の魅力がアップして事業所も活発に活動できる。そして、区民の方も所得環境が改善され、雇用環境も改善して、一人一人の収入も増えていく。そうしたことが相まって、また、さらにまちの魅力がアップする。こうしたところが地域としての稼ぐ力につながっていくのかなと思ってございます。一自治体の歳入面だけではなくて、そうした面的な魅力アップによって、東京都全体、そして日本全体の収入構造もアップしてくる。そうしたことから、区民の方の収入、事業所の収入も増える。それによって、結果的に自治体の収入も増えることもあるかと思います。

 また、地域の魅力によって、中央区に住みたい、住み続けたいと区民の方に思っていただける。人が増えることによって、税収増も当然期待できます。歳入面だけではなくて、やはり地域全体の魅力アップという観点での稼ぐ力というのは大変重要なものと思ってございます。

 そうしたことから、今回のコロナ禍におきましても、事業所のこういった厳しい状況も踏まえまして、様々な経済対策を打って、コロナ禍での速やかな回復を区としても支援していきたいというふうに考えておりまして、こういった予算編成をさせていただいたところでございます。

 以上でございます。

○二瓶委員
 御答弁ありがとうございます。

 本区としての魅力を高めて、地域・まちのにぎわいというか、活気を取り戻す、速やかに回復することによって、税収増も期待できて、さらなる健全な自治体運営ができるということで理解をいたしました。

 そういった中で、本区の魅力の向上の点では、私が環境土木費の中で質疑させていただきました水辺環境についても、お尋ねしたいと思っているんですけれども、今回、水の都プロジェクトということで、親水性のある水辺環境でありますとか、区長の所信表明の中にも、日本橋側沿いの水辺環境の創出なども非常に重要になってくるということがございました。

 そこで、これは大きな質問になってしまうんですけれども、山本区長といたしまして、本区の水辺環境の在り方などについて、お気持ちやお考え、思いがあれば、お聞きできればと思います。よろしくお願いいたします。

○山本区長
 大変大切な質問をしていただきまして、ありがとうございます。

 中央区の活性化と、それからいろいろな意味での稼ぐ力をアップするということも大変大事なことで、こういうものにも皆さんの英知を集めて、いろいろな、これまでやっていなかったような政策、施策も前向きに進めていきたいと思っておりますので、官民が一体となって考えていく推進の仕方というふうなことについても御提言をいただければありがたいと思います。

 それから、水辺のことについては、水面率が一番高いですから、中央区はこれを大事にして、ますますこれを活用して、区民の方々の生活の質の向上に役立てることができるような水辺空間をつくっていく必要があるというふうに思います。

 水辺の活性化は、環境面でのメリットもあり、同時に、今、人々のにぎわいを創出するメリットもあって、これは経済効果も必ず出てくるというふうにも思われますので、これは前向きに進めていきたい。それから、築地の開発の問題についても、ウオーターフロントの活用をどういうふうにしていくのかというのは、東京都に提言する中でしっかりと位置づけて申し上げていきたい、こんなふうに思っております。それから、晴海地区の新しいまちづくりができる、そういうふうになったときに、ウオーターフロントに面している部分というのは非常に大きいわけですから、これを有効に活用して、区民が水辺をもっと楽しめるようにしていく、安全に楽しめるようにしていく、こういう環境づくりを整えていきたい。

 そういうことを進めることが、結果として、中央区のポテンシャルを高めるということにつながって、ぜひ中央区に住んでみたいという形で、建物だけではなくて、その周辺にある生活環境を充実させることによって、中央区のまちの魅力を高める。だから、中央区に住んでみたいというふうなことを、これも皆さんの知恵や私たち区役所の人間の知恵を存分に活用して、総合力で進めたい、こんなふうに思っています。そういう中の非常に大切な要素が水辺であると理解しておりますので、ぜひまた皆さんのお知恵、また、行政と一体になって進めていく、こういう力を推進していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上です。

○二瓶委員
 御答弁ありがとうございました。

 水辺環境ですけれども、私の父の話になってしまうんですが、20年前ぐらいから、水の都中央区をつくる会を立ち上げて、ずっと水辺環境の活性化に力を入れてきておりました。そういった中で、私も当時は無関心というか、当たり前に水辺があったものですから、日本橋川のところでクルージングをしながら、落語家の方を呼んで怪談を聞くみたいな様々なイベント事に参加していまして、それが当たり前な環境、水辺があるのは当たり前過ぎたので、その恩恵というんですか、ありがたみを感じることがなかなかできなかったんです。そういった中で、本区に移り住んできた方は、水辺のあるベイエリアに憧れて住んでいる方が多いと思うんですけれども、中央区で生まれ育っていく子供たちに関しては、本当に当たり前のように水辺があるということで、なぜ中央区はそんなに水辺環境がすごく優れているのかという、そこら辺のアピール力というんですか、その魅力を最大限に伝える方法というのが非常に大事になってくるものではないかなと思います。そういった中で、先ほど山本区長の御答弁にもありましたけれども、中央区のポテンシャルという言葉のとおり、水辺が一番多い区ですので、そこに関しては、本当に力を入れていっていただきたいと私も思っています。

 そういった中で、例えば先ほどの財政面の話に戻ってきてしまうんですけれども、本区の魅力を高めることによって税収増が期待できるということで、将来的にもずっと伸び続けていけるであろうという期待に関しては、あるのかなと思っております。また、先ほど山本区長の答弁にも、官民一体となって本区の魅力を高めていくという言葉がございましたけれども、具体的に、官民一体となってというのは、例えばどのようなことをお互いサポートし合えるということを考えていらっしゃるのか、そこら辺もお聞きできたらと思います。よろしくお願いいたします。

○山本区長
 まだ具体的なプランがあるわけではないですけれども、例えば、最近、公園の運営などについても、行政が全て運営していくというよりも、民間のノウハウを入れて、そこにアミューズメント性であったり、快適性であったり、楽しさというものを付け加えて、そういうものを構想していくということも今後あり得ますし、そのほかのいろいろな諸問題、商業環境、それから経済環境を整えていく、あるいは新しいスタートアップ企業を誘致してくる、こんなふうなことを考えるときも、やはり官民が一体となったやり方を確立していかないと、なかなか進んでいかないだろうと思われるので、どういう手法がいいのか、よく検討した上で、できればそういう民の知恵も入れ、そして官が知恵を出し、そこで今までにない新しい動きを力強く進めていくことができる、こういう進め方を研究していきたい、こんなふうに思っております。

○二瓶委員
 力強い御答弁ありがとうございます。山本区長に期待することといいますと、やはり民間の知恵も入れながら、官民一体となった行政運営を区民の皆さんは期待しておられると思いますので、そこに関しては、区長の力強い御答弁を聞けて安心いたしました。

 今回、この予算特別委員会の中で、それぞれ各款で質問を進めてきました。そういった中で、やはり今年の一番大きい出来事、去年の一番大きい出来事というと、コロナウイルスの蔓延、感染拡大防止の観点から様々なことが自粛されてきてしまいまして、飲食店などは相当苦しい状況が続いている。今週の月曜日から時短営業が午後9時までとなり、若干遅くなったとはいえ、まだまだ人が出ていないというような声はお聞きいたします。そういった中で、本区のにぎわいと活気というのは非常に重要なキーワードであると思いますので、そこら辺に関しましては、令和3年度予算の中でも様々、区民費などで区内経済の活性化などの施策を盛り込んでもらっていますので、大いに期待をいたしまして、私の総括質問を終わらせていただきたいと思います。

○礒野委員
 総括質疑も終了したと思われますので、次に、議案第1号、令和3年度中央区一般会計予算の修正案について、審査に入るようお諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○木村委員長
 ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○木村委員長
 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決します。

 議案第1号、令和3年度中央区一般会計予算の修正案について、提出者の説明を願います。

○奥村委員
 (説明)

○礒野委員
 議案第1号、令和3年度中央区一般会計予算の修正案について、提出者の説明も終わりましたので、本修正案について、質疑に入るようお諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○木村委員長
 ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○木村委員長
 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決します。

 議案第1号、令和3年度中央区一般会計予算の修正案について、質問者の発言を願います。

〔発言する者なし〕

○礒野委員
 議案第1号、令和3年度中央区一般会計予算の修正案についての質疑も終了したと思われますので、本修正案についての表決に入るようお諮り願うとともに、暫時休憩し、午前11時に委員会を再開されるようお諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○木村委員長
 ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○木村委員長
 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決します。

 午前11時に委員会を再開いたしますので、御参集願います。

 暫時休憩いたします。

(午前10時52分 休憩)


(午前11時 再開)

○木村委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。

 これより採決に入ります。

 副委員長は委員席へお移りください。

 議案第1号、令和3年度中央区一般会計予算の修正案について、起立により採決いたします。

 本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○木村委員長
 起立少数と認めます。――御着席願います。

 よって、議案第1号、令和3年度中央区一般会計予算の修正案は否決することと決定いたしました。

 副委員長は元の席にお戻りください。

○礒野委員
 質疑が全て終了いたしましたので、次に、各会派の態度表明を行うようお諮り願うとともに、暫時休憩し、午前11時5分に委員会を再開されるようお諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○木村委員長
 ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○木村委員長
 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決します。

 午前11時5分に委員会を再開いたしますので、御参集願います。

 暫時休憩いたします。

(午前11時1分 休憩)


(午前11時5分 再開)

○木村委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。

 質疑が全て終了いたしましたので、これより、本特別委員会に付託を受けました議案第1号から議案第4号、また議案第23号に対する各会派の態度表明を願います。

 まず、自由民主党さん。

○富永委員
 令和3年度の各会計予算に対する中央区議会自由民主党議員団の態度表明を行います。

 今年度は、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、感染者や、大変残念ではありますが、お亡くなりになった方々が世界中で多数出て、通常の生活から一変し、深刻な影響を受けた年でありました。

 本区においても、緊急事態宣言発令などを受けて、経済的支援をはじめ、PCR検査体制の確立・拡充など、区民の生命と生活を守る施策を、9度の補正予算を組むなどして打ってまいりました。

 そんな状況下ですが、中央区基本構想に基づく計画を着実に進展させる時期でもある中、我が会派では歳入歳出の各款にわたり、コロナワクチンの接種について、今後の財源の見通しについて、広報・広聴や情報発信の多角化について、人口動態について、待機児童解消と特養、障害者施設について、脱炭素社会について、教育現場へのICT本格導入やSNSいじめについて等、質疑を重ねてまいりました。

 今後の回復が見通しにくい状況下、施策の時期を見直し、財政負担の平準化を図られ、基金の活用や、地方債の発行など財源対策を講じ、安定した行政サービスの提供と将来を見据えた都市整備基盤を推進しつつ、一般会計並びに3特別会計の合計1,302億7,432万円という財政規模にて、令和3年度予算を編成されたことを評価いたします。

 いまだ続くコロナ禍におきまして、ワクチン接種をはじめ、健康生活を取り戻し、地域経済の復旧までには、まだまだ時間を要するものと考えます。これまでにも突発的な問題に取り組まれ、予想し得ない解決策で対応してこられた職員の皆様には、大変な御苦労があったと推察いたします。

 長期戦も視野に入れつつ、輝ける本区の将来像に向けて、引き続き公務に邁進していただきますようお願い申し上げます。

 以上申し上げまして、中央区議会自由民主党議員団は、令和3年度各会計予算、補正予算に賛成いたします。

○木村委員長
 次に、あたらしい中央さん。

○青木委員
 あたらしい中央の態度表明を行います。

 いわゆるコロナ禍が長期化、また、日本においても変異株が次々と発見されるなど、複雑化する中、3月21日、緊急事態宣言が解除されました。今後は、社会経済活動を継続しながら、再度の感染拡大を防止するための取組が必要となります。

 中央区においても、特別区民税が11年ぶりに減収に転じ、財政調整基金の取崩しが続くなど、財政環境は厳しい状況が続いています。期待されるワクチンについても、医療従事者への接種がようやく始まったところです。

 このような状況の中、令和3年度予算案において、まず主な事務事業の見直しが行われたこと、特に、会派として、その規模の縮小を長年訴えてまいりました賀詞交歓会の廃止については大変評価するところです。今年行われた地域ごとの仕事始め式で十分であることは明らかです。他の事業については、令和3年度に限定しての中止や延期ということですが、今こそ、選択と集中という観点から、引き続きの見直しを大胆に行っていくことを希望します。

 具体的には、議会費。政治分野における男女共同参画推進法の趣旨に沿った取組は喫緊の課題であり、議員活動と家庭生活の両立支援が地方議会に要請されています。誰もが議員として活躍しやすい環境整備を求め、速やかな規則の改正をすること。

 企画費。令和3年度から全庁的なデジタル化が進みますが、デジタル化によって、職員の業務を簡素化・効率化し、区民目線による区民サービスの向上に努めること。

 区民費。現在、地域コミュニティの中心であり、区の各種助成の対象となっている町会・自治会については、積極的に世代交代や女性の参画を働きかけ、活性化を図ること。

 福祉保健費。子育てを家庭のみに任せるのではなく、地域で子育てをする体制を整え、母親の孤立を防ぐこと。困ったときに相談できる誰かがいる環境をつくること。

 環境土木費。平成29年6月に改正された都市公園法により可能となったPark-PFI等を利用して、官民連携によるコミュニティの中心となる魅力的な公園づくりを区民とともに進めていくこと。また、水辺環境の整備についても、中央区の特徴として引き続き強力に推進していくこと。

 都市整備費。コロナ終息後も中央区からの人口流出はないと考えます。検討中の市街地再開発事業については、その規模や地域貢献策などについて見直すこと。

 教育費。今後、児童・生徒の将来を決めると言っても過言ではない、デジタルリテラシーを高めること。また、多様性の理解と人権について考える中で、自己肯定感を育むための自己決定機会を増やすこと。以上。

 そして、20万都市を見据えた、堅実でかつ積極的な区政運営に努めることを要望し、あたらしい中央は、令和3年度各会計歳入歳出予算案に賛成いたします。

○木村委員長
 次に、公明党さん。

○墨谷委員
 令和3年度中央区各会計歳入歳出予算案に対する中央区議会公明党の態度表明を行います。

 中国・武漢に端を発した新型コロナウイルス感染症は、短時日のうちに世界へ蔓延し、人々の往来・交流を断絶し、各国の経済に大きな打撃を与えました。収束に向けて、競うようにワクチンやコロナ治療薬の開発が驚異的なスピードで進められ、ようやく日本においても、先月から医療従事者への接種が始まったところです。

 東京2020大会を控え、このワクチン接種は大変重要な事業です。国からの情報がいまだ固まり切らない状況ではありますが、区としましては、全力で体制整備に取り組んでいただくよう要望いたします。

 また、コロナ禍が長引くことで環境が大幅に変化し、そのストレスなどによる自殺、虐待、孤立、経済苦などが社会問題化されております。その対応として、中央区保健医療福祉計画2020の着実な実施が求められています。

 令和3年度予算では、コロナを乗り越え、輝く未来を切り開くと題し、感染拡大防止や経済対策などの強化、そして20万都市を見据えた都市基盤整備、区民福祉のさらなる向上が盛り込まれております。

 歳入面においては、前年度比で特別区民税がマイナス2.6%、特別区たばこ税がマイナス27.7%と見込み、特別区税全体でマイナス4.8%となります。また、特別区交付金はマイナス0.8%、国庫・都支出金はマイナス5.4%と見込まれております。

 コロナ禍の長期化により、生活や企業活動が低下したことによる景気の悪化や、廃業・失業などによる個人所得の減少により以前の税収が見込めないなど、今後数年間にわたり、区をめぐる財政環境は大変に厳しい状況が続くと予想されます。

 そのためには、さらなる財源対策を全庁挙げての取組が必要です。

 歳出面においての質問・提案などでは、感染拡大防止対策の充実やワクチン接種情報の適切な発信などのコロナ対策、商工業融資の拡充や区内共通買物・食事券の発行、未就職学卒者等の就労支援事業などの金融支援や消費喚起・雇用創出・低所得者支援を踏まえた経済対策、経済的な理由による生理用品の負担軽減への取組、コロナ禍でのがん患者支援、がん対策の強化。

 行政手続のデジタル化・オンライン化を進め、区民の利便性向上、情報発信の取組強化を図る、行政サービスをより向上、高水準なセキュリティ環境を確保。

 保育所の整備拡大に伴う定員の拡大や公園への送迎バスの運行、新生児誕生祝品の追加支援、ベビーシッターによる一時預かり利用支援事業などの子育て環境の充実。

 1人1台のタブレット端末の整備や本の森ちゅうおう(仮称)の整備など教育環境の充実。

 地域包括ケアシステムのさらなる進化、認知症施策のさらなる推進、コロナ禍に対応したフレイル予防、高齢者肺炎球菌定期予防接種に対し都の助成を導入し負担軽減へ、敬老大会の実施など高齢者福祉の充実。

 中央区の森事業の推進など低炭素社会に向けた施策推進、将来を見据えた築地地区の活気とにぎわいの継承・発展に向けた調査・検討や、緑あふれるまちづくりを目指した築地川アメニティ整備構想の実現に伴う首都高速道路上部空間の活用調査の推進、都市基盤の整備、住宅耐震補強工事等助成制度の充実など。

 防災備蓄品の充実や活用、防災・減災対策のさらなる強化などです。

 区では、新規22事業をはじめとした区民サービスの維持・向上に向けた取組を盛り込んでいます。

 私たち中央区議会公明党は、令和3年度中央区各会計歳入歳出予算案の審査において、コロナで閉塞する状況にどう対応するべきか、区はどうあるべきかという観点を持ち、また区民の目線から施策を検証し、質問・提案をさせていただきました。

 区行政当局におかれましては、今後、施策の実行に当たり、可能な限りこれらの意見を反映されますことを願っております。

 以上申し上げまして、中央区議会公明党は、令和3年度各会計歳入歳出予算案に賛成し、態度表明といたします。

○木村委員長
 次に、区民の風さん。

○山本委員
 令和3年度各会計歳入歳出予算案・補正予算案に賛成の立場から、中央区議会区民の風の態度表明を行います。

 令和3年度予算は、コロナを乗り越え、輝く未来を切り開くを目標に掲げ、区民の命と健康、生活を守る感染症対策や地域社会を支える経済対策に重点を置いた予算編成です。また、子育て支援を中心とした人口増加への対応、20万都市の未来を見据えた基盤づくり、ICT技術を活用した行政のデジタル化の推進など、社会を取り巻く環境変化に即応した行政運営に努めています。

 予算編成に当たっては、厳しい財政見通しの下、将来にわたる健全で持続可能な財政運営を基本とし、コロナ禍の喫緊課題に重点的・効果的に取り組んでいます。また、昨年度の決算実績や行政評価に基づく事務事業の見直しや、新しい日常に対応した事業の展開、民間活力の活用などの積極的な取組を評価いたします。

 コロナ禍で区民の暮らしや働き方が大きく変容した状況下だからこそ、人と人との絆や心の通い合いを重視したまちづくりの推進を望みます。また、まちの活気やにぎわいを取り戻す経済対策の展開により、住み・働き・集う商業のまち中央区の再生を期待します。

 本委員会において我が会派が申し上げました意見及び要望などを区政運営に十分に反映していただくことを期待申し上げ、本予算特別委員会に付託されました令和3年度各会計歳入歳出予算案・補正案に対する賛成の態度表明とさせていただきます。

○木村委員長
 次に、新風会さん。

○渡部(恵)委員
 予算特別委員会に上程された令和3年度各会計予算案及び補正予算案につき、立憲民主党新風会の態度表明を行います。

 新型コロナウイルス感染症の蔓延は、昨年から既に1年を過ぎ、その間、社会変化の影響は、人々の暮らしはもとより、日本経済にも大きな震撼をもたらしています。

 その変化の波は、本区の財政の根幹である特別区民税にも及び、11年ぶりの減収に転じたほか、特別区たばこ税、地方消費税交付金も減収が見込まれる中、さらに法人住民税の国税化、ふるさと納税による税の流出は、より一層本区の財政基盤に大きな影響を及ぼしています。

 令和3年度は、こうした社会情勢の変化による影響を鑑み、財政負担の平準化を図り、これまで蓄えてきた基金の活用と減収に伴う新たな財源対策である地方債の発行をしながら、区民サービスへの影響が生じないよう、限りある財源を、基本計画2018の着実な推進を図ることはもとより、区民福祉の一層の向上及び本区が商業地として栄えてきた活気とにぎわいを新たに創出する様々な基盤整備の推進に充てるため、コロナを乗り越え、輝く未来を切り開くという主軸を設定し、4つの重点強化事業を編成されました。

 新型コロナウイルス感染症への対応では、経済対策、雇用・低所得者対策、感染防止対策、ICT活用などによる区民の利便性向上と行政の効率化について、子どもの健やかな成長と豊かな学びあふれるまちづくりでは、子育てと教育について重点事業を組み、緑あふれ豊かで魅力あるまちづくりでは、低炭素社会、自然共生社会、都市基盤について、そして災害に強く安全なまちづくりでは、防災意識、防災設備等、体制強化について重点事業を組み、新規22事業、充実20事業、継続30事業、合わせて72事業を編成なさいましたが、本区を取り巻く社会環境が厳しい財源の中であっても、やがて来る20万人都市への基盤整備と、人口増加に伴う様々な行政課題の解決に取り組むため、何より区民福祉の一層の向上と区民の幸福ある暮らしのために設計された事業であることを真摯に受け止め、立憲民主党新風会は、それぞれの事業につき、区民の目線で費用対効果を軸にしながら丁寧に質問させていただきました。

 いまだ終息していないコロナ禍においても、基本計画2018の各事務事業と、時代を捉えた新しい事業、子供たちの主体的・対話的で深い学びの推進に向けた教育等に向けて、全72事業の推進を図りながら、新型コロナウイルス感染症が終息した後の財源確保を見据えながら充てた令和3年度の一般会計予算総額1,054億2,218万3千円は、昨年に続き2番目の大型予算となっています。人口増加とともに増大していく事務事業、都心区ならではの都市基盤整備など、今後も大きな財政を動かす事業展開を図るために、基金を活用しながら、健全なる財政運営をお願いいたします。

 立憲民主党新風会は、今特別委員会に上程された令和3年度各会計予算案及び補正予算案に賛成いたします。

○木村委員長
 次に、日本共産党さん。

○奥村委員
 令和3年度中央区各会計予算に対する日本共産党中央区議会議員団の態度表明を行います。

 菅首相が新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を3月21日、解除しましたが、感染者数は下げ止まり、東京都や既に解除した関西などで増加しています。感染力が強いとされる変異株の流行も拡大しています。しかし、政府には大規模検査の戦略が欠けており、感染拡大の予兆をつかむモニタリング検査は1日1万件を目指すとしていますが、あまりに少なく、予兆の把握などおぼつかない水準です。変異株についても、全陽性者の10%程度となっている検査率を40%に高める目標を掲げましたが、専門家からは50%以上でなければ実態をつかめないという指摘もあり、全例検査へと思い切って拡大することが急務です。

 宣言解除後も、政府は、飲食店を中心に営業時間の短縮要請を続けますが、事業規模に応じた協力金や持続化給付金、家賃支援給付金の再支給の要望には応えようとしません。政府の方針には相変わらず医療機関の減収補填がないことも問題です。

 東京都へ目を向ければ、都のコロナ対策の補正予算は99%が国からの支出金です。検査でも、医療支援でも、事業者への補償でも、ほとんどが国の施策の範囲内です。石原都政以来、都立病院は16から8に半減し、保健所も6割近く減らされました。保健所の医師定数も1994年の56人から20人に減らし、小池都政でさらに15人まで減らされています。

 菅政権と小池都政に共通するのは、科学的な感染対策を取らず、国民・都民に自己責任を押しつけていることです。

 中央区に求められるのは、こうした国や都の悪政から区民生活を守り、ケアに手厚く、雇用と営業を支え、命と暮らしを大切にする役割を果たすことです。

 日本共産党区議団が実施している区民アンケートには、緑の多い広い土地で遊びたい、住宅価格が高く購入をためらってしまう、若い世帯の定住のために補助などがあれば助かる、住む家に困っている人や低所得の人のための住宅を建ててほしい、ほっとプラザはるみがなくなってしまって残念です、将来に向けて災害や感染症に関する施設の設置・病院の設置も検討を、他区に比べ中央区独自の施策が全くなくて残念です、ひとり親ですが他区の方が生活は苦しくなかったです、中央区として地球環境保護・気候問題にどう取り組むのかよく分からず、子供世代へのツケを心配していますなど、多くの声が寄せられています。

 日本共産党区議団は、こうしたアンケートなどに寄せられた切実な要求や政策的な要望を集約し、昨年2020年10月19日に869項目の2021年度中央区予算編成に関する重点要望書を区長に提出し、積極的に予算化するよう求めてきました。

 本予算特別委員会の質疑では、問題点を指摘するとともに、具体的な提案を行いました。さらに、区民の命と生活を守る施策を予算化するという基本に立って、生活保護世帯への歳末見舞金・夏期見舞金の復活や、高齢者施設でのPCR検査、介護施設や医療機関への支援金、区民への定額給付金の支給などを計上し、一般会計予算を37億7,768万8千円増額する予算修正案を提案しましたが、残念ながら、我が党の修正案は否決されました。

 日本共産党中央区議会議員団は、総合的に検討した結果、議案第1号、中央区一般会計予算、議案第2号、国民健康保険事業会計予算、議案第3号、介護保険事業会計予算、議案第4号、後期高齢者医療会計予算に反対します。

 なお、敬老大会の開催に関わる議案第23号、令和3年度中央区一般会計補正予算には賛成します。

 区長提案の予算案には、住宅耐震補強工事等との併行改修工事費用助成や賀詞交歓会の廃止など、一定評価できる施策もありますが、抜本的な見直しが求められる多くの課題があると考えます。

 以下、具体的な課題について述べます。

 まず、一般会計についてです。

 第1に、今や23区で中央区と品川区のみが徴収している情報公開手数料は、既に無料としている他区の状況も調査・確認しながら無料にすべきです。

 第2に、全指定管理者制度導入施設の状況一覧によると、応募事業者が1者のみという施設が30施設中12施設あり、複数の提案から選ぶプロポーザル方式とは呼べない指定管理者制度は見直すべきです。

 第3に、環境に多大な負荷をかけ、また、新型コロナにより不動産需要の下落が懸念される下で、大規模再開発事業による超高層オフィスビルやタワーマンション建設は見直すべきです。

 第4に、13ヘクタールの都有地が1平米10万円以下という激安価格で払い下げられた晴海選手村は、後利用での2棟のタワーマンション建設計画の見直しを東京都及び事業者側に求めることと併せ、1戸当たり100万円の開発協力金は、選手の宿泊棟として使われる板状住宅部分からも徴収すべきです。

 第5に、新型コロナウイルスの無症状感染者を保護し、リスクの高い高齢者などへの感染を広げないためにも、検査体制の拡充が求められます。感染力の強い変異株の拡大が懸念される中、ワクチンは万能ではないという事実に向き合い、検査を並行して進めていくことが重要です。

 第6に、新型コロナウイルス感染拡大の下、営業が立ち行かない事業者への家賃支援や、受診控え等で減収が続く医療機関に対しての減収補填に取り組むべきです。

 第7に、認可保育園待機児童の一刻も早い解消のため、賃料の高さがネックとなり保育園開設をためらう事業者に対しては、その実態を調査した上で、適切に補助金を拡充していくことが求められます。

 第8に、学童クラブ待機児童も深刻さを増しています。苦渋の決断として定員以上に子供を詰め込むことは限界に達していることを直視し、学童クラブを増やす方向にかじを切るときです。

 第9に、4月からの児童・生徒への1人1台のタブレット配付に関しては、教員負担軽減のため、ICT支援員を適宜拡充していくことや、子供たちの健康を守るため、ブルーライトをカットする資機材の整備を進めるべきです。

 次は、特別会計についてです。

 国民健康保険料は、2021年度も0.42%の値上げが予定されています。モデルケースの試算では、世帯主(40歳)プラス配偶者(40歳・収入なし)プラス子供(10歳)という3人家族で、年収200万円の場合の保険料は25万1,591円と、年収の12%を超えてしまいます。年収300万円以上の世帯も1割を超える保険料となり、保険料が家計に重くのしかかります。

 特別区として、一般財源をさらに投入するなどの努力を行い、保険料そのものを引き下げていくことが必要です。

 介護保険では、厚労省が省令を改正し、要支援が要介護に進行しても、本人が希望し、区市町村が認めれば、いわゆるボランティアの活用などによる総合事業の訪問・通所型サービスを継続的に利用可能だとしました。しかし、これには、要介護者から介護給付を外す布石ではないのかなどの批判が噴出し、厚労省は、全面的な介護給付外しは一旦見送りました。

 要介護者は、日常生活全てに綿密なサポートが必要です。介護保険制度を改善し、必要な介護サービスを提供できるようにすべきです。

 後期高齢者医療では、2022年度から、原則1割だった窓口負担を2割にする制度改定を行おうとしています。既に、単身で年収383万円以上、夫婦で520万円以上の高齢者は3割負担となっていますが、新たに単身で年収200万円以上、夫婦で年収320万円以上の高齢者が2割負担となり、75歳以上の高齢者の20%に当たる人の窓口負担が2倍になってしまいます。

 今でも、高齢者の年収に占める窓口負担の割合は高く、85歳以上は30代から40代の5倍という状況であり、受診控えが広がっています。減らし続けてきた国庫負担を元に戻し、さらに増額もして、医療制度をしっかり支えることが求められます。

 以上、各会計予算案に対する反対理由と主な課題を述べ、日本共産党区議団の態度表明を終わります。

○木村委員長
 次に、未来会議さん。

○二瓶委員
 中央未来会議の態度表明を申し上げます。

 1年以上前から続く感染症の影響により、世界経済の落ち込みが見込まれており、我が国においても同様に、非常に厳しい状況にあります。感染防止策を講じつつ、様々な手法でまちのにぎわいと活気を取り戻そうとしておりますが、厳しい状況は続いております。

 本区におきましても、区財政の根本である特別区民税が11年ぶりの減収に転じるなど、財政環境は非常に厳しいものであると推察されます。

 そして、頼ってこられる区民や事業者のために、そして、早く本区のにぎわいと活気を取り戻すためにも、より一層のまごころを込めたサービスを提供していただきたいと思います。

 一方で、ICT活用などによる利便性の向上、行政の効率化など、新しい時代へ向けた第一歩を踏み出しており、都心区としての魅力を存分に生かしたまちへと移り変わりを感じております。

 いまだ終わりを見せることのない感染症との闘いが続いておりますが、歴史ある民間企業出身の山本区長の手腕を遺憾なく発揮していただきまして、将来を見据え、あらゆる状況においても即応可能な、弾力性のある財政運営を期待いたします。

 以上申し上げまして、中央未来会議は、本予算特別委員会に付託されました令和3年度各会計歳入歳出予算案及び補正予算案に対しまして賛成いたします。

○木村委員長
 各会派の態度表明が終わりましたので、これより採決に入ります。

 副委員長は委員席へお移りください。

 まず、議案第1号、令和3年度中央区一般会計予算について、起立により採決いたします。

 本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○木村委員長
 起立多数と認めます。――御着席願います。

 よって、議案第1号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第2号、令和3年度中央区国民健康保険事業会計予算について、起立により採決いたします。

 本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○木村委員長
 起立多数と認めます。――御着席願います。

 よって、議案第2号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第3号、令和3年度中央区介護保険事業会計予算について、起立により採決いたします。

 本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○木村委員長
 起立多数と認めます。――御着席願います。

 よって、議案第3号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第4号、令和3年度中央区後期高齢者医療会計予算について、起立により採決いたします。

 本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○木村委員長
 起立多数と認めます。――御着席願います。

 よって、議案第4号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第23号、令和3年度中央区一般会計補正予算について、起立により採決いたします。

 本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○木村委員長
 全員起立と認めます。――御着席願います。

 よって、議案第23号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 副委員長は元の席にお戻りください。

 さらに、ここでお諮りいたします。

 3月30日開会の本会議において、本特別委員会の委員長報告をすることとなりますが、その報告についてはいかが取り計らいましょうか。

〔「正・副委員長一任」と呼ぶ者あり〕

○木村委員長
 正・副委員長一任の声がありますので、さよう取り扱わせていただきます。

 なお、委員長報告案が出来上がりましたら、次の委員会で御検討をお願いすることになりますが、その際、各会派の態度表明部分の朗読を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○木村委員長
 御異議なしと認め、態度表明部分の朗読を省略いたします。

 それでは、次回の委員会開会日時については、いかがいたしましょうか。

○礒野委員
 来る3月30日午前11時に開会されるようお諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○木村委員長
 ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○木村委員長
 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決します。

 来る3月30日午前11時に委員会を開会いたしますので、御参集願います。

 それでは、私より一言御挨拶を申し上げます。

 (挨拶)

 次に、議長より御挨拶を願います。

○押田議長
 (挨拶)

○木村委員長
 次に、区長より御挨拶を願います。

○山本区長
 (挨拶)

○木村委員長
 本日は、これをもって散会いたします。

 お疲れさまでした。

(午前11時46分 散会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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