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令和4年 地域活性化対策特別委員会(9月9日)

1.開会日時

令和4年9月9日(金)

午後1時30分 開会

午後1時59分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(6人)

委員長 富永 一

委員 礒野 忠

委員 かみや 俊宏

委員 堀田 弥生

委員 小坂 和輝

議長 木村 克一

4.欠席者

(2人)

副委員長 青木 かの

委員 山本 理恵

5.出席説明員

(14人)

齊藤副区長

平林教育長

浅沼企画部長

溝口政策企画課長(参事)

清水広報課長

濱田区民部長

清水区民生活課長

平川地域振興課長

岩田文化・生涯学習課長

鎌田スポーツ課長

田部井商工観光課長

竹内日本橋特別出張所長

生島教育委員会事務局次長

志賀谷図書文化財課長

6.議会局職員

伊藤議会局長

小倉議事係長

坂和書記

後藤書記

7.議題

  • 区内各地のにぎわいにつながる地域、文化、観光・産業振興に関すること

(午後1時30分 開会)

○富永委員長
 それでは、地域活性化対策特別委員会を開会いたします。よろしくお願いいたします。

 本日、副委員長並びに山本委員は欠席いたします。

 また、企画部副参事(計画・特命担当)は欠席します。

 なお、理事者報告の関係で区民生活課長、スポーツ課長及び日本橋特別出張所長が出席しますので、併せて御了承願います。

 次に、議題の審査に入りますが、特別委員会の質疑につきましては、理事者報告に対する質疑と併せて行いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、理事者報告をよろしくお願いいたします。

○濱田区民部長
 1 区民施設の指定管理者の評価結果について(資料1)

 2 町会・自治会のデジタル化支援について(資料2)

○生島教育委員会事務局次長
 3 区立図書館の指定管理者の評価結果について(資料3)

以上3件報告

○富永委員長
 ありがとうございました。

 それでは、発言の持ち時間につきましては、既に御承知のとおりとなりますので、よろしくお願いいたします。ただいまの時刻は午後1時38分ですので、自由民主党71分、公明党さん37分、かがやき中央さん37分、区民の風さん37分、子どもを守る会さん10分でお願いいたします。

 それでは、質疑に入ります。

 発言のある方は、よろしくお願いします。

○かみや委員
 それでは、私から、地域活性化、特に地域のコミュニティについて、議題で1問伺いたいと思います。

 少し前ですが、この夏、8月末に大江戸まつりが開催されたということで、3年ぶり、様々な御苦労がおありだったのかなと思っております。準備を含めて、いろいろな御苦労があったのかなと思いますが、全体の所感をお聞かせいただきたいと思います。私も少し参加をさせていただいて、言うまでもないことだと思うんですけれども、地域のコミュニティの大切さをすごく実感しております。このあたりも含めて、御所感があればいただければと思います。お願いします。

○平川地域振興課長
 8月に実施いたしました大江戸まつり盆おどり大会について、全体の所感というところでございますが、まず、当日、無事に開催することができました。この開催に当たりまして、準備の段階から、コロナの状況がなかなか先を見通せない中、ぎりぎりまで開催するべきなのかどうかという判断に、非常に迷いといいますか、苦しい部分がございました。しかしながら、区といたしましては、以前も答弁させていただきましたが、大江戸まつり盆おどり大会をしっかりやるという姿勢を当初からまちの皆さんにお示しをしてございました。というのも、やはりコロナで2年間、非常に地域の活動というのが停滞してしまった。非常に活動しづらい状況だったというところです。それによって様々なものが失われていってしまうのではないかという危機感を非常に募らせてございましたので、今回、大江戸まつりの実施に当たりましては、当初より、やるという区の姿勢を貫いたということによって、夏の、例えば盆踊りのお祭り、納涼のお祭りを地域のほうでも実際に開催していただけた。町会長の皆さんとお話ししていると、区がやるということをしっかりと一番最初に明言してくれたことで、やはり町会の中でも、いろいろやっていこうという前向きな機運が高まったというお言葉をいただけたことは非常にありがたいところでございました。

 実際に当日を迎えまして、政府のほうからも行動の制限がありませんでしたので、開催に至ることができたという中、非常に多くの方にお越しいただきました。今回は規模を、例年5時間行っているものを3時間に縮小し、プログラムも非常にシンプルな形で、盆おどり大会と大江戸縁日コーナーというところで、会場であります浜町公園を大きく広く使うことによって、できるだけ密を避けようというところで実施をさせていただきました。

 盆おどり大会のほうにつきましては、入り口での検温、アルコール消毒を行いまして、非常にスムーズに運営することができましたが、縁日のほうにつきましては、実は、チケットであるとか、換金のところで、時間帯によって長い列ができてしまったというところは、事務局のほうでも当初想定していたよりも1時間当たりの人数が非常に多かったことが原因というふうに考えてございます。そういった点では御迷惑をかけてしまいましたが、参加された方が盆踊りを踊っている笑顔であるとか、お子様を連れた家族の状況を見せていただくと、やはりこの大会をしっかり開催することができてよかったというふうに考えてございます。先ほど申し上げましたとおり、反省事項も多々ございますので、ここにつきましては、次年度の開催に向けて、今後開かれます実行委員会もございますので、まちの皆様の御意見をしっかりとお聞きして、さらによくなる大会を目指してまいりたいというふうに考えてございます。

 そういったところで、区としては、イベントをやることによって地域のコミュニティというのがやはり活動し始めるというところがあります。大江戸まつりに限らず、盆踊りの助成でありますとか、イベントの助成、そういったものを通じて、地域の活動をしっかり支えてまいりたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。

○かみや委員
 御答弁ありがとうございました。

 準備などからの御苦労、そして御答弁にもありましたように、区としてしっかりと実施をしていくという方針を決めて、そのとおりに実施していただいたということで、地域でも、その方針に基づいてというか、それを参考にしながら、各町会、各自治会でもイベントができた。こういうことは、少ない数ですけれども、私が聞いている範囲でも、それに基づいてできた、よかったという御意見を伺っているところであります。

 また、今のお話にもあった開催自体についても、イベントを区がやっていただくことで、家族の笑顔が見えるですとか、そして、反省点、さらによいものにということで、御答弁いただきましたけれども、冒頭申した地域コミュニティという視点で、もう一点お聞かせをいただきたいと思っております。

 昨年度、地域コミュニティ連携補助金を新たに創設いただいたと認識しておりまして、コロナ禍を乗り越えて、まちににぎわいと活気を取り戻すことを目的にしているんだと理解をいたしております。個人的になので、全体を見れているわけではありませんけれども、非常に評判がよいと認識をしておりまして、こちらの執行状況ですとか、事業効果をどのように感じていらっしゃるか、所感をお聞かせ願えればと思います。

○平川地域振興課長
 地域コミュニティ連携事業補助金についてでございます。

 昨年度、補正予算を組ませていただきまして、2年間の時限的な実施でございます本事業につきましては、委員御紹介いただいたとおり、やはりなかなかコロナ禍で地域活動というのが停滞していく中で、区がしっかりと後押しといいますか、町会・自治会に限らず、様々な主体と協働していただくことで、新たな動きといいますか、イベントを起こしていただく。それを補助金という形で区が支えさせていただくという事業でございます。

 昨年度ですと、11の団体にこちらの事業を使っていただきました。おおよそ1,000万円弱、900万円程度の執行がございます。本年度につきましては、既に5つの団体に実施いただきまして、地域としては、日本橋地域が3団体、月島地域が2団体という御利用の状況でございます。今後、秋口に向けて、天候的にもイベントの実施にいい時期でございますので、この後、また使っていきたいということで、お問合せもいただいているところでございます。現段階では、400万円程度の執行の状況でございますので、昨年の状況と合わせますと、予算的にも執行状況としてはいい線をいっているというふうな認識でございます。

 こちらの反応としましては、新しい主体と連携し、また、いろいろ頭の中で構想していただいていたものを実際に形にすることができたということで、非常にいい反応といいますか、地域が盛り上がっているというところは感じてございます。今後につきましては、この動き、機運というものを、先ほども御紹介しましたが、地域の手づくりイベントの助成が区にありますので、そこの執行状況というのは、これまでのところ非常に低くなってございましたので、そこら辺の回復に結びつけていきたい、しっかり使っていただきたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。

○かみや委員
 御丁寧に御答弁ありがとうございます。

 まさに執行状況を詳しく教えていただいて、しっかりと使っていただいている。去年から、また今年も含めてということで、あと、既存の事業のほうも含めて、しっかり使っていただきたいということで、新しい形にしていただいて、すごくよかったのかなと個人的には思っているところでございます。実行委員会形式も含めてですけれども、区が直接実施をしていくイベント、大江戸まつりも含めて、御答弁がありました補助事業での支援も含めて、引き続き地域活動への支援をしっかりとしていただきたいと要望して、質問を終わります。ありがとうございました。

○小坂委員
 よろしくお願いします。

 資料1に関連いたしまして、指定管理者の在り方で、今後、晴海地域交流センターが入ってくるわけですけれども、これを評価するに当たっては、こういう考え方も出していきますよとかいう考え方があれば教えてください。それが資料1に関してです。

 2つ目は、資料2に関してです。町会・自治会のデジタル化は、とても大切だと思います。プロアクティブ・コミュニティの主たるところを担う。もう一つ、それらを担っているのがNPOやボランティアだと思います。NPOやボランティアも、このような支援が必要なのかどうかというところに関して、お隣の係でありますので、そのあたりの所感を教えていただければと思います。それが2点目。

 3点目は、資料3に関連してですけれども、図書館の評価です。今後、本の森ちゅうおうも入ってきますけれども、これもやはり指定管理の評価の在り方で、どこか変えていこうとかというところがあれば教えてください。

○清水区民生活課長
 晴海地域交流センターにおいて、指定管理者の評価をどう行っていくかということでございますけれども、基本的には、指定管理者、区民施設につきましては、共通の評価項目、そして判断基準ということは、晴海においても適用することになります。ただ、その中で、活動の内容とか、運営方法とかは施設ごとに見てまいりますので、評価項目や基準は変わりませんが、当然、施設の特性に合わせた評価はつぶさに評価をしていくということになろうかと思います。

 以上です。

○平川地域振興課長
 NPO、様々な団体のデジタル化の状況についての認識でございますが、私の所管しておりますNPOの方の活動拠点であります協働ステーションの、例えば御利用の実績、御相談の内容から推察でございますけれども、NPO等につきましては、非常にデジタル化が進んでいるのではないかなといった認識でございます。というのも、例えば相談も、例えば来所での相談よりは、今のタイミングですとZoomでの相談といった記録も随分と出てまいります。紙でやり取りするというよりも、メールを中心に行われていたりという状況を見ますと、町会・自治会と比べるわけではございませんけれども、NPO等につきましては、比較的進んでいるというふうな認識を持ってございます。

 以上でございます。

○志賀谷図書文化財課長
 図書館の指定管理者の評価でございます。

 指定管理者については、昨年、令和3年度から日本橋、月島図書館に導入したものを今年度評価したところでございます。今後、本の森ちゅうおうも来年度評価するところでございますけれども、あくまで図書館の評価というところで、基本的には内容を変更する予定はございません。

 以上です。

○小坂委員
 それぞれにありがとうございます。

 何でわざわざ質問したかと。資料1に関しては、今までとは考え方がさらに先に進んだ晴海地域交流センターですよね。地域課題を解決する拠点なわけでありますし、また、運営協議会を入れるということであります。その運営協議会と、この指定管理者の評価とのあたりの関係性を何か入れていってもいいのではないかと思うんですけれども、そのあたりの考え方は何かありますか。そこがお聞きしたかった趣旨であります。

 2つ目は、NPO、協働はデジタルが進んでいるということでありますけれども、同じ考えで区のほうも手伝ってあげてもいいのではないかと思うんです。すなわち、町会・自治会を手伝うに当たって、結局、区ホームページから各団体の情報を広く発信していくことにより情報発信力の強化を図るということが書かれており、ここはそんなに予算がかからないことでありますので、デジタル化が進んでいるNPO、協働の人たちの発信力を区のホームページで手伝ってあげたらいいのではないか。町会・自治会を手伝うのであれば、同じように手伝ってあげてもいいのではないかというところはいかがでしょうかというところです。

 3点目は、本の森ちゅうおうにおきましても、すごいものができるわけでありますから、今、評価している団体、利用者懇談会の人が1人入っているというところからすると、もうちょっと3地域の月島、京橋、日本橋の利用者懇談会の人を入れるとかというふうに広げたり、また、やることも広がっていますよね。広がっているというか、強化しているというか、学校に図書館の本を、連携を強めていくというところが売りだったじゃないですか。そこからすると、子供たちの声も評価に入れるということもいいのではないかというふうに思うところであります。そのあたりで聞いたところでありますけれども、何か考え方があれば教えてください。

○平川地域振興課長
 まず、私からは、晴海地域交流センターの運営協議会、また評価の関係性でございますが、当然に、指定管理者の評価の観点の中には、例えば関係団体と適切な連携を取れているかでありますとか、事業をしっかりと実施した、実施という項目がございますので、その中で一定程度評価ができるものというふうに認識してございます。

 また、運営協議会につきましては、設置後、運営協議会、指定管理者、区の3者で定期的な会合、連絡会、意見交換会を実際に、今、考えてございます。頻度とかは、また来年度以降の検討材料でございますが、そういった中でしっかりと意見交換する。ですので、評価のタイミングだけではなくて、そういった中で意思疎通が図れていくものというふうに認識してございます。評価の、先ほどの観点のところは入ってございますし、運営協議会については、しっかりと意思疎通を取っていく、そういった認識でございます。

 また、次のNPOの情報発信の強化といいますか、区の支援という考え方でございますが、今回、資料2でお示ししました町会・自治会については、これまでのコロナ禍におきまして、町会・自治会活動が非常に苦しんでしまったところがある。また、いわゆる課題の設定がしっかりと見えていた部分でございますので、今回、デジタル化の支援というところにたどり着いたところでございます。まず、NPOの情報発信力を強化するという、そこに至るまでの、例えばNPOの方々は、現在、どういった活動の支障があるのかといったところをしっかりと捉えていくことが、まず肝要であるというふうに考えてございます。そちらは、協働ステーションで、日々、相談の業務を行ってございますので、そういった中からしっかりと課題を見つけて、それに対してどんなことが区として支援していくべきことなのかを確認してまいりたいというふうに考えてございます。

 私からは以上でございます。

○生島教育委員会事務局次長
 本の森ちゅうおうについてです。本の森ちゅうおうの中には郷土資料館等も入っていますので、全体としての利用者へのサービスというところでいうと、単体の図書館とは違ってくる部分はあろうかと思います。ただ、指定管理者が行う業務の中での評価ということでいうと、評価項目等に関しては、指針に従って、これまでどおりということになろうかと思いますが、評価委員の方々につきましては、現在、選定のときから関わっていただいている委員に御協力をいただいているところですけれども、図書館と子供たちの事業の部分ですとか、学校の事業の部分ですとか、委員がおっしゃった面もございますので、評価委員のメンバーにつきましては、今後、いろいろと考えながら、メンバー構成については、改めて検討していきたいと考えております。

○小坂委員
 それぞれにありがとうございます。

 すばらしい施設が2つ、そろそろ出来上がるということですので、期待するところであります。

 また、町会のデジタル化は本当に大事だと思います。それによって、行政懇談会も今年みたいに書面でなくZoomでできるとか、そういうところもやっていただきたいところでありますし、また、例えば晴海地域交流センターなどは地域課題を解決するものですから、町会・自治会等を含め、地域団体のデジタル化も、恐らくこのセンターが強化してくださるのではないかなと、そのような広がりも期待するところであります。よろしくお願い申し上げます。

 終わります。

○富永委員長
 ありがとうございました。

 それでは、議題、区内各地のにぎわいにつながる地域、文化、観光・産業振興に関することについては、継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○富永委員長
 第三回区議会定例会における委員長報告の取扱いについては、正副委員長に一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○富永委員長
 ありがとうございます。

 それでは、これをもちまして本日の地域活性化対策特別委員会を閉じます。

 どうもお疲れさまでございました。

(午後1時59分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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