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令和5年 地域活性化対策特別委員会(2月15日)

1.開会日時

令和5年2月15日(水)

午後1時30分 開会

午後2時13分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 富永 一

副委員長 青木 かの

委員 礒野 忠

委員 かみや 俊宏

委員 堀田 弥生

委員 山本 理恵

委員 小坂 和輝

議長 木村 克一

4.出席説明員

(13人)

齊藤副区長

平林教育長

浅沼企画部長

溝口政策企画課長(参事)

糟谷副参事(計画・特命担当)

清水広報課長

濱田区民部長

清水区民生活課長

平川地域振興課長

岩田文化・生涯学習課長

田部井商工観光課長

生島教育委員会事務局次長

志賀谷図書文化財課長

5.議会局職員

伊藤議会局長

小倉議事係長

坂和書記

後藤書記

6.議題

  • 区内各地のにぎわいにつながる地域、文化、観光・産業振興に関すること

(午後1時30分 開会)

○富永委員長
 それでは、地域活性化対策特別委員会を開会いたします。よろしくお願いいたします。

 本日は、理事者報告の関係で区民生活課長が出席しますので、御了承願います。

 議題の審査に入りますが、特別委員会の質疑につきましては、理事者報告に対する質疑と併せて行いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、初めに、理事者報告をお願いいたします。

○濱田区民部長

 1 中央区立晴海地域交流センターの指定管理者候補事業者の決定について(資料1)

 2 晴海区民館の工事に伴う休館について(資料2)

 3 「中央区ビジネス交流フェア2022」の開催結果について(資料3)

○生島教育委員会事務局次長

 4 中央区立晴海図書館の設置について(資料4)

以上4件報告

○富永委員長
 ありがとうございます。

 それでは、質疑に入りますけれども、発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。ただいまの時刻は午後1時38分になります。自由民主党71分、公明党さん37分、かがやき中央さん37分、区民の風さん37分、子どもを守る会さん10分です。

 それでは、質疑をよろしくお願いいたします。

○かみや委員
 それでは、私から1点、議題で伺いたいと思います。

 先日、雪まつりが開催されたということでありますけれども、久しぶりの開催だったのかなと思います。まず、終わられたところで、まだ期間がたっていないところもあると思いますけれども、この雪まつりの開催概要、そして、久しぶりの開催でどんな状況だったのかをお聞かせ願えればと思います。よろしくお願いします。

○平川地域振興課長
 中央区雪まつりについてでございます。

 先週の2月11日の土曜日、12日の日曜日に、コロナ禍の開催延期や中止を挟みまして、実に4年ぶりに開催することができました。当日は非常にいいお天気、天候にも恵まれまして、お子さんを中心に、延べ2万人の方にお越しいただく大変盛況なイベントでございました。当日は、東根市から10トントラック20台分の雪を届けていただきまして、金曜日の設営、金曜日は、実は大変に雨が強くて、雪が少し解けてしまうといった心配もしてございましたけれども、土日、しっかり雪が残ってくれまして、来場されたお子さんには非常に楽しんでいただいたものかと認識してございます。

 また、このイベントにつきましては、地域の町会、また小学校、幼稚園のPTAの方にも非常に大きな御協力を得ております。そういった中で、地域の皆さんとこのイベントを開催することができたということ、また、実際に町会長、町会の方ともお話しさせていただきましたが、人々にこういうふうに集っていただく、顔と顔を合わせられる非常によい機会になったといった御感想もいただいたところでございます。

 また、先ほど申し上げました、コロナ禍で開催中止という期間を挟んでございました。この第22回中央区雪まつりにおきましても、まだコロナの影響があるところでございましたので、今回、工夫した箇所としましては、そりコーナーです。従前、そりコーナーは好評でありまして、列が非常に長くなるところがございましたので、その部分につきましては、事前申込み制という形を取らせていただきました。80名の定員で、両日で13の枠を設定させていただき、あらかじめお申込み、また当選された方に、そりコーナーに参加いただいたんですが、当日の状況を見まして、運営を担当されました青少年対策地区委員の方とも、当日、現地で相談させていただいて、事前申込みに外れてしまった方、当日いらっしゃった方も、その空きを利用して実際にそりで滑っていただくことができまして、そういった部分では、保護者の方から、そりで滑れてよかったというような感想もいただいたところでございます。

 いずれにしましても、しっかりとこういったイベントができることによって、地域の活動、また人々の交流が生まれたというところ、この重要性を改めて認識したところでございます。

 以上でございます。

○かみや委員
 御答弁ありがとうございます。延べ2万人ということで、非常に多くの方がいらっしゃったんだなと、来場者の方々の数を伺って、率直に感じたところであります。地域の皆様との協力の下で、そして、いろいろな工夫も、並ぶ時間を短くするですとか、当日、現場を見ながら対応、工夫いただいたというところもお聞かせいただいたものかなと思います。

 その上で、久しぶりのイベントということで、地域の交流がすごく大切と。私は、この日、参加できなかったんですけれども、地域で餅つきに参加させていただいていて、おっしゃるとおり、地域でいろいろなイベントがあって、交流ができることはすごく大切だなということを感じておりましたので、まさに今の御答弁も、なるほどなというふうに思って聞かせていただいておりました。

 今後も、地域活性化に資する取組、そして地域への支援に引き続き取り組んでいただきたいということを要望して、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

○山本委員
 よろしくお願いします。私からも議題で、雪まつりについてお聞きしてまいりたいと思います。

 実に、4年ぶりの開催ということでした。本当にたくさんの親子連れでにぎわい、子供たちの笑顔があふれていたなと感じています。私も家族で遊びに行かせていただきました。自然の雪に接する機会の少ない都会の子供にとっては、非常に貴重な経験であると思います。

 今回、4年ぶりにイベントを実施されて、何か反省点とか、改善点とかあったのか。コロナ前とコロナ後だと、また違うのかもしれませんし、その辺についてお聞かせいただければと思います。

○平川地域振興課長
 中央区雪まつり、次回に向けた改善点等でございます。

 先ほどの前委員への答弁でも申し上げましたが、今回、コロナ禍の開催というところで、そりコーナーに事前申込み制を導入させていただきました。そりコーナーですけれども、非常に好評といいますか、参加を希望される方が非常に多くて、定員につきましては80名の13枠でございますので、全体で1,040名受け入れる容量といいますか、キャパシティがあったところでございますけれども、実際にお申込みいただいたのは2,300件を超えまして、人数ですと8,000人を超えていたような状況でございます。そうしますと、抽せんの結果、外れてしまう方のほうが多かったというところがございましたので、そりを滑りたいという御希望を全てかなえることができなかったというところでございます。

 そりの事前申込み制につきましては、列が長いということで先ほど答弁しましたけれども、やはりコロナ禍で密を避けるであるとか、少し大江戸まつりの教訓もありましたけれども、いっときの人出が過集中、局地的に集中しないようにということで、時間帯についての分散効果も狙ったものでございました。そういった意味では、分散の効果は非常にあったものというふうに考えてございますが、先ほど申し上げたとおり、御希望の方の要望を全て受け止め切れなかったというところは、次回の改善事項かなというふうに認識してございます。

 いずれにしても、今後のイベント開催に当たりましては、コロナの5類への移行も見えているところでございますし、先般、感染症対策の基本方針も変更があり、イベントについては、いわゆる人数の制限も緩和されてきてございます。ですので、そういったところも勘案しながら、次回、参加したいという皆さんの御希望をできる限りかなえるイベントにしていきたいと考えているところでございます。

 以上でございます。

○山本委員
 御答弁ありがとうございます。より多くの方が参加できるよう、ぜひ次回については改善していっていただければと思います。

 今回の雪まつりというのは冬のイベントであると思います。日本は四季がありますので、四季折々の季節ごとのイベントなどがあってもいいのかなと感じております。中央区はいろいろなイベントを今までも行っていると思うんですけれども、イベント数が多ければ、また、それも分散されていくのかなと感じております。

 自然や遊びの場の少ない都会の子にとって、子供たちの豊かな育ち、健やかな成長といった観点から考えると、参加型であったり、体験型のイベントは非常に重要であると感じています。子供たちが喜ぶイベントの企画、親子で楽しめるイベントの充実というのは、ひいては地域コミュニティの活性化につながり、地域のにぎわいづくりにつながると思います。さらに、行く行くは、それが子育てしやすいまち、住み続けたいまち、また、子供たちにとっては愛着のあるまち、ふるさと中央区になるのかなと感じております。長年にわたり、雪まつりのような、ほかの自治体にはないような、こういった子供たちが喜ぶイベントを実施してきたからこそ、中央区の出生数の増加であったりとか、また、合計特殊出生率が23区で一番になったのではないか、各施策の成果でもあるのかなと感じております。

 中央区基本計画2023の戦略の中で、プロアクティブ・コミュニティであったりとか、リーディングプロジェクトのコミュニティ活性化プロジェクトには、人々の交流、人々が集い、交流し、絆をつないでいく、また、みんなでつくり上げるイベントであったり、人と人とをつなぐイベントというのが掲げられています。単に参加者を募るのではなくて、みんなでつくり上げていく、これが非常に重要だと書かれております。

 最近、特に子供向けの施策については、給付であったり、無償化といった現金的なものが非常に多く感じておりますので、体験型、参加型のイベントというのは非常に重要であると感じております。単に予算を組めば実施できるものでもないと思います。今回の雪まつりもそうですけれども、町会とか青少年委員会、さらにはPTAなど、地域の多くの方の協力を得て実施できているもの、続けられているものだと思いますので、今後も、ぜひ、さらなる充実に向けて取り組んでいただければと思います。

 以上で終わります。

○小坂委員
 よろしくお願い申し上げます。図書館の地域資料に関して質問させていただきます。

 まず、地域資料室、中央区の図書館も大変古い歴史があるということですよね。関東大震災から100年といいますけれども、それよりも前に、中央区の図書館も1909年から始まっての歴史と。114年の歴史がある大変古い図書館であり、その中で地域資料室が地域の皆様に愛されてきたところです。

 地域資料と言われるものは、今、大体どれだけの数があると区は把握されていますでしょうか。

○志賀谷図書文化財課長
 地域資料でございます。

 地域資料につきましては、3館合計で、現在、7万9,211冊あることを把握しているところでございます。

○小坂委員
 大変きちんとした数を把握されているというところであります。

 その地域資料は、管理していく中では目録というものもつくるということが大変大事かと思います。途中までは地域資料目録というものがつくられているわけですけれども、そのような目録による管理がなされているのかということと、また、地域資料には、まだ図書館の部屋の中にきっとあって、未整理のものもあるというふうに聞いているところです。郷土室だよりの中でも、未整理のものがあると書かれておりますが、未整理のものは大体幾つぐらいあるのでしょうか。

○志賀谷図書文化財課長
 未整理のものにつきましては、箱に入っていたりとか、いろいろな種類のものがございまして、正確な数は、今、把握していないところでございます。

 目録につきましては、現在、目録は作成してございません。というのも、今、図書館の資料というのは全てシステムで管理してございますので、図書館システムのデータが目録の代わりとなっているところでございます。

○小坂委員
 目録というものは、ぱっと見ながら何があるか知ることができて、データの中であれば、これというものをまずは打ち込んで探さなくてはならないので、データがあるイコール目録の代わりになるではないと思うんです。そのあたりは、きちんと目録は整理すべきものではないかという疑問を呈させていただきます。

 議会も区民も、指定管理者制度に移行するに当たって、地域資料をどのように管理していくかということは大変注目しているところでございます。そこで、区のほうも、その管理の在り方は、指定管理者は地域資料の図書に関する問合せなどレファレンス業務を担いますと。指定管理者に難しい複雑なレファレンスは、バックヤードにおいて区の直営職員が対応するなど、専門知識豊富な職員が多角的な支援をして、地域資料の特に難しいレファレンスをしていくというようなことが述べられたり、蔵書計画の作成や選書などは教育委員会が管理し、責任ある図書館行政を維持・継続します。なお、地域資料室についても同様で、資料の収集・管理・保存の監理監督は、直営スタッフが行いますというようなことで、これは議会にも、また区民にも約束されたところでございますけれども、この方針は今後も変わらないということでよろしいでしょうか。

○志賀谷図書文化財課長
 方針につきましては、今後も区の職員が最終的には確認をしていく予定でございます。

 以上です。

○小坂委員
 では、その管理体制ですけれども、現状において、区の直営スタッフは、地域資料室において何人のスタッフで管理されているんでしょうか。恐らく、地域資料等活用担当係長の下、何人かが管理していると思うんですけれども、現状、何人で、これは来年度も変わりないということでよろしいでしょうか。

○志賀谷図書文化財課長
 現在、管理しているのは地域資料等活用担当係長ほか、職員全員で3名で担当しているところでございます。今後につきましては、指定管理導入から1年たちまして、引継ぎ期間というところで終了したと考えてございますので、今後につきましては、その支援はほかの職員等で行っていく予定でございます。

 以上です。

○小坂委員
 ほかの職員と。今、方針は変わらないとおっしゃいましたよね。直営スタッフとおっしゃいましたよね。それがほかの職員というのは、TRC、図書館流通センターの職員を意味するんでしょうか。

○志賀谷図書文化財課長
 例えば、同じ建物に地域資料館がございます。学芸員がいますので、学芸員は歴史の専門家でもございます。そういった学芸員がレファレンスの問合せを受けたり、あるいは地域資料等活用担当係長はそのままおりますので、そういった職員が支援とか確認等を行っていく予定でございます。

 以上です。

○小坂委員
 大変体制に不備が見えてきているんですけれども、学芸員であって、それが司書の代わりになるということは考えられない。司書は情報を詳しく管理する人である。学芸員は歴史を詳しく我々にプレゼンする人である。そこが違うわけであって、学芸員に管理させるということは、区が約束してきた直営のスタッフが責任を持つという方針に大きな転換がなされているのではないでしょうか。

○生島教育委員会事務局次長
 方針に変わりはありません。内部のスタッフで、それに問題がないように事務分担をしながら、きちんと区のほうが監修しながら、表のほうではTRC、図書館流通センターのスタッフがレファレンス等の対応をしていく。不備があれば、直営のスタッフがフォローできるようにしていくということで、図書館のサービスの維持をきちんと図っていきたいというふうに考えております。

○小坂委員
 これは難しいと思うんです。まだ未整理の資料も残っているわけですよね。果たして、その整理を学芸員ができますか。未整理の資料、箱に詰まっているわけですよね。貴重な資料が眠っていると。内務省から委託を受けた本とかも整理したという歴史の中の資料とかもあるということは、郷土室だよりにも書かれており、大変貴重な資料ですよね。それらを、学芸員ではなくて、やはり図書館司書が直接管理して、整理してということが大切なのではないですか。それができるとお考えですか。

○生島教育委員会事務局次長
 歴史ある京橋図書館を維持していくということは、そういうことであるというふうに認識しております。

○小坂委員
 ここは水かけ論になるかもしれませんが、やはり区民の方々は大変心配されております。だからこそ今回も請願を議会のほうは受理している状況で、まだオープンに本会議では出されていませんけれども、受理はこの1月11日に、地域資料をきちんと保管してほしいということや、オープンな開かれた議論の下、図書館行政をしてほしいという請願が出されているところでありますので、大変心配しているわけです。

 請願の中では、図書館法14条の図書館協議会をつくってほしいというふうなこともおっしゃっていましたが、このように考えている区民の方もおられますので、その区民の方が何らかの形で参加できるような、今日の晴海の交流館においては運営協議会というのがありましたけれども、何らかの区民の参画を図書館のほうでもできないかというところは今後考えていただきながら、区民と一緒に地域資料を管理するような体制ができないか。もし人が割けないのであれば、図書館サポートなりが一緒になって地域資料を管理していく、そのような形も御検討いただきながら、体制の維持を区民と一緒にやっていただければと思います。

 では、終わります。

○富永委員長
 副委員長は委員席へお移りください。

○青木委員
 よろしくお願いいたします。私からも、議題といたしまして雪まつりについて、何人かの委員も質問なさいましたが、まとめる形でお聞きしたいと思います。

 まず、この雪まつりについてですが、答弁の中にもありましたように、それから、ほかの委員の皆さんからの御意見にもありましたように、子供たちにとって大変楽しく、そして有意義なイベントになったと思います。残念ながら4年ぶりということですが、それだけに、いかにこのイベントが重要かということをたくさんの方々が認識したのではないでしょうか。その中で、前委員の質問ともちょっと重なってきますが、まとめという形で、改めて何点かお聞きしたいと思います。

 まず、雪まつりに私も朝一番早い時間に行ったんですけれども、既に多くの皆さんが集まっていらっしゃいました。滑るそりのコーナーは、これまでも大変人気があったということで、今回は工夫をしていただきまして、事前申込み制を取ったということ、このお話も聞いておりましたし、実際には時間が空いたら、そこで、申込みしなかった子あるいは外れてしまった子も滑ることができたというお話も出ました。基本的には、当たりますと50分間、その時間帯で何度も滑ることができるという方式のようでしたが、これから次の雪まつりに向けてということで、この申込み制、同じような形をまた取るのか、それとも、50分はかなり滑りがいがあるので、ここを短くして20分、30分にして、その代わり全員が滑ることができる、あるいはもっとたくさんの子供たちが当たるようにするという工夫もできると思います。この点につきまして、もう一度、次の雪まつりに向けまして、そり遊びについての改善方法がありましたら、お知らせください。

 そして、小さい子供たちが砂遊びのように雪で遊んでいる場所がありますね。あそこも、一回溶けたので硬くなってしまっている部分もありましたが、それでも子供たちはいろいろ突っついて、スコップで突っついて遊んでいました。この子供たちの広場の部分と、それから、お料理コーナーが午後から始まりました。大変ここも人気でした。この3つにつきまして、次の雪まつりに向けての改善点がありましたら改善点、あるいはいいところを伸ばしていきたいところがありましたら、その点をお願いいたします。

○平川地域振興課長
 中央区雪まつりについて、次回に向けた改善点でございます。

 まず、そりコーナー、先ほどの答弁と一部重複いたしますが、今回、事前申込み制を入れたというところは、時間帯によっての過密、集中を避けるといったところが、まず1つ大きな目的でございました。委員に御紹介いただきました各回50分という設定の中で、確かに、お子様が50分間ずっと同じ遊びができるかというと、なかなかそうではなくて、実際に20分、30分で抜けられる方もいらっしゃったというところ、その空きを使って、当日申込み、受付というような形で滑っていただくことができました。

 そういった意味では、まず時間のところについては、少し長かったのではないかという認識はもちろん持ってございます。ただ、事前の想定の中でも、やはりこの枠をもう少し細分化するかといった議論もしてございましたが、入替えのところでロスタイムが生まれてしまうというところもございますので、今回、こういった枠組み、1時間単位での入替えというのが運営側にとっても少しやりやすいのではないかと、地域の方々ともいろいろ話し合いながら決めていった。そういった中では、今回、京橋築地小学校、明石小学校のPTAの方にも入っていただきまして、子育て中のお父様だったり、お母様の意見は非常に区にとっても参考になる部分でございまして、子供はこの時間ぐらいがいいよとか、もともとは事前申込み制を入れないといった案もいただいていたところです。地域の皆様にとっても、自由に来て自由に遊んで自由に帰っていくというのが地域の御希望として、声としてあるということは御紹介いただいておりましたが、区として、しっかりとこのイベントを安全に行っていくという観点の中で、今回、事前申込み制を導入したところでございます。

 また、コロナの状況がどうなっていくかというところも、基本的には改善していくといいますか、元に戻っていくという認識でございますので、そういった中で、事前申込み制を継続するかというところが、まず1つ観点ではあるかなというところです。ただ、保護者の方にお声がけをして、少しお話を聞かせていただいたんですけれども、コロナ禍にかかわらず、やはり申込みをした時間帯に来られるということが、かえって過密でない状況、整然としていて、今、例えば動物園に行くですとか、水族館に行くとしても、日付指定、時間制、事前申込みが結構浸透しているんだなというところも、感触としては持っています。行って混んでいて諦めてしまうというよりは、この時間に確実に入れるといったところも、感覚的には少しコロナ禍でなじんできた部分があるのかなというふうに思っています。

 ただ、先ほど申し上げたとおり、やはり多くの方に参加いただきたいというところが、主催、区としては一番考えているところでございます。そういった中で勘案して、今後もまた地域の皆様と、次回に向けてお話をさせていただきますので、また御意見をいただきながら、そりの事前申込み制については検討してまいりたいというところでございます。

 また、自由コーナー、雪遊びのコーナーと味コーナーについてでございます。

 雪が硬くなってしまうという心配もあったんですけれども、私も中に入って掘ってみると、意外に、お天気の状況もうまくいって氷にならずに、大きな雪だるまを作ったりですとか、かまくらを作ったりというふうに本当に自由に楽しんでいただいていたかなと思っております。もう少し雪の面積を広げられないかというところが課題でございまして、ただ、今回は金曜日に、設営の時点で本当に長雨、大雨が降っていましたので、雪がなくなってしまうわけにはいかないわけで、そことのバランスを取るというところが非常に難しいところでありました。ここは、4年ぶりに開催できましたので、こういったところでまたノウハウをもう一度蓄積することができました。面積の広げ方、より多く楽しんでいただくというところでは、次回に向けての改善点と考えてございます。

 味コーナーにつきましては、ちょっと細かい話で恐縮でございますが、例年ですと、遊具のコーナーのほうにポニーがいて、動物と親しんでいただくコーナーが実はあったんですけれども、今回、そこを廃止しまして、待機列としました。そうしたことで、あかつき公園に入場される方の流れと、味コーナー、多くの方に並んでいただきましたので、その行列の動線がうまく分けられたことによって、非常に混乱が少なかったというふうに考えてございます。この部分については、改善点というより継続していく。人流、人の流れと待機の列がかぶらないようにするというところは、今回うまく改善できた部分というふうに認識してございますので、この点は継続していきたいというふうに考えてございます。

 また、少しまとめの部分もございますが、しっかりと多くの方に安全に楽しんでいただけるイベントを目指すということは変わりないものというふうに認識してございますので、まちの方の意見も聞きながら、次回の大会に向けて一緒に検討してまいりたいというふうに考えてございます。

 以上です。

○青木委員
 大変よく分かりました。ありがとうございます。

 この3つ、そりのコーナー、味のコーナー、自由コーナー、それぞれ、これからもどうやったらうまくいくかということが見えてきたようで、その御意見も、地域のPTAの方々、実際、子育て中の方々からいただいたというのも大きいと思います。

 では、最後に1問、もう一つお聞きしたいんですが、本当にみんな楽しかったみたいで、子供たちも親御さんも楽しいとおっしゃって、次に何をおっしゃるかというと、来年も来たいとおっしゃるんです。これは本当に正直な気持ちだと思います。でも、今のところ、ずっと隔年ですよね。今回、コロナがありましたので4年ぶりということになりましたが、コロナ以前は隔年でやっておりました。このことと、浜町の盆踊り大会はもちろん毎年、夏にやっている。それから、今、ちょっとお休みということになっていますけれども、花火大会については、月島地域で、月島、晴海でやっているということ、これも毎年です。この中で、どうして雪まつりは毎年できないのかということを教えてください。その裏には、毎年やってくださいという皆さんの気持ちも含まれています。よろしくお願いします。

○平川地域振興課長
 雪まつりについて、引き続き答弁させていただきます。

 第22回を数える雪まつりでございますけれども、平成9年までは毎年実施してございまして、そこから第10回、平成11年から隔年で実施していたところでございます。経緯としましては、やはりこれは東根市の御協力も非常にいただいているイベントでございます。雪の御協力、また、先ほど申し上げた味コーナーであるとか、物産関係のPRも兼ねて、東根市の方にも、職員の方を含めて、多く来ていただいている。そういった協力をいただいているイベントであるということです。あと、地域の方の御協力を非常にいただいております。味コーナーに限らず、そりの運営を担当していただいているとか、設営を含めて、人によっては3日間フルで出ていただくイベントで、そういった点では非常に負担が重いといったお声もいただいてございます。

 今回、イベントを開催して、実際、私のほうにも、やはり来年もやってほしいといった御希望をいただいたところで、非常にありがたいお声だというふうに思ってございますが、先ほど申し上げたような地域に対しての負担の部分ですとか、東根市と一緒にやっている部分もございますので、そうした地域の方の声は非常にありがたいお声というふうに受け止めつつ、また地域の方ともそういった点での御相談をしながら、ここの点で来年やりますというところはなかなか難しいですけれども、次回の開催に向けてのいろいろな話の中で、そういったお声があったというところも受け止めながら考えていきたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。

○青木委員
 来年は無理のようですが、今後ですね。確かに、地域の方々の負担が重くなるのはよくないと思いますが、地域の方、PTAの方々にはできる範囲で手伝っていただいて、あと民間事業者を使うという手もあると思いますので、ぜひ前向きに考えていっていただければと思います。

 以上です。ありがとうございました。

○富永委員長
 ありがとうございました。

 副委員長席にお戻りください。

 それでは、議題、区内各地のにぎわいにつながる地域、文化、観光・産業振興に関することについては、継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○富永委員長
 第一回区議会定例会における委員長報告の取扱いについては、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○富永委員長
 では、これをもちまして地域活性化対策特別委員会を閉会いたします。

 どうもお疲れさまでございました。

(午後2時13分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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