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令和4年第一回定例会会議録(第1日 2月25日)

1.会期

三十四日(第一日)

二月二十五日(金曜日)

2.開会並びに散会

午後二時開会

午後三時五分散会

3.出席議員

(三十名)

一番 高橋 元気議員

二番 高橋 まきこ議員

三番 梶谷 優香議員

四番 田中 耕太郎議員

五番 かみや 俊宏議員

六番 太田 太議員

七番 二瓶 文徳議員

八番 しらす 夏議員

九番 奥村 暁子議員

十番 青木 かの議員

十一番 小坂 和輝議員

十二番 渡部 恵子議員

十三番 竹内 幸美議員

十四番 海老原 崇智議員

十五番 佐藤 あつこ議員

十六番 堀田 弥生議員

十七番 墨谷 浩一議員

十八番 山本 理恵議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 木村 克一議員

二十一番 富永 一議員

二十二番 瓜生 正高議員

二十三番 塚田 秀伸議員

二十四番 礒野 忠議員

二十五番 原田 賢一議員

二十六番 中嶋 ひろあき議員

二十七番 押田 まり子議員

二十八番 田中 広一議員

二十九番 中島 賢治議員

三十番 渡部 博年議員

4.出席説明員

区長 山本 泰人君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 平林 治樹君

企画部長 浅沼 孝一郎君

総務部長 黒川 眞君

防災危機管理室長 北澤 千恵子君

区民部長 濱田 徹君

福祉保健部長 田中 智彦君

高齢者施策推進室長 吉田 和子君

保健所長 渡瀬 博俊君

環境土木部長 望月 秀彦君

都市整備部長 松岡 広亮君

会計管理者 鈴木 浩君

教育委員会事務局次長 生島 憲君

監査事務局長 高橋 和義君

企画部参事(政策企画課長事務取扱) 溝口 薫君

財政課長 大久保 稔君

広報課長 園田 典子君

総務部参事(総務課長事務取扱) 山﨑 健順君

5.議会局出席職員

議会局長 伊藤 孝志君

庶務係長 長田 基道君

議事係長 小倉 正信君

書記 桝谷 剛司君

書記 小杉 太我君

6.議事日程

日程第一
 会議録署名議員の指名

日程第二
 会期の決定

日程第三
 諸般の報告

日程第四
 区長所信表明

日程第五
 委員会の中間報告

日程第六
 議案第十号 中央区長等の給料等に関する条例の一部を改正する条例

日程第七
 議員提出議案第一号 中央区議会議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例


午後二時 開会

○議長(木村克一議員)
 ただいまより、令和四年第一回中央区議会定例会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は三十名であります。よって、今期定例会は成立いたしております。

 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(木村克一議員)
 これより本日の日程に入ります。

 日程第一、「会議録署名議員の指名」を行います。

 区議会会議規則第八十四条の規定に基づき、今期定例会の会議録署名議員を私より御指名いたします。

 十一番小坂和輝議員並びに二十二番瓜生正高議員の両議員にお願いいたします。


○議長(木村克一議員)
 次に、日程第二、「会期の決定」を行います。

 お諮りいたします。今期定例会の会期を、本日より来る三月三十日までの三十四日間とすることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期を三十四日間とすることに決定いたします。


○議長(木村克一議員)
 次に、日程第三、「諸般の報告」を行います。

〔伊藤議会局長朗読〕


一、区議会定例会の招集の通知について

二、議案の送付について

三、令和四年中央区議会の議場出席者について(区長部局)

四、令和四年中央区議会の議場出席者について(教育委員会)

五、令和四年中央区議会の議場出席者について(監査事務局)

六、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について

  (照会)

七、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について

  (回答)

八、人権擁護委員の候補者の推薦について

九、議案の送付について

十、議案の提出について


○議長(木村克一議員)
 報告を終わります。

 ここで、ただいま報告のありましたとおり、議員提出議案一件が提出されましたので、本日の日程に掲載いたしました。


○議長(木村克一議員)
 次に、日程第四、「区長所信表明」について、山本区長から発言の申出がありますので、これを許します。

〔区長 山本泰人君登壇〕

○区長(山本泰人君)
 本日、ここに令和四年第一回中央区議会定例会の開会に当たり、私の所信の一端を申し述べ、区議会並びに区民皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症が都内で初めて確認されてから、二年余りが経過しました。この間、区民・事業者の皆様には、感染拡大防止のため、多大なる御理解と御協力をいただき、心より感謝申し上げます。

 とりわけ、医療の第一線で日夜感染症に立ち向かっておられる方々、福祉やインフラの現場をはじめ、私たちの日常生活を支えてくださっている方々に対し、改めて敬意と感謝の意を表します。

 私たちは、今もなお感染症との闘いの中にあります。緊張を解くことができない日々が続く中で、度重なる自粛要請や経済活動の抑制など様々な制約の下、多くの方々が生活や仕事への不安、息苦しさを抱えています。そうした状況を身近に受け止めながら、区民の命と健康を守り、安心して生活できる環境をつくり上げていくことが、基礎自治体である本区の使命であります。

 そのためにはまず、ワクチン接種を迅速かつ着実に進めるとともに、陽性となった方はもとより、不安を抱える方へのサポートや医療支援体制も強化いたします。

 あわせて、本区の生命線である「活気とにぎわい」を取り戻すために、足元の地域経済を活性化させる対策を引き続き強力に推し進めてまいります。

 感染症の拡大を抑え、区民・事業者の皆様と共にこの難局を乗り越え、活力あふれる中央区に向けて、全力を注いでまいる所存であります。

 さらに、深刻な状況にあるのが地球温暖化の問題です。

 世界各地では、集中豪雨、猛暑、干ばつ、豪雪等の異常気象が多発し、これらによる大規模災害は、その地域の暮らしを奪うだけでなく、世界中の社会経済活動にも大きな影響を与えています。

 昨年、イギリスで開催されたCOP26(国連気候変動枠組条約第二十六回締約国会議)で、気温上昇幅を一・五度に抑える努力の追求が合意されました。今日の日本にあって、活発な事業活動・経済活動を牽引する東京、その中心にある本区は、脱炭素社会の実現に向け、率先してその責務を果たしていかなければなりません。

 区では、全国に先駆けて「中央区の森」事業による森林の保全活動を行うなど、地域を越えた総合的な環境対策に取り組んでおります。

 また、昨年三月には、地球温暖化を防止し豊かな自然環境を次世代に引き継ぐため、この問題に全力で取り組む決意として、区議会の議決の下、「ゼロカーボンシティ中央区宣言」を行い、二○五○年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すことといたしました。

 「地球規模で考え、足元から行動する」という精神の下、持続可能な経済活動のためにも、率先して脱炭素化を進めてまいります。

 人々が安らぎと潤いを実感できる、水と緑豊かな環境づくりも重要であります。

 本区はこれまでも、水辺空間を生かしたまちづくり、再開発の機会を捉えた公開空地の緑化や街路樹の整備など緑の創出に取り組んできたほか、昨年七月には首都高速道路築地川区間と東京高速道路をつなぐ「銀座・築地周辺みどりのプロムナード構想」を策定しました。区内全域に広域的な歩行者中心の水と緑のネットワークを形成し、豊かな環境を未来へつないでまいります。

 これらの状況を踏まえた新年度予算は、「サステナブルシティ中央区を目指して―コロナを乗り越えた先にある未来に向かって―」と題し、喫緊の課題に加え、中長期的な課題への対応についても重点を置き編成いたしました。

 歳入面においては、区財政の根幹である特別区税や特別区交付金に一定の伸びが期待できるものの、ふるさと納税による税の流出が拡大しているほか、先行き不透明な歳入環境など、今後も予断を許さない状況です。そのため、予算編成に当たっては、施策全般にわたり取捨選択を行うとともに、これまで蓄えてきた基金の活用や、将来負担も見据えた特別区債の発行などの財源対策を講じたところであります。

 その結果、新規三十二事業、充実十九事業を含む一般会計予算の総額は、前年度比一八・四%増の一千二百四十八億一千八百万円余となり、過去最大の規模となりました。

 主な施策について、基本構想に掲げた三つの「施策のみちすじ」に沿って申し上げます。

 第一は、「一人一人の生き方が大切にされた安心できるまちを目指して」であります。

 まず、新型コロナウイルス感染症対策についてです。

 三回目のワクチン接種につきましては、昨年十二月から開始しており、希望する全ての方が一日も早く接種できるよう、迅速かつ着実に進めてまいります。

 また、先月には自宅療養者サポートセンターを設置し、医師会との連携により、医療的な相談への対応や体調の変化が見られた場合の医療機関との調整など、自宅療養者のニーズに適切に対応するための体制を整えております。引き続き感染後のサポートも含め、医療支援体制の強化に力を尽くしてまいります。

 次に、子育て支援策についてです。

 本区では、保育所待機児童の解消をはじめとする総合的な子育て支援策を全庁挙げて展開し、「安心して子どもを産み、育てることができる中央区」の実現に向け取り組んでまいりました。この間、出生数は平成二十八年から毎年二千人を超えており、昨年は二千十人の新生児が誕生しました。また、待機児童対策として認可保育所の開設を積極的に支援してきた結果、本年四月に待機児童の解消が達成できる見込みです。引き続き、保育を必要とする全ての子供が利用できる保育環境を確実なものとするため、新年度においても、五園の開設を支援してまいります。あわせて、保育園児が安全に伸び伸びと外遊びできるよう、近隣の広い公園まで送迎をする「バスさんぽ事業」を年間を通して行うほか、認可外保育施設を含めた巡回指導の充実を図るなど、保育の質の向上に向けた取組も進めます。

 また、通院頻度の多い多胎妊婦を対象に、出産支援祝品として贈呈しているタクシー利用券を二万円に増額いたします。ベビーシッターによる一時預かり保育利用支援については、対象年齢及び利用上限を引き上げるとともに、利用日の拡大を図ります。

 児童の放課後等の居場所づくりも重要な課題であります。新年度は晴海児童館学童クラブの定員拡大に加え、令和五年度の開設に向けて民間学童クラブの誘致を行うなど、プレディと併せて児童が安心して過ごせる場の充実に取り組んでまいります。

 ひとり親家庭及び生活困窮家庭の小学生から高校生世代までを対象とする学習・生活支援では、中学校の定員を拡大するなど、進学や社会的自立に向けた切れ目のない支援を展開していきます。

 次に、高齢者施策についてであります。

 全ての高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、介護予防や認知症ケア、在宅療養の推進など、地域包括ケアシステムの構築に向けた取組を総合的に推進いたします。

 長引くコロナ禍において、感染への不安や活動の場の休止などにより高齢者の外出機会が減少しており、心身への影響も懸念されております。そこで、介護予防プログラム「中央粋なまちトレーニング」のさらなる普及促進を図るため、粋トレ事業に参加した方にノベルティを配布するなど、自宅や身近な場所での健康づくりを支援してまいります。

 また、認知症の方が行方不明になった場合に、早期発見と事故の未然防止のため、「ちゅうおう安全・安心メール」により協力者へ情報配信するなど、地域全体で認知症の方やその家族を支える体制の強化を図ります。さらに、高齢者がより質の高い生活を送ることができるよう、住まいの設備改善を行うに当たり、その方に応じた助言や提案をする専門アドバイザーを派遣いたします。

 昨今、還付金詐欺等の手口がより巧妙化していることから、広報による注意喚起や自動通話録音機の無料貸出しを実施するなど、区内警察署や関係機関と連携しながら、高齢者を犯罪から守るための対策に引き続き取り組んでいきます。

 障害者施策では、日常的に医療的ケアを必要とする重症心身障害児に対する訪問看護師の派遣先として、現在の居宅のほか、新たに特別支援学校も対象とします。また、通学支援においても、通常の学級を含め小学校から大学まで対象を拡大するなど、保護者の負担軽減と障害児の教育機会を確保いたします。

 さらに、障害者の重度化・高齢化や「親亡き後」を見据え、住み慣れた地域で安心して住み続けられるよう、月島三丁目北地区の市街地再開発事業において、区域内にある知的障害者グループホームの移転改築に合わせ、短期入所をはじめ、様々な機能を有する地域生活支援拠点を新たに整備いたします。

 犬や猫などのペットを飼われる方も増える中、ペットを飼うひとり暮らし高齢者等への支援、飼い主のマナー向上、飼い主のいない猫の問題など多くの課題が顕在化しています。こうした課題の解決に向け、区民からの相談への対応や適正飼育に関する情報発信を行う団体への支援のほか、猫の保護シェルターの運営に対する補助を行います。動物に関する様々な問題に取り組む方々と協働し、人と動物とが安心して暮らせる環境づくりを推進してまいります。

 第二は、「快適で安全な生活を送るための都市環境が整備されたまちを目指して」であります。

 まず、環境負荷低減に向けた取組です。

 区の環境に関する総合的な計画である「環境行動計画」を改定し、新たな目標や具体的取組を明らかにしてまいります。また、檜原村の「中央区の森」などにおいて、自然体験を通じた環境学習事業を実施します。さらに、旧館山臨海学園の敷地を活用した太陽光発電所整備に向け、調査・検討を行います。

 このほか、新たに、食べきり協力店制度の導入や粗大ごみの資源化にも取り組むとともに、ヒートアイランド現象を緩和する街路樹・緑道の整備、自然エネルギー・省エネルギー機器導入費助成枠の拡大、中央エコアクト事業の再構築、再エネ電力の普及を進めるリバースオークションの活用など、総合的に環境問題に対する取組を強化してまいります。

 緑あふれる豊かで魅力あるまちづくりについては、水辺を中心とした憩い・にぎわいのある空間創出を目指す「水と緑のネットワーク構想」を取りまとめるほか、公園の魅力向上と効率的な維持管理体制の構築に向け、官民連携によるパーク‐PFI(公募設置管理制度)導入の調査・検討に着手します。また、東京駅前から周辺地域へとつながる歩行者ネットワークを強化するため、「歩きたくなる町なか」の形成に向けた検討を開始いたします。

 次に、災害に強いまちづくりについてであります。

 昨年十月には都内で最大震度五強、先月も日向灘を震源とするマグニチュード六・六の地震が発生しました。また、記録的な大雨による土砂災害も全国各地で発生するなど、私たちの暮らしは常に自然災害の脅威にさらされています。首都直下地震をはじめとする自然災害を想定し、「国土強靱化地域計画」のリスクシナリオに基づき、対応を進めてまいります。

 区内全世帯の約九割が共同住宅に居住する本区においては、防災拠点の強化はもとより、高層住宅における防災対策が重要であります。在宅避難や共助による防災対策をより一層推進するため、「マンション防災パンフレット」及び「震災時活動マニュアル策定の手引き」を改訂いたします。また、マンション管理組合等に専門家を派遣し、フォローアップを行うことにより「災害時地域たすけあい名簿」を活用した支援体制づくりを強化します。さらに、地域における非常用電源確保への取組を支援するため、可搬式蓄電池の供与及び購入費を助成します。

 次に、都市にふさわしい魅力ある都市基盤づくりであります。

 日本橋上空の首都高速道路の地下化や都心部・臨海地域地下鉄構想、首都高速道路築地川区間及び東京高速道路の上部空間を活用した新たなアメニティ空間の創出、築地市場跡地の再開発、晴海地区のまちづくりなど、本区は大きな転換期を迎えています。

 首都高速道路日本橋区間の地下化は、既に工事に着手しておりますが、八重洲線から築地川区間への連結、高速晴海線からの連結など課題もあり、本区としても様々な角度から具体的な検討を行ってまいります。

 都心部・臨海地域地下鉄構想については、東京都が国と共に事業計画検討会を立ち上げ、その実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。本区としましても、引き続き「都心・臨海地下鉄新線推進大会」の開催を支援し、町会・自治会をはじめ、沿線自治体など関係機関と連携しながら、早期事業化に向けて、まちづくりも含めた検討を進めてまいります。

 築地市場跡地の再開発については、東京都が事業実施方針を策定した後に事業者を募集することとなっております。本区は、都へ提出した要望書を踏まえ、周辺地域とのつながりや歴史性に十分配慮した、世界中の人々が交流できるまちづくりの実現と築地の活気とにぎわいの継承・発展に向け、地元と共に都及び事業者と協議してまいります。

 晴海地区のまちづくりでは、東京二○二○大会選手村の木材を活用した特別出張所等複合施設や仮称晴海西小・中学校の整備に着手いたします。また、ほっとプラザはるみをリニューアルし、あらゆる世代が集い、良好なコミュニティ形成を図る交流拠点とするとともに、施設の運営について地元の皆様と検討を進めるなど、住民満足度の高いまちづくりを目指します。

 これら区内各地域を活性化するハード・ソフト両面の取組を全庁横断的に推進する専管部署を新たに設置し、ダイナミックな事業展開を図り、国や東京都、関係機関にも積極的に働きかけながら、世界に誇る国際都市東京を牽引する役割を担ってまいります。

 第三は、「輝く個性とにぎわいが躍動を生み出すまちを目指して」であります。

 コロナ禍を乗り越える経済対策としては、最大二千万円の感染症対策特別資金融資の申込み期間を一年延長するとともに、新たに借換融資制度を創設し、事業者の負担軽減を図ります。また、昨年に引き続き、総額十八億円のプレミアム付共通買物・食事券を六月に発行します。これに先立ち、四・五月にはキャッシュレス決済ポイント還元事業を実施し、切れ目のない消費喚起策を講じてまいります。このほか、商店街イベント事業補助の拡充や経営セーフティ共済掛金、ECサイト活用、オンライン展示会への出展料に対する補助を継続するなど、ポストコロナを見据え、地域経済の再生に向けて力強く支援いたします。

 次に、教育についてであります。

 晴海地区への新たな小・中学校の整備に加え、京橋築地小学校の学級数を増やすとともに、阪本小学校及び九月に新校舎となる城東小学校では各学年二学級化するなど、特認校における学級編制を拡大し、学校選択の幅を広げながら、良好な教育環境の維持・向上に努めてまいります。

 きめ細かな学級運営を行うため、児童・生徒の心理面のアセスメントについては、実施回数を増やし、学級の集団状態の分析や経営方針の立案に活用いたします。

 区立幼稚園においては、「GIGAスクール構想」が進む中、新たにタブレットを活用した就学前教育を行うほか、保護者との連絡ツールを導入し、教育の質の向上や家庭との連携、保護者の利便性向上を図ってまいります。

 本年十二月には「本の森ちゅうおう」がいよいよオープンします。図書館と郷土資料館が融合した地域の生涯学習拠点として、本区の歴史・文化を未来へ伝え、子供から大人まで誰もが親しみを持てる施設となるよう取り組んでまいります。また、読書機会の充実を図るため、図書館三館の開館日及び開館時間を拡大するとともに、いつでもどこでも利用できる電子図書貸出しサービスを開始いたします。

 人と人のつながりを大切にし、まちに活力を取り戻す取組も進めます。

 夏には三年ぶりとなる大江戸まつり盆おどり大会、秋には歌舞伎座の貸切りによる敬老大会、区民スポーツの日、子どもフェスティバル、健康福祉まつり、中央区まるごとミュージアム、そして冬には四年ぶりとなる子供たちに大人気の雪まつりを開催いたします。

 七十回目の節目を迎える観光商業まつりについては、さらなる集客に向けた取組を実施するなど、歴史と伝統に育まれた区の魅力を発信してまいります。また、旧来の催事等はもとより、町会・自治会が団体や企業と連携して行う新たなイベントを支援し、地域のつながりと活性化を図ってまいります。

 行政サービスを安定的かつ継続的に提供するためには、効率的・効果的な行財政運営が不可欠であります。

 デジタルツールが人々の暮らしに急速に広がる中、その変化に的確に対応するため、本区では「情報化基本方針」に基づき、ICTを活用したデジタル化に取り組んでいるところです。

 新年度は、キャッシュレス決済の拡大やマイナンバーカードを活用した手続のオンライン化を推進いたします。また、ホームページのリニューアルやLINEの機能を拡充するなど情報発信力を強化するとともに、保育所の入所調整にAIを活用するなど、区民サービスのさらなる向上を図ってまいります。

 公共施設については、「公共施設等総合管理方針」に基づき長寿命化を進め、財政負担の軽減・平準化に取り組みます。また、郷土天文館の移転に伴うスペースや周辺既存施設を活用した施設の再編整備を行うことで、中央区保健所等複合施設内に子ども家庭支援センターの子育てに関する総合的な相談・支援体制を整備し、障害のある方へのサービス提供も含め、育ちの相談・サポート機能を集約し、強化を図ります。新本庁舎の整備については、まちづくりの動向を慎重に見極めながら、引き続き調査・検討を行います。

 このほか、将来にわたり良質な行政サービスを提供していくため、事務処理を自動化するRPAの活用拡大等を進め、業務のさらなる効率化を図るとともに、区民との協働や官民連携など、効果的な手法を活用し、持続可能な財政基盤の堅持に努めてまいります。

 近年、デジタル化の進展や働き方に対する意識の変化、さらには気候危機への関心の高まりなど、社会変革の大きなうねりが押し寄せています。区内においては、いよいよ事業者の募集が始まる築地市場跡地開発をはじめ、十年、二十年後の中央区を形づくる様々な都市基盤整備がより具体的な段階へと進み、将来のまちの輪郭が見え始めてまいります。

 社会や区を取り巻くこうした変化を柔軟に受け止めながら、住み、働き、集う人々の視点に立ってまちの未来を展望し、今後十年間を見据えた区の基本的な方向性を示すべく、新たな基本計画の策定に着手いたします。

 私たちのまちは、古きよきものを守りながら、新しいものを積極的に受け入れる懐の深さによって、幾多の試練を乗り越え、日本の文化、商業、情報の中心として繁栄を遂げてきました。

 社会全体が大きく変わろうとしている今、先人に学び、時代の潮流や新たな息吹を的確に捉えるとともに、本区の持つポテンシャルを最大限に引き出し、未来を担う子供たちが夢と希望を持てる社会を実現するため、不屈の精神で臨んでまいります。

 区民の幸せと区政のさらなる発展に向け、区民の皆様と力を合わせて、全身全霊を傾けて邁進する決意であります。

 重ねて区議会並びに区民皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げ、所信表明といたします。

 御清聴ありがとうございました。

○議長(木村克一議員)
 所信表明を終わります。


○議長(木村克一議員)
 次に、日程第五、「委員会の中間報告」を受けます。

 まず、瓜生企画総務委員会委員長。

〔二十二番 瓜生正高議員登壇〕

○二十二番(瓜生正高議員)
 ただいまより、企画総務委員会に付託を受けました「企画・総務及び財政の調査について」及び「『沖縄県民は先住民族』とする国連勧告の撤回を求める意見書の提出を求める請願」の調査並びに審査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る十二月七日及び二月八日の両日にわたり開会し、慎重な調査並びに審査を進めてまいりました。

 まず、十二月七日開会の委員会におきましては、理事者より、「中央区国土強靱化地域計画」(素案)について、令和三年度中央区総合防災訓練の実施結果について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件及び請願の調査並びに審査を行いましたが、それぞれ今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、二月八日開会の委員会におきましては、理事者より、「中央区公共施設等総合管理方針二○二二」素案について、令和四年度都区財政調整方針等について、令和四年第一回区議会定例会提出予定議案(件名・説明)について、区長、副区長及び教育委員会教育長の期末手当支給月数の改定について、個人情報保護条例の一部改正について、令和四年度における組織整備について、出生サポート休暇の新設について、二百八十メガヘルツ新型緊急告知ラジオの導入について、帰宅困難者一時滞在施設等の現況について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件及び請願の調査並びに審査を行いましたが、それぞれ今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件及び請願の調査並びに審査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 ただいまの瓜生企画総務委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(木村克一議員)
 次に、堀田区民文教委員会委員長。

〔十六番 堀田弥生議員登壇〕

○十六番(堀田弥生議員)
 ただいまより、区民文教委員会に付託を受けました「区民生活及び教育行政の調査について」及び「国の責任による少人数学級の前進を求める請願」の調査並びに審査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る十二月九日及び二月十日の両日にわたり開会し、慎重な調査並びに審査を進めてまいりました。

 まず、十二月九日開会の委員会におきましては、理事者より、令和三年度協働事業提案公募結果及び令和四年度協働事業提案の公募について、区立小学校特認校制度の申込み状況について、区立中学校自由選択制の申込み状況について、(仮称)晴海西小学校開設等に伴う月島地域における区立学校の対応について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件及び請願の調査並びに審査を行いましたが、それぞれ今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、二月十日開会の委員会におきましては、理事者より、住民基本台帳による世帯と人口の動きについて、「中央区地域スポーツクラブ大江戸日本橋・京橋」の設立及び活動支援について、桜川ゲートボール場の廃止について、学校給食費の改定について、令和三年度全国学力・学習状況調査における教科別平均正答率等について、出生サポート休暇の新設について、本の森ちゅうおうの開設等について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件及び請願の調査並びに審査を行いましたが、それぞれ今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件及び請願の調査並びに審査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 ただいまの堀田区民文教委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(木村克一議員)
 次に、礒野福祉保健委員会委員長。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいまより、福祉保健委員会に付託を受けました「福祉及び保健の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る十二月八日及び二月九日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、十二月八日開会の委員会におきましては、理事者より、都区児童相談共同運営モデル事業実施に関する協定の締結について、「中央区健康・食育プラン二○一三」等の計画期間の延長について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、二月九日開会の委員会におきましては、理事者より、中央区立京橋こども園の指定管理者候補事業者の決定について、成年年齢の引き下げに伴う国民健康保険の結核医療給付金の支給に係る被保険者区分の見直しについて、後期高齢者医療制度保険料軽減措置の延長について、後期高齢者医療制度保険料率の改定等について、飲食店営業等の許可申請に対する事務手数料に係る経過措置の延長について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 ただいまの礒野福祉保健委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(木村克一議員)
 次に、押田環境建設委員会委員長。

〔二十七番 押田まり子議員登壇〕

○二十七番(押田まり子議員)
 ただいまより、環境建設委員会に付託を受けました「環境保全及び建設行政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る十二月十日及び二月十四日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、十二月十日開会の委員会におきましては、理事者より、「中央区総合交通計画」中間のまとめについて、首都高速道路通行車両の新場橋への接触事故について、用途地域等の変更について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、二月十四日開会の委員会におきましては、理事者より、令和四年度における組織整備について、令和三年度環境大気中のアスベスト濃度調査結果について、「東京都市計画道路都市高速道路第一号線(新京橋連結路)建設事業」に係る環境影響評価調査計画書の縦覧等について、鉄道駅におけるエレベーター設置状況について、中央区光害防止指導要綱の制定について、「中央区公園施設長寿命化計画」の策定について、道路占用料等の額の改定について、中央清掃工場の操業状況及び排ガス等調査結果(令和三年度上半期)について、長期優良住宅の認定に係る事務手数料の改定等について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 ただいまの押田環境建設委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(木村克一議員)
 次に、海老原築地等地域活性化対策特別委員会委員長。

〔十四番 海老原崇智議員登壇〕

○十四番(海老原崇智議員)
 ただいまより、築地等地域活性化対策特別委員会に付託を受けました「新しい築地等まちづくり及び観光・地域振興等に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る二月十五日に開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、鉄道駅におけるエレベーター設置状況について、報告を聴取するとともに、付託事件と併せて質疑を行いました。

 なお、付託事件につきましては、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 ただいまの海老原築地等地域活性化対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(木村克一議員)
 次に、渡部子ども子育て・高齢者対策特別委員会副委員長。

〔三十番 渡部博年議員登壇〕

○三十番(渡部博年議員)
 ただいまより、子ども子育て・高齢者対策特別委員会に付託を受けました「子育て環境の整備及び高齢者対策に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る二月十六日に開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、中央区立京橋こども園の指定管理者候補事業者の決定について、後期高齢者医療制度保険料軽減措置の延長について、後期高齢者医療制度保険料率の改定等について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件と併せて質疑を行いました。

 なお、付託事件につきましては、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 ただいまの渡部子ども子育て・高齢者対策特別委員会副委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(木村克一議員)
 次に、渡部コロナウイルス・防災等対策特別委員会委員長。

〔十二番 渡部恵子議員登壇〕

○十二番(渡部恵子議員)
 ただいまより、コロナウイルス・防災等対策特別委員会に付託を受けました「防災、防犯、交通問題等児童生徒及び区民生活の安全に関すること並びにコロナウイルス感染症等の対策に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る二月十七日に開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、新型コロナウイルス感染症への対応について、二百八十メガヘルツ新型緊急告知ラジオの導入について、帰宅困難者一時滞在施設等の現況について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件と併せて質疑を行いました。

 なお、付託事件につきましては、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 ただいまの渡部コロナウイルス・防災等対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(木村克一議員)
 次に、田中東京二○二○大会・晴海地区公共施設整備対策特別委員会委員長。

〔二十八番 田中広一議員登壇〕

○二十八番(田中広一議員)
 ただいまより、東京二○二○大会・晴海地区公共施設整備対策特別委員会に付託を受けました「東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会に関すること並びに晴海地区の公共施設整備に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る二月十八日に開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、中央区における東京二○二○大会の振り返りについて、東京二○二○大会レガシー銘板の設置について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件と併せて質疑を行いました。

 なお、付託事件につきましては、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 ただいまの田中東京二○二○大会・晴海地区公共施設整備対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。

 以上をもって報告を終わります。


○議長(木村克一議員)
 次に、日程第六を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第六

 議案第十号 中央区長等の給料等に関する条例の一部を改正する条例


○議長(木村克一議員)
 提案理由の説明を願います。

〔区長 山本泰人君登壇〕

○区長(山本泰人君)
 ただいま上程されました議案第十号、中央区長等の給料等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。

 本案は、本区特別職報酬等審議会答申を尊重いたしまして、区長及び副区長の期末手当の額の算定に用いる支給月数を答申のとおり改定するものであります。

 よろしく御審議の上、御決定のほどお願いいたします。

○議長(木村克一議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第十号は原案のとおり可決されました。


○議長(木村克一議員)
 次に、日程第七を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第七

 議員提出議案第一号 中央区議会議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例


○議長(木村克一議員)
 提案理由の説明を願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第一号、中央区議会議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案者を代表して、提案の理由を御説明いたします。

 区議会議員の期末手当の額につきまして、職員の給与改定状況、他区との均衡、特別区人事委員会勧告の内容や景気動向を総合的に勘案し、本年三月から期末手当の支給月数を改定することが適当である旨の答申を本区特別職報酬等審議会から受けたところであります。

 そこで、区議会において鋭意検討を重ねた結果、本答申の趣旨を尊重いたしまして、区議会議員の期末手当の支給月数を答申のとおり改定するものであります。

 よろしく御審議の上、何とぞ満場一致をもって本案に御賛同いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第七、議員提出議案第一号は原案のとおり可決されました。


○二十三番(塚田秀伸議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 本日の会議はこの程度とし、明二十六日、明後二十七日を休会とし、来る二月二十八日定刻に本会議を開かれるよう、お諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、本日の会議はこれにて打ち切り、明二十六日、明後二十七日を休会とし、来る二月二十八日本会議を開きますから、定刻に御参集願います。

 本日は、これをもって散会いたします。

     午後三時五分 散会


署名議員
議 長  木村 克一
議 員  小坂 和輝
議 員  瓜生 正高

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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