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令和4年第二回定例会会議録(第1日 6月20日)

1.会期

十一日(第一日)

六月二十日(月曜日)

2.開会並びに散会

午後二時開会

午後二時五十五分散会

3.出席議員

(二十七名)

一番 高橋 元気議員

二番 高橋 まきこ議員

三番 梶谷 優香議員

四番 田中 耕太郎議員

五番 かみや 俊宏議員

六番 二瓶 文徳議員

七番 しらす 夏議員

八番 小坂 和輝議員

十番 奥村 暁子議員

十一番 青木 かの議員

十二番 渡部 恵子議員

十三番 太田 太議員

十四番 竹内 幸美議員

十五番 海老原 崇智議員

十六番 堀田 弥生議員

十七番 墨谷 浩一議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 木村 克一議員

二十一番 佐藤 あつこ議員

二十三番 原田 賢一議員

二十四番 塚田 秀伸議員

二十五番 瓜生 正高議員

二十六番 礒野 忠議員

二十七番 押田 ま り 子議員

二十八番 田中 広一議員

二十九番 中島 賢治議員

三十番 渡部 博年議員

4.欠席議員

(二名)

十八番 山本 理恵議員

二十二番 富永 一議員

5.出席説明員

区長 山本 泰人君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 平林 治樹君

企画部長 浅沼 孝一郎君

総務部長 黒川 眞君

防災危機管理室長 春貴 一人君

区民部長 濱田 徹君

福祉保健部長 田中 智彦君

高齢者施策推進室長 北澤 千恵子君

保健所長 渡瀬 博俊君

環境土木部長 三留 一浩君

都市整備部長 松岡 広亮君

都市活性プロジェクト推進室長 早川 秀樹君

会計管理者 鈴木 浩君

教育委員会事務局次長 生島 憲君

監査事務局長 林 秀哉君

企画部参事(政策企画課長事務取扱) 溝口 薫君

財政課長 大久保 稔君

総務部参事(総務課長事務取扱) 山﨑 健順君

6.議会局出席職員

議会局長 伊藤 孝志君

庶務係長 長田 基道君

議事係長 小倉 正信君

調査係長 佐藤 康之君

書記 桝谷 剛司君

7.議事日程

日程第一
 議席の変更

日程第二
 会議録署名議員の指名

日程第三
 会期の決定

日程第四
 諸般の報告

日程第五
 委員会の中間報告並びに特別区競馬組合議会議員、東京二十三区清掃一部事務組合議会議員及び東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の報告

日程第六
 請願第五号 国の責任による少人数学級の前進を求める請願
             (区民文教委員会付託分)


午後二時 開会

○議長(木村克一議員)
ただいまより、令和四年第二回中央区議会定例会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は二十七名であります。よって、今期定例会は成立いたしております。

 なお、山本理恵議員並びに富永一議員より、本日から六月三十日までの間、欠席する旨の申出がありましたので、御報告いたします。

 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(木村克一議員)
これより本日の日程に入ります。

 日程第一、「議席の変更」を行います。

 これより、議席に一部変更がありますので、申し上げます。

 二十三番議員は二十四番に、二十四番議員は二十五番に、二十五番議員は二十六番に、二十六番議員は二十三番に、それぞれ議席を変更することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(木村克一議員)
次に、日程第二、「会議録署名議員の指名」を行います。

 区議会会議規則第八十四条の規定に基づき、今期定例会の会議録署名議員を私より御指名いたします。

 二十四番塚田秀伸議員並びに三十番渡部博年議員の両議員にお願いをいたします。


○議長(木村克一議員)
次に、日程第三、「会期の決定」を行います。

 お諮りいたします。今期定例会の会期を、本日より来る六月三十日までの十一日間とすることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期を十一日間とすることに決定いたします。


○議長(木村克一議員)
次に、日程第四、「諸般の報告」を行います。

〔伊藤議会局長朗読〕


一、区議会定例会の招集の通知について

二、議案の送付について

三、委員会報告書(区民文教委員会)

四、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について

  (照会)

五、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について

  (回答)

六、令和三年度中央区一般会計予算の繰越明許費に係る経費の繰越

  しの報告について

七、地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定に基づく書類の提

  出について

八、損害賠償の額の決定に関する専決処分の報告について

九、損害賠償の額の決定に関する専決処分の報告について

十、損害賠償の額の決定に関する専決処分の報告について


○議長(木村克一議員)
報告を終わります。


○議長(木村克一議員)
次に、日程第五、「委員会の中間報告並びに特別区競馬組合議会議員、東京二十三区清掃一部事務組合議会議員及び東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の報告」を受けます。

 まず、海老原企画総務委員会委員長。

〔十五番 海老原崇智議員登壇〕

○十五番(海老原崇智議員)
ただいまより、企画総務委員会に付託を受けました「企画・総務及び財政の調査について」及び「『沖縄県民は先住民族』とする国連勧告の撤回を求める意見書の提出を求める請願」の調査並びに審査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員八名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には堀田弥生委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月六日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査並びに審査経過について、瓜生前委員長より、次のような報告を受けました。

 前委員会は四月十四日に開会し、付託事件及び請願について慎重に調査並びに審査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、「中央区公共施設等総合管理方針二○二二」の策定について、令和四年四月一日現在の職員数について、中央区人材育成基本方針の改定について、「中央区国土強靱化地域計画」の策定について、令和四年度全国瞬時警報システムの全国一斉情報伝達訓練の実施について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件及び請願の調査並びに審査を行いましたが、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本委員会は、これを了承いたしました。

 次に、理事者より、(仮称)中央区基本計画二○二三策定方針について、令和四年第二回区議会定例会提出予定議案(件名・説明)について、非常勤職員の育児休業の取得要件の緩和等について、住宅借入金等特別税額控除の延長等について、災害に際し応急措置の業務等に従事した者の損害補償に係る介護補償の額の改定について、城東小学校の改築完了に伴う防災拠点の移転について、東京都の新たな被害想定について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件及び請願の調査並びに審査を行いましたが、それぞれ今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件及び請願の調査並びに審査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
ただいまの海老原企画総務委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(木村克一議員)
次に、押田区民文教委員会委員長。

〔二十七番 押田まり子議員登壇〕

○二十七番(押田まり子議員)
ただいまより、区民文教委員会に付託を受けました「区民生活及び教育行政の調査について」及び「国の責任による少人数学級の前進を求める請願」の調査並びに審査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には渡部恵子委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月七日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査並びに審査経過について、堀田前委員長より次のような報告を受けました。

 前委員会は四月十五日に開会し、付託事件及び請願について慎重に調査並びに審査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、中央区内共通買物・食事券の販売について、「中央区ビジネス交流フェア二○二一」の開催結果について、令和四年度在籍児童・生徒・園児数及び学級数について、令和四年度区立学校・幼稚園周年行事及び新校舎落成式の実施予定日について、晴海四丁目公私連携幼保連携型認定こども園の運営事業者の決定について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、継続審査と決しているところであります。

 また、「国の責任による少人数学級の前進を求める請願」につきましては、審査を終了し、不採択にすべきものと決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本委員会は、これを了承いたしました。

 次に、理事者より、中央区立伊豆高原荘等の指定管理者候補事業者の選定について、中央区立晴海地域交流センターの設置について、豊海町六番地区における地域貢献施設の利用について、会計年度任用職員の不更新処分取消請求事件に係る訴訟上の和解について、子どもの居場所「プレディ」の利用状況について、城東小学校の移転について、昭和幼稚園の廃止について、区立学校における事故発生状況の推移(令和元年度~令和三年度)について、令和三年度区立小・中学校におけるいじめの状況について、令和三年度区立小・中学校における不登校の状況について、幼稚園教育職員の教員特殊業務手当の改正について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 なお、請願の審査経過の詳細につきましては、後刻、日程上程の際、御報告するものといたします。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件及び請願の調査並びに審査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
ただいまの押田区民文教委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(木村克一議員)
次に、瓜生福祉保健委員会委員長。

〔二十五番 瓜生正高議員登壇〕

○二十五番(瓜生正高議員)
ただいまより、福祉保健委員会に付託を受けました「福祉及び保健の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には太田太委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月八日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、礒野前委員長より、次のような報告を受けました。

 前委員会は四月十九日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、公私連携保育所型認定こども園の設置に係る公私連携協定の締結及び公私連携保育法人の指定について、後期高齢者医療制度における一部負担金の負担割合の変更について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本委員会は、これを了承いたしました。

 次に、理事者より、中央区立八丁堀保育園の指定管理者候補事業者の選定について、中央区立京橋こども園運営事業者の分社化に伴う指定管理者候補事業者の選定について、豊海町六番地区における地域貢献施設の利用について、中央区立知的障害者生活支援施設「レインボーハウス明石」及び中央区立知的障害者グループホーム「フレンドハウス京橋」の指定管理者候補事業者の公募について、令和四年度学童クラブの利用状況について、新川児童館の指定管理者候補事業者の公募について、ふぐ加工製品取扱届出済票の交付に関する事務手数料の廃止について、宗教法人等の事務所の登記に係る規定の変更について、犬へのマイクロチップの装着等の義務化に伴う対応について、中央区立晴海臨海公園内の猫の保護施設における一時保護事業の実施に関する協定の締結について、HPVワクチンのキャッチアップ接種等の実施について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
ただいまの瓜生福祉保健委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(木村克一議員)
次に、墨谷環境建設委員会委員長。

〔十七番 墨谷浩一議員登壇〕

○十七番(墨谷浩一議員)
ただいまより、環境建設委員会に付託を受けました「環境保全及び建設行政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には佐藤あつこ委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

〔議長退席、副議長着席〕

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、押田前委員長より、次のような報告を受けました。

 前委員会は四月二十日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、「中央区総合交通計画二○二二」について、「令和四年度中央区一般廃棄物処理実施計画」の策定について、「中央区災害廃棄物処理計画」の策定について、KK線及び京橋三丁目東地区に係る都市計画について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の調査を行いましたが、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本委員会は、これを了承いたしました。

 次に、理事者より、日本橋一丁目一・二番地区に関連する都市計画施設の変更について、特別区道の路線の廃止及び変更について、区の自転車放置禁止看板が衝突して損傷した車両に対する損害賠償について、コミュニティサイクル事業について、特別区における森林環境譲与税の活用に係る調査研究の報告について、令和三年度河川水質調査結果について、令和三年度自動車公害調査結果について、令和三年度大気汚染常時測定結果について、令和三年度ダイオキシン類調査結果について、「中央区グリーンインフラガイドライン」の策定について、中央区分別収集計画の策定について、中央清掃工場の操業状況及び排ガス等調査結果について、清掃事業に係る車両衝突事故の損害賠償について、日本橋一丁目地区地域冷暖房施設の都市計画について、地区計画の区域内における制限に関する事項の追加について、令和四年度市街地再開発事業等の取組について、まちづくり協議会の報告について、晴海アーバンプラザ地下駐車場における事故の損害賠償について、区立住宅等の入居者募集について、首都高日本橋区間の地下化事業への資金の拠出について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○副議長(中島賢治議員)
ただいまの墨谷環境建設委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○副議長(中島賢治議員)
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○副議長(中島賢治議員)
次に、木村特別区競馬組合議会等議員。

〔二十番 木村克一議員登壇〕

○二十番(木村克一議員)
ただいまより、「特別区競馬組合議会」、「東京二十三区清掃一部事務組合議会」及び「東京都後期高齢者医療広域連合議会」の主な経過につきまして、御報告を申し上げます。

 初めに、「特別区競馬組合議会」についてであります。

 本年二月十八日開会の令和四年第一回定例会におきまして、令和四年度「特別区競馬組合」一般会計予算が原案のとおり可決されました。

 この可決されました予算の概要につきまして、御報告を申し上げます。

 令和四年度の業務予定量として、年間開催日数を九十八日、競走数を一千百六十六競走と定めました。

 収益的収入は、一千八百二億六千四百九十八万一千円で、前年度比五・二%の増となっており、収入の主な内容は、競馬開催収益等の「営業収益」が一千七百九十九億三千五百二万七千円、受取利息及び配当金等の「営業外収益」が三億二千九百九十五万一千円となっております。

 収益的支出は、一千七百四十六億八千七十一万四千円で、前年度比五・○%の増となっており、支出の主な内容は、競馬開催費用等の「営業費用」が一千七百三十億五千百三十七万円、公課費等の「営業外費用」が六億二千七百五十三万一千円となっております。

 収益的収入・支出の差引きについては、五十五億八千四百二十六万七千円の純利益を見込んでおります。

 次に、「東京二十三区清掃一部事務組合議会」の主な経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本年二月二十八日開会の令和四年第一回定例会におきまして、令和四年度「東京二十三区清掃一部事務組合」一般会計予算が原案のとおり可決されました。

 この可決されました予算の概要につきまして、御報告を申し上げます。

 予算総額は、歳入歳出とも一千二十四億六百万円で、前年度当初予算額と比較して一○・八%の増となっております。

 歳入の主な内容は、特別区分担金である「分担金及び負担金」が四百二十億円、廃棄物処理手数料など「使用料及び手数料」が百三十億二千二百七十四万七千円となっております。

 また、歳出の主な内容は、清掃工場等の管理運営や施設整備に要する「清掃費」が八百六十一億六千四百四十八万七千円、組合債の償還等に要する「公債費」が三十九億一千七百五十二万五千円となっております。

 なお、令和四年度の一区当たりの分担金額は、各区のごみ量割合により算出した「区収集ごみ量相当分」と「持込ごみ量相当分」を合算した額と「令和二年度分担金精算額」並びに清掃負担の公平による「負担の調整額」との合計額であります。

 この算出方法により、本区の分担金の年額は七億七千七百七十三万円となります。

 次に、「東京都後期高齢者医療広域連合議会」の主な経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本年一月二十八日開会の令和四年第一回定例会におきまして、令和四年度「東京都後期高齢者医療広域連合」一般会計予算及び特別会計予算が原案のとおり可決されました。

 一般会計予算では、予算総額は、歳入歳出とも六十二億六千七百五十八万三千円、前年度比二二・○%の増となっております。

 歳入の主な内容は、区市町村の事務費負担金が四十二億九百二十七万円、財政調整基金繰入金が二十億四千七百五十五万九千円となっております。

 また、歳出の主な内容は、人件費及び広告経費など「総務費」が六億三千五百八十三万三千円、医療制度の施行に係る特別会計への繰出しなど「民生費」が五十六億一千六百七十六万七千円となっております。

 続いて、特別会計予算では、予算額は歳入歳出とも一兆四千八百九十一億一千三百二十七万二千円となっております。

 歳入の主な内容は、「区市町村支出金」が三千百六十一億五千二百九十二万七千円、「国庫支出金」が三千九百三十六億八百三十八万八千円、「都支出金」が一千百八十五億二千二百三十一万六千円、現役世代からの支援金である「支払基金交付金」が六千四百三十二億九千二百九十九万三千円となっております。

 また、歳出の主な内容は、医療制度システム管理運営に係る経費など「総務費」が五十八億六千七百十六万八千円、療養給付費など「保険給付費」が一兆四千七百三十一億一千六百九十三万八千円、健康診査事業など「保健事業費」が六十八億八百四十六万二千円となっております。

 以上、簡単ではございますが、「特別区競馬組合議会」、「東京二十三区清掃一部事務組合議会」及び「東京都後期高齢者医療広域連合議会」の御報告といたします。(拍手)

○副議長(中島賢治議員)
ただいまの木村特別区競馬組合議会等議員の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○副議長(中島賢治議員)
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○副議長(中島賢治議員)
次に、渡部まちづくり・都市基盤対策特別委員会委員長。

〔三十番 渡部博年議員登壇〕

○三十番(渡部博年議員)
ただいまより、まちづくり・都市基盤対策特別委員会に付託を受けました「都心再生のまちづくり及び基盤整備等に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして、「都心再生のまちづくり及び基盤整備等に関すること」について調査を行うため、委員八名をもって新たに設置されるとともに、委員の選任が行われ、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には田中広一委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十三日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、理事者より、令和四年度市街地再開発事業等の取組について、まちづくり協議会の報告について、首都高日本橋区間の地下化事業への資金の拠出について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件と併せて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○副議長(中島賢治議員)
ただいまの渡部まちづくり・都市基盤対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○副議長(中島賢治議員)
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○副議長(中島賢治議員)
次に、青木地域活性化対策特別委員会副委員長。

〔十一番 青木かの議員登壇〕

○十一番(青木かの議員)
ただいまより、地域活性化対策特別委員会に付託を受けました「区内各地のにぎわいにつながる地域、文化、観光・産業振興に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして、「区内各地のにぎわいにつながる地域、文化、観光・産業振興に関すること」について調査を行うため、委員七名をもって新たに設置されるとともに、委員の選任が行われ、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、委員長には富永一委員、私が副委員長にそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

〔副議長退席、議長着席〕

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十四日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、理事者より、中央区立伊豆高原荘等の指定管理者候補事業者の選定について、中央区立晴海地域交流センターの設置について、豊海町六番地区における地域貢献施設の利用について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件と併せて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
ただいまの青木地域活性化対策特別委員会副委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(木村克一議員)
次に、竹内子ども子育て・高齢者対策特別委員会委員長。

〔十四番 竹内幸美議員登壇〕

○十四番(竹内幸美議員)
ただいまより、子ども子育て・高齢者対策特別委員会に付託を受けました「子育て環境の整備及び高齢者対策に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の所属変更が行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には塚田秀伸委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十五日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、渡部博年前副委員長より、次のような報告を受けました。

 前委員会は四月二十二日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、公私連携保育所型認定こども園の設置に係る公私連携協定の締結及び公私連携保育法人の指定について、後期高齢者医療制度における一部負担金の負担割合の変更について、令和四年度在籍児童・生徒・園児数及び学級数について、晴海四丁目公私連携幼保連携型認定こども園の運営事業者の決定について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件と併せて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本特別委員会は、これを了承いたしました。

 続いて、理事者より、中央区立八丁堀保育園の指定管理者候補事業者の選定について、中央区立京橋こども園運営事業者の分社化に伴う指定管理者候補事業者の選定について、豊海町六番地区における地域貢献施設の利用について、令和四年度学童クラブの利用状況について、新川児童館の指定管理者候補事業者の公募について、HPVワクチンのキャッチアップ接種等の実施について、子どもの居場所「プレディ」の利用状況について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件と併せて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
ただいまの竹内子ども子育て・高齢者対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(木村克一議員)
次に、田中感染症・防災等対策特別委員会委員長。

〔四番 田中耕太郎議員登壇〕

○四番(田中耕太郎議員)
ただいまより、感染症・防災等対策特別委員会に付託を受けました「防災、防犯、交通問題等児童生徒及び区民生活の安全に関すること並びにコロナウイルス感染症等の対策に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして、委員会名称の変更及び委員の所属変更がそれぞれ行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には奥村暁子委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十六日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、渡部恵子前委員長より、次のような報告を受けました。

 前委員会は四月二十六日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、新型コロナウイルス感染症への対応について、「中央区国土強靱化地域計画」の策定について、令和四年度全国瞬時警報システムの全国一斉情報伝達訓練の実施について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件と併せて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本特別委員会は、これを了承いたしました。

 続いて、理事者より、新型コロナウイルス感染症への対応について、東京都の新たな被害想定について、災害に際し応急措置の業務等に従事した者の損害補償に係る介護補償の額の改定について、城東小学校の改築完了に伴う防災拠点の移転について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件と併せて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
ただいまの田中感染症・防災等対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。

 以上をもって報告を終わります。


○議長(木村克一議員)
次に、日程第六を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第六

 請願第五号 国の責任による少人数学級の前進を求める請願

             (区民文教委員会付託分)


○議長(木村克一議員)
本請願について、押田区民文教委員会委員長の報告を願います。

〔二十七番 押田まり子議員登壇〕

○二十七番(押田まり子議員)
ただいま上程されました請願第五号「国の責任による少人数学級の前進を求める請願」について、区民文教委員会における審査経過並びに結果につきまして、御報告を申し上げます。

 本請願は、去る令和二年第三回定例会において本委員会に付託されたものであり、その趣旨は、「『教育の機会均等を保障するため、地方に負担を押しつけることなく、国が責任を持って少人数学級の前進とそのための教職員定数改善を行うこと』について、国に対する意見書を提出するよう求める」というものであります。

 本委員会は、付託以来、慎重かつ詳細な調査を行ってきたところでありますが、四月十五日開会の委員会におきまして、委員から、「請願の提出から一年半が経過すること並びに学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部改正など状況の変化があり、請願を採択してほしいという請願者からの要請もあるため、本委員会において、採択とする採決を求める」との発言がありました。

 以上のとおり、採決との発言があったことから、本請願の審査を終了し、採決することと決しました。

 採決するに当たり、小栗委員から次のような意見がありました。

 国の責任による少人数学級の前進を求める請願採択に賛成する意見を述べます。

 この請願は、趣旨及び理由に示されているように、二○二○年に新型コロナウイルス感染拡大による区内小・中学校の臨時休業の後に分散登校や時差登校が行われ、二十人程度で授業を受けた子供たちからは、いつもより勉強がよく分かったなどの声が聞こえ、二十人程度の授業を受けられるようにすることが、感染拡大を防ぐとともに、豊かな学びを実現することにつながる、このことが実感される中、学級編制、少人数学級の前進と、そのための教職員定数改善を求めて提出されたものです。

 中央区議会として、国に対して、一、子供たちの命と健康を守り、成長と発達を保障するため、当面三十人以下で授業ができるようにすること、そのために教職員増と教室確保を国の責任で行うこと、二、少人数学級を実現するために、国は標準法を改正し、教職員定数改善計画を立てることを求める意見書の採択を要望しているものです。

 請願が提出された年度末に、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律が成立していますが、それは、小学校の学級編制を五年かけて三十五人に引き下げる内容です。

 法律改正の際、萩生田文部科学大臣は、やはり将来を担う子供たちへの投資というものは、これは誰もが認めていただける、そういう価値観をこの日本の国会は持っていることが極めて大事だと思っていまして、そういう意味では、取りあえず、三十五人の第一歩を踏み出しますけれど、やはりそれは少人数学級にしたほうが子供たちの学びはよくなるよね、学校が楽しくなるよね、子供たちが明るくなったよね、多様な評価を皆さんでしていただいて、その成果を中学校、高校へとつなげていくことが必要だと思っていますと述べています。

 三十五人学級をさらに進めて、三十人以下で授業ができるようにするために、教職員増と教室確保を国の責任で行うことは喫緊の課題だと考えます。そのために、国に対して区議会から意見書を提出する必要があると考え、請願の採択に賛成します。

 小栗委員からの発言後、本請願について採決したところ、不採択とすべきものと決したところであります。

 よって、本委員会の決定どおり表決いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました請願の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
報告を終わります。

 本請願について、お諮りいたします。本請願に対する委員会の報告は、不採択であります。採決に当たっては可を諮る原則がありますので、採択することについてお諮りします。本請願を採択することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(木村克一議員)
起立少数と認めます。──御着席願います。よって、日程第六、請願第五号は不採択とすることに決定いたしました。


○二十三番(原田賢一議員)
議事進行について動議を提出いたします。

 本日の会議はこの程度とし、明六月二十一日定刻に本会議を開かれるよう、お諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
御異議なしと認めます。よって、本日の会議はこれにて打ち切り、明六月二十一日本会議を開きますから、定刻に御参集願います。

 本日は、これをもって散会いたします。

     午後二時五十五分 散会


署名議員
議 長  木村 克一
副議長  中島 賢治
議 員  塚田 秀伸
議 員  渡部 博年

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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