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令和4年第三回定例会会議録(第5日 10月14日)

1.会期

二十九日(第五日)

十月十四日(金曜日)

2.開議並びに閉会

午後二時開議

午後三時十六分閉会

3.出席議員

(二十九名)

一番 高橋 元気議員

二番 高橋 まきこ議員

三番 梶谷 優香議員

四番 田中 耕太郎議員

五番 かみや 俊宏議員

六番 二瓶 文徳議員

七番 しらす 夏議員

八番 小坂 和輝議員

十番 奥村 暁子議員

十一番 青木 かの議員

十二番 渡部 恵子議員

十三番 太田 太議員

十四番 竹内 幸美議員

十五番 海老原 崇智議員

十六番 堀田 弥生議員

十七番 墨谷 浩一議員

十八番 山本 理恵議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 木村 克一議員

二十一番 佐藤 あつこ議員

二十二番 富永 一議員

二十三番 原田 賢一議員

二十四番 塚田 秀伸議員

二十五番 瓜生 正高議員

二十六番 礒野 忠議員

二十七番 押田 まり子議員

二十八番 田中 広一議員

二十九番 中島 賢治議員

三十番 渡部 博年議員

4.出席説明員

区長 山本 泰人君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 平林 治樹君

企画部長 浅沼 孝一郎君

総務部長 黒川 眞君

防災危機管理室長 春貴 一人君

区民部長 濱田 徹君

福祉保健部長 田中 智彦君

高齢者施策推進室長 北澤 千恵子君

保健所長 渡瀬 博俊君

環境土木部長 三留 一浩君

都市整備部長 松岡 広亮君

都市活性プロジェクト推進室長 早川 秀樹君

会計管理者 鈴木 浩君

教育委員会事務局次長 生島 憲君

監査事務局長 林 秀哉君

企画部参事(政策企画課長事務取扱) 溝口 薫君

財政課長 大久保 稔君

総務部参事(総務課長事務取扱)山﨑 健順君

5.議会局出席職員

議会局長 伊藤 孝志君

庶務係長 長田 基道君

議事係長 小倉 正信君

調査係長 佐藤 康之君

書記 桝谷 剛司君

6.議事日程

日程第一
 諸般の報告

日程第二
 議案第七十三号 令和四年度中央区一般会計補正予算
         (九月二十八日 企画総務委員会付託に続いて)

日程第三
 議案第五十四号 中央区職員の定年引上げ等に伴う関係条例の整備に関する条例
 議案第五十五号 公益的法人等への中央区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例
 議案第六十八号 堀留児童公園改修工事請負契約
 議案第六十九号 中央区立常盤小学校等内部改修工事(建築工事)請負契約
 議案第 七十号 中央区立常盤小学校等内部改修工事(機械設備工事)請負契約
 議案第七十一号 中央区立常盤小学校等内部改修工事(電気設備工事)請負契約
         (九月二十一日 企画総務委員会付託に続いて)

日程第四
 議案第六十五号 中央区立幼稚園教育職員の定年引上げ等に伴う関係条例の整備に関する条例
 議案第六十六号 中央区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例
         (九月二十一日 区民文教委員会付託に続いて)

日程第五
 議案第五十八号 中央区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
 議案第五十九号 中央区女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例
 議案第七十二号 指定管理者の指定について(区立京橋こども園)
         (九月二十一日 福祉保健委員会付託に続いて)

日程第六
 議案第六十号 中央区立ひとり親世帯住宅条例の一部を改正する条例
 議案第六十一号 中央区立高齢者住宅条例の一部を改正する条例
 議案第六十二号 中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例
 議案第六十三号 中央区立住宅条例等の一部を改正する条例
 議案第六十四号 中央区営住宅条例の一部を改正する条例
         (九月二十一日 環境建設委員会付託に続いて)  

日程第七
 議案第六十七号 令和三年度中央区各会計歳入歳出決算の認定について
         (九月二十八日 決算特別委員会付託に続いて)

日程第八
 議案第七十五号 中央区名誉区民の選定同意について

日程第九
 議員提出議案第四号 中央区議会会議規則の一部を改正する規則

日程第十
 議会閉会中の継続審査


午後二時 開議

○議長(木村克一議員)
 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(木村克一議員)
 これより本日の日程に入ります。

 日程第一、「諸般の報告」を行います。

〔伊藤議会局長朗読〕


 十六、委員会報告書(企画総務委員会)

 十七、委員会報告書(企画総務委員会)

 十八、委員会報告書(区民文教委員会)

 十九、委員会報告書(福祉保健委員会)

 二十、委員会報告書(環境建設委員会)

二十一、委員会報告書(決算特別委員会)

二十二、議案の送付について

二十三、議案の提出について


○議長(木村克一議員)
 報告を終わります。

 ここで、ただいま報告のありましたとおり、区長より議案一件が送付され、さらに、議員提出議案一件が提出されましたので、本日の日程に掲載いたしました。


○議長(木村克一議員)
 次に、日程第二を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第二

 議案第七十三号 令和四年度中央区一般会計補正予算

         (九月二十八日 企画総務委員会付託に続いて)


○議長(木村克一議員)
 本案について、企画総務委員会の報告を海老原委員長より願います。

〔十五番 海老原崇智議員登壇〕

○十五番(海老原崇智議員)
 ただいまより、去る九月二十八日の本会議において本委員会に付託を受けました議案第七十三号「令和四年度中央区一般会計補正予算」につきまして、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。

 今回の一般会計予算の補正におきましては、電力・ガス・食料品等の価格高騰により、家計への影響が大きい住民税非課税世帯等に対する生活支援を目的とした「緊急支援給付金」の計上により、九億一千四百五十三万七千円を追加し、予算総額を一千三百五十億八千二百六十六万三千円に補正するものであります。

 本議案の審査に当たり、本委員会は昨日開会し、理事者より一般会計補正予算について、款別に説明を受け、その後、質疑を行いました。

 審査終了後、議案第七十三号について、起立により採決したところ、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 よって、本委員会の決定のとおり御賛成いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました議案の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 報告を終わります。

 議案第七十三号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第七十三号は原案のとおり可決されました。


○議長(木村克一議員)
 次に、日程第三を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第三

 議案第五十四号 中央区職員の定年引上げ等に伴う関係条例の整備に関する条例

 議案第五十五号 公益的法人等への中央区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例

 議案第六十八号 堀留児童公園改修工事請負契約

 議案第六十九号 中央区立常盤小学校等内部改修工事(建築工事)請負契約

 議案第七十号 中央区立常盤小学校等内部改修工事(機械設備工事)請負契約

 議案第七十一号 中央区立常盤小学校等内部改修工事(電気設備工事)請負契約

         (九月二十一日 企画総務委員会付託に続いて)


○議長(木村克一議員)
 本案について、企画総務委員会の報告を海老原委員長より願います。

〔十五番 海老原崇智議員登壇〕

○十五番(海老原崇智議員)
 ただいまより、去る九月二十一日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、九月二十六日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第五十四号「中央区職員の定年引上げ等に伴う関係条例の整備に関する条例」、議案第五十五号「公益的法人等への中央区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第六十八号「堀留児童公園改修工事請負契約」、議案第六十九号から議案第七十一号までの「中央区立常盤小学校等内部改修工事(建築工事)、(機械設備工事)及び(電気設備工事)請負契約」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第五十四号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第五十四号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第五十五号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第五十五号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六十八号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第六十八号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六十九号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第六十九号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第七十号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十一号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第七十一号は原案のとおり可決されました。


○議長(木村克一議員)
 次に、日程第四を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第四

 議案第六十五号 中央区立幼稚園教育職員の定年引上げ等に伴う関係条例の整備に関する条例

 議案第六十六号 中央区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例

         (九月二十一日 区民文教委員会付託に続いて)


○議長(木村克一議員)
 本案について、区民文教委員会の報告を押田委員長より願います。

〔二十七番 押田まり子議員登壇〕

○二十七番(押田まり子議員)
 ただいまより、去る九月二十一日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、九月二十七日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第六十五号「中央区立幼稚園教育職員の定年引上げ等に伴う関係条例の整備に関する条例」、議案第六十六号「中央区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第六十五号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第六十五号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六十六号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第六十六号は原案のとおり可決されました。


○議長(木村克一議員)
 次に、日程第五を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第五     

議案第五十八号 中央区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例

 議案第五十九号 中央区女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例

 議案第七十二号 指定管理者の指定について(区立京橋こども園)

         (九月二十一日 福祉保健委員会付託に続いて)


○議長(木村克一議員)
 本案について、福祉保健委員会の報告を瓜生委員長より願います。

〔二十五番 瓜生正高議員登壇〕

○二十五番(瓜生正高議員)
 ただいまより、去る九月二十一日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、九月二十七日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第五十八号「中央区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例」、議案第五十九号「中央区女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例」、議案第七十二号「指定管理者の指定について(区立京橋こども園)」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第五十八号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第五十八号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第五十九号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第五十九号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十二号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第七十二号は原案のとおり可決されました。


○議長(木村克一議員)
 次に、日程第六を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第六

 議案第六十号 中央区立ひとり親世帯住宅条例の一部を改正する条例

 議案第六十一号 中央区立高齢者住宅条例の一部を改正する条例

 議案第六十二号 中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例

 議案第六十三号 中央区立住宅条例等の一部を改正する条例

 議案第六十四号 中央区営住宅条例の一部を改正する条例

         (九月二十一日 環境建設委員会付託に続いて)


○議長(木村克一議員)
 本案について、環境建設委員会の報告を墨谷委員長より願います。

〔十七番 墨谷浩一議員登壇〕

○十七番(墨谷浩一議員)
 ただいまより、去る九月二十一日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、九月二十六日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第六十号「中央区立ひとり親世帯住宅条例の一部を改正する条例」、議案第六十一号「中央区立高齢者住宅条例の一部を改正する条例」、議案第六十二号「中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例」、議案第六十三号「中央区立住宅条例等の一部を改正する条例」、議案第六十四号「中央区営住宅条例の一部を改正する条例」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第六十号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第六十号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六十一号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第六十一号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六十二号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第六十二号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六十三号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第六十三号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六十四号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第六十四号は原案のとおり可決されました。


○議長(木村克一議員)
 次に、日程第七を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第七

 議案第六十七号 令和三年度中央区各会計歳入歳出決算の認定について

         (九月二十八日 決算特別委員会付託に続いて)


○議長(木村克一議員)
 本案について、決算特別委員会の報告を押田委員長より願います。

〔二十七番 押田まり子議員登壇〕

○二十七番(押田まり子議員)
 ただいまより、決算特別委員会に付託を受けました議案第六十七号「令和三年度中央区各会計歳入歳出決算の認定について」につきまして、その審査経過並びに結果の御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る九月二十八日の本会議において委員十四名をもって設置され、本案の付託を受けたものであります。

 当日は、本会議散会後、議長招集による初の委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には田中広一委員が選任され、即日就任し、ここに本委員会の構成が行われました。

 次に、九月二十九日に委員会を開会し、議長並びに区長挨拶の後、会計管理者より、各会計全般にわたり総括説明を受けた後、一般会計歳入決算より説明を求め、質疑に入り、その後、一般会計歳出決算を原則各款ごとに質疑し、続いて、国民健康保険事業会計、介護保険事業会計及び後期高齢者医療会計の各歳入歳出決算は、一括により質疑を進めることと決し、審査を開始いたしました。

 令和三年度の本区各会計歳入歳出決算のうち、一般会計における歳入決算額は一千三百三十八億四千百四万二千八百八十六円で、前年度と比較して八・五%の減、また、歳出決算額は一千三百四億七千二百八万二千九百六十六円で、前年度と比較して八・五%の減となっており、歳入歳出差引額三十三億六千八百九十五万九千九百二十円のうち、翌年度へ繰り越すべき財源十四億二千一万六千円を差し引いた実質収支額は十九億四千八百九十四万三千九百二十円となっております。

 国民健康保険事業会計における歳入決算額は百三十二億六千百二十一万六千七百九十六円で、前年度と比較して四・二%の増、また、歳出決算額は百二十九億七千七百八十一万五千四百九十八円で、前年度と比較して三・八%の増となっており、歳入歳出差引額は二億八千三百四十万一千二百九十八円となっております。

 介護保険事業会計における歳入決算額は九十二億二千四百六十四万五千四百二十一円で、前年度と比較して三・三%の増、また、歳出決算額は八十九億五百六十六万九千五百四十三円で、前年度と比較して四・○%の増となっており、歳入歳出差引額は三億一千八百九十七万五千八百七十八円となっております。

 後期高齢者医療会計における歳入決算額は二十九億九千三百七十一万七千四百六円で、前年度と比較して一・○%の増、また、歳出決算額は二十九億六千七百八十二万四千二百六十五円で、前年度と比較して○・七%の増となっており、歳入歳出差引額は二千五百八十九万三千百四十一円となっております。

 当該年度における本区財政は、人口増加基調が続いているものの、ふるさと納税によるマイナス影響が引き続き懸念されるなど、依然、予断を許さない状況の下、拡大かつ多様化する行政需要や区民ニーズに対し、可及的速やかな施策の対応が求められたところであります。

 本特別委員会は、決算認定の審査に当たり、これらを踏まえ、本区の行政運営が限られた財源と権能の中で、区民の要望と意向を捉えつつ、区民の福祉向上のために、いかに適正かつ効果的に予算執行がなされたか、かかる観点から、去る九月二十八日の本会議での付託以来、本日まで、延べ十日間にわたり慎重に審査を行ってまいりました。

 すなわち、九月二十九日には、まず一般会計「歳入」より質疑を開始し、これを終了し、同日、「歳出」第一款「議会費」の質疑に入り、これを終了し、さらに同日、第二款「企画費」及び第三款「総務費」を一括して質疑に入り、三十日にこれを終了し、同日、第四款「区民費」の質疑に入り、十月三日にこれを終了し、同日、第五款「福祉保健費」の質疑に入り、四日にこれを終了し、同日、第六款「環境土木費」の質疑に入り、これを終了し、さらに同日、第七款「都市整備費」の質疑に入り、五日にこれを終了し、同日、第八款「教育費」の質疑に入り、六日にこれを終了し、同日、第九款「公債費」、第十款「諸支出金」、第十一款「予備費」、以上三款を一括して質疑に入り、これを終了し、同日、国民健康保険事業会計、介護保険事業会計及び後期高齢者医療会計の各歳入歳出を一括して質疑に入り、これを終了し、さらに同日、総括質疑に入り、十一日にこれを終了し、全ての質疑を終了した次第であります。

 さらに、令和三年度中央区各会計歳入歳出決算の審査が終了したことに伴い、同日、各会派の態度表明を受けたものであります。

 まず、中央区議会自由民主党議員団委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 中央区議会自由民主党議員団の態度表明を行います。

 令和三年度当初予算は、「コロナを乗り越え、輝く未来を切り開く」と題して編成されました。新型コロナウイルス感染症への対応、子どもの健やかな成長と豊かな学びあふれるまちづくり、緑あふれ豊かで魅力あるまちづくり、災害に強く安全なまちづくりの四つの重点分野をはじめ、九度にわたる補正予算も含め、区民福祉の向上に積極的に取り組まれたことを高く評価いたします。

 その上で、厳しい財政環境を踏まえ、健全かつ弾力的で持続可能な財政基盤を堅持することが肝要であり、これまで以上に効率的な行財政運営を図っていただきたいと思います。

 我が会派の委員は、各款では、基本計画の改定、コロナのダメージからの経済回復、二○二五年問題を踏まえた認知症施策、電動キックボードをはじめとした交通安全対策、晴海のまちづくり、子供たちの放課後の居場所づくり、健康保険制度等について質疑を行いました。

 また、総括質疑では、物価高騰対策、マンション防災、こどもまんなか社会の実現、浜町公園の改修、地域が自走できる補助制度の必要性について議論を重ねました。

 本委員会の審議内容、先般提出した重点政策要望を可能な限り今後の予算編成に反映いただくことを強く望みます。

 引き続き、定例会、各委員会で政策提言を行っていくこと、そして、来年度予算特別委員会では、提言が確実に予算措置されているかどうかという視点で審査に臨むことを申し上げ、中央区議会自由民主党議員団は、令和三年度各会計歳入歳出決算の認定に同意いたします。

 次に、中央区議会公明党委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 中央区議会公明党の態度表明を申し上げます。

 十月三日、日銀が発表した九月の全国企業短期経済観測調査では、資源高と円安を背景とした原材料コストの増加が景況感を下押しし、三・四半期連続で悪化したとのことです。

 また、企業の消費者物価見通しが上昇しており、実際この九月に値上げされた食品は二千四百二十四品目、十月は六千五百三十二品目にも上るとのことで、家計への影響は大きく、今後もさらなる経済対策が必要であると考えます。

 令和三年度の中央区普通会計決算は、歳入総額一千三百二十六億三千百万円、歳出総額は一千二百九十二億六千二百万円で、歳入歳出ともに前年度を下回りました。実質収支は十九億四千九百万円の黒字、また財政指標は財政力指数、実質収支比率、経常収支比率など、いずれも適正水準にあることから、本区の財政状況は健全性を維持していると言えます。

 一方で、引き続き増加傾向にある人口や晴海地区の新たなまちづくりなどに伴い、令和五年度に区民サービスの基盤となる施設整備のピークを迎えるなど、拡大かつ多様化する行政需要、さらにはいまだに終息の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症への対応など、今後もより効率的・効果的な財政運営をしていく必要があります。

 また、人口増加に伴う各事業への対応について、公共施設の有効活用など検討協議会を常時設置していただくことを要望いたします。

 歳入面では、歳入の根幹をなす特別区民税が、納税義務者数の増加等に伴い、前年度に比べ八億五千二百四十六万二千円、二・八%増加しました。当初予算編成時は、新型コロナウイルス感染症に端を発した景気の悪化による個人所得や企業収益の低迷などにより、十一年ぶりに減収に転じると見込まれていましたが、結果的には増となりました。

 しかし、納税義務者数の増加ペースは鈍化している上、ふるさと納税による税の流出は令和三年度が約二十五億円、令和四年度は約三十億円が見込まれているなど、年々拡大しており、引き続き先行き不透明な状況であることは変わりありません。

 また、特別区交付金については、令和三年度貸付にかかる中小企業関連資金融資あっせん事業のコロナ緊急対策経費や首都直下地震等に対する防災・減災対策経費が臨時的に算定され、普通交付金が前年度に比べ六十四億二千二百六十八万四千円の増となるなど、前年度比五六・七%の増となりました。ただし、社会経済活動の正常化が進む中で増収に転じているものの、長引くコロナ禍に加え、急激な円安や物価上昇などの影響により企業収益の下振れリスクが懸念されるなど、今後の財政環境は予断を許さない状況と言えます。

 歳出面では、区内共通買物・食事券の発行などの経済対策や就労支援などの新型コロナウイルス感染症への対応、緑化のさらなる拡大や江戸バスのルート見直し、歩車道境界の段差解消、防犯カメラの設置拡大、自転車のマナー向上や安全な通行空間の確保などの魅力あるまちづくり、またデジタルディバイド解消への取組や電子申請の拡大・充実による区民生活のさらなる利便性強化、さらに糖尿病性腎症重症化予防、インボイス制度のさらなる周知、高齢者福祉の充実、障害者福祉の充実、保育所の待機児童の解消や学童クラブの子育て支援の充実、築地市場跡地、銀座・築地周辺みどりのプロムナード構想など将来を見据えたまちづくり、子ども読書活動の推進や本の森ちゅうおうの整備など、コロナを乗り越え、輝く未来を切り開くため、各施策の強化・充実に努められました。

 コロナによる影響はいまだ各方面に及んでいますが、オミクロン株対応ワクチン接種をはじめとする感染症対策を講じながら、社会経済活動との両立を図り、経済を活性化していくことが重要です。今後もそのためのさらなる積極的な施策をお願いします。

 また、低所得世帯への五万円の給付金は、国が決めた物価高騰による家計への影響が大きい世帯への支援策ですが、今後、冬に向け、もう一段の物価高騰も予想されております。国や東京都の動向を敏感にキャッチしながら、ぜひとも追加策を御検討いただくよう要望いたします。

 各款における決算審議に際しまして、私たち中央区議会公明党は、区民の目線に立ち、様々な意見や提案をさせていただきました。

 当局におかれましては、私たちの意見・提案を十分に御検討いただき、次年度予算編成、また今後の行政運営に反映されんことを強く要望いたしまして、中央区各会計歳入歳出決算の認定に同意いたします。

 以上申し上げまして、中央区議会公明党の態度表明とさせていただきます。

 次に、かがやき中央委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 中央区議会会派かがやき中央の令和三年度中央区各会計歳入歳出決算に対する態度表明を行います。

 令和二年から約二年間にも及ぶ新型コロナウイルス感染症の影響は、いまだに区内の生活に影を落としております。令和三年度は東京二○二○オリンピック・パラリンピック大会も開催され、ポストコロナを目指す社会を明るく照らすきっかけとなった年度となりました。

 さて、令和三年度の一般会計歳入決算額は一千三百三十八億四千百四万二千八百八十六円となりました。歳入の状況を見ても、本区の財政環境につきましては、依然楽観視はできません。コロナの影響による経済へのマイナス影響、ウクライナ情勢の不安定要因も加わり、特別区民税の伸びも例年より縮小されています。

 また、ふるさと納税による税流出も令和四年度は二十七億円と試算される中、ふるさと中央区応援寄附制度の活用により、さらなる返礼品、サービスの拡張に期待をしております。区内全体として経済的に厳しい状況が続く中、一般財源及び自主財源を確保しながら、区民ニーズに迅速に応えるため、柔軟であり、かつコスト管理や投資効率の追求に優れた経営視点での財政運営をお願いいたします。

 一般会計歳出について、議会費では、コロナ禍においても開かれた区政を実現し、議会活動を継続できるように、他区でも進められているオンラインによる委員会等の開催や傍聴の実施、ペーパーレス化やタブレット端末の配備等について、積極的な議会内での調査・検証・議論を前提に、その実現に向けた準備をお願いいたします。特に、議会側も庁内のネットワーク整備と方向性を合わせることにより、セキュリティ対策の面でも利便性の面でも相乗効果が大きく期待されます。あわせて、こども議会の開催やLINE公式アカウントなど中央区の広報媒体も積極的に活用し、区民が参加しやすい取組を前に進めていただきますよう要望します。

 企画費・総務費では、中央区情報化基本方針に基づき、より効率的かつ便利な区民サービスを区民が実感できるよう、区民ニーズの高い各種行政手続について、窓口の一本化や人に優しいデジタル化を、個人情報保護に留意しつつ積極的に推進するよう求めます。また、デジタル化は目的ではなく手段であるという点を理解し、区民が何を求めているのかをしっかりと把握した上で、見やすいホームページへの改修や、各種SNSを通じた積極的な情報発信を求めるとともに、区民から中央区へという双方向性を重視した新たなコミュニティの形成への発展を要望します。

 中央区男女共同参画行動計画の改定に向けては、公正で多様性を認め合う共生社会の実現に向け、区民のニーズや意見を広く反映するように要望します。

 区民費では、コロナを原因として多くの区民が経済的に困窮している現状を重く受け止め、区内共通買物券・食事券の発行やキャッシュレス決済ポイント還元事業など、様々な施策を展開している点は評価いたしますが、区内共通買物券の対象年齢制限の撤廃など、年齢のみにとらわれず、今、苦しんでいる全ての区民を救済していくとともに、地域振興へとつながるよう、さらなる手厚い対応を要望いたします。また、プロアクティブコミュニティの確立に向け、町会・自治会への積極的な支援のみにとどまらず、企業やNPO、ボランティア団体や各種地域団体など、より広い連携に努め、必要な支援を実践していくとともに、町会・自治会に参加をしていない区民であっても、しっかりと意見を述べ、地域のコミュニティに誰もが参加できるよう区が積極的なアプローチや施策を講じるよう要望します。

 福祉保健費では、特に区民ニーズの高い一時預かり保育や病児・病後児保育の利用における利便性向上と資源の有効活用を目的とし、予約キャンセル管理をオンライン化するICTの活用を求めます。また、民間学童の誘致をさらに進めるとともに、利用者の負担を軽減するよう、子育て世帯への支援や学童待機児童問題解消に向けたさらなる取組も要望します。新型コロナウイルス感染症対策としては、地域医療の要としての病院、地域包括ケア病床のさらなる拡充、自宅療養の安全性の確保、イベント開催時や保育所等の感染制御に関する指導体制の強化を要望します。受動喫煙対策としては、月島地域を中心に指定喫煙所の整備、あるいは助成金を活用した民間喫煙所の整備に早急に取り組みながら、路上喫煙の取締りの強化を要望します。また、動物愛護に対する本区の積極的な取組を評価するとともに、ペットを愛する区民への支援拡充を要望します。

 環境土木費では、BRTの定時性・速達性を重視した早期本格運行開始と路線の拡充や、区民の要望に基づいた江戸バスの新規ルート検討をはじめとする臨海部の交通利便性向上、舟運をはじめとした水辺の交通網整備や環境の利活用に期待するとともに、ゼロカーボンシティ中央区宣言による脱炭素社会の二○五○年達成に向けた具体的な取組を環境行動計画の改定にしっかりと盛り込むよう要望します。また、区民の身近な交通手段である自転車の走行区間の拡充、一部公園や道路を活用した練習スペースの確保にも力を入れていただくとともに、スケートボードや電動キックボードを安全に利用するため、区民に対する交通ルールの周知・啓蒙活動に一層取り組むよう要望します。

 都市整備費では、サステナブルシティ中央区の理念の下、長期的な視点に立ったまちの更新をお願いするとともに、築地市場跡地再開発や晴海地区の再開発事業をはじめ、区が主催する都市計画審議会やまちづくり協議会等においては、できる限り多くの住民の意見を反映する協議型まちづくりの仕組みづくりを要望します。

 教育費では、GIGAスクール構想に基づいて、令和三年四月から配備された一人一台のタブレット端末の積極的な活用が求められています。配備から二年がたち、先進的な取組を行っている学校、クラスの事例を積極的に横展開するとともに、ほか自治体の例も参考にしながら、子供たちの主体的で深い学びや探求力を培うSTEAM教育の実践、事務の効率化により先生方が教えることに全力を注げる環境を実現するよう支援を要望します。また、コロナの影響を受けている子供の心に寄り添った対応や、入院中や不登校をはじめ、いかなる状況であっても学ぶ権利を保障し、オンラインも活用した学びの継続を求めます。なお、情報リテラシー教育の充実とデジタルデバイスが与える体への影響の注視をお願いします。いよいよ本の森ちゅうおうが開館します。読書活動及び生涯学習のさらなる推進と地域資料を用いた本区の歴史や文化の発信拠点となることを期待いたします。

 最後に、令和元年度より実施されております本区の行政評価は、中央区基本計画の達成に向け、各個別計画と連動し、事業の適切な進行管理及び成果を重視した質の高い区政運営の実現、また、区民に対する説明責任を果たすという意味でも大変意義深く、各事業の行政コスト計算書や貸借対照表までが明示され、事業の概要が分かりやすく解説されています。一方で、各施策のPDCAサイクルを回すという観点から考えれば、目標に対する達成度の評価をはじめ、客観的な評価指標に基づいた多角的な視点での事業評価、結果その事業を継続するのか、拡大するのか、縮小するのか、あるいは廃止するのかという事業継続の方向性を示した総合的な評価までは実施されておらず、改善の余地があります。コロナ禍において限りある区民の税金を効率的に使うためには、本区の行政施策の優先順位を明確化した上で、優先順位の低い事業の縮小、廃止、優先順位の高い施策への重点的な予算配分を含めた総合的な判断の必要性が高まっております。本区の行政施策におけるPDCAサイクルの要である行政評価手法の改善を要望します。

 ポストコロナの時代においては、生活に困窮している方々の事情は様々であり、多種多様なニーズが発生いたします。限りある財源の中で迅速に区民ニーズや必要性に応じた行政施策に予算を配分するためには、本当に必要な行政施策とは何かを、行政も議会も一つ一つの施策の採算性や必要性まで踏み込んだ実質的な審議を行っていくべきであると考えます。

 山本区長を先頭とした本区の行政手腕に期待するとともに、我が会派からそれぞれ提案いたしました各種要望が令和五年度以降の区の施策に積極的に生かしていただけるよう改めて要望し、中央区議会かがやき中央は、令和三年度中央区各会計歳入歳出決算の認定に同意いたします。

 次に、中央区議会区民の風委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 令和三年度中央区各会計歳入歳出決算の認定に対する中央区議会区民の風の態度表明を行います。

 令和三年度予算は、「コロナを乗り越え、輝く未来を切り開く」をテーマとし、区民の命と健康、生活を守る感染症対策や地域社会を支える経済対策に重点を置いた予算編成を行いました。また、子育て支援を中心とした人口増加への対応、二十万都市の未来を見据えた基盤づくり、ICT技術を活用した行政デジタル化の推進など、社会を取り巻く環境変化などに即応した行政運営に努めていたと考えます。

 予算執行に当たっては、将来にわたる健全で持続可能な財政運営を基本とし、コロナ危機を乗り越えるための施策や感染拡大により顕著化した新たな課題に重点的・優先的に取り組み、積極的な施策展開を評価いたします。

 さて、決算審査においては、予算の見積りに過不足がなかったか、予算の執行結果や事業成果、各部の連携などに焦点を当て、質疑を行ってきました。今後も区民の暮らしを守り、地域の活力を取り戻す効果的な施策展開により、区民の信頼と期待に応える行政サービスが提供されることを強く要望します。

 最後に、本決算特別委員会において私が申し上げました意見及び要望などを今後の区政運営に十分に反映していただくことを望み、令和三年度決算に対する同意の態度表明とします。

 次に、立憲民主党新風会委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 令和三年度中央区各会計歳入歳出決算の認定に対する立憲民主党新風会の態度表明を行います。

 今回の令和三年度の予算では、「コロナを乗り越え、輝く未来を切り開く」と題し、施設改修等の実施時期を見直すなど、財政負担の平準化を図り、これまで蓄えてきた基金の活用や地方債の発行など財源確保を講じ、区民サービスに影響が生じないよう努めた予算編成でした。

 決算審査においては、中央区基本計画二○一八に掲げる九つの基本政策の中で、予算編成時の新規二十二事業、充実二十事業、継続三十事業の主要事業を基に、補正予算で新たに追加された新規事業についても質問をさせていただきました。

 企画費・総務費では、新規事業、二百八十メガヘルツ帯域を活用した緊急告知ラジオの導入の半導体不足による影響を確認し、今後の方向性について質問をいたしました。さらに、新規事業、防災区民組織等への非常用電源確保の支援に関連して、高層住宅防災対策である防災対策優良マンションの認定、防災マニュアル作成について現在の取組状況を確認し、課題等を確認いたしました。

 区民費では、充実事業、学校施設等を活用したスポーツ開放の拡充の新たに開始された拡充部分をはじめ、継続事業、ビジネス交流フェア、中央区まるごとミュージアムでは、新型コロナウイルス感染症の影響による決算額、事業内容への影響の確認、そして本区の保養施設の受動喫煙対策について質問をいたしました。

 福祉保健費では、新規事業、保育園児のための公園送迎バスの運行、保育入園に関する説明動画の配信について決算額の確認をし、今後の方向性について要望と併せて質問をいたしました。さらに、充実事業、保育士資格取得支援事業、新生児誕生祝品の追加支援、避難行動要支援者対策の推進について執行状況の確認をし、事業のさらなる継続をお願いいたしました。

 環境土木費では、新規事業、鉄道駅総合バリアフリー推進事業補助の今後の計画、充実事業、「中央区の森」森林保全活動地域の拡大では、充実部分の決算額の確認をし、「中央区の森」事業について質問をいたしました。重点事業の環境にやさしい道路の整備、にぎわいのある道路の整備、道路環境(シンボルロード)の整備、水の都プロジェクトの推進については、工事における契約差金や工事の変更などによって生まれた不用額の確認をしました。

 教育費では、新規事業、児童・生徒に対するアセスメントの実施で導入されたhyper‐QUテストの成果や今後の拡充について確認し、充実事業、学習力サポートテストの実施では、新たに英語教科が追加され、実施状況について質問いたしました。重点事業、子どもの居場所づくり推進事業のプレディについては、現在の課題をはじめ、今後の想定利用者登録者数から放課後の子どもの居場所の今後の重要性について確認し、さらなる環境整備について要望させていただきました。補正予算で追加された新規事業、多様な集団活動等利用者支援事業では、執行率の低さから見える制度の複雑さ、課題を取り上げ、今後の改善を要望いたしました。

 総括では、台風の初動態勢の確認を含む災害対策、緊急一時保育援助事業の環境整備、区民ニーズの高かった事業について確認、受動喫煙対策のさらなる強化を要望し、さらに、区民の方から伺った御意見や要望を踏まえて質問をさせていただきました。

 いずれも、首都東京の中心都市であると同時に、江戸時代からの歴史と伝統が連綿と続く本区ならではの特性に資する事業ばかりであり、今後とも区民の皆様への行政サービスとしてさらなる充実を図っていただきますよう、よろしくお願いいたします。

 新型コロナウイルス感染症により、人類の行動形態が大きく変化し、デジタルトランスフォーメーションが目まぐるしく進化する中で、今後ますます、本区としても常に一歩先を見据えた行政運営が求められると思います。

 最後に、本決算特別委員会において、私の質問内で提案した内容や意見について、子供たちから高齢者の方々まで、本区に暮らす全ての方々が笑顔で安心・安全な暮らしを送ることができるよう、少しでも区政に反映していただけることをお願い申し上げ、令和三年度中央区各会計歳入歳出決算に対する同意の態度表明とさせていただきます。

 次に、日本共産党中央区議会議員団委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 令和三年度中央区各会計歳入歳出決算の認定に対する日本共産党中央区議会議員団の態度表明を行います。

 今なお続く新型コロナウイルス感染症による暮らしと経済への打撃により、倒産や失業は拡大し、国民生活が疲弊し続けています。そこへ物価高騰がさらなる追い打ちをかけています。今の物価高騰は、コロナ危機、ロシアによるウクライナ侵略といった世界的要因とともに、円安を加速させるアベノミクスの主要政策、異次元の金融緩和に大本がありますが、政府は見直す姿勢を見せていません。八月の消費者物価は、消費税増税の影響があった月を除けば三十年十一か月ぶりの大幅上昇で、二○二二年度の家計負担が年間八万円以上増えるとの試算も民間シンクタンクで出されています。賃金が上がらず物価だけが上がることに国民は困窮を深めています。物価高の被害を受ける中小企業や区民を救うため、区として積極的な対策を講じることが求められます。

 本決算特別委員会で審議した二○二一年度は、新型コロナウイルス拡大により一年延期となった東京二○二○大会が、国民の反対を押し切り強行された年でもありました。医療が逼迫し、緊急事態宣言下であるにもかかわらず強行された東京五輪が汚職の舞台になっていたことは深刻です。国民の税金も投じられた一兆四千億円に上る総経費の検証が必要です。

 日本共産党区議団は、二○二一年三月の予算特別委員会の審議の際、生活保護世帯への歳末見舞金・夏期見舞金の復活や高齢者施設でのPCR検査、介護施設や医療機関への支援金、区民への定額給付金の支給などを計上した予算修正案を提案しました。その前年、二○二○年十月には、八百六十九項目の二○二一年度中央区予算編成に関する重点要望書を区長に提出しています。二○二一年度予算には、我が党が要求してきたコロナ対策の各種給付金や認可保育所整備、住宅耐震工事の助成拡充、ハッピー買物券発行額引上げの継続、賀詞交歓会の廃止など、一定評価できる施策も実施されましたが、予算編成の経緯と本特別委員会での質疑を通じ、決算案には様々な問題があると判断しました。

 よって、日本共産党中央区議会議員団は、議案第六十七号令和三年度中央区各会計歳入歳出決算の認定についてに反対します。

 以下、その理由を述べます。

 まず、一般会計決算についてです。

 第一に、新型コロナウイルス対策として、区検査センターや学校、高齢者施設などでPCR検査や抗原検査の拡充を求め続けてきましたが、消極的だったのは問題です。今後のパンデミック対策として保健所の拡充、職員増にも取り組むべきです。

 第二に、コロナ支援、また物価高騰対策として、他自治体の施策を紹介しながら、家賃支援や固定費補助などの支援を求めてきましたが、実施されていないことは問題です。国や都の支援の対象外となる方たちへの独自支援を求めます。

 第三に、新型コロナが拡大する中、都民や国民には外出自粛やイベント中止を求めながら、五輪関係行事はコロナ対策も緩和して行ったことは問題です。東京二○二○聖火リレーにおけるセレブレーション等、三密になりやすいイベントの実施は早い時期からきっぱりと中止を決断すべきでした。

 第四に、ベビーシッターによる一時預かり利用支援事業の拡充は問題です。認可保育所整備によるさらなる待機児童解消で対応すべきです。

 第五に、生活保護を必要とする方の多くは高齢者です。就労などの自立支援につなげる取組も大切ですが、速やかに受給されるよう申請のハードルを下げることが必要です。

 第六に、二○二一年度は七つの市街地再開発事業に約百五十八億円の予算が投じられました。区道廃止や補助金の投入など、企業の利益を最大化する巨大な建築物を造ることは問題です。周辺環境の悪化やCO2の増大など環境破壊を招くまちづくりを転換すべきです。

 第七に、今、管理不全となるマンションが大問題となっており、再開発よりも既存マンションの維持・管理に力を注ぐべきです。

 第八に、晴海選手村跡地の住宅整備に伴い、必要となる小・中学校や晴海特別出張所などの施設整備用地として、約三ヘクタールの都有地の購入に百七十七億円が投じられたことは問題です。東京都から公共減額として約五割減額で購入しましたが、同じ地域の都有地をマンション開発業者は十分の一で譲渡されたことを鑑みれば、百七十七億円は過大な購入額だと言わざるを得ません。さらなる減額を求めるのが当然です。

 第九に、PFIや指定管理者制度など施設運営を民間事業者に任せることは、行政や議会のチェック機能が弱まり、ブラックボックス化することからも問題です。事業者の利益確保のために労働者の賃金が抑えられ、困窮が広がることは社会的な問題です。制度導入の見直しを求めます。

 第十に、ゼロカーボンシティ中央区宣言に見合った実行力のあるCO2削減に向けての対策が不十分です。太陽光パネル設置の効果を妨げるような超高層ビル建設に歯止めをかけることが必要です。住民を交えたワークショップなどの開催や協議会を設置するなど、住民参加を促すべきです。

 第十一に、教員の働き方改革が不十分です。余剰時数の削減や学習力サポートテスト中止など、教員の負担軽減を図ることが必要です。教員の欠員があることも負担増につながることから、早急な解決を求めます。区独自の加配もさらに積極的に検討すべきです。

 次は、国民健康保険事業会計決算についてです。

 国民健康保険料は二○二一年度も引き上げられ、一人当たり保険料は十三万一千九百六十一円となりました。二十年間で一・六倍という引上げ幅です。国に対し国庫負担を増やすことを求め、区独自の繰入れも行って保険料を引き下げることが必要です。

 次に、介護保険事業会計決算についてです。

 介護保険では、一割負担だった利用料の自己負担が、二○一八年度から所得に応じ三割負担となり、利用抑制につながっていることは問題です。また、二○二一年四月から、要支援が要介護に進行しても、いわゆるボランティアの活用などによる総合事業の訪問・通所型サービスを継続的に利用可能としたことは、介護給付を外すことが狙われた制度改悪であり、認められません。要介護者は日常生活全てに綿密なサポートが必要です。介護保険制度を改善し、必要な介護サービスをお金の心配なく受けられるよう制度を改善すべきです。

 最後に、後期高齢者医療会計決算についてです。

 今年十月から新たに、単身で年収二百万円以上、夫妻で年収三百二十万円以上の高齢者の窓口負担が二割となりました。負担増となったのは七十五歳以上の高齢者の二○%に当たります。七十五歳以上の高齢者の九割が所得二百万円未満と困窮する中、二割負担の押しつけは受診抑制を広げ、国の進める介護予防、重症化予防などにも逆行します。高い保険料と窓口負担、安上がりの差別医療を押しつける制度は即刻廃止すべきです。

 以上、各会計歳入歳出決算の認定に対する反対の理由を述べ、日本共産党中央区議会議員団の態度表明を終わります。

 次に、維新の会委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 令和三年度中央区各会計歳入歳出決算の認定に対する維新の会の態度表明を行います。

 令和三年度予算は、「コロナを乗り越え、輝く未来を切り開く」と題して編成されたと存じます。現在、感染症対策に万全を期し、社会経済活動の正常化が進み、持ち直しが期待されています。

 中央区におきましては、年少人口増加を背景とした子育て支援や教育、地域特性を踏まえた防災・防犯、二十万都市を見据えた都市基盤整備など、行政需要が質・量ともに変化し、新たに生じる行政サービスに対する柔軟な対応が求められている中、令和三年度はコロナ禍においても区民福祉、区民サービスを停滞させることなく、重要な課題への取組が進みました。

 全ての人々が中央区に誇りを持って住み続けられるまちであり続けますよう、このたびの決算審議で申し上げた意見・要望・提案を今後の施策に展開していただけることを期待いたします。

 今後起こり得る新たな脅威に対する備えを怠ることなく、あらゆる世代の区民の皆様の納得がいく税金の使い方を示すことを要望しまして、令和三年度各会計歳入歳出決算の認定に同意いたします。

 次に、中央区議会都民ファーストの会委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 令和三年度中央区各会計歳入歳出決算の認定につきまして、中央区議会都民ファーストの会の態度表明を申し上げます。

 昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、区政並びに区民生活に様々支障を来した一年間でした。そんな中の令和三年度各会計歳入歳出決算の審査に当たり、限られた時間ではありますが、各款に対して様々な質疑をしてまいりました。

 歳入に関しては、現在、一定の財源の確保はできていますが、納税義務者の増加ペースが鈍化をしており、さらには昨今の急激な円安や物価の高騰など、社会経済に対する不安な状況が起きていますが、今後も様々な課題を乗り越えられるように安定的な歳入確保に努めていただきたいと思います。

 また、歳出に関しましては、各款の様々な事業に対して議論を行ってまいりました。今、本区に住まわれている方には、これからもずっと住み続けたいと思えるように、今後移り住んでこられる方には、中央区に来てよかったと思ってもらえるように、そして、これから成長し大人になる子供たちや本区で生まれてくる子供たちには、地元中央区を愛してもらえるように、魅力あるまちへと今後も政策を推し進めていただきたいとお願い申し上げます。

 引き続き、区民目線に立ち、区民ニーズを的確に捉え、中央区のさらなる発展を支えていただきますように、今後も健全かつ柔軟性のある財政運営をお願いいたします。

 以上申し上げまして、中央区議会都民ファーストの会は、本決算特別委員会に付託をされました令和三年度各会計歳入歳出決算の認定に同意いたします。

 以上のとおり、各会派の態度表明が終わりましたので、最後に、本特別委員会は、議案第六十七号「令和三年度中央区各会計歳入歳出決算の認定について」につきまして、起立により採決いたしましたところ、起立多数をもって認定すべきものと決しました。

 よって、本特別委員会の決定どおり認定していただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました議案の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 報告を終わります。

 本案は起立により採決いたします。本案を認定することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(木村克一議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第七、議案第六十七号は認定されました。


○議長(木村克一議員)
 次に、日程第八を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第八

 議案第七十五号 中央区名誉区民の選定同意について


○議長(木村克一議員)
 提案理由の説明を願います。

〔区長 山本泰人君登壇〕

○区長(山本泰人君)
 ただいま上程されました議案第七十五号につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。

 名誉区民につきましては、公共の福祉の増進、産業振興または学術、技芸の進展に卓絶な功績があった方々の功績をたたえ、区民敬愛の対象として、顕彰するものであります。

 そこで、これらの分野で功績を残された矢田美英様、大谷信義様を名誉区民として選定いたしたく、本案を提出した次第であります。

 よろしく御同意のほどお願いいたします。

○議長(木村克一議員)
 本案は、委員会付託を省略し、起立により採決いたします。

〔奥村暁子議員、小栗智恵子議員退席〕

 本案に同意することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(木村克一議員)
 全員起立と認めます。──御着席願います。よって、日程第八、議案第七十五号は原案に同意することと決しました。


○議長(木村克一議員)
 次に、日程第九を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第九

 議員提出議案第四号 中央区議会会議規則の一部を改正する規則


○議長(木村克一議員)
 提案理由の説明を願います。

〔二十四番 塚田秀伸議員登壇〕

○二十四番(塚田秀伸議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第四号、中央区議会会議規則の一部を改正する規則につきまして、提案者を代表して、提案の理由を御説明いたします。

 本案は、多様な人材の区議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、住民が議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため、本会議への欠席事由として育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産について産前・産後期間にも配慮した規定の整備を図るものです。

 よろしく御審議の上、何とぞ満場一致をもって本案に御賛同いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。(拍手)

○議長(木村克一議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第九、議員提出議案第四号は原案のとおり可決されました。


○議長(木村克一議員)
 次に、日程第十、「議会閉会中の継続審査」について。

 ここで、ただいま各種委員会委員長より、各委員会に付託を受けております事件及び請願について、議会閉会中の継続審査の申出がなされておりますので、その一覧表をお手元に配付いたします。

〔議会局職員「各種委員会継続審査申出事件一覧表」を配付〕

○議長(木村克一議員)
 お諮りいたします。本件の申出をそれぞれ承認することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、本件の申出をそれぞれ承認することに決しました。


○二十三番(原田賢一議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 今期定例会に提出されました案件は、全て終了したことと存じますので、これをもって閉会されるようお諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(木村克一議員)
 御異議なしと認めます。よって、会議を閉じます。


○議長(木村克一議員)
 ここで山本区長より挨拶があります。

〔区長 山本泰人君登壇〕

○区長(山本泰人君)
 区議会終了に当たり、一言御挨拶申し上げます。

 去る九月十六日から本日に至る今期定例会に御提案申し上げました案件につきましては、いずれも原案どおり御決定あるいは御同意をいただき、誠にありがとうございます。

 この間、令和三年度各会計歳入歳出決算につきましては、決算特別委員会を設置し、その審査を付託され、各会計補正予算のほか、条例等の案件につきましては、各所管の常任委員会にその審査を付託され、極めて御熱心なる審査をいただいた上、いずれも原案どおり可決または認定を賜り、厚く御礼申し上げます。

 本会議及び各委員会においていただきました貴重な御意見等につきましては、今後の区政運営に可能な限りこれを反映させ、より一層区民福祉の向上のために全力を傾ける所存でございます。

 今後とも、議員各位の御指導、御協力をお願いいたしまして、御挨拶といたします。

 誠にありがとうございました。

○議長(木村克一議員)
 挨拶を終わります。


○議長(木村克一議員)
 ここで、去る十月五日をもって任期満了となりました本区前教育委員会委員本宮典幸さんに対し、長年にわたり行政の進展に寄与されました功績に謝意を表すため、ここに議会の名をもって感謝状及び記念品の贈呈を行います。

〔本宮典幸さん、議会局職員に導かれて議場に入る〕

〔木村議長退席、演壇に登り、感謝状を朗読〕

  感  謝  状

                  本 宮 典 幸 様

 あなたは中央区教育委員会委員として二期六年の長きにわたり在職し その間中央区政発展に多大の貢献をされました その功績はまことに顕著であり ここにご功績をたたえ深甚なる感謝の意を表します

  令和四年十月十四日

                  中 央 区 議 会

〔木村議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕


○議長(木村克一議員)
 ここで、本宮典幸さんより挨拶があります。

〔本宮典幸さん登壇〕

○本宮典幸さん
 任期満了に当たり、一言御挨拶申し上げます。

 これまで教育委員として教育の充実・発展に精いっぱい努めてまいりました。東京オリンピック・パラリンピックやコロナの大流行など、歴史的にも大きな事柄があった中、これまで務めさせていただけたのも、ひとえに議会の皆様の教育委員会に対する深い御理解と温かい御支援の賜物と心より感謝申し上げます。

 また、皆様をはじめ、多くの方との出会いという大きな財産を頂いた上に、本日、区議会議長様より感謝状並びに記念品を頂きましたことは誠に身に余る光栄であり、厚く御礼申し上げます。

 これからも中央区と中央区議会のますますの御発展、そして皆様の御健勝、御多幸を祈念いたしまして、簡単ではございますが、お礼の御挨拶とさせていただきます。

 ありがとうございました。(拍手)

〔本宮典幸さん、議会局職員に導かれて退場〕

○議長(木村克一議員)
 挨拶を終わります。


○議長(木村克一議員)
 これをもって、令和四年第三回中央区議会定例会を閉会いたします。

     午後三時十六分 閉会


署名議員
議 長  木村 克一
議 員  小栗 智恵子
議 員  佐藤 あつこ

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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