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令和5年第一回臨時会会議録(第2日 5月31日)

1.会期

六日(第二日)

五月三十一日(水曜日)

2.開議並びに閉会

午後二時開議

午後二時十九分閉会

3.出席議員

(三十名)

一番 ほづみ ゆうき議員

二番 小坂 和輝議員

三番 上田 かずき議員

四番 黒原 裕司議員

五番 アルール うた子議員

六番 川畑 善智議員

七番 永井 佳代議員

八番 梶谷 優香議員

九番 高橋 まきこ議員

十番 青木 かの議員

十一番 高橋 元気議員

十二番 田中 耕太郎議員

十三番 かみや 俊宏議員

十四番 太田 太議員

十五番 竹内 幸美議員

十六番 山本 理恵議員

十七番 渡部 恵子議員

十八番 白須 夏議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 奥村 暁子議員

二十一番 瓜生 正高議員

二十二番 塚田 秀伸議員

二十三番 押田 まり子議員

二十四番 海老原 崇智議員

二十五番 木村 克一議員

二十六番 礒野 忠議員

二十七番 原田 賢一議員

二十八番 堀田 弥生議員

二十九番 墨谷 浩一議員

三十番 田中 広一議員

4.出席説明員

区長 山本 泰人君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 平林 治樹君

企画部長 浅沼 孝一郎君

総務部長 黒川 眞君

防災危機管理室長 春貴 一人君

区民部長 濱田 徹君

福祉保健部長 田中 智彦君

高齢者施策推進室長 北澤 千恵子君

保健所長 渡瀬 博俊君

環境土木部長 三留 一浩君

都市整備部長(都市活性プロジェクト推進室長兼務) 早川 秀樹君

会計管理者 鈴木 浩君

教育委員会事務局次長 生島 憲君

監査事務局長 林 秀哉君

企画部参事(政策企画課長事務取扱) 溝口 薫君

総務部参事(総務課長事務取扱) 山﨑 健順君

5.議会局出席職員

議会局長 伊藤 孝志君

庶務係長 長田 基道君

議事係長 小倉 正信君

調査係長 佐藤 康之君

書記 鳴子 歩良君

6.議事日程

日程第一
議席の変更

日程第二
諸般の報告

日程第三
議案第四十二号 専決処分の承認について
議案第四十三号 令和五年度中央区一般会計補正予算
        (五月二十六日 企画総務委員会付託に続いて)

日程第四
議案第四十四号 中央区監査委員の選任同意について


午後二時 開議

○議長(瓜生正高議員)
 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(瓜生正高議員)
 これより本日の日程に入ります。

 日程第一、「議席の変更」を行います。

 これより、議席に一部変更がありますので、申し上げます。

 二十一番議員は二十二番に、二十二番議員は二十一番に、二十三番議員は二十五番に、二十五番議員は二十六番に、二十六番議員は二十七番に、二十七番議員は二十三番に、それぞれ議席を変更することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(瓜生正高議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(瓜生正高議員)
 次に、日程第二、「諸般の報告」を行います。

〔伊藤議会局長朗読〕


七、委員会報告書(企画総務委員会)

八、議案の送付について


○議長(瓜生正高議員)
 報告を終わります。

 ここで、ただいま報告のありましたとおり、区長より議案一件が送付されましたので、本日の日程に掲載いたしました。


○議長(瓜生正高議員)
 次に、日程第三を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第三

議案第四十二号 専決処分の承認について

議案第四十三号 令和五年度中央区一般会計補正予算

        (五月二十六日 企画総務委員会付託に続いて)


○議長(瓜生正高議員)
 本案について、原田企画総務委員会委員長の報告を願います。

〔二十七番 原田賢一議員登壇〕

○二十七番(原田賢一議員)
 ただいまより、去る五月二十六日の本会議において、本委員会に付託を受けました議案第四十二号「専決処分の承認について」及び議案第四十三号「令和五年度中央区一般会計補正予算」につきまして、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。

 まず、議案第四十二号、専決処分による一般会計の補正は、食品等の物価高騰の影響を特に受ける低所得の子育て世帯に対する生活支援特別給付金の計上により、一億六千七百二十六万八千円を追加し、補正後の額を一千四百八十五億六千百三万二千円としたものであります。

 次に、議案第四十三号、一般会計予算の補正は、電力・ガス・食料品等の高騰による影響が特に大きい低所得世帯の生活を支援するための重点支援給付金及び住民税非課税の高齢者に対する区内共通買物・食事券の臨時給付に要する経費の計上により、八億五千六十三万二千円を追加し、補正後の予算額を一千四百九十四億一千百六十六万四千円とするものであります。

 付託を受けました議案の審査に当たり、本委員会は昨日開会し、理事者より専決処分及び一般会計補正予算について款別に説明を受け、その後、一括して質疑を行いました。

 審査終了後、まず、議案第四十二号について、起立により採決したところ、全員賛成をもって承認すべきものと決しました。

 次に、議案第四十三号については、高橋委員から次のような意見がありました。

 中央区議会会派かがやき中央は、令和五年第一回中央区議会臨時会に提出されました議案第四十三号「令和五年度中央区一般会計補正予算」案に反対をいたします。

 以下、理由を述べます。

 本補正予算案では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の補助金の活用として、低所得者・離職者支援事業として、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金を一万九千世帯に向けて支給する生活支援給付金並びに高齢者生活支援給付金の支出案が説明されました。いずれも、支援の対象として、その意義を理解するものではあります。前者の低所得者・離職支援事業は、その内容や対象者として、国が考える方向性に異議はありません。

 一方、後者、中央区が独自に対象者やその内容を指定した住民税非課税の高齢者に対する区内共通買物・食事券の臨時給付につきましては、疑問があります。こちらについて、昨年の臨時給付と比較して、住民税非課税者に限定することで所得要件を設けている点は評価できます。他方で、問題は依然としてあります。給付額の根拠として、前回の臨時給付の際の質疑では、令和四年四月に年金給付額の○・四%の引下げがあった旨の説明がありましたが、令和五年四月の給付額見直しでは二・二%の増額となっており、給付の根拠とはなりません。

 次に、前回同様に給付対象者が高齢者のみに限定されている点も問題として掲げられます。まず、ほかの自治体との比較という点においても、高齢者に対してのみ臨時給付を行うという例は、把握している限り、ありません。国におけるほかの給付によって、子育て世帯に対しての給付も行われているのは事実です。しかしながら、高齢者に対しては個人としての給付である一方で、子育て世帯に対しては世帯としての給付となっている点が問題と考えます。高齢者のいる世帯は、世帯として所得があったとしても、高齢者本人に所得がなければ給付の対象となる一方で、子育て世帯については、親に所得があれば給付の対象となりません。子供も個人としてみなされるべきで、その場合には親の所得の有無を問わず、子供に対しても給付が行われるべきと考えます。子供を個人として扱うということは、この四月に施行されたこども基本法にある、「全てのこどもについて、個人として尊重され、その基本的人権が保障される」という基本理念にも沿ったものであります。

 また、国が用途を決めてから行う事業ではなく、地方創生臨時交付金として活用される推奨メニューの中で、保育施設等の事業者に対する支援など、様々な支援メニューがある中で、あえて高齢者に対する区内共通買物・食事券の給付を選択する必要性を感じません。

 最後に、今回のタイミングという点です。上記に挙げたような懸念点があるにもかかわらず、福祉保健をはじめとした所管の委員会にて審議等を十分に重ねることなく、定例会を待たずに議決を迫る進め方に課題があります。各担当委員の決定から僅か四日で、本日の企画総務委員会による審議を迎え、五日後となる臨時会での予算への議決を迫るものであり、改選後の議員が議論を重ねるのに正しい進め方であるとは思い難いものであります。

 もっとも、御高齢の方に対する支援を充実させること自体に異論はなく、継続的に支援を続けていくべきではありますが、本施策につきましては、支給の根拠及び対象の合理性・公平性を欠いており、限りある予算の中で、今この時にこの施策を実施する必要があるのかということについて疑問があります。また、現状の住民構成を踏まえれば、子供や子育て世帯を中心としたまちづくりを進めていくべきとする会派の理念と相入れない施策でもあります。

 したがいまして、本補正予算案にて提出されましたほかの施策につきましては、一定の評価をいたしますが、本施策が与える影響は予算案の中心を占めていると判断し、全体として本補正予算案に反対するものであります。

 以上の理由から、令和五年第一回中央区議会臨時会に提出されました議案第四十三号「令和五年度中央区一般会計補正予算」案に反対をいたします。

 高橋委員からの発言後、本議案について、起立により採決したところ、起立多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 よって、本委員会の決定のとおり御賛成いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました議案の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(瓜生正高議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第四十二号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を承認することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(瓜生正高議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第三、議案第四十二号は原案のとおり承認されました。

 次に、議案第四十三号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(瓜生正高議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第三、議案第四十三号は原案のとおり可決されました。


○議長(瓜生正高議員)
 次に、日程第四を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第四 議案第四十四号 中央区監査委員の選任同意について


○議長(瓜生正高議員)
 提案理由の説明を願います。

〔区長 山本泰人君登壇〕

○区長(山本泰人君)
 ただいま上程されました議案第四十四号につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。

 本区監査委員のうち、区議会議員のうちから選任する委員が欠員となっておりますので、墨谷浩一議員を選任することといたしたく、地方自治法第百九十六条第一項の規定に基づき、本案を提出した次第であります。

 よろしく御同意のほど、お願いいたします。

○議長(瓜生正高議員)
 本案は委員会付託を省略し、起立により採決いたします。

〔小栗智恵子議員、奥村暁子議員退席〕

本案に同意することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(瓜生正高議員)
 全員起立と認めます。──御着席願います。よって、日程第四、議案第四十四号は原案に同意することと決しました。

〔小栗智恵子議員、奥村暁子議員着席〕


○議長(瓜生正高議員)
 ここで、ただいま本区監査委員の同意を得られました墨谷浩一議員より挨拶があります。

〔墨谷浩一議員、議会局職員に導かれて議場に入る〕

〔二十九番 墨谷浩一議員登壇〕

○二十九番(墨谷浩一議員)
 本日は、貴重なお時間をお借りいたしまして、一言御挨拶を申し上げます。

 ただいま中央区監査委員の選任同意につきまして、皆様方の御同意を賜り、心より御礼申し上げます。ありがとうございます。

 微力ではございますが、この重責を痛感し、誠心誠意努力してまいる所存でございます。今後とも皆様の御指導、御鞭撻を賜りますよう何とぞお願い申し上げます。

 甚だ簡単ではございますが、私の御挨拶に代えさせていただきます。本日は誠にありがとうございます。(拍手)

○議長(瓜生正高議員)
 挨拶を終わります。


○議長(瓜生正高議員)
 以上をもって、今次臨時会に付議された事件は全て議了いたしましたので、会議を閉じます。


○議長(瓜生正高議員)
 ここで、山本区長より挨拶があります。

〔区長 山本泰人君登壇〕

○区長(山本泰人君)
 区議会終了に当たり、一言御挨拶申し上げます。

 今般の区議会臨時会におきましては、正副議長をはじめ、各常任委員会、議会運営委員会及び各特別委員会の委員の選任が行われ、ここに新たな陣容のもとに区議会が構成され、今後の区政の推進に当たられますことは、誠に御同慶の至りであります。

 私ども理事者におきましても、一同決意を新たにいたしまして、区民福祉の向上のため、より一層の努力を致す所存でありますので、議員各位の格別の御指導と御協力を心からお願い申し上げる次第であります。

 また、御提案申し上げました案件につきましては、いずれも原案どおり御決定あるいは御同意を賜り、厚く御礼申し上げます。

 誠にありがとうございました。

○議長(瓜生正高議員)
 挨拶を終わります。


○議長(瓜生正高議員)
 これをもって、令和五年第一回中央区議会臨時会を閉会いたします。

     午後二時十九分 閉会


署名議員
議長 瓜生 正高
議員 小栗 智恵子
議員 原田 賢一

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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