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令和7年 地域活性化対策特別委員会(2月17日)

1.開会日時

令和7年2月17日(月)

午後1時30分 開会

午後2時54分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 かみや 俊宏

副委員長 奥村 暁子

委員 木村 克一

委員 太田 太

委員 アルール うた子

委員 山本 理恵

委員 黒原 裕司

議長 瓜生 正高

4.出席説明員

(13人)

田中副区長            

平林教育長            

生島企画部長           

石戸政策企画課長(参事)     

登り副参事(計画・特命担当)   

清水広報課長           

濱田区民部長           

平川地域振興課長

森下文化・生涯学習課長

石川スポーツ課長

岩田商工観光課長

北澤教育委員会事務局次長

植木図書文化財課長

5.議会局職員

伊藤議会局長

小倉議事係長

林書記

鳴子書記

6.議題

  • 区内各地のにぎわいにつながる地域、文化、観光・産業振興に関すること

(午後1時30分 開会)

○かみや委員長
 ただいまより地域活性化対策特別委員会を開会いたします。

 本日、理事者報告の関係でスポーツ課長が出席しますので、御了承願います。

 議題の審査に入りますが、特別委員会の質疑につきましては、理事者報告に対する質疑と併せて行いますので、よろしくお願いいたします。

 初めに、理事者報告をお願いいたします。

○濱田区民部長

 1 大規模改修工事に伴う総合スポーツセンターの一部利用休止について(資料1)

 2 中央区ビジネス交流フェア2024の開催結果について(資料2)

 以上2件報告

○かみや委員長
 発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりですので、よろしくお願いします。ただいまの時刻は午後1時33分です。自由民主党71分、かがやき中央さん37分、区民クラブさん37分、日本共産党さん37分、参政党さん10分となります。

 それでは、質疑に入ります。

 発言を願います。

○太田委員
 よろしくお願いいたします。私からは、議題から1点お伺いさせていただきます。

 先日の2月8日、9日、土日で行われた雪まつりに関してですけれども、その中からお伺いさせていただきます。

 私も、初日の朝、雪まつりにお伺いさせていただきまして、隣の席にいる木村委員とも会ったんですけれども、その日は晴天に恵まれていまして、すごくいい天気の中、朝から子供たちがわんさか集結して、そりに興じたり、また、雪遊びを所狭しとやっていたのを記憶しております。相当芋洗い状態だったのかなという感じがしないでもないですけれども、今回の雪まつりについて、まずは振り返りつつ、地域振興としての成果、また、課題があるとすれば、その反省点などもお聞かせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

○平川地域振興課長
 雪まつりについてでございます。

 第23回中央区雪まつりでございますが、委員からもお話がありましたとおり、今月2月8日、9日、土曜日、日曜日の両日開催いたしました。2年に1回、隔年のイベントでございますが、本区の友好都市でございます東根市から雪を運んできて、都心に銀世界をつくるというイベントでございまして、お話しいただきましたとおり、天候に恵まれまして、非常に多くのお子様を中心に御来場いただきました。あかつき公園で行っております雪まつりにつきましては、先ほどお話ししましたとおり、本区の友好都市である山形県東根市の協力、また地域の町会、青少年対策地区委員会の協力、またPTAの御協力をいただきまして、地域の皆様が一体となって、非常に盛り上げていただくイベントでございます。屋外のイベント、また雪を持ってまいりますので、非常に天候が心配されたところでございます。前回の22回のときには前日に雨がありました関係で、非常に設営に難儀したところでございますが、今回の23回雪まつりにつきましては、設営の時点から非常に晴れて寒いという、雪まつりにはもってこいの天候でありましたので、非常にその部分が大きかったというふうに感じてございます。また、前回を思い返してみますと、コロナの時期に開催いたしましたので、一部のコーナー、そりコーナーに事前の申込み制を導入させていただきました。今回はそういった制限がない形でございましたので、マスクもなくて、子供たちの笑顔が本当にあふれるようなイベントになったというふうに考えてございます。これも、ひとえに東根市の御協力、また地域の皆さんの力というものと非常に感じたところでございます。

 また、成果の一つの部分で申し上げますと、今回、コロナ禍の制限が外れましたので、初日が終わったところで、地域の方々の交流会を開催させていただきました。お手伝いいただいた方を中心にお招きして、意見交換会、特に反省と課題と、いろいろな御意見をいただいた中であったんですが、イベントを通じて、他町会、またPTAの方といろいろお話をしていただいていた光景でございました。顔は知っていたけれども、なかなか名前が分からなくて、このつながりができたといったところも、当日楽しんでいただくイベントとともに、地域の方のつながりが非常に持てた雪まつりだったかというふうに感じてございます。

 また、課題といいますか、次につなげていく部分でございますが、非常に、地域の方からもお声をいただいたんですけれども、雪が少ないのではないかというようなお声、御心配をいただいたところでございます。実際のところ、事業者とも確認はしていたんですが、今回、寒波の影響で、東北地方は非常に雪が降っていたということで、かなりいい雪であったのではなかろうかということです。いわゆる新雪で、圧雪、圧縮が非常にかかりにくかった。遊ぶ側としては、きれいな雪で非常によかった部分であるかと思うんですが、圧雪が少し利かなかった部分がありますので、目方が少し減ってしまったかなというところがございます。次年度以降、次の大会に向けて、物流コストが上昇を続けている中でございますが、そこの兼ね合いのところと、しっかり雪を持ってきて、またお子様に楽しんでいただく雪まつりにしたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。

○太田委員
 丁寧な御説明ありがとうございました。

 コロナ禍が明けて、子供たちもいよいよ待ちに待って、マスクなしと今おっしゃいましたけれども、本当にそのとおりで、非常にいい笑顔がたくさん見られたのは僕もうれしい部分でした。

 また、先ほども出ましたけれども、雪が少ないのではないかということですが、今回、ダンプを何台ぐらいで回しているのかとか、そういった部分もお聞きできればありがたいです。予算もあると思いますけれども、いかんせん雪の遊び場が少なかったようにも感じますし、もしくはあそこの会場がもっと広く全体に雪を敷き詰められるのであれば、また次回、増やしていただければ、すごくいいのかなと。本区は子供たちの人口も年々増えているということもありますし、そういった部分でも、また御尽力いただければと思います。

 あとは、仮設トイレなどの部分で何か不具合はなかったかとか、そのあたりもお聞きできればと思うんですけれども、よろしいでしょうか。

○平川地域振興課長
 まず、先ほど課題のところで申し上げました、雪をしっかりと運んでくるというところでございますが、お話しさせていただきましたとおり、物流のコストも非常に上がっている中、トラックをいかに集められるかというところが肝要なところでございまして、今回運んだ雪は10トントラックの20台分でございます。以前ですと、10トントラックは、種類がトラック、ダンプカーのような形状のものと、コンテナタイプのものと、いろいろ組合せをした中で持ってきたわけでございますが、同じ積載数であっても、入る容量が多少異なるというところで、事前に山形のほうに伺って、事業者とも調整をして当日臨んだわけでございますけれども、事業者のほうから、コストだけではなく、やはりドライバーの方を集めるというところ、また、トラックをしっかり確保するところは、今、非常に難しくなってきているというお話がありました。グループ会社の中でエリアを越えて寄せていただいているようなところもあるようでございますけれども、その点が一番困難を伴うところでございます。ここについては、委員にもお話しいただいたとおり、児童の数も増えているというところで、例年、来場者の子供もやはり増えていて、過密な状態もありますので、いかに雪遊びのコーナーのエリアを広げられるかというところが一番大事なところかというふうに思ってございます。しっかり雪を確保していくというところを、次回に向けてもう調整を始めたいというふうに考えてございます。

 また、御指摘いただいた軀体設備の仮設トイレ等でございますが、今回、あかつき公園、保健所の横になります。従事職員、御協力いただく皆様につきましては、保健所のトイレ等も活用しまして、来場者の方との動線を分けたというところもありましたので、当日、そちらの大きな混乱は見られなかったというふうに感じてございます。

 以上でございます。

○太田委員
 ありがとうございました。

 こればかりは、東根の雪の状態もあると思いますし、毎回同じかといったら、それもまた難しい、神のみぞ知る世界ですから、そこは話として分かります。ただ、しっかり雪の量を確保していただければと思いました。

 また、仮設トイレも大丈夫だったということで、安心させていただきました。僕も雪国育ちなので、昔は2階から出入りしたことがあるんです。物すごく積もって、子供ながらに、俺、2階から出たぜと、何かそんなことを思ったり、そういった部分でも、雪というのは、見たことのない子たちは本当にわくわくしてくるんです。そういった部分でも、すごくうれしく思いましたけれども、もしそういった部分で、広場がもっと確保できれば、僕は小学生の頃、家にプラスチック製の小さいミニスキーという、長靴に装着するのがあるんです。簡単に装着できるんです。当時だと、価格で200円ぐらいだったんですけれども、今、久しぶりにアマゾンを見てみたら、700円、800円とか、そんな感じだったんですが、滑るスペースができれば、そういった部分も遊べていいのかなと。ちょっと滑る感覚で、あれもすごく楽しいので、できればですけれども、ちょっと考えていただければと思いました。

 そういった部分を要望させていただきまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

○アルール委員
 よろしくお願いします。私からは、まず、資料1、大規模改修工事に伴う総合スポーツセンターの一部利用休止について、少し伺いたいと思います。

 休止ということで、各施設の改修だけではなく、設備についての改修はどのようにされるのか、少しお伺いしたいと思います。以前より、区民の方から時々お話を伺うのが、トイレについてです。既に、この改修により改善されるというふうに伺っておりますけれども、お聞かせください。

 まず、女性のトイレの入り口が男性のトイレの手前にあるために、男性の視線が気になる。ドアを閉めようとしたところ、換気が悪いので、ドアはいつも開けっ放しになるというところで、今回、この改修により動線自体が変わるのか。一部伺ったところによりますと、女性トイレの入り口のところが通路から見えないような形になるというようなお話は伺っておりますけれども、区民の方々、一部の方ですけれども、そもそも動線は女性のトイレを奥にするべきではないかというような意見も伺っております。それについてのお答えも、もしも分かっているようであれば、お伝えいただきたいと思います。

 また、もう一つ、女性用のトイレと男性用のトイレの便器の数をそれぞれお聞かせいただきたいと思います。

 そして、こちらは施設ではなくて、設備の質問ですけれども、特に男性用の更衣室のロッカーの鍵の破損が多いというふうに伺っております。既に、一部直していただいたり、対応はしていただいているかと思いますけれども、この改修に合わせて、鍵の破損が少ないような更衣室のロッカーに変更する等、そういったことも考えているのか等もお伺いしたいと思います。

 あと、更衣室もトイレと同じなんですけれども、換気が非常によくないということで、やはり女性用更衣室のドアが、非常に丈夫なドアであるために、閉めてしまうと換気が非常によくないということで、多少開けたりするので、そちらも男性の通る方がいると視線が気になるというようなお声も頂戴しております。なので、そういったものや更衣室の場所も含め、動線等を踏まえた設備の改修等については、どのようにお考えかお伺いしたいと思います。

 あと、もう一つ、SDGsの観点から、また、水分補給をしないといけないということで、スポーツをされる方々は、皆様、マイボトルでお水等をお持ちになったりするかと思うんですけれども、お水を入れる給水器の設備です。現状、例えばマイボトルの容器は結構縦に長かったりするものもありますので、そういったものがきちんと入れやすいような給水器にしてほしいというようなお声も頂戴しております。それについて、給水器はどのようになっているのか、そして、この改修に伴い、どのようにされるのかお伺いしたいと思います。

 また、ごみ箱の設置についてもお伺いいたします。運営業者が変わってから、ごみ箱の数が非常に少なくなり、髪の毛がちょっと更衣室で落ちても、なかなか捨てるところがないので、困っているということで、こちらも多少対応していただきました。改修をどんどんやる中で、今後、ごみ箱はどのように設置をされるのか、お考えを伺いたいと思います。

 それから、会議室を借りるほどではないですけれども、柔道であったり、いろいろなところの利用をされる方々が、終わった後や始まる前にちょっと集まってミーティングをするようなスペースとして、以前は、応接セットというんですか、1階から地下に下りたところにあったものが、子供がそこに集まってゲームをしてうるさいということで、今、それが撤去されているということです。なので、大人の方々が、会議室を借りるほどではなく、集まってミーティングをされるようなスペースの確保は、この改修に伴い、どのようにお考えになっているのか伺いたいと思います。

 大規模改修についての質問は以上です。

 その次、中央区ビジネス交流フェア2024が終わったということで、本年度はJETROさんが入った形で行ったというふうに聞いています。それに対しての参加企業の反応などがありましたら、お聞かせください。

 それから、雪まつりについてです。前委員からもお話がありましたとおり、非常に盛況で、お子様たちが非常に楽しんでいられました。また、東根市の方々の物販のブースも非常に好調で、2日目の、多分もう2時頃には和菓子などは売り切れでしたし、リンゴなども売り切れでした。非常によかったと思いますけれども、大雪の関係で新幹線が止まってしまうということで、途中でお帰りにならないといけない東根市の方々がいたというふうに伺っております。こちらは全部完売したのかどうか非常に気になっておりますので、販売の状況や物販の状況、あと東根市の方のお声がもし届いているようでしたらお聞かせください。

 以上です。

○石川スポーツ課長
 私からは、総合スポーツセンターの大規模改修についての御質問でございます。

 まず、トイレの動線についてでございますけれども、かねがね伺っております女性用のトイレが手前にあるということで、特に女性についてプライバシーがというようなところでございますが、こちらにつきましては、通路も双方向の通行になっているところがございますので、どちらが奥か、どちらが手前かというところはちょっと難しいところではございますけれども、奥側に女性のトイレを造ってしまうと、防犯上、好ましくないという御意見もございまして、基本的には、お尋ねとは逆になりますが、防犯上、手前の方向に、なるべく女性のプライバシーが守れるようにというようなところで設置していく方向でございます。

 それから、更衣室につきましては、ロッカーの鍵が破損しているというようなところでございまして、通常の補修につきましても対応しておりますけれども、なかなか物品がそろわないと。今、資材が高騰しているとか、不足しているとか、そういうところがあり、そろわないところがあるので、遅れぎみになっていて申し訳ございませんが、大規模改修の際には物品をそろえ、ロッカーをきれいにさせていただくような形で考えております。

 それから、トイレの換気につきましては、改修の中で機械設備等の改善というところで、換気設備を整えてまいりますので、全体的なところで換気はされるような形で考えてございます。

 それから、給水器につきましては、入れやすいものということでございますけれども、現在、コロナ禍を経まして、口をつけて飲むとか、そういうことにつきましてはふさわしくないというところで、ペットボトル等でくんでいただくというような形になっておりますので、なるべく御意見をいただいて、使いやすいような形でやってまいりたいと思います。

 すみません。それから、先ほどトイレの数ということでございますけれども、トイレの数につきましては、把握はしているところですけれども、すぐには出てきませんので、後ほど御報告させていただきたいと思いますが、トイレにつきましては、大規模改修の際に検討しておりまして、なるべく不便がないような形で設備を整えさせていただくというところで、特にバリアフリーということで、だれでもトイレは、従前は設置している階が限られていたんですけれども、各階に設置するという形で御不便のないように対応していきたいというふうに考えております。

 それから、ごみ箱については、SDGsというお話がありましたけれども、ごみの減量ということで、やはりごみ箱の数を多く置きますと、ごみを捨てられてしまって、省エネ・省資源という意識が来館者の方にも芽生えないのではないかというところで、従前より、ごみは持ち帰りいただくという形にさせていただいております。ただ、髪の毛が散乱するというような御意見はございますので、髪の毛等や使ったティッシュ等を入れていただくような小さなごみ箱については、設置させていただきたいという形で考えております。

 それから、会議室でございます。会議室を使うほどではないけれども、ミーティングスペースというところでございまして、こちらにつきましては、御指摘のとおり、従前、武道場の前にソファーを設置して、ちょっとしたミーティングができるような形でやっていたんですけれども、御指摘のとおり、お子さんたちがゲーム等をして長時間いらっしゃるというようなことがあったので、こちらは撤去させていただきました。改修の中で、デッドスペースについては、防犯上、なるべくなくすような形で考えてまいりますので、その中で、ミーティングスペースは、今、改修の実施設計は終わっているんですけれども、設計の最終段階に入っておりますので、細かいところの対応については検討中でございます。その辺は、御意見を承って勉強してまいりたい、研究してまいりたい、そんな形で考えております。

 以上でございます。

○岩田商工観光課長
 私のほうからは、ビジネス交流フェアにおけるJETROの相談ブースを設けていただいた件でございます。

 今回、JETROに出展をしていただきまして、5件の相談を受けていただいたというふうに報告を受けております。JETROは、御存じのとおりだと思いますけれども、中堅・中小企業の海外展開の支援ということで活動をしている団体ということで、相談を受けた方々のお声、そしてJETROのほうからの報告の声ということでございますが、相談を受けた方々からのお声でいうと、やはり国内では少し似たような商材がそこかしこにあるかもしれないけれども、もしかしたら海外に展開することでビジネスチャンスがあるのではないかということで、思い切って相談を受けてみたという方が数人いらっしゃいました。その中で、やはり海外展開というと、かなり専門的な知識が必要で、もしかしたらお金がかかったり、なかなか踏み出せないところがあったと。ただ、その中で、JETROの御相談を受けたことによって、一足飛びに商談にはつながらなかったけれども、海外展開に向けてのステップが少し見えてきたというようなお声をいただいております。また、JETROのほうからの報告のお声でございますけれども、中央区の会社、中小企業の皆さんの商材というのはとてもすばらしいものがあると。伝統工芸もありますし、小売の方々とか、そういったところの商品も海外では受け入れられる素養があるというようなお話がありましたので、ビジネス交流フェアだけではなく、今後も経営セミナーとか、様々なところでぜひお役に立たせてもらいたいというふうな積極的な、前向きなお声をいただきましたので、引き続き、区としても連携をさせていただいて、中央区内の中小企業の皆様の御支援につなげていければというふうに思っております。

 以上でございます。

○平川地域振興課長
 雪まつりにおけます東根市の物販等の状況でございますが、委員に御紹介いただきましたけれども、今回、寒波の影響がございまして、交通機関が大変混乱している中、行きも帰りも非常に苦労していただいた中で、東根市の職員の方、また農協関係の方にお越しいただきまして、物販等のPRコーナーを設けていただきました。聞きましたところですと、予定していた個数は完売できたということで御報告を受けております。ただ、交通機関の乱れによりまして、会場の入りの時間が遅くなってしまったということで、初日、なかなか物販が開始できない時間帯がございましたが、予定数については完売することができたということでお話をいただいております。

 また、職員の方とは、交流事業など、いろいろとお話しさせていただくところでございますが、今回は副市長さんにもお越しいただいた中で、東根市の雪がこんなに喜んでいただけるとはということで、東根市の行政の方にも非常に喜んでいただきましたし、また、先ほど御紹介しました交流会等で、物販等のブースの方もまちの皆様と交流をしていただいたところで、中央区からも非常に熱い歓迎があったということで、いい思い出と申しましょうか、交流が非常に進んだといった反応の声をいただいているところでございます。

 以上でございます。

○アルール委員
 それぞれありがとうございました。

 まず、スポーツセンターですけれども、大規模改修の際に、先ほど申し上げましたいろいろな点をぜひ検討していただきたいと思います。

 そして、そのときに、1つ忘れてしまったんですが、トイレのお水なんですけれども、あれは雨水利用になっていて、改修後もそのままということで間違いないですね。ありがとうございます。

 以上です。ありがとうございました。

○山本委員
 よろしくお願いいたします。私からは、資料1について2点確認をさせていただきます。

 先週の区民文教委員会でもし質疑がされていたら申し訳ないですけれども、今回、総合スポーツセンターの大規模改修工事を行うということで、工事の主な内容として劣化改修と機能改善ということです。機能改善に関して、何らかの背景があって機能を改善するということだと思うんですけれども、この機能改善の背景、また、現在の課題等についてお知らせいただければと思います。

 2点目に、施設の工事期間が2年半から3年にわたるということで、順次、施設別に休止期間を予定しております。例えば、温水プールであったり、武道場、ゴルフ練習場など、多くの方が利用しているかと思うんですけれども、この代替施設に関して、どのようにお考えかお聞かせください。

○石川スポーツ課長
 ただいまの御質問、2点でございます。機能改善について、背景と具体的なお話と内容ということで説明をさせていただきます。それから、2点目が工事期間の代替措置というところでございます。

 まず、1点目、機能改善につきましては、こちらは説明させていただいたように、エレベーター増設というところでございます。こちらは皆さんの実感というところで、現在、エレベーターは地下2階から5階まで貫通しているエレベーターが1基ございます。もう一基は地上と地下2階までをつなぐ1基ということで、貫通しているエレベーターが1基しかないというところでございまして、大会等を行いますと、非常に混み合ってしまいまして、例えば4階ですとか、5階ですとか、弓道場ですとか、アーチェリー場になかなか上がれないというような御利用者の方がいらっしゃいます。そういうことを何とか改善したいということで、エレベーターを1基増設というところでございます。今度のエレベーターは1階から4階ということで、ダクトが地下2階等にございまして、貫通できないというようなところがあって、貫通してというところは難しいですけれども、そこら辺に対応させていただいて、1階から4階までのエレベーターという形になっております。

 それから、授乳室の新設でございます。こちらは、浜町公園を御利用のお母さん、お父さん、お子さんを連れていらっしゃるというところで、授乳に関して必要なところもあるというような御意見も聞いておりますので、そのようなことに対応する。また、親子でスポーツセンターを御利用になる方もいらっしゃると思いますので、そちらも授乳室を御利用いただければといった形で新設しております。

 それから、バリアフリートイレというのは、やはりバリアフリーというのは、現在、施設を整備していく上では必要だというところで、先ほども申し上げましたけれども、だれでもトイレを各階に設置したりというような形にさせていただいております。

 それから、照明です。こちらはLED化を図って明るさを調整して、明るいところでスポーツをしていただくとか、そういう形でやっております。

 それから、SDGsというお話も先ほどありましたけれども、省エネ化ということでZEB化を図っていくというところでございまして、空調設備の小型化を図ったりして省エネに努めていくというような形がございます。そのような形でございます。

 それから、工事の間の代替施設というのは、なかなか物理的には代替施設は難しいというところで、スポーツ団体の方からも代替施設をというようなお話は伺っているんですけれども、基本的に、皆さん、自助努力でお願いしますという形でお願いしております。ソフト的には、3区分だった利用区分を4区分にしたりというところですとか、あとは、先日の区民文教委員会でも申し上げましたが、第1・第2会議室につきましては、カーペットの床をスポーツ床にさせていただいて、少しでもスポーツに御利用いただけるような形で対応するということで考えてございます。

 私からは以上でございます。

○濱田区民部長
 若干補足をさせていただきますけれども、背景という意味で、ちょっと大きな観点で申しますと、今回はあくまでも大規模改修ということで、改築ではございませんので、大きな軀体がいじれるわけでもなく、この間に利用者からいただいた要望、そして社会情勢の変化等によりまして、できる限りの機能改善をしていくということでございます。

 それから、代替施設でございますけれども、例えば学校の体育館ですとか、他の、スポーツプラザですとか、温水プールですとか、そういった形で、区内にあるものについては、当然、そういう御案内はできると思いますけれども、アーチェリー場とか、こういった特殊なものにつきましては、なかなか代替施設といっても区内にはございませんので、その辺は、申し訳ないですが、団体によっては他区の施設ですとか、ほかの都の施設を利用していただくことになるかと思います。

 いずれにしても、今回は少しでも利用者の制限をかけないようにということで、居ながら工事という選択をしておりますので、多少御不便をおかけするところはございますが、その辺は御理解いただければと考えております。

 以上でございます。

○山本委員
 それぞれ御答弁ありがとうございます。

 できるだけ利用者の方々に不便なくスポーツができるよう、工事を進めていただきたいとともに、改修により、利便性だったり、また快適性がより向上するよう要望し、質問を終わります。

○黒原委員
 参政党の黒原です。よろしくお願いいたします。私からは、まず、公共施設予約システムについてでございます。

 こちらは、先般、改修がありまして、新しく動いているわけですけれども、以前、仕組みの中に記載があった区民館の例ですが、各区民館で実際に部屋を取るときに、定員数が書いてあったんですけれども、現在はそれがない状態でございます。私もたまに利用させていただくんですが、慣れているところだったら分かるんですけれども、そうではないところは、ぱっと見では字づらで部屋の名前が書いてあるだけなので、分からないというところがあります。一方で、別のホームページのほうで区民館の紹介があって、写真ですとか、定員数が記載されている状況になっております。可能であれば、何とか一体化できないか、もしくは情報として写真を載せたり、もしくは部屋を選ぶところで、実際の既にある区民館の紹介のホームページに飛ぶリンクを下のほうにつけるですとか、既存のものをなるべく活用するにしても、見やすい形にできないかという、要望も兼ねての確認ではございますが、そうした状況を把握されておられるか、また、何か手が打てるかというところを教えていただきたいと思います。お願いいたします。

○平川地域振興課長
 公共施設予約システムでございます。例示いただきましたのが区民館でございますので、私のほうで回答させていただきます。

 現在、10月にシステムを入れ替えた関係で、インターフェース、見た目も大きくさま変わりしまして、御利用については、利便性は向上しているというふうに考えてございますが、今御指摘いただいたようなところ、施設の予約のトップページに、施設案内という中で、各部屋の、例えば京橋区民館の中の何号室が何人というところは御確認いただけるようにはなっているんですが、実際に予約を進めていく中で、少し分かりにくいということでございます。公共施設予約システム自体は、ほかの区民館でございますとか、社会教育会館とを統合したシステムでございますので、そういった中で、あわせて、よりよい表現といいましょうか、御案内ができるか少し研究してまいりたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。

○黒原委員
 ありがとうございました。

 使っている側からすると、そのページ内にあったときに、ぱっと触れるとやりやすいというか、あれっ、どこで見るんだっけと考える時間がありまして、恐らく利用者の方は慣れている方が多いかと思うので、もう何となく分かっている方が多数を占めているのかなと思いますが、新規に使う方も当然いらっしゃいますので、ぜひ、そのあたりは引き続き御検討いただきたいと思います。

 それから、2点目、次の話ですけれども、インバウンドの関連で少し伺いたいと思います。

 かねてからインバウンドの数は増えてきているということはお話があって、実際に築地のほうなどは少し交通渋滞的な話もあるようなことを聞いております。実際に、インバウンドの数が、区であったり、また都という観点でどれぐらい増えているのかとか、そうした数値的な把握をされているのかという点と、直近、また増えている。今だと中国のほうでは旧暦で休みだったりするので、旅行者が増えているとかいう話もあるかと思いますが、そのあたりの増加状況とか、それによる何か新しい課題とかがもしあれば教えていただきたいと思います。お願いいたします。

○岩田商工観光課長
 まず、中央区の中のインバウンドの数というのは、大変申し訳ございませんが、把握できていない状況でございます。我々としては、日本政府観光局、JNTOが出している日本への訪日外国人の数ですとか、あとは東京都が年に1回数字を出しているというところがございまして、これも部分部分で集計をして、それに基づいた推計というような形になってしまうんですけれども、そういったところから、数字的には把握をしている状況でございます。あとは、まちのほうに私どももお伺いというか、行って状況を見たり、まちの方々、観光情報センターですとか、民間の観光案内所等々の関係者の皆様から様々なお話を聞く中で、インバウンドの今の状況を把握して、実際、中央区の中では一部、今御指摘いただいたようなところでいくと、時間帯的にはかなりインバウンドの方が集中してしまう時間帯もあって、マナーの問題ですとか、先ほど言っていただいた公共交通機関の中での少し混雑につながってしまっているというようなお声が聞こえてきている状況でございます。

 マナー等につきましては、観光案内所、観光情報センターのほうでも、マナーの啓発ですとか、そういったことを行ったり、あとは宿泊施設、ホテル等にマナーの啓発のチラシですとか、そういったものを置かせていただいて、ホテルのほうから外国人の方々に少しマナー啓発をしていただくというような促しをしたりというところで、今、対応を行っている状況でございます。

 以上でございます。

○黒原委員
 ありがとうございました。

 来ていただいて、いい面、悪い面、両方あるのかなと。私は銀座をちょこちょこ通ったりするんですけれども、日中通っていますと、大体外国人の方ばかりだな、非常に多いなという印象があります。といっても、銀座のまち並みが何か大きく変わったかといえば、そんなこともないので、もちろん、非常に皆さん、丁寧に御利用いただいている部分もあるんだろうと思っています。

 一方で、定量的な把握というのも、目的として何をやるかということを当然設定しなければ、手を出せるものではありませんけれども、この状況が大きく変わるということは多分あまりないのかなと思いますので、ぜひ今後御検討いただきたいと思っております。お願いいたします。

 あと、もう一点、次のところへいきたいんですけれども、すみません。万一、款が違ったら大変恐縮ですけれども、11月補正の際に、地域の魅力発信について団体のほうへの補助というところで、1月から3月の期間に300万円出すという話がありましたが、それは大丈夫ですか。

○かみや委員長
 大丈夫です。

○黒原委員
 こちらにつきまして、この短期間で、まだ始まって1.5か月ぐらいのところでございますが、実際に手を挙げられた団体があったのかどうか。もしあれば、どのようなお取組をされるのかというところを、参考までに伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。

○登り副参事(計画・特命担当)
 地域の魅力発掘・発信支援事業の現在の申請・取組状況というところでお答えをさせていただきます。

 申請期間自体は2月末までということになりますので、途中経過ということで、数値的には1月末時点の状況ということになりますけれども、申請いただいている件数は2件でございます。そのほかに、制度に関する問合せ、あるいは、現在検討しているというような問合せを含めますと、約20件程度のお問合せをいただいている状況でございます。全体としては、1月から3月までの短い期間であったにもかかわらず、多くの皆様に意欲的に御検討いただいているというような状況でございます。

 本件は予算の範囲内で先着順という形でやってございますけれども、可能な限り、御検討いただいている皆様に広く御活用いただけるように、予算の流用等の対応も含めて考えていきたいというふうに考えてございます。今、御申請いただいているものでございますけれども、内容的には、パンフレットを作ったりとか、伝統工芸などの関係についてイベントを行って動画をつくって情報を発信していく、そういった御申請をいただいているような状況でございます。

 以上となります。

○黒原委員
 御答弁ありがとうございました。

 話題に出させていただいたのは、短期間でしたので、もし利用がなかったら寂しいなと思って、その場合は周知活動を改めてお願いしようかなと思ったんですが、非常に盛況なお申込みがあるということで、来年度も引き続き、区制施行80周年の取組のほうで続いていくかと思いますので、引き続きのお取組をよろしくお願いいたします。

 以上で質問を終わります。

○かみや委員長
 副委員長は委員席へお移りください。

○奥村委員
 それでは、何点か質問させていただきます。

 最初に、報告事項のほうからですが、資料1の総合スポーツセンターの大規模改修に関わってです。

 改修そのものは主競技場や第2競技場では行われないということですけれども、以前、質問で、はだしランニングの愛好者の方から、事業者が変わる前ははだしランニングができたので、ぜひ競技場でできるようにさせてほしいということを質問したんですが、その後、事業者とはどのように話合いが行われているか。きちんとした競技なので、幅広い人に使っていただくためにも、スポーツセンターの機能も更新させながら、たくさんの方に使っていただきたいということなので、はだしランニングについての検討状況についても伺いたいと思います。

 続いて、資料2の中央区ビジネス交流フェアの開催結果についてです。

 これまでの開催と比べて、出展企業の数ですとか、企業バイヤーの数など、変化があるようであれば、その増減ですとか、その背景をお示しいただきたいと思います。

 それと、毎年出展されているような企業、バイヤーなどがいるのかどうか。何度も繰り返し参加されるということであれば、このビジネス交流フェアに対して、この取組で得るものも大変多いということで繰り返し参加するということにつながるのかなと思うんですけれども、そういった割合などについてもお示しいただきたいと思います。

 今回、これまでと変わった点など、また、取組を強化した点などがあれば、それも併せてお示しください。

○石川スポーツ課長
 スポーツセンターの大規模改修に係りますランニングコースのはだしでのランニングについての御質問でございます。

 以前御質問いただいたように、はだしランニングにつきましては、有効性もいろいろあるというふうに伺ってはいるんですけれども、現指定管理者と協議しながら、ランニングコースを整備しておりますが、こちらについては、以前お答えした回答と重なってしまいますけれども、改修したといいましても、ランニングコースが広くなるということではなくて、やはり一定の広さがございますので、何人も複数の方が走る中で、はだしで走っていると接触というようなことも考えられるということでございます。けがを防止する観点からいいますと、やはりランニングシューズを履いてランニングをしていただければというところでございます。

 2点目は、衛生面というところで配慮いたしましても、はだしでのランニングは御遠慮いただくということを引き続きお願いしまして、御利用いただければということで考えております。

 以上でございます。

○岩田商工観光課長
 私のほうから、ビジネス交流フェアについて説明をさせていただきます。

 まず、出展者の数でございますけれども、もともとが70社を基準として募集をかけています。昨年度は69社の方に御出展をいただきました。それ以上に、76社の方々にお申込みをいただきまして、その中で70社に絞らせていただいて、残念ながら、直前に辞退をされた1社がおられまして、69社となっております。今年度につきましては、87社の方々にお申込みをいただきました。お申込みの数自体は増えているような状況でございまして、もちろん、70社の方々に出展をお願いして、直前で3社の方々が辞退されたということで、結果的には67社というような状況になりました。

 バイヤー商談会のバイヤーのほうですけれども、昨年は、しんきん協議会という信用金庫の皆様の協議会、中央区内に支店がある信用金庫の方々の協議会ですけれども、その方々に、毎年、バイヤーの招聘をお願いしているところですが、昨年度は12社のバイヤーに来ていただきました。商談の数が60件ほどあったというような状況でございます。今年度につきましては、実はバイヤーが4社という形になりまして、しんきん協議会の皆様にも、かなりいろいろと手を尽くしていただいたんですけれども、バイヤーの数が減ってしまったという状況でございます。理由を聞きますと、毎年11月に我々はやっているんですが、全国的に、11月はそういうビジネスのイベントが盛況な月ということで、たまたま今回は特に重なってしまったということで参加いただけなかったというお声があったり、あとはサプライヤー側も、次のお答えにもつながるんですけれども、毎年、同じサプライヤーの方にも出展をしていただいていまして、サプライヤー側に少し目新しさがなくなってしまったというか、バイヤーからすると、また同じ方々がいらっしゃるのであれば、今回は控えさせていただきますというようなお声をいただいてしまったりというようなところがあります。また、インターネットでの商取引というものが、コロナ禍以降、特に発展したというか、取り入れられたということで、商談会自体に少し後ろ向きなバイヤーも増えてしまっているような状況がございました。ですので、来年度以降は少し日程をずらしたりだとか、力を入れて、なるべくバイヤーの皆様に来たいと思っていただけるような取組をやっていこうというふうに思っております。

 続きまして、毎年出展している事業者がいるかどうかというところでございますけれども、申し訳ありません。具体的に、この業者が何回出展されていて、どのぐらいの割合が重なっているかというのは、今、手持ちに数字はございませんが、先ほど申し上げたとおり、無料というところもあり、毎年お申込みをいただいている出展者の方がいらっしゃるというのは間違いなく事実でございます。

 今回変わった点というところでいくと、バイヤーの皆様の件数が少なくなってしまったというのもありまして、先ほど前委員の質問もございましたが、JETRO、INPIT、TECCという、これまでお声がけしなかった独立行政法人等の皆様にお越しいただきまして、相談ブースを設けていただいて、気軽に、当然、無料で御相談できますというようなコーナーを設けたというところが大きく変わったところかなというところです。

 また、強化した点というところでいきますと、こちらとしても来場していただく方々を増やしたいという思いがありましたもので、八重洲地下街の、約60基ぐらいだったと思うんですけれども、デジタルサイネージに今回のビジネス交流フェアの広告を載せさせていただいたり、帝国データバンクと契約をして、区内の事業者に5,000通のダイレクトメールを送らせていただいて、このイベントの周知を図ったというようなところで、周知の強化を図ったというふうなところでございます。

 以上でございます。

○奥村委員
 スポーツセンターのはだしランニングについてですけれども、以前ははだしランニングができていたということなので、接触とか、けがが心配だということは、競技場の利用者自体もかなり増えていて、接触事故が起きかねないような状況だということなのかという点を確認させていただきたいのと、あと衛生面というのは、何か除菌できるようなもので、クイックルワイパーみたいな、ああいうモップなのか何か簡易なものでさっと拭くとか、そういうこともできるのかなと思ったりするんですけれども、今後も工夫していただいて、はだしランニングの復活を要望したいと思います。

 ビジネス交流フェアについては、全体としては大変好評で、基準としている70社よりも多くの出展の希望があるということで、たくさん応募がある中で、どういう基準で企業を絞っているのか。単なる抽せんなのかとか、そのあたりの考え方も伺いたいと思います。

 繰り返し参加される企業があるというのは、このビジネス交流フェアに親しんでいただいているということで、大変よいと思うんですけれども、一方で、企業を入れ替えていくとか、新たな出展企業を取り込んでいく必要もあるのかなと。それが企業バイヤーを増やしていくということにもつながるということであれば、会場も、今、日本橋プラザということですけれども、これをもっと広い会場にして、出展企業も幅広い企業の皆さんに御参加いただいて、企業バイヤーも増やしていく、そして、今回行った相談コーナーも、スペース、会場を変えることで継続して行っていくなど、そういった工夫も必要なのではないかというふうに思います。開催の日時についても、今後、変更も考えていくというようなお考えのようですが、そういった変更と併せて、中央区で使える会場、もっと広い場所が可能なのかどうか。区内の事業者に元気になってもらうということは、地域の活性化としても、経済の循環を考えても大変大事なことだと思うので、今後の拡大ということについてもお示しいただきたいと思います。よろしくお願いします。

○石川スポーツ課長
 はだしランニングについての引き続きの御質問でございますが、利用者が増えているのかというところでございますけれども、スポーツセンターは常々90%以上の利用率を誇るというところと、人口も増えているというところでございます。唯一の浜町にありますスポーツセンターが総合的な体育館ということでございますので、間違いなく需要は増えているということで、そちらに対応するということでございます。ただ、利用人数がたとえ少なかったとしても、やはり少しでも接触の可能性があるということになりますといけませんので、はだしでのランニングは御遠慮いただくという形で考えてまいります。

 また、クイックルワイパー等で清掃すればというところでございますけれども、こちらにつきましては、皆さん、はだしでランニングしてよろしいですよという話になりますと、一人の方がはだしでランニングした後に、また、そこの清掃をかけなければいけないという形になりまして、実際的にはなかなか難しいのかなというところがございます。その辺、御遠慮いただきたいとは考えておりますけれども、有効性等もございますというところで、研究はさせていただきたいと考えております。

 以上でございます。

○岩田商工観光課長
 ビジネス交流フェアの出展者の選び方というところでございますけれども、まず、一番の基準としましては、出展をしていただける商材があるかどうかというところが1つ大きなポイントになってございます。中央区には様々な事業者がおられますので、あまり物質的な、物理的な商材がなく、サービスを提供される会社もたくさんあるところですけれども、今回、BtoBの展示会ということもありますので、物理的な商材をお持ちで、実際に展示をしていただいて、その後の直接的な商売につながるような出展をしていただける方をまず優先しているところでございます。

 もう一つは、スタートアップといいますか、創業支援という観点も、今年度から少し入れて、操業年数が少し浅いといいますか、長くやっておられる方々よりも、まだビジネスとして成長段階というような方々を少し優先的に選ばせていただいたというような基準で、我々と東京商工会議所の中央支部ですとか、あとは先ほど申し上げたしんきん協議会等々関係者の皆様と一緒に、出展者の選定をしている状況でございます。

 また、新たな企業をもっと入れていくべきというような、そういう必要性というお話もあったかと思うんですけれども、区としても、そういった部分ももちろん考えてございますが、一方で、委員におっしゃっていただいたとおり、何度も区のほうに出展を希望していただいた方々にも寄り添ってといいますか、考えていきたいというところもございますので、関係の皆様と、そのあたりのことは協議をさせていただいた中で出展者を選んでいきたいというふうに思っております。

 また、会場の検討についても御意見を頂戴したというふうに思っておりますが、会場の日本橋プラザの3階の展示スペースは700平米ほどありまして、中央区内でもワンフロアであれだけの広さがある場所はあまり多くなくて、実際の料金と広さとアクセスのよさ、そういったところを総合的に見ると、今は日本橋プラザが最適だというふうに考えているところでございます。また、今後、さらなる出展希望の方々、そしてバイヤーの皆様の御要望とか、あとは関係団体の方々のお声なども聞きながら、どういう形でやっていく必要があるのかというのも引き続き検討をしていきたいというふうに思っております。

 以上でございます。

○奥村委員
 ビジネス交流フェアについては、なかなかほかに会場がないということなので、やむを得ないのかなとも思いつつ、これは長期間やるものではない、1日、準備などもあると思うんですけれども、何か民間のスペースなどもレンタル料を払って借りたりできないのかとか、日本橋プラザの2階とか1階がどうなっているのか私は存じ上げないんですけれども、会場を分散させるような形での開催とか、いずれにしても、会場の定数というか、縛りがあるために、せっかく希望している企業がいても、参加できないとか、絞り込まざるを得ないような状況になってしまうと、もったいないのかなというふうに個人的に思いますので、今後、何か検討していただければということを要望させていただきます。

 次に、区内産業の発展ということですけれども、地域振興という観点で、大田区で、ふだんは一般公開していない町工場で職人技を見学できるというイベントを開催したということです。町工場28か所を公開して、4,000人を超える参加があったということです。食品サンプル作りですとか、体験型のものもあれば、自動ドアの製造などの見学、あと金属で判こを製造できる体験などもあったということです。また、写真家の方の協力も得て、町工場の写真展も開催するなど、そういった取組が大変盛況だったということです。

 中央区でも、地場産業ですとか、伝統的な工芸品など、そういうものの活用、まちの方にいろいろな店舗や工場なども見てもらいながら、体験もできるような取組は、今、どういうものがあるのか。中央区でもいろいろ、観光振興、地域振興という意味で、まるごとミュージアムとか、へそ展とか、まちかど展示館、いろいろあると思うんですけれども、今の中央区の状況と、こういう展開というものを考えてみてはどうかと思うんですが、その点についてのお考えをお聞きしたいと思います。

 続いて、ガイドブックの作成についてです。

 以前もこの委員会の中で要望させていただいたんですが、墨田区が、地球の歩き方とコラボした、すみだの歩き方という旅行ガイドブックを作ったと。以前、中央区もるるぶの中央区版を発行したことがあるということでした。八王子市で、今度、観光パンフレットとして散歩の達人、フルカラー全12ページのものを作成したということで、こういったガイドブックの作成も今後引き続き検討していただきたいと思うので、その点についてのお考えをぜひ伺いたいと思います。

 今後、中央区は区制80周年ということで、シティプロモーションにも力を入れていくという中で、こういったガイドブックの作成をどのように考えるか、その効果というものについてもお考えをお聞きしたいと思います。

 続いて、中央区観光振興ビジョンという冊子ですけれども、これは2012年に策定された95ページ立てのもので、それ以降、策定がないかなと思うんですが、こういったものはまだ出ていませんよね。こういったものの策定というのは、区制80周年のプロモーションなどと併せて検討されないのかどうかという点についてもお示しいただきたいと思います。

○岩田商工観光課長
 まず、私のほうからは、産業振興の分野という観点で、区内産業の、今、大田区の事例もお示しをしていただきましたけれども、どういった形でまちの方々に楽しんでいただくかということで、委員におっしゃっていただいたんですが、中央区では、昨年も11月17日から19日まで、産業文化展、いわゆるへそ展というイベントで、印刷の方々ですとか、織物卸商業組合の皆様ですとか、様々な中央区内のいわゆる地場産業の方々に出展をしていただきまして、そこで様々な体験をしていただき、様々な職人の技も含めて、お示しをして、また、ステージのイベントでは、中央区内の着物の先生からのお話を聞くことができる講演会ですとか、そういったところも含めて、中央区の産業の特徴的な部分について一般の方々に楽しんでいただくとともに、小学生の方々にもお越しいただきまして、中央区の青少年の健全育成というか、中央区内の産業についても勉強していただいて、中央区への愛着心を育んでいくというような狙いも含めて、2年に1度の隔年の実施でございますけれども、産業文化展というものをやっております。

 また、区内のまち歩きツアーの中でも、伝統工芸品を作っている事業者の方のところに見学をしに行ったりですとか、そういったツアーもやったりというようなことを聞いております。そういった中で、区民の方だけではなく、来街者の皆様にも中央区の伝統産業も含めて、様々見ていただき、楽しんでいただいているというふうに思ってございます。

 そして、ガイドブックの話でございますけれども、以前の委員会でも答弁させていただいて、今、委員にもおっしゃっていただきましたけれども、中央区の商店街連合会のほうで、るるぶと区内の商店街の活性化も含めたコラボをやらせていただいておりました。今後、どういった形でそういったものを続けていけるかというのは、まだ申し上げられることはない状況でございますけれども、観光協会を中心に、様々な観光のガイドブックを作成して、区内外の方々、外国人の方も含めて、楽しんでいただいて、観光のときにはそれを片手に持ってまち歩きをしていただいているというふうに考えております。引き続き、皆さんに楽しんでいただけるようなガイドブック、興味を引くような内容について、区も一緒に検討させていただきたいというふうに思っております。

 また、観光振興ビジョンにつきましては、以前の委員会でも答弁をさせていただいたかもしれませんが、基本計画2023の中で観光振興ビジョンの内容も包含しているということで、今後は、基本計画の中に様々記載をした内容に基づいて、しっかりと、観光協会をはじめ、様々な関係団体と協力をしながら中央区内の観光振興に努めていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。

○田中副区長
 若干補足をさせていただきます。

 委員から御提案のありました大田区の取組ですとか、各区の取組等の話でございますが、今、商工観光課長のほうからお話しした部分ではございますが、まちの産業のつくり方が違う部分があります。大田区は、町工場を中心に産業をずっと続けてきて発展していったまち、その中で、その町工場を継続しながら、町工場をどう魅力的に見せていくかという部分でございます。例えば、中央区は印刷・製本が集積していた場所で、これが時代とともに大分変化してきて、そういった意味では、今、工場としての技術というよりは、デザイン性の高い産業へと変化してきているところもございます。あとは、例えば職人さん、中央区の場合、いろいろなものを売っておりますが、現実問題、中央区で作っているものは少ない。そういったところをどうやって魅力的に出すかということで、るる、商工観光課長が申しました様々な取組をしているところでございます。大田区ですとか、台東区ですとか、やられていることは認識しておりますが、そういった部分と同じような取組はできないところでございます。

 それから、るるぶですとか、要は、墨田区ですとか、八王子市みたいな取組につきまして、実は、中央区は、例えば観光情報センターをつくるときに、個店情報をどこまで出すかというところ、要は、区として紹介していくか。例えば、ガイドブックなり何なりを作ったときに、ここにこういうお店がありますというのを区として載せることが果たして好ましいのかどうなのか。ある意味、このお店は区が認めている、一方で、このお店は区が認めていないというような誤解を生むようなことにならないかといったようなことがあったものですから、例えば、京橋の観光情報センターは、観光協会がやることによって、観光協会の会員であれば積極的にPRすることができるといったような一つの基準を設けてやっているというような部分でございます。それから、前に作ったるるぶも、商店街連合会が中心となって、商店街のPRという視点でおやりになられているということでございます。そういった意味では、そういった視点からいくと、区として何かをということはなかなかできないので、各団体がおやりになるPRみたいなものに協力をしていくというところでございます。そういった考え方でやっているところでございます。

 それから、観光振興ビジョンにつきましては、観光施策自体が年々変化をしていきまして、思い出せば、オリンピック前に、オリンピックの誘致を始めた頃、それからオリンピックの開催が決まったとき、それから現在と見たときに、観光に対する考え方というものが非常に大きく変化してしまっている。これに対して、中央区のビジョンをどこに置くかというところについては、やはり基本構想なり、基本計画なりに載せ、区の全体の施策の中で観光というものを一つの大きな産業であったり、中央区の魅力の発信のツールとして位置づけて展開していこうということから、あえて観光振興ビジョンというものはつくらずに、区の総合計画の中で対応していくというような発想で整理をしたところでございます。

 以上でございます。

○奥村委員
 いろいろ御説明いただきまして、話の内容としては理解したところです。

 大田区のように町工場巡りといっても、そういうものではない、産業のつくりが違うというお話がありました。ただ、何か一緒に作れるような体験型のものに取り組んでいくとか、そういう可能性もぜひ考えていただきたいというふうに思います。

 いずれにしても、産業振興、まちの活性化につながる取組に力を入れていこうというお気持ちは、中央区としても、もちろん十分にあるわけですので、いろいろ他区の取組で取り組めるようなものがあれば、そういったものはぜひ検討していただきたいと思います。

 ガイドブックの作成についても、個々のお店の情報はあえて載せないという方針で、これまで来ているということで、それも理解するところです。観光協会であったり、商店街などが出したものについては、そのPRはどんどん積極的にしていくということなので、区としてできることはやっていただきたいし、観光協会などの取組については、さらに後押しするとか、周知の活動、プロモーションに、ぜひ、さらに力を入れていただきたいというふうに思います。

 続いて、これも以前質問したんですが、まちの観光案内板で、破損していたり汚れたりしているものがあるということで、まち歩きボランティアの方からお話を伺いました。この看板の設置も、東京都が設置しているものであったり、民間が設置しているものであったり、様々だということではあったんですけれども、もしそういう看板があれば、そういった機関にも働きかけて、適宜きちんと更新していただきたいということを要望させていただいていますが、その後、どのように取り組まれているのかという点をお示しいただきたいと思います。

○岩田商工観光課長
 区内にある観光案内板の件でございますけれども、区のほうで観光案内板の更新を昨年度しまして、もしかしたら委員に見ていただいたときには少し破損してしまっていたり、情報が古くなってしまっているというところがあったかもしれませんが、現時点の情報でいくと、更新をしたところでございます。その際には、東京都の補助金の制度がありましたので、そういったものも活用しながら、区の負担もできるだけ軽減しながらというようなやり方で今後もやっていくというところでございますので、御承知おきいただければと存じます。

 以上でございます。

○奥村委員
 ぜひきれいなものにきちんと替えていただいて、その後の維持もやっていただきたいと思います。

 まち歩きボランティアの話ですが、なかなか予算も少なくて大変だと。社会福祉協議会から年10万円しか出ていないので、それでいろいろそろいのウエア、法被だったり、ジャンパーだったりをそろえたり、いろいろそういうことも難しいとか、そういうお話も質問の中でさせていただきました。あと、案内をするときに使えるピンマイクのような電気機器なども増やしていきたいというようなお話があったんですけれども、まち歩きボランティアの方などへの補助を増やす方向で検討していただいているのかどうかという点についてもお示しいただきたいと思います。

○岩田商工観光課長
 観光協会のほうで、例えば観光検定に合格された方で、おもてなしスタッフとして活躍をしていただいている方がたくさんいらっしゃるという状況で、その方々の御活躍に対しては、観光協会のほうで費用等を負担したりということがございます。どういったところが不足しているのかというのは、さらにスタッフの方々の話も聞きながら、可能な限り対応していきたいというふうに思っております。

 以上でございます。

○奥村委員
 ボランティアも様々種類があって、結構ややこしいんですけれども、それぞれちゃんと現場の方たち、活躍されている方たちの声も聞きながら、意見を取り入れて、その方たちが気持ちよくボランティアなどに当たれるようにしていただきたいということを要望して質問を終わります。

○かみや委員長
 奥村委員は、副委員長席にお戻りください。

 議題、区内各地のにぎわいにつながる地域、文化、観光・産業振興に関することについては、継続審査ということでよろしいでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○かみや委員長
 ありがとうございます。

 第一回区議会定例会における委員長報告の取扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○かみや委員長
 ありがとうございます。

 それでは、地域活性化対策特別委員会を閉会いたします。

 ありがとうございました。

(午後2時54分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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