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令和6年 環境建設委員会(4月18日)

1.開会日時

令和6年4月18日(木)

午後1時30分 開会

午後3時53分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 太田 太

副委員長 木村 克一

委員 かみや 俊宏

委員 小坂 和輝

委員 白須 夏

委員 アルール うた子

委員 川畑 善智

副議長 礒野 忠

4.欠席者

(1人)

委員 瓜生 正高

5.出席説明員

(18人)

山本区長              

吉田副区長             

三留環境土木部長          

池田管理調整課長          

大野交通課長            

坪川副参事(交通安全対策・特命担当) 

鎌田環境課長            

白石水とみどりの課長        

金広道路課長            

志賀谷中央清掃事務所長

早川都市整備部長

川島都市計画課長

菊池地域整備課長

福島まちづくり事業担当課長

溝口都市活性プロジェクト推進室長

落合都心再生推進課長

水野基盤事業調整課長

田中学校施設課長

6.議会局職員

伊藤議会局長

小倉議事係長

鳴子書記

林書記

7.議題

  • 環境保全及び建設行政の調査について

(午後1時30分 開会)

○太田委員長
 皆様、お疲れさまです。それでは、ただいまより環境建設委員会を開会いたします。よろしくお願いいたします。

 本日、議長は欠席いたします。

 議会局より、職員の紹介をいたします。

○伊藤議会局長
 (4月1日付人事異動に伴う議会局職員紹介)

○太田委員長
 次に、理事者紹介をお願いいたします。

○吉田副区長
 (4月1日付幹部職員異動に伴う理事者紹介)

○太田委員長
 常時出席以外の理事者の方は、退席を願います。

 なお、理事者報告の関係で学校施設課長が出席しますので、御了承願います。

 それでは、理事者報告をお願いいたします。

○三留環境土木部長

 1 「中央区役所温室効果ガス排出抑制実行計画」の策定について(資料1)

 2 「令和6年度中央区一般廃棄物処理実施計画」の策定について(資料2)

○早川都市整備部長

 3 晴海西小学校第二校舎の計画に伴う都市計画の変更について(資料3)

 4 まちづくり協議会の報告について(資料4)

○溝口都市活性プロジェクト推進室長

 5 八重洲通りにおける社会実験の実施結果について(資料5)

 以上5件報告

○太田委員長
 それでは、室内が決して涼しくないので、各自温度調節、上着脱着は御自由にお願いいたします。

 発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりですので、よろしく願います。ただいまの時刻は午後1時50分です。自由民主党101分、かがやき中央47分、士魂の会10分、都民ファースト10分、れいわ10分となります。

 それでは、理事者報告に対する質疑に入ります。

 発言を願います。

○小坂委員
 今回も大変重要な報告ありがとうございます。

 全て質問しますが、まず報告1、中央区役所温室効果ガス排出抑制実行計画の策定ということであります。

 令和4年度は排出量が減少したということであります。令和2年、3年、4年はコロナ禍だったので、そもそもこれは目標達成によい環境だったと思われるんですけれども、コロナの影響を受けたから達成できたのではないかという、コロナ要因は考慮に入れたのかどうか教えてください。コロナ要因を入れていなかったら、あまり達成できていなかったのではないかと、やや不安に思いますので、分析をお願いします。

 2点目は、やることの中で公共施設のZEB化を進めていくというふうにうたわれております。これは大変大事なことでありますが、環境土木部と造る側の都市整備部などがどのように連携して進めていこうとするのか、その実施体制について教えてください。

 また、実際に、最近出来上がりました晴海西小・中学校や晴海区民センター、晴海西小学校第二校舎などは、やはりZEB化もしくはZEB化の予定であるというようなことでよいのかどうか、念のために確認させてください。

 3点目は、この実施体制が前回の計画からさらに進められていると思われます。よい方向に進んでいると思います。別紙、概要版の9に推進体制が書かれています。環境監査委員なども置きながらというふうになっておりますが、この環境監査委員は誰がなすんでしょうか。また、これは第三者的な人がなられるものなのでしょうか。このあたりの3点をお願いします。

 2番目の報告にいきます。令和6年度中央区一般廃棄物処理実施計画についてです。

 これに関しては、特に今回の予算でも進められましたが、リユースということを進めていくというのは、私は大変大切なことだと考えております。今回、制服のリユースというようなことが始まっております。また、区はそれを大切と考えて、ジモティーなども使いながら、ちょっと大きなものを交換できるようにできているということでありますが、高価な家具などをごみに持っていくのではなくて、家具類などもリユースするという体制強化が大事なのではなかろうかと思われますが、このあたりのリユース体制は進んでいるのかどうか、そのあたりを教えてください。

 取りあえず、このあたりで。

○鎌田環境課長
 今、いただいた御質問につきまして順次お答えさせていただきます。

 まず、1つ目の今回の計画策定に当たって、コロナ禍の要因をどのように反映できているかというところでございますけれども、確かに、コロナ禍におきまして、例えば換気をしながら空調を使うというところで、エネルギーの使用量は確かに増えているという状況がございました。ただし、その中におきましても、環境全般の中で再生可能エネルギーの導入など、やはり電力の改善が一番大きいポイントとなりますので、再生可能エネルギーの導入を進めた中で、今回、令和4年度、目標を達成できたというところになっています。具体的に申し上げますと、ちょうど契約満了のタイミングがございました小学校9校を再生可能エネルギー100%の電力に切り替えたというのがございまして、大きく達成できたものでございます。

 2点目、公共施設のZEB化というところでございますけれども、当然、例えば環境のほうの計画もそうですし、こちらに関しましては、区の基本計画におきましてもリーディングプロジェクト等に掲げる中で、新築の建築物においてはZEB化を推進していくというところでの取組をさせていただいているところでございます。そういった中で、実施体制ということでございますけれども、環境課といたしましても、区の施設のZEB化を進めていくというところで提言を申し上げていきますし、また、当然、これは区の計画という中で、政策企画課ですとか、都市整備部、また、その施設を持つ所管課との連携をしながら、ZEB化をすることができるのかどうなのかといったところで、設計等の中で見込めるものですとか、一番初めの設計等の段階からZEB化に向けてどうやっていくのか、そういったところを関係部署と連携しながら進めていくという形で取り組ませていただいております。

 3つ目の推進体制の中での監査委員というところでございますけれども、区で環境マネジメントシステム、EMSの取組というので、各職場ですとか、また区の各施設を3年から4年のサイクルで、区の管理職が監査委員となりまして、2名ずつペアを組んで各職場における取組状況を確認させていただいているという状況になってございます。その中で、例えば節電ですとか、紙の削減ですとか、そういったようなところでどういうふうに取り組んでいるのか確認をしております。

 あと、資料2の中でリユースの話がございました。こちらは環境課の取組になりますので、私のほうでお答えさせていただきます。

 家具等のリユースの体制ということでございますけれども、例えば、今、リサイクルハウスかざぐるま等がございますが、こちらの中では衣服ですとか、雑貨類等の扱いをさせていただいておりまして、家具や家電のような大きいものは取り扱っていないところでございますけれども、そういった大きいもの自体を置いてはございませんが、そういったものをお譲りしたいといったような御要望のあったものについては、施設の掲示板ですとか、ジモティーを活用いたしまして、例えばこういうたんすを譲りたい人がいるといった情報を出させていただいて、それを見た区民の方が活用したい、欲しいということであれば、直接連絡を取っていただく中でやり取りをするといったような取組もさせていただいているところでございます。

 すみません。先ほどのZEBの関係で1点漏れてしまいましたけれども、晴海西小中等のZEBでございますが、ZEB化の認証というのは、建設等を行う設計等の段階であらかじめ取っていくという形になってございます。そういった中で、今、区の状況といたしましては、総合スポーツセンターの大規模改修の関係で、ZEBの認証取得に向けて取り組んでいるところでございます。今後というところでは、新築される日本橋中学校ですとか、晴海西小の第二校舎は、今後、ZEBの取得を目指して取り組んでいくという形になります。

 以上になります。

○小坂委員
 それぞれにありがとうございます。

 新たに建った晴海西小中や晴海区民センターはZEBではないというところがやや疑問なんです。改修する、そちら側は早々にやったわけでしょう。改修というところでやれたにもかかわらず、こちらは入らなかったんですか。どの程度のZEBの効率まで目指せているのかどうか、そのあたりが分かるのであれば教えていただければと思います。

 リユースの部分で、ジモティーなどの活用をもう少し知らせていってもよいのではないか。ジモティーを用いて家具類の取引がどれほどできたとか、そのあたりの規模感などはありますでしょうか。道行く中で、家具類などは結構高価なものがごみとして出されている状況でありますので、その辺がうまく人の間で交換できれば、ごみにしなくても済むので、そのあたりの利用状況、もしくはこれをさらに活発化して、さらに知らせていくというようなことをもう一歩進めることができないのかどうか、このあたりを教えてください。

 それと、ZEB化を進めるに当たっての中で、ここの部署の営繕課が企画部に行ってしまったという部分で、連携が取りづらくなっているとか、そういうことはないのかどうか。一部分、営繕課も残っている部署もあるとは思いますが、このあたりの影響はないのかどうか、念のために確認させてください。

 次に進めさせていただきますが、晴海西小学校の第二校舎の計画に伴う都市計画の変更に関してです。

 これに関して、まず、容積率400%が可能なところ、150%であります。今後の施設需要を考えた場合、学校の不足とか、高齢者施設の不足とか、将来的なことを考えれば、もう少し大きなものが建てられるようにしないのか、400%のところを150%に抑えているんですよ。入る規模をもう少し、大きくしてもよいのではないかという考え方です。再開発のところの、これは予算特別委員会でも言いましたけれども、まだまだ再開発事業が進んでいくわけであって、そこでまた新たに7,000戸ほど増えるわけですよね。そうなった場合に、学校不足は月島地域では生じ得るので、児童の増加に備えた、さらに大きな規模が入るようにする必要はないのかどうか、これが1点目。

 ついでに言えば、子供だけれども、朝日新聞にもありましたように、今後は中央区も高齢化が進んでいくとなった場合に、高齢者施設もないだろうということから考えると、そちらにも対応できるように規模を大きくしておくというようなことが必要なのではないか。都市計画の容積率の規模150%は低いのではないかということに関してです。

 2つ目は、区民文教委員会のほうで、第二校舎の内容に関しては議論されて、保幼小の連携をするなど、隣にある区民センターと複合施設との連携体制をうまくしていくというような説明がありました。だとすると、隣の区民センターと、この建物とは一体的につなげるというような、ハード面でもつなげていくというような都市計画の形にしたほうが、さらに利便性が増すのではないか。一個一個の建物を別々に建てるのではなくて、都市計画の変更を隣にもかけて、つなげるようにするというふうな、壁面の変更などをして1つの建物として都市計画を変更するというようなことのほうが、利用者、子供たちが移動で一回外に出るとかいうことなく、できるのではないかと考えますが、このあたりの施設の一体的な利用のための考え方を取り入れるべきであるというようなことに関しての考え方を教えてください。

 3点目は、この建物はS造です。鉄骨造です。このように、学校というものは、災害、防災の拠点になるわけですから、S造ではなくてSRC造、鉄骨造ではなくて鉄骨鉄筋コンクリート造という、さらに強固な建物として造っていくべきではないかと考えるんですけれども、この考え方について、なぜS造で済ませているのか教えてください。

○吉田副区長
 まず、私のほうから、晴海関連の、特に教育とも絡む関係も含めてトータルに返事をさせていただきます。

 もっと容積を使って大規模な施設を造るべきではないかという御意見ですが、基本的には、この土地は、正直申し上げると1万4,000平米の土地を買って、その半分を区民センターに使いました。残りについて、どういった形で児童が発生するのかということを見定めながら、将来的には学校施設にも転用しようということで購入をしたものの半分でございます。実際的には、ある程度の生徒数が出てくるということがはっきりしたことで、増築をさせていただいております。将来的な施設需要に関して申し上げますと、学校施設については、委員も御不安を抱いているように、月島地域を中心として、学校施設の不足は今後とも出てくると思っています。

 ここについて、この7,000平米のところでてんこ盛りの建物を造るだけで対処できるかどうかということは我々も真剣に考えております。この部分については、我々として、抜本的な対策を講じる必要もあるのではないかというふうに感じておりますし、同時に、ここの中で複層的に利用するだけではなくて、この地域、ある種の土地を確保しながらということになるでしょうけれども、基本的には、月島第一中学校、第二小学校、そういった部分について増築とか改築とかも想定をしなければならない状況もやはり出てくるだろうと思っています。委員の御心配は分かりますが、ここの施設で、いわゆる容積てんこ盛りにしたから足りるというものではないというふうに考えておりまして、その部分については、私どもも本当に真剣に鋭意検討をさせていただいておりますので、その部分については、この後、早急に、ある種の基本的な方向性をお示しできるようにしていきたいというふうに思っています。

 そういう中で、実態的には瞬間風速的に学校施設がある程度不足する分、これは実態的には瞬間風速的と申し上げましたけれども、ある程度、20年ぐらいはそういう時期があるだろうと思っております。その後に、いわゆる施設の余剰という問題は確かに出てくるかもしれない。こういった部分については、今造りつつある、あるいはこれから造る施設について、やはり基本的には、想定としてコンバージョンを前提としながら、高齢者施設への転用とか何かということは当然考えていかなければならない。高齢者施設についての配慮もしていかなければならない。それは当然のことだと思っておりますし、そういった設計思想は生かしていきたい。当然、バリアフリーということで、ある意味でエレベーターの活用とか何かというものを真剣にやっていかなければいかんというふうに思っております。

 そういった経過を含めた事情からすれば、ここの建物をつなぐという御指摘がございましたけれども、今のところは、正直言いますと、ここのところは、実は、向かい側は保育園、幼稚園の施設がございます。ここは小学校の低学年が入る施設でございます。それなりに管理に手間のかかるところでございます。一体的につなぐということの中で、いろいろ問題が出てきては困るということもありまして、分離をさせていただいております。

 それから、これは何かある種の思い込みがあるようでございますが、鉄骨よりもSRCが強いというのは、どういう説かよく分かりませんけれども、基本的には、建築的に申し上げれば、鉄骨造もSRC造もそれなりの構造計算で検討させていただいておりまして、それなりの強度を持っておりまして、私どもが造るものについては、正直言いますと、通常要求される耐震性能の2割5分増しの強度で、SRC造であっても、鉄骨造であっても造っていくものですから、そういった部分については何の御懸念も要らないというふうに思っております。

 残余については、担当からお答えします。

○川島都市計画課長
 私のほうからは、まず、公共施設のZEBの関係の補足についてでございます。

 晴海西小中、それから区民センターにつきましては、設計の時点が平成30年、それから31年度にかけてといったところで、出来上がったのは確かに直近ということにはなりますが、設計の時点であらかじめ見込んでいくという中でいうと、ZEBということを前提にはしておりません。ただ、その当時の東京都の環境に係る指針、それから本区でいきましたらまちづくり基本条例の考えにのっとって、必要な環境対策を講じた計画として進めているものでございます。また、今回の晴海西小学校の第二校舎につきましては、基本計画にのっとりましてZEB Ready取得を目指すというような設計、思想で進めているところでございます。

 組織としまして、営繕課が企画部のほうに移りましたけれども、それで連携が損なわれるということは決してないというふうに思っています。むしろ、政策目線、それから財政出動、そういったことも含めて、より適切な公共施設のマネジメントが図られる、そのように進めるべく組織再編をしたものと考えています。

 以上です。

○鎌田環境課長
 私のほうから、ジモティーの活用とリユースの促進というところでお答えさせていただきます。

 おっしゃるとおり、まだジモティーの利用開始が、協定は令和5年3月に結んでおりますけれども、実際に利用の開始をしたのが昨年の10月からになっております。そういった意味では、周知をますますこれから広げていって、その中で販売というのもそうですし、家具等のリユースの促進が図られるような形で取り組んでいくべきだと考えております。

 以上です。

○小坂委員
 それぞれにありがとうございます。

 ジモティーのほうは、まだ知らない区民が多いかもしれませんので、ぜひ積極的に周知して、大きな家具のリユースも進むようにお願いします。

 それと、ZEBのほうです。設計がまだ早い段階だったということであります。ただ、今後はZEBを進めていっていただけるということで、もちろん、基本計画2023のリーディングプロジェクト、その1ですから、まさにZEB Readyでいくということです。よろしくお願いします。

 営繕課が企画部のほうにいったことによって、さらにうまく施設マネジメントができるということを確認させていただきました。よろしくお願いします。

 地区計画のほうは、吉田副区長も、児童数のところをどうするか、区のほうももちろん真剣に考えていただいている中で、こちらもまだもうちょっと余裕を持たせたほうがいいのではないかということはお伝えしておきます。実施計画をつくるに当たって、その前にやはり容積率はもちろん高めておかなければいけないけれども、もうちょっと容積率を高めて、もう1階部分ぐらい余裕を持たせたほうがいいのではないかなともまだ思うので、そのあたりは、精度の高い人口推計などをしながら考えていただければと思います。

 吉田副区長がおっしゃったように、今は子供部分が足りないけれども、その施設が今度、高齢者にも使えるようにしていくという思想が入った設計がなされていくということは確認させていただきましたので、そのように、今後の高齢者対策での施設の運用ということもよろしくお願い申し上げます。

 また、S造、SRC造に関しましては、大丈夫ということでありますが、SRC造のほうが、構造上は鉄筋とコンクリートが両方うまくかみ合わさっているという点で、さらによいものではないかとは思いますので、私もこのあたりはまた指摘させていただければと思います。

 では、次に進めさせていただきます。まちづくり協議会に関しての報告です。

 ここは一応確認レベルですけれども、その中に出されていた晴海ふ頭客船受入施設というものができて、用が終わった後は、そこも公園になるというようなことで認識しておりますが、晴海ふ頭客船受入施設は一時的なもので、どれぐらい使う予定なのか、そのあたりが分かれば教えてください。

 また、その施設の、大変広い平らな屋根ができる部分がありますので、そのあたりは都が進めることかもしれませんが、そこには太陽光発電などの設備を整備してもいいのではないかと思うんですけれども、屋根の有効活用などを提案してみてはどうでしょうかということでの考え方をお願いします。

 八重洲通りに関しましては、このパークレット、きちんとこのような報告をしてくださっている点は感謝申し上げます。1か月に8,000万円をかけた計画のようにも読み取れるものでありますので、大変お金をかけた実験結果です。ここで、今後の展開について何かあれば教えてください。よろしくお願いします。

 この展開においては、エリアマネジメントが近くにできるのだから、それらともうまく連携したりしてもいいのではないかと思うんですけれども、そのあたりの考え方があれば教えてください。

○溝口都市活性プロジェクト推進室長
 晴海ふ頭の客船ターミナルについてでございますけれども、こちらは一時的なものということで、東京都のほうで青海の客船ターミナルのバースを増やすということで計画されております。そちらが供用開始されましたら、今のところ、東京都から聞いておりますのは、将来的に現在の晴海ふ頭の客船ターミナル、これから建設しますが、そこも公園になる予定だということで東京都からは聞いておるところでございます。

 一方、その時期でございますけれども、まだ青海のほうもいつからというのがはっきり決まっていないということでございますので、時期については未定だということで区のほうとしても認識をしておるところでございます。

 以上です。

○福島まちづくり事業担当課長
 客船ターミナルの屋根の部分の利用についてです。

 こちらの部分は、まちづくり基本条例の対象となっている施設でございます。協議の中でも、項目として、省エネだとか、再生可能エネルギーの導入というところは、こちらのほうと協議しているところでございます。この施設の中でも、どの程度そういうものが導入できるのかということを事業者とも協議しながら、この中で最適な取組の仕方を一緒に検討していく、協議していくというふうに認識しております。

 以上です。

○水野基盤事業調整課長
 私からは、八重洲通りの社会実験を終えた後、今後の展開について答弁させていただきます。

 今回、社会実験をやったことによって、道路空間の活用については一定の効果があったと認識しているところです。ただ、アンケート結果でもありましたとおり、八重洲通りが将来どうなっていくのかというイメージについて共有化が図られていないということも分かってまいりました。ですので、令和6年度は八重洲通りのイメージづくりというものを進めたいと思ってございます。

 それから、東京駅前につきましては、地元組織が東京駅前地区というエリア全体で交通環境改善の取組を検討しておりますので、その中で八重洲通りのイメージづくりであったり、その他施策を区も支援しながら進めていきたいと思っております。

 また、エリアマネジメントとの連携については、今、明確なものはございませんが、可能性としてはあるものと認識しております。

 以上です。

○小坂委員
 それぞれに御答弁ありがとうございます。

 晴海ふ頭客船受入施設の屋根の部分はもったいないと思いますので、うまく有効活用などができれば、進めてください。要望しておきます。

 八重洲通りの社会実験に関しましては、大変よい季節であったからというところはありますけれども、寒さ対策をどうするんだ、暑さ対策をどうするのかという課題もあろうかと思いますし、また、できれば街路樹などをもっと植えていくというようなまちのイメージづくりなども大切かと思います。

 また、あのエリアは災害時の帰宅困難者が多く発生するであろう地域でもあります。発生した場合に、パークレットを造っているのであれば、誘導拠点にもなろうかと思いますので、防災の備えなどもしながら、エリアマネジメントとうまく連携しながら、パークレットの運営をするのであれば、そのようなものを造るのであれば、そのような形をよろしくお願い申し上げます。

 以上、ここでまずは終わります。

○白須委員
 よろしくお願いいたします。資料1、「中央区役所温室効果ガス排出抑制実行計画」の策定について伺いたいと思います。

 前倒しで目標値を達成できたこと、目標値が引き上げられたということで、策定された新たな計画を拝見しますと、地球温暖化対策が様々議論されている中、さらなる高みを目指す削減目標への意気込みを感じます。

 そこで、再生可能エネルギーの利用拡大などの取組が示されておりますが、現在、物価の上昇が続いており、皆様の生活が大変な中、また、今年度は再エネ賦課金、それが要因となっている再エネ賦課金の値上げは、さらなる生活を苦しめる要因となっております。再生可能エネルギーへの依存度が高まると、今後、さらなる値上げも懸念されます。太陽光発電設備の導入検討により、区民の皆様へのメリットについて教えていただけたらと思います。

 また、メガソーラーに関しましては、3月に鹿児島県、今月15日には仙台市で火災があり、通常の火事よりも消火が難しいと言われておりますし、景観を損なうなどの理由から、メガソーラーに対する世間の目が大変厳しくなってきています。その点を踏まえても、今後、太陽光パネルの設置の推進をしていくのかどうかお聞かせいただけたらと思います。

○吉田副区長
 再生可能エネルギー、特に太陽光パネルを主とした再生可能エネルギーの経済性の問題であったり、それから、地域の中での太陽光パネルの林立する風景であったり、いろいろな点で批判があるのはよく承知しております。正直申し上げて、あの真っ黒いパネルが本来緑があるべきところを覆っている風景は本当に醜い風景でございまして、私は太陽光パネルはあまり好きではございませんけれども、ただ、実は、私どもも、そこのところで、今、そういう意味で大熊町と連携したわけです。

 というのは、大熊町というところは、地域の復興を考えたときに、あそこは基本的に農産物を作ったり、あるいは魚介類をつくっても、いわゆる原発のあった地域ですから、やはりそれなりに風評被害があって、その被害を克服していくのが大変困難な地域でございます。復興の手がかりになるものは、やはり、ある意味で電力的なものしかないわけでございます。そういう部分を私どもは基本的に活用させていただいて、確かに太陽光パネルの、改善されているわけではないですから、町において太陽光パネルが広がっていくことはあるわけですけれども、その町の事情からすれば、それが復興の手がかりであると。それを我々がある意味で支援するということは意義があることではないかというふうに思っております。

 委員御指摘のような部分というのはよく承知しておりまして、私どもは館山ばかりではなくて、小諸にも土地はあるんですけれども、そういう土地などについても、例えば小諸市役所からも言われていますけれども、太陽光パネルは勘弁してくださいと言われております。それは、やはり地域の全体の活性化からすると、ちょっと問題があるという部分だと思います。

 それぞれの地域の実情を見ながら、無理のない形で再生可能エネルギーを利用していくというのが基本的な方針として、私どもが取っていかなければならないものではないかというふうに考えておりまして、この部分は、大変恐縮ですが、ここ30年、40年のあの地域の復興にも、ある意味で手がかりとなるのではないかということがありますから、利用させていただきたいというふうに思っているところでございます。

○白須委員
 ありがとうございます。

 今年度から再エネ賦課金が値上がりするということで、皆さん大変なので、また依存度が高くなると、区民の皆様も大変ですので、補助的なものでも考えていただければと考えております。

 また、大熊町の話が出ましたけれども、長いスパンで考えて、復興の手がかりになるということを願っております。

 実は、今年の2月に福島第一原発の視察に行ってまいりまして、大熊町周辺も見てまいりました。平たんで大変見通しのいい地域で、太陽光パネルもところどころに少し小規模ながらも設置されておりました。そのような地域でメガソーラーが設置されると、大変目立つことになると思います。世間の目が厳しくなっている中、中央区はそのような思いで、長いスパンで見てお助けしたいという思いで設置したということが皆様に理解していただければ、うれしいと考えております。

 また、大熊町を歩いていた際に、近くにいらした方が太陽光パネルを見詰めまして、たまたま聞こえてしまったんですが、太陽光パネルの処分はどうするのかしらとつぶやいていたんです。やはりそのような不安をお持ちの方が大勢いらっしゃると思うんです。

 そこで、お尋ねしますが、太陽光パネルの処分法について、もしお尋ねがあった場合はどのようにお答えされるのか、お聞かせいただけたらと思います。

○鎌田環境課長
 太陽光パネルの処分ということでございますけれども、ちょうど太陽光パネルというのが少しずつ出てきた中で、これから15年、20年たっていく中で、これからしばらくすると処分ということの問題が出るというところは、新聞等でも報道されているところは認識しているところでございます。そういった中で、そもそもまず事業者が少ないとか、そういったような課題もあるところでございますので、今、どういった形で御案内するのかというのは難しいところはございますけれども、いずれにしても、国・都の動向をしっかり注視しながら、お問合せがあった際には御案内ができるような形で対応してまいりたいと考えております。

 以上です。

○白須委員
 御答弁ありがとうございました。国・都の動向を注視しながら、しっかり丁寧に御説明していただけたらと思っております。大熊町についての中央区の思いもしっかりと届けていただけるように、それを一番願っております。

 再生可能エネルギーは、追求し過ぎて国滅ぶなんていうことにならないように注視してまいりたいと思っております。また、6月2日のエコまつりには福島県大熊町も参加されるようですし、今後の互いの様々な交流拡大に期待しております。また、願望なんですが、太陽光パネル設置のための森林伐採がなるべく行われませんように強く要望してまいりたいと思っております。また、効果的な廃棄処分法が今後確立されますように、強く願っております。

 次の質問に移らせていただきます。

 次に、資料1の参考資料41ページに用語解説をお示しいただいておりますが、片仮名語が多くて、意味が全然理解できません。こちらは日本語で表現できないのでしょうか。何%の方が理解できると考えて表記しているのでしょうか。カーボンオフセット、カーボンニュートラルなどなどです。これらを今後使用し続けていくことにより、認知されていく片仮名だとお考えでしょうか。近年、行政側が片仮名語を多用し過ぎるという声を耳にしますが、そのような認識はないでしょうか。御答弁をお願いいたします。

○鎌田環境課長
 今、御指摘のありました用語の片仮名等の難しさというところでございます。

 委員おっしゃるとおり、環境、エネルギー等の部分につきましては、目に見えないものをイメージしながらではないですけれども、取り組んでいかなければいけないというところで、非常に言葉の難しさというのはあろうかと考えております。そういった中で、例えば、今あったカーボンオフセットですとか、カーボンニュートラル、我々もできるだけ区民の方に分かりやすくというところで、こういったような解説をつけさせていただいているところではございますけれども、2050年に向けてのゼロカーボンシティ、脱炭素というところで、これは中央区だけではなくて、国、もっと言ってしまうと世界で目指していくというところで取り組んでいるところでございますので、難しい言葉も一部ございますけれども、しっかり周知をしながら、区民の皆様、また事業者の皆様にも御理解いただきながら、中央区はゼロカーボンシティ中央区宣言ということでやっていますので、それに向けて取り組んでまいりたいと考えております。

○白須委員
 ありがとうございます。

 ほかの部署で片仮名語が多くなってきておりますので、片仮名語を使用することにより、理解しやすい、親しみやすくなるという場合もあると認識しておりますが、あまりにも訳の分からない片仮名語を多用しているように感じましたので、申し上げました。日本語で表現できる言葉は日本語で表記していただきますよう要望して、終わります。ありがとうございました。

○アルール委員
 よろしくお願いします。

 私からは、中央区一般廃棄物処理実施計画の策定についての中の、既に前委員からも質問が一部あったんですけれども、昨年10月からやっているジモティーなんですが、その効果はどのくらいあるかということをまず知りたいということと、それから古紙回収システム、ちゅうおうエコ・オフィス町内会の実績等が分かりましたら、教えていただきたいと思います。

 それから、こちらの中の場所貸し民営施設を追加するということなんですけれども、追加をして、それの削減率の目標とか、そういったものは民営施設それぞれが考えるのか、それとも区のほうで、このぐらい削減しなさいというような案を出されるのか教えてください。

○鎌田環境課長
 では、私のほうから、まず、ジモティーの効果というところで説明させていただきます。

 先ほど申し上げましたとおり、10月から開始をしたところでございまして、まだ令和5年度の実績等を全て押さえられているところではございませんけれども、ホームページ等を閲覧していただける方は一定数いらっしゃるのかなというところではございますが、そこから例えば実際の、先ほどお話があったような家具等の交換とかの成立については、まだまだこれからかなというところでございます。そのあたりについては、やはり周知することで、知って、そこを活用していただくというところがまず大事だと思っていますし、また、区民の皆様に、ただ処分ということではなくて、リユースをしていくといったところの意識づけの普及啓発も図ってまいりたいと考えております。

 また、場所貸し民営施設のところの、一個一個の施設に対して、どれぐらいの削減というのを示すかというところでございますけれども、特にこの施設はこれだけ減らしてくださいというのを個別にお示しするというところはございませんで、そこが排出している温室効果ガスも含めて、今回の55%の削減を目指していくということになりますので、一個一個の個別施設に対して削減目標を課すということではなく、中央区役所を含む公共施設全ての中で、今回、55%の削減を目指していくという形になります。

 以上になります。

○志賀谷中央清掃事務所長
 私のほうから、ちゅうおうエコ・オフィス町内会の回収実績でございます。

 令和4年度でございますが、加入事業所数が295団体ございまして、全体の回収ですが、こちらは重さになりますけれども、18万6,900トンの回収実績となっているところでございます。

 私からは以上です。

○アルール委員
 御丁寧にありがとうございます。

 次の質問にまいります。八重洲通りについての社会実験結果についてです。

 非常に肯定的な回答がたくさんあったという中で、その中でも特に設備の電源とWi-Fiに対する非常に肯定的な意見が多かったというふうに書いてございますけれども、これを踏まえて、今後の展開の中で、まだ分からないということですが、来訪者に向けて、ほかの場所でもこういった設備、電源だとかWi-Fiをつけていきながら、社会の活性化、都市活性化をするような方向性というのはどのようにお考えなのか教えてください。

○水野基盤事業調整課長
 今回の社会実験におきましては、電源のコンセントを配置したり、Wi-Fiのアクセスポイントを6か所設置したりして、利用者の方から好評をいただいたところでございます。今、本区でも外国からの来訪者が多いところです。そういった中では、Wi-Fiの活用というのは非常に重要になってくると思います。そういった観光施策ですとか、それから、こういった新たな取組の中でWi-Fiの必要があれば、設置していくものだと認識しておりますけれども、今、私の所管の立場からはここまでしか申し上げられないところでございます。

 以上でございます。

○アルール委員
 申し訳ございません。ありがとうございます。

 次に、晴海西小学校の都市計画についての質問では、ちょっと外れてしまうんですけれども、中央区は土地が少ない関係で、イメージ図を見ますと、校庭があったりだとか、周りに植栽がある予定です。二酸化対炭素の排出量を減らす上でも、生まれたときにここら辺のエリアに住む方々が、通常、誕生記念植樹事業は公園でやっているんですけれども、学校に植えることによって、入学の頃にはさらに幹が大きくなっていて、その前で写真を撮りたいだとか、いろいろな方々もいらっしゃるかと思うんです。こういった新しくできる施設に対して植樹などをするような予定というか、そういった計画はいかがかなと思いまして、御提案させていただきます。

 報告についての質問は以上です。

○川畑委員
 よろしくお願いいたします。1点だけ、報告の資料1の「温室効果ガス排出抑制実行計画」の策定についてという件につきまして、お尋ねをしたいと思います。

 先週もそうだったんですけれども、所によっては気温が30度を超えると。まだ4月も頭というのに、大変な温暖化の気候変動の状況を本当に実感している次第ですけれども、その中で、我が中央区は、令和7年度までとなっている実績値について、前倒しで計画目標値達成ということで、大変すばらしいと思います。

 その中で、今回、第6次実行計画が出されているんですけれども、まず、LED蛍光灯への交換は非常に手っ取り早く削減効果もあるということで、今回の計画にも20ページに載せているわけですが、まだ古い蛍光管のままの施設が区の所有の庁舎としてもあるということでよろしいでしょうか。どのぐらいの割合で交換されているのかお聞きしたいと思いました。

○鎌田環境課長
 区施設におけるLEDの交換の状況ということでございます。

 すみません。全ての施設がどうなっているかというところは、今、私のほうで把握していないところではございますけれども、確かに、当然、切れた際に順次LEDへの交換等々を進めているところはございますが、やはりタイミングというところで、まだ蛍光灯が残っていて、例えば大きな改修のタイミングですとか、あとは部屋の電気とかであれば、切れたタイミングで切り替えるですとか、そういったところは進めていくことになろうかと考えています。

 以上です。

○川畑委員
 御答弁ありがとうございます。

 できましたら、区の予算のほうも立てていただいて、一挙に交換していただくと、この達成率がさらに早まってくると思いますので、ぜひともお取組をお願いしたいと思います。

 以上です。

○太田委員長
 それでは、次に議題に移りまして、環境保全及び建設行政の調査について、発言のある方は挙手願います。

○かみや委員
 それでは、議題について何点か順次質問をさせていただきます。

 初めに、江戸バスと地域の緑道、公園について順次質問させていただきます。

 まず、江戸バスでありますけれども、今朝、江戸バスを区役所の前で降りまして、ちょうど降りたところに、新しいルートあるいはEVバスについてなのかなと思ったんですけれども、大きなカメラがありまして、取材が始まるようなところでございまして、メディアからも注目されているのかなと感じたところであります。今週の月曜日、4月15日から江戸バスの新ルート、プレスリリース等を拝見しますと、晴海地区の交通利便性の向上、乗り継ぎ時間の短縮、安全性の改善などの視点で、これまで様々な準備もされてきたものと思っておりますが、本日、この委員会の中で、晴海地区の交通利便性の向上についてという視点を中心に、新しいルートで運行が始まったことについて、御所感を1点お聞かせ願えればと思います。

 そして、2点目でございますけれども、地域の緑道、公園について、この間いただいている御意見等も含めて質問させていただきたいと思います。

 浜町川緑道からでございます。昨年度の基本設計でどのようなことが決まってきたのか、そして、新年度予算が成立しまして、実施設計を今後どういうふうに進めていくのか、この見解を伺いたいと思います。これまでも取り上げてまいりましたけれども、緑道と歩道の拡幅に併せた緑道の公園化、浜町と人形町間の東西のアクセスの改善・向上について、そして公園の使い方やマナー、例えばイベントの実施あるいはたばこの問題など、こうしたことも含めて、どんな見解をお持ちなのか、お聞かせ願えればと思います。

 まず、2点お願いいたします。

○大野交通課長
 江戸バスに関してでございます。

 委員御案内のとおり、4月15日から江戸バスのルート変更を行っております。今回、ルート変更の主な内容としましては、先ほど委員のほうから御案内があったとおり、晴海五丁目の新たな交通需要に対応するためのルートの変更、また北循環と南循環の乗り継ぎ利便性の向上を図るためのルートの変更、さらには交通の安全性の確保を行うための停留所の移設を行いました。今回、4月15日から運行を開始しておりますので、まだ利用者等の詳細な集計は行っていないところですけれども、晴海地区のルートに関していいますと、晴海区民センター行き、また、晴海ふ頭公園南まで御乗車いただくお客様、さらには晴海五丁目地区全体から勝どき駅まで向かうお客様、こういった御乗車があるというふうに認識しております。

 また、江戸バスの導入の目的でございます、地下鉄であったり、都バスなどの基幹的な交通との結節、また、公共施設へのアクセス性の向上が、今回、しっかりと図られたものというふうに認識しております。

 また、今回、変更に関する周知を3月21日号の区のおしらせ、また区のホームページであったり、車内での掲示をしっかり行ってまいりましたので、特に混乱なく、今のところ運行が行われている状況でございます。引き続き、晴海五丁目はもとより、区内全域の交通の利便性を図ってまいりたいというふうに考えております。

 私からは以上でございます。

○白石水とみどりの課長
 私からは、浜町川緑道の改修の現在地というところの御質問かなというふうに考えます。

 浜町川緑道に関しましては、昭和63年にオープンしまして、開設から30年ほどがたっているということで、老朽化が非常に目立つところ、また、バリアフリーという観点からいいますと、園路と言われる、いわゆる緑道の部分が、大木化した木であったりというところで、少しがたついているというのもある。また、少し暗いですとか、それから喫煙の状況が目立つですとか、様々なそういった、負の要因と言いますか、課題が見受けられるということが分かってきました。

 実態としまして、調査は令和4年度から進めておりまして、委員から先ほど御紹介がありましたのが令和5年度、昨年度の基本設計というところですけれども、その中でアンケート調査をやったりですとか、それから、基本設計の中ではワークショップのようなものを開きました。浜町川緑道としては、約500メートルの非常に長い沿道がございます。久松の金座通り側から甘酒横町まで、それから甘酒横丁から新大橋通りまで、それから新大橋通りから以南、有馬小学校の辺りまでというところで、延長約500メートルぐらいある緑道ですけれども、そこの近隣の各町会にお集まりいただきまして、意見交換会を実施しております。

 浜町川緑道は、現在、区有地という扱いになっておりまして、委員から先ほど御紹介がありましたが、これを公園にしていきたいというところもありまして、まず緑道の公園化であるとか、ここは警察の方とも協議しておりますが、周辺の路上駐車が目立つということもございますので、浜町川緑道の拡大、通れる部分を広げて、道路の幅を少し狭めて路上駐車等をなくしていくというような検討にも入っているところでございます。また、施設に関しましては、各種老朽化しておりますので、どういったものが必要かという観点を含めて、地域のお声をいただいているところでございます。令和4年度、5年度の成果を受けまして、令和6年度に関しましては、いよいよ実施設計に入っていくわけですけれども、まず大きなところは、沿道の幅員の構成をどのようにしていくか、車道の部分と緑道の部分の取り合いを見ていく。全幅約30メーターあるんですけれども、その中でどのように緑道を広げて、地域の方々が使いやすい形にしていくかという課題がまず1点あるかなと思っています。

 それから、2点目に関しましては、緑道が500メートルと長いですので、地域の東西方向の移動みたいなものがなかなか現状なされていないというところもありまして、その部分の横断の仕方も影響してくるかなというところでございます。

 将来、公園という形で考えておりますので、地域のお子様方が使えるような状況の広場ふうなところも当然必要でしょうし、先ほど冒頭申し上げたとおりバリアフリー等の観点も必要かなというのがございます。また、現状、既にラジオ体操会などで使っていただいているんですけれども、そういった方の現状の利用の確保ですとか、これから使う方のイベントでの利用ですとか、そういった部分で地域のよりよい資産になるように、皆様方に使っていただけるようにというところで、実施設計を進めていきたいというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。

○かみや委員
 それぞれに御答弁ありがとうございます。

 まず、江戸バスのほうでありますけれども、目的も含めて、江戸バス事業の大切な目的を御答弁いただいたところだと思います。費用対効果も大切ですけれども、それだけでは測れない視点が目的にあるという御答弁だったと思いますので、その趣旨も含めて、そして、今、新しいルートにおいて、まだ始まったところでありますけれども、様々な近隣の方々にしっかりと使っていただいているという御答弁もあったかと思いますので、ぜひこの推移を引き続き見守っていただきたいと思います。

 あわせて、江戸バスの2点目でありますけれども、プレスリリースを拝見いたしますと、新しいEVバスを導入するというふうに記載がございますので、この状況についてお聞かせいただければと思います。

 そして、2点目、浜町川緑道のところ、様々な検討状況、御趣旨としては、町会という言葉がありましたけれども、それにとどまらず、様々な地域の御意見を聞いていただくものと理解をいたしました。今、御答弁ありましたとおり、広場ふうなものでありますとか、地域のよりよい資産になるような形で、地域の皆様の御意見を聞いていただきながら、引き続き実施設計の取組を推進していただきたいと思います。

 これについても、2点目、少し離れまして、浜町公園になりますけれども、デイキャンプ場についてお尋ねをしたいと思います。

 季節もよくなって、お花見もあって、そしてデイキャンプ場を使われている方もいらっしゃると認識をしておりまして、利用者の方から、コロナ禍で設定された利用者の人数設定の解除あるいは緩和を検討いただけないのか、また、スポーツセンターで、今、予約されていると思いますけれども、この予約方法の改善についても御検討いただきたい。今だけでなく、少し前からこういった御意見をいただいておりましたが、新年度を迎えたところで、改めてこのタイミングで検討状況をお聞かせいただければと思います。

 2点それぞれお願いをいたします。

○大野交通課長
 江戸バスのEV車両についてでございます。

 先ほど答弁しました令和6年4月のルート変更に伴いまして、南循環の1周の所要時間が増加したことから、今回、運行間隔を確保するために、バスの1台増車が必要となりました。そこで、区では、ゼロカーボンシティの実現に向けまして、環境に配慮した車両の導入を図るべく、EVバスの導入を行いました。当初は4月15日の新ルートの運行開始と合わせましてEVバスの運行を始めたいというふうに考えていたんですが、車両購入後の整備、また試運転が全て完了し切らなかったことから、4月15日と16日の2日間につきましては、それぞれ予備車両を利用して運行を開始いたしました。その後、4月17日、昨日からEV車両の運行を開始したところでございます。

 今回、EV車両につきましては、走行時の騒音であったり、振動が非常に少なく、また座席の数も増えましたので、御乗車いただく方々には移動の快適性が大変向上したのではないかというふうに感じております。今後も、交通の面からも脱炭素社会が実現できるように、しっかりと環境に配慮した移動の促進を図っていきたいというふうに考えております。

 私からは以上でございます。

○白石水とみどりの課長
 私からは、浜町公園のデイキャンプ場ということで答弁させていただきます。

 まず、デイキャンプ場は、浜町公園に限らず、区内3か所にございます。浜町公園と築地川公園と豊海運動公園で3か所ございます。

 委員の御質問、1点目ですけれども、利用人数の件でございます。

 おっしゃるとおり、コロナの影響がありまして、もっと絞っていたときもあるんですけれども、現状は1かまど6人までという利用の形にしておりまして、実態としてどうなるかというと、例えば浜町公園で申し上げますと、3かまどございますので、3かまど掛ける6人ということで、現状は最大18名程度で御利用をお願いしているところでございます。これに関しましては、施設のキャンプ場のテーブルベンチの規模等を配慮しながら、現状、そういった運用をしております。ただ、もともと非常に人気の施設でございまして、デイキャンプ場は、元はというと1かまど10人以上使っていた場合もございました。10人以上になると、今度は逆に、デイキャンプ場に大人数が、そんなに広いエリアではないところで3かまどに30人ぐらい集まってしまうというケースもございまして、区としましては、連絡を受けると、都度そこに状況を見に行くというようなことも続いていたところでございます。

 ただ、6人が適正かというところでいいますと、今申し上げたとおり様々な使い方、お仲間で、結構グループで使うことが多いようですので、多く使いたいというお声は伺っているところでございますので、今後、次に申し上げるタイミング、実は次の2点目の予約システムのほうでございますが、その予約システムを導入するぐらいのタイミングで、人数のほうの緩和ですとか、再検討というのも考えていきたいと思っております。

 2点目が予約の状況でございますが、現状は非常に御足労いただいていまして、利用したい日の1か月前に各デイキャンプ場の事務所のほうに赴いていただいて、そこで抽せんをするというようなやり方で場所を取っていただいているということになっています。新年度予算、令和6年度予算に計上いたしましたが、その予約システムをインターネットで、スマートフォンとかネットでできるような体制を整えるということで新年度予算を計上しております。試行期間も含めまして、年末ぐらいから運用できるかなということでございますので、これによって、1点目、利便性の向上が図れるだろうというところです。

 それから、2点目に関しては、予約の状況を一旦見直して、このままコロナ禍の規制の6人というところではなく、場所によって、もう少し人数を増やすところは増やせるというところで考えていきたいと思っていますので、もうしばらくお待ちいただければと思います。

 以上でございます。

○かみや委員
 それぞれ御答弁ありがとうございます。

 EVバスについて、予備車両を使いながら、そして昨日から運行されていて、快適性も上がっていくということで御答弁をいただきましたので、御答弁の趣旨で取組の推進をぜひお願いしたいと思います。

 そして、浜町公園のデイキャンプ場につきましても、インターネットでの予約システムの導入、これに併せて、人数の制限の緩和も御検討いただけるということで理解をいたしましたので、御答弁の趣旨での取組を推進いただきたいと思います。

 そして、最後、もう一問質問したいと思います。この1年間、いろいろ地域の魅力を向上する、都市力を向上する、こんな視点で質問させていただいてきたつもりです。ちょっと話は変わるんですが、定期的に党のほうで勉強会をやりまして、冬に、新しい資本主義と成長戦略というテーマがありまして、いろいろ話し合ったんですけれども、キーワードで社会的課題の解決と経済成長、この二兎を実現する。重点の投資分野としてGXというものが示されて、いろいろなテーマがあったんですけれども、いろいろなキーワードだったり、投資分野もあったんですが、こんなことがあって、国のほう、国交省などの資料を見てみても、緑化・緑地の創出などによってCO2吸収源対策をしてヒートアイランド対策をする。いろいろな事例、各地の事例、都心の事例だったりとか、そういうものもありました。中央区を振り返ってみると、千代田公園、以前の委員会でも御報告いただき、実質的におよそ2,000平方メートルほどの公園、緑地を含めて増やしていただく。あるいは今の浜町川緑道についても、公園化をして公園の面積を増やしていく。こういう取組が点あるいは面になりつつ、線としてつながりつつあるのかなという認識を持っております。

 この中で、1年間申し上げてまいりましたが、日本橋の東部エリアの魅力向上という視点で、今、日本橋中学校の改築に合わせて千代田公園の再整備、そこを起点として中央区の東側、北東部分から隅田川沿いに沿って、計画的にまちづくりというか、グランドデザイン、緑を中心としたこういうものをさらに推進していただきたい、こんなふうに思っておりまして、このことについて、まず見解をお聞かせいただければと思います。お願いいたします。

○白石水とみどりの課長
 地域の魅力向上というところで、緑の創出というところが非常に重要になってくるというところで、今、委員から、また、この委員会の中でも御議論ありましたとおり、昨今、まちづくりの中で緑をどのように創出していくかというのは非常に重要な観点かなと思いまして、まちの、ある意味、中央区の緑に対する姿勢というのは、まちづくりに対する姿勢そのものなのかなというふうに、私自身は所管課長として考えているところでございます。

 その中で、おっしゃった浜町公園の工事ですとか、千代田公園との検討という部分で申し上げますと、実態として、現状、工事という段階でいいますと、3段階あるうちの1段階目がいよいよ進んでいっているところかなというふうに思います。

 浜町公園は、現在、仮校舎が公園内に建つというところで、1段階目は代替広場という整備を行いました。ここが築山があったりというところで、様々な御意見、御議論をいただきましたが、現状、整然と御利用の方に使っていただいて、不評はないまでも、好評も御意見としては特段ないので、私が現地を見る限りでは、御利用者の皆様によく使っていただいているのだろうというふうに考えています。今、その広場も整備が終わりまして、樹木の移植の手続も完了しました。いよいよこれから浜町の仮校舎が建つというところになってきます。

 一方で、千代田公園は、委員がおっしゃったとおり、面積としては、本当は2,000平米以上あるんですけれども、今、実態としては400平米ぐらいしか使えない状態で、学校との共用利用ということになっていますので、その緩和という意味で、立体公園を使って、千代田公園を改修していくというところがございます。日本橋東部地域、東部エリアというところでいいますと、こういった部分、隅田川沿いの水と含めて、公園の緑を一体的に増やして、こういった地域、テラスと、千代田公園から浜町公園までの連続化というものが図れるのが第2の段階の工事に入ってくるのかなと。今は設計しておりますが、工事に関しましては、千代田公園は令和7年度ぐらいからいよいよ工事に入っていくということになりますので、そういった段階があるかなと。

 最後に、2029年、2030年ぐらい、浜町公園がちょうど100周年に及ぶぐらいだと思いますが、現状、御迷惑をかけていた仮校舎が撤去された後に、浜町公園の中を再整備するという事業も動いていくだろうというふうに考えております。そういう意味では、今、このエリア全体、非常に動きながらですけれども、先ほど委員に御質問いただきました浜町川緑道も含めて、地域全体の魅力の向上、都市の魅力向上というものを図っていきたいというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。

○かみや委員
 ありがとうございます。3段階というふうにおっしゃっていただいたかなと思います。分かりやすく整理をいただいたのかなと思います。ぜひその3段階の中で、取組を推進していただきたい。

 そして、今、イメージしておりましたのは、各エリアに、中央区、例えば日本橋の首都高地下化あるいは市場跡地の再開発あるいは地下鉄新線、いろいろな手はあると思うんですが、1つ、東側のほうにも、冒頭申し上げましたように様々な取組を進めていただいておりますので、全体をつなぐような、今、千代田公園から浜町公園までありました。もう少し川下まで行って、あやめ公園だったり、永代橋の手前、豊海橋、隅田川大橋があると思いますけれども、このエリアまで全体で、例えば、何年先になるのか分かりませんけれども、首都高が地下化されたときに日本橋に青空が見えて、その後、隅田川のほうを歩いていくと、いい周遊ルートがあるとか、こういう全体的な計画、こうしたところをぜひもう一言何かいただけるところがあれば、御見解をいただきたいと思いますが、お願いいたします。

○吉田副区長
 水とみどりの課長のほうからも、るる申し上げましたけれども、結局、私どもは、それぞれいい素材を持っているんです。緑があり、水辺があり、それから、ある意味で歴史性を持った地域性がある。それが何か連続してつながっていないというのが、今、ちょっと弱いところですよね。

 非常に悔しい思いをしているんだけれども、どこかの区で清澄白河のコーヒー屋で結構売ったりしているんだけれども、あれよりうちのほうがよほどましだと思っているんだけれども、あっちのほうが有名になってしまっている。やはりその部分は、もうちょっと連結をしながら魅力を向上させていくということ、それから、実は地域性というのも相当持っているんだけれども、それが薄れてきているから、それをどういうふうに強調するかということ、そういうことを考えなければいけない。そのためには、実は、それぞれの、例えば水辺であったり、緑であったり、地域性であったり、それを個別に強化するだけではなくて、それをつないで表現するということがきっと大事なんだろうと思っている。今、環境土木部のほうでやっていますけれども、舟運事業を、江戸バスの船版をちょっとやってみようかというようなことを考えておりますのも、そういうつなぐという、仕事としてやらせていただきたいと思っております。

 それから、先ほどの清澄白河ではないですけれども、何か特色、地域性を掘り起こすという意味でいうと、実は、私は本当に、日本橋の荒汐部屋みたいなお相撲部屋があって、川一本挟んで国技館があるというような風景はなかなかいいなと思っていまして、少し変わっていくんだろうと思って、ついこの間、小網町に宮城野部屋ができるという話があって、ちょっといいなと思っていたんですけれども、今、宮城野部屋の白鵬さんがいじめに遭っていますので、ちょっとそこは収まりがつかなくなってしまっているんですが、やはり少し色をつけて、あそこの日本橋のところを、両国橋を渡るとか、それから新大橋を渡る歩道のところを明荷を持ったお相撲さんが通っていく風景をつくるだとか、そういうような、いわゆるまちに色をつけていくような作業、つなぐ作業、そういうものでもって、今持っている優れた資源を生かしていくということを、私どもとしては今後心がけてやっていかなければならないだろうというふうに思っております。

○山本区長
 多少かぶるかもしれないですけれども、かみや委員のほうからお話がありましたので、思わず手が挙がってしまったというところでございます。

 中央区の中期計画のリーディングプロジェクトに入っているということで、水と緑を強調していくということが1つと、それから、もう一つ、今年のスローガンが、人がつながり、まちもつながるということで、つながりをかなり意識しているということなんです。ここから私のビジョン的な話に移り変わっていくわけですけれども、つなぐというときの今のいろいろな拠点があるわけですが、ここに一つの歴史性を私は、焦点を当てたらどうかと。

 これはあくまでも私の意見であり、ビジョンであるというところを御理解いただいた上で聞いていただきたいと思いますけれども、これから区制80周年を再来年に控えて、いろいろ中央区というのは、やはり江戸からの歴史、それから明治維新以降の歴史を全て体験してきている中央区、表舞台が中央区という理解でありますから、その中に古いものから近代のものまで、いろいろ歴史的な史跡が相当ちりばめられているという特色が中央区にはあるというふうに思っています。これまで、どちらかというと、産業革命から追いつき追い越せということで、施設を更新する、ハイウエーを造る、こういう方向に向けて、まちづくりがどんどん進んできたということですけれども、今、一定程度のサイクルがちょうど終わったところで、日本橋の首都高速道路は地下化を図ろうというふうにビジョンが変わってきたということもあります。そういうことで、一定程度の意識の変化が、今、潮目どきのようにして変わろうとしている。

 環境も大事だ、要するにゼロカーボンにしていく、水と緑だ、こういうふうに価値観ががらっと変わってきているという状況の中で、中央区の特色を生かして、これからのまちのビジョンというものを描いてみると、やはりそこには古くから培ってきた私たちの持っている宝物が、歴史という形で各所に点在しているということで、私はこれらを将来的に、もしできれば、その拠点を、必ずしもお金をかけるばかりではなく、しかし、拠点であることが明確に人々に伝わるような、そういうサイニングをしていきながら、それらを道でつなぐ。だから、歴史街道を歩いていくと、中央区全体を漫歩してしまうというふうなイメージが私の中にあります。

 そして、もしできるならば、ここに少しなりとも緑道化あるいは緑化を進めることによって、つなぐ。つないでいく中に快適性を膨らませていくというふうなことがもしできれば、これは10年、20年かかるかもしれませんけれども、まずはビジョンを掲げて、中央区の特色は何といったら、江戸からの歴史をしっかりと歩んできた区だという特色を最大限生かし、次の時代、世界へ発信をしていくという視点から、これを大切に、まず、拠点をしっかりと整備して、できれば、これを歩いてつながる、道でリンクしていく。先ほどの浜町川緑道がそこには微妙に、地域の財産として、そこにまた小さいループができていくということで、やっているところは小さいループで、それをまた結んでもらってもいいということだけれども、一つの大きな中央区としての大道、歴史の大道を緑で結んだらどうかというようなことを私の湧き出てくるビジョンの中では感じておりますので、そのことを伝えておきたいと思いまして、手を挙げました。こういうことですので、よろしくお願いします。

 以上です。

○かみや委員
 区長、吉田副区長からそれぞれ心強い御答弁ありがとうございます。

 本当に、今おっしゃっていただきました御答弁の趣旨で、ぜひ取組を推進していただきたいと思いますし、私は個別の事情、地域で様々にいただくもの、私が見えているものはごく一部でありますけれども、地域で伺う御意見、公益性を踏まえて、これからも提言を続けていきたいと思いますので、御答弁の趣旨での取組の推進を改めて要望させていただきまして、質問を終わります。ありがとうございました。

○太田委員長
 ここで一度休憩を挟みます。午後3時25分に再開いたします。

 暫時休憩します。

(午後3時12分 休憩)


(午後3時25分 再開)

○太田委員長
 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。

 発言のある方は挙手願います。

○小坂委員
 先ほどは、前委員への御答弁を私も非常に感銘を受けて伺っておりました。緑を増やしながら、それはグリーンDXをしながら、また、歴史性も生かしたまちづくりということで、大変感銘を受けました。

 舟運でつないでいくと。今、日本橋地域、京橋地域、月島地域と3地域ありますが、それがうまくつながっていくと。江戸バスでもなかなかつながりにくいものを、舟運なら、もしかして日本橋と月島がよりスムーズにつながるかもしれないというところを期待したいと思います。このあたりの舟運に関しては、そのようなつなぎ方でよいのかどうか、その確認を1つということとともに、江戸からの歴史を生かしたまちづくりということからすると、何度も私が挙げさせていただいております佃一丁目の開発においては、やはり歴史的なものを生かした再開発、再開発ではなくて、そういう言葉もいけないと思いますが、まちづくりしかないのではないかとも思うわけです。そこに超高層などは似合いません。月島においての江戸といえば、そこでありますので、それら前御答弁を生かした場合の佃地域の、佃一丁目のまちづくりの考え方について、いかにお考えかというところを教えていただければと思います。

○吉田副区長
 舟運については、ある意味で、この江戸のまちというものが、中央区の領域においては、基本的には舟運でつながっていた部分があります。それは日本橋川もあったし、それから、現実に埋めてしまったけれども、京橋川もあったし、それぞれ堀もあったし、今、骨格的には残っているものがありますから、そういうものをつなぎながら中央区全体をつなぐという意味では、舟運というのは有効な手段だと思って、そういうことを含めて、今、検討を進めております。

 佃一丁目です。これは、確かに歴史的な価値はあるかもしれないけれども、90センチの路地で家が向かい合っていたのでは、防災上、やはり問題だよね。それから、申し訳ないけれども、建築基準法上、道路の指定ができないから、その建物は永遠に建て替わらない。これを実際にどうするんだと。今、この時点で、私どもがあそこを超高層で建て替えるなんていうことは考えていない。

 基本的に、今、歴史的な価値があって、残したい建物というのは、申し訳ないけれども、路地の中にあるよりも、路地の外側で、ある意味で、区道に指定されている部分に向かって、それなりに佃煮屋さんであったり何だり、そういう形で残っている部分はある。そういうものはきちんと、皆さんがファンディングでやった旧飯田家住宅についても同じです。そういったものは、残すべきものとしてあるでしょうよ。ただし、中の長屋は、はっきり言うと、同じ規格で造られたものだから、正直言うと、中のデータさえしっかりすれば、それなりにこういうものがあったよねというのは、きちんと再現もできるし、造れはする。ただ、あれがそのまま、更新されないまま、あの長屋のままいる状態であると、やはり防災上も、それから、大変恐縮ですが、治安上も問題があると思う。では、それをどうするんだと。その部分についてちゃんとした回答を出さなければいけない。

 大変恐縮ですが、先ほど申し上げましたように、私どもは、あそこに超高層を建てるつもりはないと申し上げたのは、そこにも理由があるんです。実際に、中側の宅地という部分は、再開発法上でいうと不動産価値はゼロなんです。そこに建物が建たないんだから。そうすると、そんなものに、どんなに下駄を履かせても超高層が建つわけがない。そこのところを我々は工夫しましょうと言っている。今、実態的には、今年の初めに起きたあの地震の中でも、輪島のまちが燃えているわけだよね。同じような漁師町的な構造から出発した町が現実に燃えているわけです。そういったところの耐震性、耐火性をある程度考えていかないといけない。うちの区は、95%の方々が耐震耐火のマンションの中にお住まいである。ただし、面的には佃であり、月島であり、あるいは人形町の一部にも残っていますけれども、木造密集地域がある。その部分について、どういうふうな対処をしようか。これは、今回の災害を見るまでもなく、我々の課題である。先ほど言った不動産のありようの問題からも含めて、今、鋭意検討を進めております。

 何度も申し上げますが、あそこに超高層なんか建てて回復するつもりはない。売りにされる話ではなくて、それは実態的にできないんだと。では、ほっとくのか。あんなものを歴史的な価値だというのか。燃えるまま、あの古い家屋のまま残しておくことは、やはり防災上、治安上、問題がある。では、それをどういうふうにしていくのか。それを今考えていると。具体的に話を進めますから、その点については御懸念をいただかなくてよろしい。

○小坂委員
 大事な御答弁ありがとうございました。

 私は、超高層まで選択肢として入るのかということを常々心配していたものでありましたが、そういうことではなく、やはり江戸時代からの場所でもありますので、ぜひともまち並みなり、歴史性なりを守りながら更新していただければと思います。それによって、月島地域の魅力もさらにこれからも続いていくと考えます。よろしくお願い申し上げます。

 では、次に入ります。

 まず、先ほどは中央区役所版の温室効果ガス排出抑制実行計画の話がありました。これは年間3万トンのCO2をいかにゼロにするかという話でありましたが、区のほうは、その後、中央区環境行動計画を立てながら、ゼロカーボン ALL CHUOという別冊まで作り、この残り229万トンぐらいのCO2、今までは3万トンの議論でしたが、そのCO2をゼロにするという覚悟で臨んでいくというところであります。それに向けて、建築物ゼロカーボンの促進に向けた基礎調査を令和5年には実施されたということであり、それら区の施設だけではなくて、民間の建物なども、例えばZEB化しながら、この229万トンのCO2をいかにゼロにするかということを、今後、これも2050年にこちらをゼロにするというのがゼロカーボンシティ中央区宣言、2021年3月30日の趣旨だと思いますので、これに向けて、この基礎調査をいかにまちづくりに生かしていくかというあたりの考え方を教えていただければと思います。これが1点目です。

 2点目は、晴海二丁目の都有地のことです。

 BRTができたことによって、今、都有地は貫通路が通っておりますけれども、晴海二丁目の都有地は一部BRTなどが迂回するような形になっておりますが、結構余った土地になっております。これをいかにうまく活用していけば、まだまだ都の計画というのは、これから立てるので、時間がかかると思いますので、あれをあのまま寝かしておくというのはもったいないと思いますけれども、晴海二丁目の都有地の活用に関して、区は何か考えているのかどうか教えてください。これが2点目です。

 3点目は、豊海地区のコンクリート強度の話です。

 これは、清水建設から報告があったということでありますけれども、区は、今後あり得る事態に何らか備える考え方はあるのかどうか教えてください。

○吉田副区長
 晴海は、HARUMI FLAGができて入居も始まったけれども、まちづくりは、きっとこれからだね。地下鉄新線が入ってくるでしょう。晴海三丁目、四丁目のところに地下鉄新線が入ってくるようなものになってくるよね。現状の問題として、今度、HARUMI FLAGだけではなくて、あそこにタワー棟も建てるというようなことになってくると、晴海のまちに不足するものというのは結構あると思う。その部分をどう整理するかというのは、これからの課題だよね。何度も言っているけれども、単なる都心の住宅地にしてしまうと、高島平、多摩ニューの悲劇を繰り返すわけにもいかないし、そういったものも含めて、我々としてはトータルに、今から晴海全体の、HARUMI FLAGで終わったのではない、むしろ、これから晴海のまちづくりが始まると考えていただきたい。

 そういう意味で、区は、晴海の全体の土地のありようについて、それなりに考えています。そういうものを、なるべく早い段階で区の考え方も示しながら、全体として、まちづくりを一緒にきちんとやっていこうよというふうにやっていきたい。特に、地下鉄建設は急務ですから、この問題について、私どもとしては、晴海地区の地下鉄新駅をどう造るか。それから、勝どきの新駅はどう造るか。築地については、築地の開発事業者がきっと一生懸命やるでしょうから、そういったところをきちんとやっていかないと、新線も引けないということになりますから、これは私どものほうで、きちんとやっていきたいと思っています。

 あと、コンクリート強度の件だけれども、あれは、基本的に、まだ最終的な調査結果の整理が終わっていないので、その整理が全部終わった上で具体的に対処したいと思っている。ただし、基本的には、超高強度コンクリートとして、つまり耐久年数の非常に高いコンクリートとして強度が若干不足したという部分なので、全体としての強度不足になるのかどうかというようなことも含めて、構造的な検証をしないと何とも言えないので、その部分の検証結果が出次第、うちの区も、施工者である清水建設に対する指導もきちんと行いながら、やはり基本的に100年もつという標榜で、あそこのマンションを造っているわけですから、それが構造的にちゃんと担保されるように指導していく。これは当然のことだというふうに思っております。

○菊池地域整備課長
 1つ目に御質問をいただきました区内の民間建築物のZEB化に向けた基礎調査ということで、昨年度、ゼロカーボンシティ中央区宣言による脱炭素化に向けた取組の一環として、区内にこれだけ、民間の建築物のほうがむしろ多いという中で、その環境負荷低減となるまちづくりを推進していく必要があると。こういった中で、新築時における区内の建築物のZEB化とZEH化を誘導していくことを目標として、まずは今の民間の区内の建築物、実際には過去8年、省エネルギーに関する届出が出されるようになった。その届出が出される規模なども年々変わってきてはいるんですけれども、過去8年分の新築の建物をベースに、施策の構築ですとか、制度の見直しを目的として、昨年度、基礎調査という形でやったという形になります。

 そういった中では、今すぐにどういうところを目標にするかというところは、まず、その結果を十分にそしゃくして、そこからという形にはなるんですけれども、その中で、高過ぎる目標としてもという中で、どういったところがやりやすいのかとか、そういったところも含めて、目標をじっくり検討して、これは調査のときもそうなんですけれども、環境課と一緒に調査をしてきたというところで、今後、そういった目標の設定、施策をどう考えていくかというところも含めて、引き続き連携しながら取り組んでいきたいというふうに思っております。

 以上でございます。

○小坂委員
 それぞれにありがとうございます。吉田副区長からも御答弁いただきました。

 コンクリートのほうは、今後、私たちも注視しながら、説明をいただく場合は議会で説明いただくような、大ごとになった場合はそのような覚悟で、よろしくお願いします。そのあたりは、委員長のほうもよろしくお願いします。

 晴海二丁目のところは非常に重要な土地ですので、その考え方、区からも、どのように用いるかというところは、きちんとした提言などもできればというところ、このあたりも考えていければと思います。

 また、暫定使用といいますか、今寝かしているものはもったいないので、それを有効活用と。子供たちの遊び場に一時的に使うとか、そういうところも、今使う、今の使い方というところも、また考えていただければと思います。

 また、民間建物のZEB化に関しましては、例えば、やはり環境アセスメントにおいてCO2をどれだけ出すかということのアセスメントの評価項目にも入れるなどしながら、民間建物のZEB化というところにも区も提言していけばいいのではないかと思いますし、そのあたりを進めていっていただければと思います。

 以上で質問を終わります。ありがとうございました。

○アルール委員
 黎明小橋について伺います。

 3月25日にライトアップをして、点灯式が終わった後、一般に歩行ができるようになったということですけれども、何度か御連絡はしておりますが、自転車にそのまま乗って走行される方が非常に多いということで、交通安全週間の間は警察の方と区の担当の方がいらして、朝夕の時間帯については見守りをしていただいたというのは存じ上げておりますが、その後の状況と、今後どのような対策を取っていくのかお伺いしたいと思います。

○金広道路課長
 黎明小橋の自転車走行の件についてでございます。

 委員がおっしゃるとおり、3月末に供用を開始してから、やはり自転車に乗ったまま通行されるということで、区民の方から何件かお問合せをいただいている状況でございます。区としまして、4月8日、先週、1週間かけて、警察のほうと連携して、朝の通勤の時間帯を中心になんですが、委員御紹介のとおり、パトロールということで自転車に乗られる方にお声かけをして、ここは自転車を降りて通行してくださいということで周知、啓発マナー、こういったところで取組を図ってきたところでございます。

 今後につきましては、やはり現地を見ると、なかなか周知という面で分かりづらいといいますか、通った方に、ここは自転車に乗って通ってはいけないんだよということがちょっと分かりづらい部分もあるかなというところがございますので、今、現地につける看板を含めて、どのような対策をしたら効果的なのかというところを検討しているところでございます。こちらにつきましては、なるべく早期に対策を打てるように検討を進めてまいりたいというふうに考えております。また、パトロールについても、警察と連携して定期的に行いながら、粘り強く、しっかりとこのマナーの啓発というものに取り組んでいきたいというふうに考えております。

 以上でございます。

○アルール委員
 ありがとうございます。

 マナーの啓発を図っていくとともに、皆さんがきちんと安全に歩行ができるような対策を取っていただきたいと思います。

 また、このような問題は、黎明小橋だけではなくて、佃大橋の自転車のスロープも、本来は降りてくださいということですけれども、そんな方は一人も見たことがありません。これを機会に、全ての自転車のスロープに対して、歩行者等が安全に通れるか等の見直しと、それから、看板の設置等の再確認をしていただきたいと思います。

 また、1つだけ、開通式というんでしょうか、ライトアップのときには環境建設委員会の委員はそれに参加していいですよとか、そういったお知らせがなかったんですけれども、一部の方しか参加していなかったようなので、どのようないきさつで招待客を決めたのか教えてください。

○三留環境土木部長
 開通式の招待についてでございます。

 あの橋自体は再開発によって架けられた橋でございますので、開発組合のほうの決定事項ということになります。

 以上でございます。

○アルール委員
 終わります。

○川畑委員
 私のほうからは、歩車道の段差について今日はお聞きしたいと思っております。これは、もう何度か質疑されているとは思うんですけれども、改めて確認をしたいと思っております。

 現在、中央区では、国交省の基準に従いまして、歩車道の段差、基本2センチということで、恐らく厳守されている状況かと思うんですけれども、例外の箇所はないということでよろしいでしょうか。

○金広道路課長
 段差2センチの例外ということでございますけれども、基本的に、この2センチというものはしっかりと、道路構造令の中で基準、標準として2センチということで明記されておりますので、区としては、この2センチというところをしっかりと守りながら道路の整備をしているところでございます。

○川畑委員
 ありがとうございます。

 しかし、私が以前活動しておりました江戸川区、瑞江駅近辺、篠崎駅近辺、それから、このすぐ近くの豊洲駅の周辺は、ほとんどゼロ段差になっておりまして、どうしてそれが可能なのかなと思って調べてみたんですけれども、国交省のほうで交通バリアフリー法に基づく重点整備地区に指定をして、そこにおいて実施される道路特定事業においては、視覚障害者の識別性を確保すること等の条件が満たされた場合は、歩車道の境界部分は2センチ未満とすることが可能であるという基準が設けられております。

 これに基づいて、実は、近隣の港区で7か所、浜松町、それから赤坂、六本木、白金、高輪、田町、新橋、品川駅近辺、これらの地域を重点整備地域に指定しまして、ほぼゼロ段差を実現しているという状況があります。また、荒川区におきましても、町屋、金町、日暮里、区役所周辺、この辺りは全て段差を解消して、ゼロ段差を実現しているという状況です。

 できましたら、中央区は、今、晴海、新しいまちづくりを率先してやっているという状況で、先ほど吉田副区長からも御答弁がありましたけれども、日本でも先進的で誇れるまちづくりをしていくんだ、つながりという言葉、キーワードも出ましたけれども、やはり段差があると、つながりが切れてしまうということもありますので、ぜひともそのところを考慮いただいて、今後のまちづくりの中で、ぜひ重点地区に指定をして、ゼロ段差へ向けた、視覚障害者の方々のお声もありますから、いろいろ障害のある方、いろいろな方々の意見を聞いた上で、まちづくりの整備にぜひとも生かしていただきたいというふうに思っております。

 私は、実は、もともと車椅子屋を家業としておりまして、つえを販売することも結構多いんです。つえを使っていらっしゃる方で、表を歩いていて一番困るのが段差で、横断歩道を渡ったところで倒れている方を時々見かけると思うんですけれども、やはりあそこの2センチの段差でつまずいて、どうしても転倒してしまう方がいらっしゃる。時々、交差点のところに救急車が来るということがあります。そういった事例もありますので、今後のまちづくりに対して、少し参考にしていただければと思っております。

 以上の点なんですけれども、それに対する今後の取組について、少し御意見をいただければと思います。

○三留環境土木部長
 歩道のゼロ段差ということでございます。

 重点整備地区の指定をすれば、可能規定ということで御紹介いただきましたけれども、これまで中央区の取組としては、車椅子の方、それから視覚障害の方、そういった方の双方を考えて、これまでの、まるっきり2センチではなくて、斜めの中央区型というものを採用してきているところでございます。

 重点整備地区の指定がいいのか悪いのかということに関しましては、いろいろな要件も含めて、検討するところは必要かなと思いますけれども、先ほど転倒されている方もいらっしゃると御案内もいただきましたが、それがないことによって困る方、それから、ゼロ段差にしたことによって、要は点字ブロックで補完すればいいじゃないかと。点字ブロックで補完することによって、また車椅子が通行しづらくなる。様々な要因はあるかと思いますので、今後も安全・安心な道路に向けた取組は続けていきたいと思ってございます。

 以上でございます。

○川畑委員
 ありがとうございます。

 お隣のすぐそこ、豊洲は実はゼロ段差の、同じ歩道を、ちょっと歩道の幅員が広いんですけれども、歩道を半分に分けていまして、半分はゼロ、半分は2センチというような工夫をしているところもまちなかで見かけることもあります。いろいろ、そういうところも今後の参考にしていただければと思いますので、今後のまちづくり、ぜひとも誰もが住みやすく、暮らしやすいまちにしていくということで御協力をまたお願いいたしたいと思います。ありがとうございました。

○太田委員長
 それでは、質疑も終了したところで、議題、環境保全及び建設行政の調査につきましては、継続審査ということでよろしいでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○太田委員長
 これにて環境建設委員会を閉会させていただきます。

 お疲れさまでした。

(午後3時53分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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