令和6年 環境建設委員会(11月12日)
1.開会日時
令和6年11月12日(火)
午後1時30分 開会
午後3時38分 閉会
2.開会場所
第一委員会室
3.出席者
(8人)
委員長 竹内 幸美
副委員長 押田 まり子
委員 田中 耕太郎
委員 青木 かの
委員 アルール うた子
委員 黒原 裕司
委員 川畑 善智
議長 瓜生 正高
4.出席説明員
(18人)
山本区長
吉田副区長
三留環境土木部長
池田管理調整課長
大野交通課長
坪川副参事(交通安全対策・特命担当)
鎌田環境課長
白石水とみどりの課長
金広道路課長
志賀谷中央清掃事務所長
早川都市整備部長
川島都市計画課長
菊池地域整備課長
福島まちづくり事業担当課長
青柳住宅課長
溝口都市活性プロジェクト推進室長
落合都心再生推進課長
水野基盤事業調整課長
5.議会局職員
伊藤議会局長
小倉議事係長
林書記
後藤書記
6.議題
- 環境保全及び建設行政の調査について
(午後1時30分 開会)
○竹内委員長
ただいまより環境建設委員会を開会いたします。よろしくお願いいたします。
本日、理事者報告の関係で、住宅課長が出席しますので、御了承願います。
過日の行政視察の実施に当たりましては、所期の目的を十分果たすことができたと思いますので、今後の施策の参考になればと考えています。なお、内容につきましては、第四回定例会での委員長報告で報告させていただきたいと存じます。
それでは、理事者報告を願います。
○三留環境土木部長
1 「(仮称)つくばエクスプレスと都心部・臨海地域地下鉄の接続事業化促進期成同盟会」への参加について(資料1)
2 東京エコサービス株式会社の経営状況等について(資料2)
3 年末年始のごみ・資源の収集について(資料3)
○早川都市整備部長
4 日本橋茅場町一丁目6地区の計画に伴う都市計画の変更について(資料4)
5 まちづくり協議会の報告について(資料5)
6 区立住宅等の入居者募集について(資料6)
○溝口都市活性プロジェクト推進室長
7 築地市場跡地開発の進捗等について(資料7)
以上7件報告
○竹内委員長
発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりですので、よろしく願います。ただいまの時刻は午後1時53分です。自由民主党89分、かがやき中央66分、参政党10分、れいわ10分となります。
それでは、理事者報告に対する質疑に入ります。
発言を願います。
○田中(耕)委員
よろしくお願いいたします。私から、資料7の築地市場跡地開発の進捗等について何点かお伺いしてまいりたいと思います。
御説明いただきましたように、事業者のほうは内定しておりまして、具体的な協議、準備期間になったというふうに認識しております。今、御報告もありましたけれども、区としては、都の基本協定締結前、本年度内に事業者への要望書の回答を求めるという形を取っていくということでございます。近隣のまちづくり協議会や、様々な調整が必要かというふうに思われますが、今後の区や、我々区議会も含めてですけれども、公式な要望や意思の伝達といったものはどのように行われていくのかという点について、タイムスケジュールと、そのプロセス、具体的な交渉の窓口ですとかがどのように行われていくのかというのを、現段階でそれも含めての協議中だということだと思いますけれども、お知らせをしていただきたいと思います。
と申しますのも、我々区議会もそうですし、区民の方もそうかもしれませんが、どの段階でどういった要望を出せば、少しでも実現や改善に結びつくのかというのが、プロジェクトがあまりにも大きくて見えにくいというのが実態かというふうに思います。様々な関係者がいらっしゃいますので、一口にタイムスケジュールやプロセスと言っても難しいとは思いますが、現段階でどのような意思決定がされていくのかというのを改めてもう少し詳細をお知らせしていただきたいと思います。
また、今般の計画、大規模なスタジアム、にぎわい施設、MICE等の大型商業施設以外に、ビジネスエリアや居住者のゾーン、また、新設の駅や首都高晴海線も入ってくるということで、様々な計画が一度に実現しますし、その調整は本当に難しいことだというふうに思います。これほどの大規模再開発になってまいりますと、本区として新たな公共施設やサービス、公共貢献も当然求めていかなければならないというふうに考えております。そのリストアップですとか、具体化はどのように行っていくのか。先ほどのタイムスケジュールなどともつながってまいりますが、本区が求めていく公共施設ですとか、必要なものをどのように考えておられるのかという基本方針についてお知らせをしていただきたいと思います。
また、その際に、本区として当然、何かしらの施設やサービスを提供するためには、ある程度の敷地や床面積をこの事業者等に求めていく必要性もあるかというふうに考えておりますので、その用地ですとか、何かしらの事業やサービスを展開する上で必要な最低限の土地、床面積の確保策等について、東京都や事業者とどういう折衝が現段階で行われているのか、また、今後行っていくのかについてお知らせをしていただきたいと思います。
以上の点をお願いいたします。
○吉田副区長
まず、大ざっぱなスケジュールについてでございます。
実は、東京都のほうが予定している今年度中の協定の締結というのは、本音を申し上げると、中身がちょっとよく分からんのです。実態的には、先ほど都市活性プロジェクト推進室長のほうからも説明しましたとおり、高速晴海線の計画であるとか、地下鉄の計画であるとか、それから、緩傾斜堤防のスケジュールであるとか、そういうものが全体としてはっきりしない中で、今、ある種の計画をするというと、それについてどこまで東京都として協定が締結できるのかというのは、私どもも疑問でございます。
そういう意味で、私どもが2ページ目のところに書いてあります、東京都の協定締結の前に、区要望書に対する事業予定者の基本的な考えの取りまとめをもらうんだというというものについては、率直に申し上げると、要望事項については了承しましたと。ただ、具体的な計画の中で整理をしていきますという形の、ある種の方向性だと思います。実際には、そんな方向性というのは当然のことでございまして、実態的には、都市計画を決定する前に、都市計画の内容の骨格になるような部分を含めて、正式に我々の要望の内容が具体的に協定の内容になる、区と事業者との間の内容になるだろうというふうに私どもとしては考えております。
この施設の実態のありようでございますが、先ほどからお話がございましたように、中身としてはいろいろてんこ盛りなんです。実は、私は率直に申し上げると、地元に入っていき、今の計画をいろいろな代表者が説明するんですけれども、東京ドームが築地に来るのねというのが一般の住民の方の受け止めなんです。それで、2番目の質問が、読売巨人軍は来ますかとか言っているんです。東京都で最後に残された公有地が、そうとしか受け取られておられないのでは大変残念な話で、やはりそれなりの公共的な役割を果たしてもらわなければいけない、社会的意義も持たなければいけないというふうに私は思います。その部分は、やはり地元区としても、それなりの要求をしていかざるを得ないと思っています。具体的にどういうふうにというのは、基本的には、事業者を含めて、お互いに考えていかなければならないことだと思いますけれども、そういうものだと思う。
その上で、それらの様々な機能も盛り込んだ上で、工事期間中も完成後も、現存する築地の場外市場を中心とするまちや東銀座、銀座のまちが、工事をしていても完成しても、混雑や何かで迷惑を受けずに共存するということが最低限のこの事業のやるべきことだと私は思っております。てんこ盛りの計画の中の社会的な意義と、それから、その事業が成立することによって地域と共存共栄していけるということが確認できることが私どもとしては一番大事だと思っております。そのことをやはり大事にしていきたいと思っています。その部分を、我々が先ほど申し上げました都市計画決定前の協定の中に、骨格的に盛り込ませなければならない事項だというふうにも思っております。
それから、私どもの資源と公共貢献についての話でございます。
先ほど都市活性プロジェクト推進室長のほうからもお答えしたように、実は、区の施設の地下に、高速晴海線が入ってまいります。そして、区の施設のある部分がこの大規模開発の入り口に相当する部分に位置をしているわけでございます。そういう意味でいいますと、築地社会教育会館、仮店舗施設、それから駐車場施設は区の資源でございますが、これらを実際には一体的な開発の中に含ませて、その中で我々が必要とし、地域が必要とする施設をきちんと事業者に整備をさせるというようなことが基本的には必要だろうと思っておりますから、その部分については、再開発でいえば権利変換というような形で、例えば床を還元してもらうとか何かということを具体的には想定をせざるを得ないと思っております。それらを全体として、いわゆる資産として評価しつつ、均衡のあるものに整理をしていかなければならないと思っておりますが、その中で、当然のことですが、何が必要かという部分については、地元全体の要求と中央区全体としての要求とを重ね合わせながら、その部分については協議をしていくことになると思っております。
それらについては、正直なところを申しまして、きっと来年末ぐらいになってしまうんですけれども、例えば都市計画の原案についての基本的な考え方で協定を締結するとしたら、その前の段階、夏ぐらいの段階でできればですが、基本的には、どういう内容で、どういうものを造って、どういうふうに整備するかというような問題については、基本的な、骨格的な案をつくって、それを地元、議会、全部に公開させながら、それでは、こういう方向で協定を締結していきましょうというような形で要望をまとめていくことになっていくだろうと思っておりますし、そういうことを折々の機会で、議会、それからまちづくり協議会など含めて、オープンに協議をしていく場所を必ず設けてまいりますので、そういう方向でやっていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○田中(耕)委員
ありがとうございます。今の吉田副区長のお話を踏まえますと、様々なステップは当然ありますけれども、来年の夏くらいを一つのめどとして、具体的な、基本的な骨格を区民や我々とも協議しながら関係者とまとめていくということは了解しました。
今のお話も踏まえて、もう少しだけお伺いしたいんですけれども、一番最初の御説明にもありましたし、今、吉田副区長からもお答えがありましたが、今回の開発の中に、築地の社教やまちづくり支援施設、それから魚河岸なども当然関わってくる施設になってくるかと思います。これらは、当然、再開発と一体となって再配置や見直しが行われるというのも分かるんですが、逆に言うと、私の質問としては、それだけで足りるんでしょうかという点があります。当初は予定されていなかったですし、これも今後どうなるか、まだ確定はしていないかと思いますけれども、一部、居住棟もできる。当初想定していたよりも大きなビジネス棟もできるということになってまいりますと、当然、区として用意しなければいけない、備えておかなければいけない部分というのは、今の既存の施設だけでは賄えない部分が出てくるのではないかというふうに思います。
今回、あくまでここは都有地で、借地70年というふうに聞いておりますけれども、事業者が具体的な計画を実行していくことになりますが、やはりこれだけの規模でございますので、本区として、プラスアルファのこれがないと地域を維持していくため、発展していくためには厳しいのではないかというような要素があるのではないかと思いますし、先ほど吉田副区長のお答えにもありましたけれども、事業前も工事中も事業後も近隣に迷惑をかけないでとなると、当然、そのバッファーといいますか、余裕がなければならないというふうに思います。そういった観点で、今ある区有施設以外にプラスアルファで、土地や床面積、さらには何か行っていかなければならないサービス、そういった余裕みたいなものを取るお考えはないのかという点は、具体的な内容以前の問題としてお聞きしてまいりたいというふうに思います。
また、これから具体的な話になるということでございますが、事業者による計画概要の説明が決まった際に、一度、全員協議会で説明いただいたかと思いますけれども、今後、来年の夏に向けてにもなりますし、その後もそうだと思うんですが、改めて区や我々区議会と、公式、非公式を問わず、事業者や東京都と意見交換の場ですとか、調整の場といったものを設ける必要性があるのではないかというふうに個人的に思う部分もあります。そういった点に対するお考えがありましたら、お示しいただければと思います。
○吉田副区長
まず、バッファーみたいなものをという話ですが、実態的には、先ほど申し上げましたように、ある種の床をいろいろな形で取っていくというような中で、それは我々も逆に考えなければいけないですが、今のような貸館的なスタイルの社会教育会館でいいのかとか何かという部分も、これは議会と一緒にいろいろ考えていかなければならない問題はあるだろうと思っています。そういった部分を含めて、区の資産をここの中に参加させることの中で、当然のこと、旧来と同じ施設を造っていくだけではなくて、施設のありようについても我々も一緒に考えていく。その際には、まず空間で、ここではこういうものをやるというようなことをある程度決めながら、詳細については、間取りとか何かの取り方というのは、まだその後も検討は可能でございますので、そういうものを含めながら、おおよその位置とスペースというようなものが見えてくる段階で、正式に細かいところは決めていくとして、計画として少し柔軟に、この地域と地域周辺の発展を含めて、区として、どういうふうな形で床を持っていくかということについては、継続的に検討していくようにしていきたいと思っております。
率直に言うと、今の、例えば仮店舗A棟とか、それから公共施設として築地社会教育会館というようなものが、ああいうロケーションで、ああいうスタイルでいいのかというのは、やはり再検討する必要があると思っている。そういうものも併せて、区の内部の検討、議会の皆さんと一緒の検討、そうしたものもやっていきたいと思っております。その際に前提になっているのは、やはり交通がどうなるかというのが分からないと、絵の描きようがないところがあって、今、本当に私どもが必死に求めているのは、東京都に対して、とにかく高速晴海線、それから地下鉄の概要、それから緩傾斜堤防の整備のスケジュール、あるいは計画について、なるべく早く見せてくれないと具体的な検討ができないよということをやっておりまして、その部分で、ある種の停滞感があるということを報告させていただいているわけでございますので、その点は御了解いただきたい。
それから、基本的な協定締結前に、議会、地元を含めて、オープンな話合いをやってくれるよねということの御質問でございますけれども、それは当然でございまして、私どもも、実態的に地元という部分については、例えば築地、銀座、勝どき、晴海、それから豊海みたいな、いわゆる晴海通り沿線の地域については、地元との話合いをやります。しかし、この計画については、全区的な影響がある部分がかなり多くございますので、そういう部分については、区議会の皆さんの御意見を集約して整理して要望事項にまとめ、協定の締結の足固めにしなければいけない。そういう意味で、基本的には、議会にも、まち協にも何度も諮らせていただきながら、協定の締結というものを形成していく考え方でおりますので、オープンな会合については、何度でも保障をさせていただきます。
○田中(耕)委員
ありがとうございました。今、お話をお伺いして、改めて特に強調していただいたように、交通体系ですとか、このまちをつかさどるといいますか、基礎、基盤となる部分を明示していただかないことには、こちらとしても提案のしようが何もないというのはよく分かりました。
先ほどの土地の件に関しては、まだこれからですし、持っている施設はありますけれども、本区が何か特別大きな権利を有しているわけではありませんので、発言権がどこまであるかというのはあるわけですけれども、私がお聞きした観点としては、本区は、築地エリアも含めてですが、全区的に人口が増えていて、常にいろいろなところで出る議論として、様々な公共施設が足りないという一般論があります。当然、福祉施設も足りなければ、子育て、教育、学校施設も足りない。何なら本区の庁舎の移転先や仮移転先だって、できるならば、どこかで探さなければならないということがあって、話を大きくするつもりはありませんし、本題からずれるつもりはありませんが、つまり、何かしらの余裕があれば、様々な選択肢が取れるのではないかという意味も含めて、バッファーということをお伺いしてまいりました。
現段階では、まだそこまで具体的な話をする段階にはないということもよく分かりましたけれども、単に今ある施設を充実、拡充していくという観点ではなくて、難しいことかもしれませんが、時と場合によっては東京都や事業者と積極的な交渉をして、本区が必要である敷地や床、総合的なサービスを展開するための施設などができる種地などを何か得ていく必要性があるのではないかという点でお伺いをさせていただきました。現状については、了解をいたしました。今、お話をお伺いしまして、何か1つ物事が決まればどんどん次の段階に進むという状況は改めて了解いたしました。
吉田副区長からおっしゃっていただきましたように、本区だけではなくて、東京都全体の後世に残るかもしれない、残すべき重要な敷地、広大な敷地でありますので、後世の人に、子孫に恥ずかしいものを造ったというふうに思われないようなまちづくりに、区としても貢献できればというふうに考えております。ぜひともよろしくお願いいたします。
終わります。
○竹内委員長
室温が少し上がってきておりますので、上着の着脱等、個々にお願いいたします。
それでは、次の質問者の発言を願います。
○黒原委員
参政党の黒原です。よろしくお願いいたします。
私からは、まず資料1についてです。つくばエクスプレスの期成同盟会への参加ということで、端的にお伺いしたいと思います。
今後の方針で、さらなる早期実現を目指すということで、非常に盛り上がってきたなと、私も議員として参加させていただいて感じております。ほかの資料でも出ていましたが、2040年の開通を目指すというところは、地下鉄新線とのつなぎということになるかと思います。さらなる早期実現をという言葉について、晴海のまちができた中で、もっと早くできたほうがいいのではないか、まちづくり、まちの観点から見ますと、交通の充実というのは必要だと思っているんですが、そのようなことも意図しての思いなのか、まずは2040年というラインを絶対守っていくんだというようなことであるのか、ここに込めた思いというか、そのあたりをお聞かせいただければと思います。お願いいたします。
○吉田副区長
これは、前倒しであればあるほどいいと思っている。ただし、実は、鉄道事業に関していうと、事業者もさることながら、やはり国のほうの補助金が入らないといけないんです。そういうものがかなりの額、入らないとなかなかできない。そういう意味でいいますと、地域の連携を広げていったほうが、東京都の中だけの話ではなくて、例えばつくばが入ってくるということでもって、正直、つくばまで行きますと茨城県、埼玉県、千葉県と入ってまいりますから、そういったところも含めて、いろいろ広い範囲から広域的な鉄道として意義があるんだということを迫っていって、国の補助金を大量に確保していくということがなければ実現できない。2040年にこだわっているわけではなくて、前倒しが望ましいけれども、それの財務的な処置をきちんと取りたいということを含めて、この連携を考えているというふうに御理解いただきたい。
○黒原委員
御答弁ありがとうございました。なるべく早くというのは、恐らく皆さん共通の思いだと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
続きまして、資料2、東京エコサービスについてです。
こちらは昨年の会議の記録も確認いたしまして、剰余金についてですけれども、昨年は配当という形で最終的には区にも戻ってくるような形でということでございました。今回の当期純利益4億円弱というところですけれども、このあたりの扱い方等についてお聞かせください。お願いいたします。
○志賀谷中央清掃事務所長
当期純利益の件でございます。
こちらは、昨年も株式の配当金という形で区のほうに歳入がございました。今年度につきましても、昨年度より少し少なくなりますけれども、株主への配当金という形で区のほうに、金額で申しますと260万円が収入として入る予定でございます。
以上です。
○黒原委員
御答弁ありがとうございました。金額につき、承知いたしました。
そして、これに関連して、現在、大熊町との連携もやるという中で、東京エコサービスの仕組み自体が、ある種、エネルギーと利益も循環させるような感じで行われているのかなというふうに感じております。
そうした中で、大熊町について、若干議題みたいになってしまい、恐縮ですが、大熊町のほうでは、なるべく売電していきたいというような話もあり、一方で、東京都という枠組みの中で電力供給をされているということですけれども、このあたりの使い分けといいますか、コストベースなのか、意義的な意味のところでやっていくのかというところですが、既に東京エコサービスの事業の中で、多くの区施設にお願いしていますという中で、このあたりの議論というものを総会の中で取り上げていっているのか、もしくはお考えがあるのかどうかという点についてお聞かせいただければと思います。
○三留環境土木部長
東京エコサービスと大熊町の考え方でございますけれども、そもそも論が違っていると思います。東京エコサービスは、23区の清掃事業の中で出資をして行っている事業でございます。これは、ごみを燃やした際に生じる熱でできた電気を売るというようなサービスでございます。大熊町に関しましては、完全に協定で、大熊町が事業としてやるものに対しての一事業者からエネルギーを買うということですから、そもそも東京エコサービスの中で、大熊町の議題が上がるということはないですし、そもそもの事業が違うので、比較にならないのかなと感じているところでございます。
以上でございます。
○黒原委員
御答弁ありがとうございました。
すみません。議題で聞くべきだったかもしれませんが、電気の使い方という点で、こちらもある程度占めている部分がありますので、そのあたりの考え方の整理というところが今後出てくるのかなと思いましたので、質問をさせていただきました。また、別の機会でも伺っていきたいと思っております。
そして、前委員からありましたけれども、最後に、資料7についてです。こちらも大枠については理解いたしましたので、すごく端的なお話をさせていただければと思います。
資料の表のところで、事業予定者とは、以前出された要望書に対して協議は既に進めているというお話で、言い方はあれですけれども、都のほうはあまり具体化していかないような雰囲気だということですが、事業予定者から、区のほうで出された要望書に対して何かしらリアクションといいますか、どこまでのめるのかという言い方が適切かは不明ですが、ここはやれる、やれないといったような、それぐらい具体的な話というのがあるのかどうかについてお聞かせいただければと思います。お願いいたします。
○吉田副区長
今、事業者とも協議しているんですが、実は、事業予定者のほうも、先ほど申し上げた高速晴海線の計画線であるとか、緩傾斜堤防の整備スケジュールであるとか、そういうものが決まらないと、いろいろなものが組み立てられないので、事業予定者として都に働きかけもするけれども、区のほうからも都に働きかけてくださいよというようなことを含めて協議をさせていただいているのが実態でございます。
○黒原委員
ありがとうございました。
築地の再開発は、今年度中に計画、青写真を立てていきたいというお話があった中で、少し遅れているのかなという印象を答弁の中で感じたところでございます。非常に大きな話ですし、スタジアムの件とかもあって、個人的には、あれだけの土地を、自然を生かしながら、浜離宮等とのつながりもありますので、そうしたところを意識した形にぜひしていただきたいと思っております。大事な急ぐべき事業かもしれませんが、慎重な議論もぜひしていただきたいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
以上で質問を終わります。
○川畑委員
れいわ新選組、川畑善智でございます。本日もよろしくお願いいたします。私からも、資料7、築地市場跡地の開発に関する要望の合意に向けたスケジュールに関しまして、若干の質問をさせていただきたいと思います。
今朝も、私は用事があって築地場外の辺りにいたんですけれども、朝9時の段階で本当に人があふれかえっておりました。道路にはみ出すぐらいの人の数、観光客の数で、結構なことなんですけれども、今後の築地の開発ということで5万人規模のマルチスタジアムが建設される予定になっているわけなんですが、前委員のほうからも御質問がありましたように、交通問題はどうしていくのかというところが、本当に区としても心配になっているところだと思います。
私もいろいろと調べてみまして、鉄道事業というのは、おおむね前倒しになるということはほぼないんです。ほぼ後ろに遅れるというのが一般的でして、今回の臨海地下鉄新線につきましても、2040年代と最初は言われていましたが、現在は、半ばから後半ぐらいの開業スケジュールではないかと言われている状況でございます。しかし、スタジアムは、もう事業者が決定しておりますので、事業者側としましては、一刻も早く、建設が終わった段階で開業、運営したいというのは当然の道理でございまして、70年という借地の期限がございますので、一刻も早く営業、開業して採算を取って、収支をペイしていきたいというところだと思うんです。どう考えたらよろしいのかなというところで、先ほど吉田副区長のほうから、非常に社会的意義の大きな、本当にてんこ盛りの事業であり、その事業が近隣に御迷惑をかけるような形になるのは何としても避けなければいけないというお話がありましたので、私もいろいろと思ったんですけれども、事業者に、交通問題を営業はもちろん、開業とセットで、区として環境整備、やれる範囲は支援しますよと。
すみません。スタジアムとか、そういう中身の話ではなくて、要望の件に関しての問合せということで、お聞きいただければと思うんですけれども、区としての要望を今後、事業者とも取りまとめをされると思うんですが、その要望において、事業者側とそういった諸問題をしっかりと合意をした上で事業を進めるようにということで、かなりしっかりと念押しをしないといけないのかなというふうに思っています。そのあたりの区としての方針をお聞かせいただければと思います。
○吉田副区長
実は、これは大変やりにくい話ですが、同じ敷地に鉄道事業者が入ってきて、上に今度、道路事業者が入ってきて、そして、地表面に行くと民間事業者がいます。そのたびごとに区画をつくって工事をしていたら、何年かかりますか。実態的にいうと、どう考えても、一緒に造ってしまったほうが早いよね。経済的でもあるし、効率的でもある。安全性も高いだろう。そういう部分が、実際に具体的にできるか。今お話しのような部分でいうと、例えば地下鉄の駅は、駅そのものは整備しないけれども、トンネル部分としては掘っておくよとか、立て坑も2つ立てておくよとか、首都高の部分も高速道路と上の開発の上物と一緒に造ってしまうよとかいうようなことがあったほうが望ましいわけです。それは、我々にとっても、実は、あんなところで、3段階の工事を別々にやられた日には、とてもではないけれども、もちませんので、そういうものを一体としてできるような手法の在り方があるのかという部分も含めて、今、いろいろ調整をさせていただいているところでございます。
堤防でも同じでございます。何度か申し上げておりますけれども、この堤防は大事だと申し上げているのは、この建築エリア全部のところの工事の量を考えると、ここに工事資材を車で入れたら、どんなことになるんだと。これは深刻でございます。だから、資材や排出土などについては、川から出してほしいというのが我々地元として切実な要求でございます。そうすると、川から出したいんだけれども、堤防で塞いでしまったら出られないので、どこかで開門しておかないとまずい。そういう開門をいつ、どういう時期に、どこでやっているというようなことの調整を、民間事業者と、堤防をやる東京都との間でちゃんと呼吸ができていないと困ってしまうわけでございまして、そういった部分を含めて、トータルに効率的な工事と、スケジュールがどう立つかということを、今、総合的に追求させていただいているということでございます。
○川畑委員
答弁を御丁寧にありがとうございます。
先般、地下鉄でいうと8号線、有楽町線の延伸が決まりまして、もう工事着工、開始ということで、開業が2030年代半ばということですので、この勢いで地下鉄新線のほうもできるだけ速やかな着工にこぎ着ければいいなというふうには思っております。
以上で終わります。
○竹内委員長
それでは、議題、環境保全及び建設行政の調査について質問者の発言を願います。
○青木委員
それでは、私たちの会派かがやき中央からは、議題から3点質問させていただきます。私は、まず石川島公園の整備について、それから勝どきで行われております太陽のマルシェについて、ちょっとここで振り返ってみようということで幾つか質問をさせていただきます。
まず、石川島公園の整備ですが、これにつきましては、会派といたしましても、予算要望をずっと出してまいりまして、今年度、令和6年度予算に373万3千円、水辺環境の整備を検討する様々な調査費用としてつけていただきました。半年ほどたちまして、現在の状況について、今、この予算がどのように使われているのか、あるいは今年度中にどういうことが予定されているか教えてください。
○白石水とみどりの課長
石川島公園の検討状況でございます。
委員から御紹介ありましたとおり、予算額はおっしゃったとおりの予算でございまして、そちらの予算を使って、今、石川島公園の中で水辺環境の整備の検討委託ということで、308万円の契約額で検討を進めているところでございます。また、水辺環境の活用構想を策定したということもございまして、その中で、石川島公園をイメージしたもので、生き物と共生する憩いの水辺まちづくりといったコンセプトも掲げておりますので、こういったところを踏まえて、現在、検討を進めているところでございます。
およそ半年たった検討状況ということでございますので、申し上げますと、石川島公園に関しましては、相生橋を挟みまして佃三丁目からパリ広場にかけて、およそ800メートルぐらいございまして、さらにその先、中央大橋まで曲がっていくと、およそ200メートルですので、1キロぐらい全長がある公園でございます。整備に関しましては、平成の頭、平成2年に整備がなされた公園で、スーパー堤防事業と大川端の都市計画事業と併せて、まちと一体となって整備された公園でございます。およそ30年ぐらいたっておりますので、現地を委員も御覧いただいて、日頃から私どものほうにも御意見をいただきますが、やはり少し老朽化しているところもあり、例えば遊歩道のブロックが剥がれていたりとか、そういったところが目立つ。また、石川島公園は非常にグレードの高い親水空間がその当時に整備されておりますが、やはり経年劣化とともに、現状、鎖で規制されて使えなくなっている部分があったり、また、委員がずっとおっしゃっています生き物の環境というところでいいますと、いわゆる護岸を切り欠いた船だまりというものがございますが、その中の浮島にいるカルガモ等の生物、こういったものの空間に関しても、一部、その浮島が沈没したりして、少し整備が必要だというところを考えてございます。
いずれにいたしましても、延長も長い公園ですし、3ヘクタール以上ある公園ですので、一気に整備ということになると、また、これは非常に大変なところもありますので、現在は検討というところで、水辺の活用構想を踏まえて、様々なエリアのコンセプトをつくっているところでございます。例えば、にぎわいのゾーンですとか、憩いのゾーンですとか、生物多様性のゾーンですとか、そういったところを現況調査して、今後に向けて整備していくところでございますが、まず、河川管理者である東京都建設局の河川部との調整、また、海にも近いので港湾局とも協議が必要ということですので、まずは管理者同士の協議をスタートして、その後に生物関係の関係者ですとか、また、ある程度今回の検討委託がまとまったところで、地域の皆様に御意見を伺うというような形で進めていきたいと考えているところでございます。
以上でございます。
○青木委員
ありがとうございます。
日頃から私が要望しておりました相生橋下にありますカルガモのための浮島、確かに、今、これは夏の豪雨でばらばらになって使えない、沈んでしまったものも幾つかあります。最新の状況をお伝えしようと思いまして、この週末、日曜日に見てまいりました。それから、おっしゃったように、せっかくの親水エリアが、コケが生えて危険なために、現在、チェーンによって進入禁止になっている。それから、葦の群生です。ここがちょっと生え過ぎていて手入れが必要ではないか。今、1つ漏れていたんですが、喫煙室が造られておりますが、海に向かって、川に向かって開いていますので、風によっては副流煙がどんどん戻ってきます。この喫煙室についても問題はあると思っておりますが、大体の問題点については、今おっしゃった中に含まれておりますので、それを入れて引き続き検討していっていただきたいと思います。
気になったのが、今、その状況にあると。ある程度決まったら地域の皆さんの意見を聞いていきたいということなんですが、決まってしまったら、微調整はできますが、大きくは変えることができないということが考えられます。地域の皆さんは、中央区水辺環境の活用構想が令和5年7月に出たときから、これはホームページで公開されていますので、カルガモ愛好家の皆さんですとか、野鳥の会の皆さんがすごく楽しみにしていらっしゃるんです。ですから、できるだけ早く意見を聞いてくださいということは何度も私は言われておりますので、できれば一定の計画が決まってしまう前に、区のやり方、行政のやり方というのは、一応アイデアを、紙を出して説明していって、どう思いますかではなくて、ただ来ていただいて、皆さんの意見を聞いていただく。どういう公園が欲しいのか、どういう広場が欲しいのか、どういう施設が動物にとって、あるいは鳥にとって必要なのかということをゼロの段階からまずは聞いていただきたい。それを全部実現するということではなく、とにかく聞いていただきたいという要望を私はいただいてきておりますので、その点よろしくお願いいたします。
それから、最近、サウンディングという言葉がよく使われるようで、今私が申し上げたのは、個人の方々のほうです。民間事業者へのサウンディングというようなものは、これから行われるのかということを別にお聞きしたいと思います。
○白石水とみどりの課長
石川島公園に関しましては、今申し上げたとおりの検討状況でございまして、様々な声があると思いますが、そういったものを反映できる、まず素地をつくっております。設計、それから詳細設計と、今はまだ設計の段以前の検討になりますので、皆様の声を聞く機会というのは、また来年度以降設けていきたいというふうに考えているところでございます。
それから、民間事業者へのサウンディングといった言葉でございますが、おっしゃるとおり、今般、区のほうで進めている桜川公園のPark-PFI、こういった事業では、民間事業者のほうから手を挙げていただく事業ですので、区と民間事業者の対話ということで、一方的に聞き取るのではなくて、対話型のサウンディングをやりますが、今回の石川島公園に関しては、まだそういった段にはなっておりませんので、サウンディングを使った形でやるかどうかというところも、まだ決まっていない状況でございます。
以上でございます。
○青木委員
分かりました。
今決まっているのは、準備費用といいますか、整備調査費用として今年度373万3千円の予算がついているということです。今、もう一度確認してみたんですが、中央区水辺環境の活用構想については、具体的な日付や年代などは入っておりませんが、通常ですと、今年1年調査をしまして、翌年度から実際に一部、部分的に建設が始まっていくというようなイメージがあるんですが、その辺もう少しこの石川島公園の整備の具体的な計画について教えてください。
○白石水とみどりの課長
石川島公園の検討状況と今後の検討、方向性とスケジュール感でございます。
委員がおっしゃいましたとおり、水辺の構想をつくっていまして、構想というものですから、およそ10年から20年かけて、中央区の魅力、それから財産である水辺に区民の方により親しんでいただく、楽しんでいただくということで構想をつくっておりまして、その中では10年ぐらい、それからおおよそ5年ぐらいといったようなスケジュール感で検討の段を踏んでいくというふうに考えております。つくってばかりでなく進めていくという意味の足がかりで、今、石川島公園、第一歩を踏み出しているところでございまして、次年度以降に関しましても、石川島公園は本年度の検討を踏まえて、どのような形でやっていくかというところを、申し上げたとおり東京都の管理者がございますので、管理者間協議等を踏まえないと、区の思いもなかなか実現できないというのもございます。そういった検討に関しては、やや時間がかかるかもしれませんが、それに向かって整備を進めていきたいというふうに考えています。
また、では、ずっと手をつけないのかということではなくて、私の言葉が足りなかったかもしれないですが、できるところは整備だったり補修はしていかないといけないと考えています。もちろん、浮島のお話とかはずっといただいているところで、区も課題感を持っていますので、まず、できるところからの補修、また、当然、安心・安全というレベル感での最低限の遊歩道の整備、補修は順次進めていきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○青木委員
今、じっと見詰めておりましたら、気持ちを読んでくださって、お答えいただき、ありがとうございました。新たなものをつくるということになりますと、5年から10年というスパンはちょっと長過ぎると思っていたんですが、今、問題になっていることに関しては、手がつけられるところからやっていく。例えば、子供たちのための水辺と触れ合うことができる親水広場などは、清掃さえすれば、あのコケを取れば使うことができますし、それから、浮島についてもできますので、まずできるところから、今年度からでもぜひ始めていただきたいと思います。ありがとうございます。
それでは、太陽のマルシェです。
今回、なぜ太陽のマルシェを取り上げたかといいますと、この後、Park-PFIの問題をアルール委員のほうから質問させていただきますが、Park-PFIは、これまで公共の施設、公立の公園では収益を得る事業ができなかったというものが、収益を得ることができる。その前に、そこまで大きくはありませんが、中央区の場合、例えば具体的に言いますと、太陽のマルシェです。これは占用許可を中央区が出せば、つまり、中央区から占用許可を得ることができれば、利益を出すイベントをやることができるということになります。
そこで、太陽のマルシェ、もう大分期間もたっておりますので、お聞きしたくて、私は、調べたんですが、いつ始まったかという確実な数字が見つけられませんでしたので、まず勝どきの太陽のマルシェがいつ始まったかということと、当初の目的は何だったかということです。
それから、どんどん人気が出まして、今、100店舗ということだそうです。もともとは区内の出店者で始まったものが、今や出店者の多くは区外で8割程度だということです。百歩引いて、出店者は区外の方が多くても、来場者が区民であれば、区民のための、勝どきもやはり今のHARUMI FLAGのような時期があって新しくタワーができたときに、新しい住民の方と進めていこうということでつくられたと思いますので、当初の目的と現在の目的がどのようになっているかということをお聞かせください。
○池田管理調整課長
太陽のマルシェについてでございます。
太陽のマルシェにつきましては、いつからかというところで、具体的な日にちまでは分からないですが、規約等を拝見いたしますと、平成25年から実施されていると思われます。
目的につきましては、勝どきエリアの地域活性化またはエリアPR、地域住民との交流、来街者の促進等を中・長期的に図ることを目的としているということで、これは以前から変わっていないというふうに考えてございます。
以上でございます。
○青木委員
そこで、当初は2日間で約10万円だったものが、現在は、2013年からということで時間がたっておりますので、1日およそ10万円ということで出店料を出していただいているようです。主催者名は太陽のマルシェ実行委員会というふうになっておりますが、実態を見ますと三井不動産レジデンシャル、それから中央区が後援をしているということになっています。これについては、町会は関わっているのでしょうか。
○竹内委員長
ちょっと議題と違いますね。
○青木委員
これは駄目ですね。
○竹内委員長
すみません。青木委員、環境建設委員会ですので、公園の利用に関してとか、そういった角度でしたらいいですけれども、中身は地域振興ですとか、そういう別のものになりますので、区の事務事業としてではなくなります。そこは委員会の範囲でお願いできたらと思います。
○青木委員
もう一回言ってください。
○竹内委員長
区の事業としてやっていることではないので。
○青木委員
後援がですね。
○竹内委員長
公園の活用の観点でお願いいたします。
○青木委員
はい、分かりました。
ということは、中央区が占用許可を出しておりますので、区の事業ということになりますよね。なので、占用許可はどのような条件で出しているかということをお聞きいたします。
○池田管理調整課長
公園の占用許可についてでございます。
法の手続としましては、都市公園法あるいは中央区立公園条例に基づいて許可を下ろしてございます。公園の占用許可に関しましては、全て限定列挙されてございます。ただ、限定列挙されている中でも、やはり地域の特性であったり、事情であったり、部分的には、関係する、所管する自治体の判断に委ねられているところも、正直ございます。占用許可に関しましては、行為の制限という条文がございます。そこで限定列挙されている内容については、許可が必要であるということになってございます。
具体的に言いますと、先ほど委員からもありました興業を行うことであったり、展示会であったり、または映画等の撮影であったり、こういったものに関しては制限がかかってございまして、許可が必要ということになってございます。一方で、禁止行為というものもございます。こちらには占用許可が下りませんが、禁止であるということで、こちらも限定列挙されております。例えば、区の地域特性であります花火であるとか、自転車の乗り入れであるとか、そういった部分につきましては、各自治体それぞれの判断に委ねられているという現状もございます。ですので、占用許可につきましては、大きなところで言いますと代々木公園でサーカスをやっていたり、そういったものも興業の一部であります。そういった意味では、区独自で判断できないところに関しましては、同じような自治体、周辺自治体と情報交換をしながら判断するなど、そういった形で占用の許可を下ろしている状況でございます。
以上でございます。
○青木委員
許可について、分かりました。
内容を見てみますと、あくまでも主催者は太陽のマルシェ実行委員会、実態は三井不動産レジデンシャル、中央区は後援ということになっておりますが、私も毎回行っております。キッチンカーが増えたなというのは、もう皆さん感じていらっしゃることだと思います。逆に言えば、キッチンカーが人気で、あそこに列ができている。キッチンカーはいいんですが、キッチンカーがあるということは、歩道に面してガソリン発電機が設置されている。これが1つ目です。以前、事故があったと思うんです。中央区内ではないですよ。ガソリン発電機について、屋台で事故があったと思うんですが、この安全性です。
それから、既に区のほうには警告をしておりますが、点字ブロックがあります。ここでお見せすることはできませんが、キッチンカーが増えてきましたので、ちょっと邪魔になるといいますか、大きな花壇がありますよね。あれを移動して1つのラインに並べまして、そこに入れないようにチェーンがしてあります。そのチェーンの手前が点字ブロックなんです。御存じのように、点字ブロックには2種類ありまして、このまま進んでくださいという誘導ブロックと警告ブロックというものがあります。これは四角いものです。線ではなく四角いものの塊で、この場合は、ここから公園ですと。つまり、歩行者優先道路になりますという点字ブロックですので、ここで公園内に入る。しかも、ここは、ふだんは使っていらっしゃる方が多い。観光地ではないので、ふだん使っていらっしゃる方がいつものようにここを通っていって、警告ブロックのところから曲がれば駅に通じます。ということで入ろうとすると、チェーンにぶつかる。隙間はないです。チェーンにぶつかってしまいます。この点について注意をお願いしたのですが、この点について、どのような対応を区としては取っていらっしゃる、あるいは取ってくださっているのでしょうか。コーン自体に中央区水とみどりの課と書いてあるんです。コーンがないので、主催者の方が使っていらっしゃるのかもしれません。その確率が高いと思うんですが、いずれにしても、そこには水とみどりの課ということでコーンに書いてありますので、ぜひ、これは注意をする必要があると思いますが、いかがでしょうか。
○池田管理調整課長
まず、委員が先ほどからおっしゃっています実行委員会ですけれども、実行委員会の構成としては、勝どき西町会と三井不動産レジデンシャルという構成になっていますので、三井不動産レジデンシャル1社ではないということをあらかじめ御理解ください。
それと、今お話のあったとおり、公園整備を行う際には、それぞれ材料とか使う資機材とか、そういったものの配置図等を付していただきながら、安全性が取られているかということも確認してございます。それが申請どおりに使われてなく不適正な利用をされているということであれば、区のほうからも指導させていただいて、改善していただくように取り組んでございます。
委員から御指摘があったとおり、点字ブロックの上には物を置かないようにというのは、区のほうとしても、以前から指導をもちろん行っているところでございますので、そういったところを拝見されて、例えば区民の方からの声とかをいただいた際には、現地確認するなどしたり、事業者との調整を行う中で意見を伺ったりしながら改善をしていきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○青木委員
具体的なことをなぜお聞きしたかといいますと、問題があったときに、区民の方の御相談を受けまして、その場へ行きました。そこで、三井不動産レジデンシャルが筆頭ですけれども、実際に運営をしているのは別の会社であるということで、そこで出てきた名前はジェイアール東日本企画、フロンティアインターナショナル、トゥーリエなどが下請といいますか、得意な分野がありますので、それぞれが受け持っているようですが、これは土曜日と日曜日なんです。なので、役所はお休みなんです。そのときにどう対処すればいいかとなってきます。出ていらっしゃった方はみんな、ただ私はアルバイトです、アルバイトですとおっしゃるので、今日の責任者の方にお聞きしたいことがありますと言ったところ、なかなか出てこない。1時間ほどたって出ていらっしゃった方はいるんですが、私は責任者ではありませんので、申し訳ありませんが、お答えはできませんということになりました。
問題として考えられることは、土日のイベントの場合は、やはり責任者がどこであるかということ、それから、あれだけの大きいイベントですので、担当者は常駐すべきだと思います。一人は常駐、あとの方は常駐しなくても、連絡がすぐ取れる状況にあるべきだと思うんです。中央区が後援として入っておりますので、細かくお聞きをしているわけですが、この点については、中央区としては、実行委員会にどのようなアドバイスをなさっているのでしょうか。
○池田管理調整課長
このイベントの実行委員会、イベントの中での対応につきましては、許可としては区のほうも占用許可ということで、下ろしてはいますけれども、イベント自体の運営に関しては、実行委員会が行うべきというふうに考えてございます。
今、委員からお話があったことについては、機会を捉えて実行委員会の方にもお話をする機会があるとは思いますけれども、特に区のほうから実態的なものを調査するとか、そういったことは考えてございません。
以上でございます。
○青木委員
すみませんが、続けます。私は大事な質問だと思いますので、続けます。
○竹内委員長
青木委員、すみません。環境建設委員会ですので、太陽のマルシェの個別具体の運営に関しては、全く違う部門になりますので、環境建設委員会ではありません。
○青木委員
でも、水とみどりの課がいらっしゃいますよね。
○竹内委員長
公園の占用に関することでしたらあれですけれども、中の運営というのは個別具体な話になりますので、この部署ではありません。御理解ください。
○青木委員
どこの部署になりますか。
○竹内委員長
環境建設ではなくて、状況にもよりますけれども、地域振興ですとか、商工観光ですとか、そういった区民部の所管になると思いますので、その点御理解した上で、環境建設委員会の中での質問に替えてください。
○青木委員
でも、この占用許可証を出しているのは……
○竹内委員長
占用許可の件は公園の事業になりますが、今、運営の話に入っていますので、そこの部分については別の所管になりますので、十分に委員会の運営を御理解いただいて、質問をお願いいたします。
○青木委員
私は今回初めてではなくて、議事録を確認しましたところ、7年前に、やはり太陽のマルシェについてお聞きしておりまして、御答弁くださったのは水とみどりの課でした。その中で既に、当時は2日間で10万円という金額で、ここで利益を出す営業を行うことについてどう思いますかという質問をしたところ、理事者から、委員からただいま公園を例にとりまして、民間などに貸し付けるなどによりまして歳入を確保するという質問については、今後、民間の工夫の中で、これからも注目して見てまいりますと、注意をしてまいりますというお答えを得ております。
この7年前の私の質問と、今聞いていることはほぼ同じなんです。これからPark-PFIで公園を貸出しするということについても私は反対ではありませんが、やはりそこは公平性、あるいは、ある程度のルールというものが必要になってまいりますので、それについて今日は質問をしております。
笑うのはやめてください。私は大変真面目に聞いております。公園利用ということでお話を続けてまいりました。これがここで質問できないというのは大変おかしく思います。
○瓜生議長
すみません。今、るる青木委員の質問を聞いていて……
〔「時間は止められないんですか」と呼ぶ者あり〕
○瓜生議長
1点確認をさせていただきたいのは、青木委員は7年前の委員会でそういった発言ができましたよというお話なんですけれども、あくまでも委員会は正副委員長の仕切りで、その都度その都度、運営の仕方というか、正副委員長に議長として一任をしているものですから、今の、その都度、7年前の事例が参考になるかどうかというのは、また違う話であります。
青木委員は、今、委員長が再三言っているように、占用許可の面に関しては、環境建設委員会の中で、中央区が後援をしている三井不動産レジデンシャルと勝どき西町会に出しているという観点で、どのように思っているかというところまでは聞ける範囲だと、聞いていて思います。その中の個別具体的な話とか、運営だとかの話になってくると、やはり委員長の言ったとおりの部分があると思うので、その辺は納得していただければと思っております。
○青木委員
分かりました。
占用許可についてもお聞きしましたので、これはオーケーだということですね。それ以外でどこまで聞けるかということですが、これから民間活用、Park-PFIもそうですが、民間活用について、私は賛成です。ただ、それがすごく既得権になってしまったり、不利益を被るところが出てきたりという心配をしております。そこにルールは必要になってきますので、その都度その都度検討をしていく、それが私たちの役目ではないんですか。
私たちは、いろいろなところから区民の負託を得て来ております。だから、私の質問に対して、また青木がばかなことを聞いているという方もいらっしゃるし、笑っている方もいらっしゃいますが、私は地域の方からそういう質問もあって、ぎりぎりの線ですが、ここで聞かせていただきました。
委員長、すみません。ここまで質問ができましたので、ある程度分かる、私の中で結論は出すことができる、あるいは会派として話し合っていく情報は幾つかいただきましたので、ここまで質問を許していただいて、ありがとうございました。
では、Park-PFIにつながります。
○竹内委員長
質疑は終了でよろしいですか。
○青木委員
はい。一応、一人目は終了いたします。
○竹内委員長
それでは、質疑の半ばではございますが、暫時休憩したいと思います。再開は3時20分でお願いいたします。
(午後3時7分 休憩)
(午後3時20分 再開)
○竹内委員長
休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
次の質問者の発言を願います。
○アルール委員
質問させていただきます。先月の行政視察では、Park-PFIと市庁舎のZEB化を視察させていただきまして、視察地の選定から御調整、御準備、大変感謝申し上げます。有意義な視察でした。ありがとうございます。
議題からの質問で、前回の環境建設委員会、また、その前でもお伺いした桜川公園のPark-PFIについて質問させてください。
前回の環境建設委員会で、事業者公募の概要を御丁寧に説明していただきました。また、その際にいろいろ質問もさせていただき、丁寧な御説明もいただいております。私自身もこの公園を利用する一区民でありまして、四季折々、木々にも癒やされて、つい先月はキンモクセイの香りにも癒やされて、緑の少ない中央区の中で、特に子供たちにとっては、こういった公園が情操教育には欠かせないものでもありますし、また、自由に走り回れる大きな空間や遊具などがあり、健やかに成長する子供たちを後押しし、友達と一緒に遊び、健やかな人格形成の教育の場でもあるすばらしい公園だというふうに一区民としても思っております。
この大事な公園にPark-PFIを取り入れるということになりまして、本来であれば、昨年、事業者公募の予定でしたけれども、前回御説明いただいて、公園の重要性、そして区として初のPark-PFIということで、慎重に準備を進めるということで現在に至っていることも承知しております。そして、いよいよ9月にホームページにPark-PFIのことが載りまして、それにより、関心のある区民の方が大勢いらっしゃるかと思います。特に、多分気にされている方が多いのかなというふうに想像するのが、再整備範囲の公募対象施設の設置可能範囲です。ホームページや前回の資料の中で、設置可能範囲が赤色の点線で示されておりました。今まで何度もこの委員会では、区民1人当たりの公園面積が中央区はとても狭い、そして桜川公園は本当に重要なんだというお話を理事者の方々から何度も何度も伺っております。
今回のPark-PFIで民間事業者に求めるテーマの中に、子どもの遊び場・子育て支援の場の充実、そして、既存のみどりを生かした公園づくりが入っております。いま一度、区のこの公園の位置づけ、特に自由に使える広場空間についてのお考えをお伺いしたいと思います。
公募される事業者はホームページを見て公募されるわけではなく、もちろん担当の方々とお話をしながら、こんな公園をつくってくださいというテーマを御説明されていると思うんです。テーマに挙がっておりますので、この中の広場の重要性を、公募事業者の方々に行政側がどのような説明をして伝えているのかということをお示ししていただきたいというふうに思います。
そして、9月以降、ホームページ掲載後、区民の方から直接区へ何かお声などが届いていましたら、それなどもお聞かせいただきたいと思います。
○白石水とみどりの課長
桜川公園のPark-PFIについてでございます。
委員に御紹介いただいたとおり、前回の委員会、また、その前も含めてですが、Park-PFIは委員の方々からも様々御質問をいただいているところでございます。
現状は、委員から御説明がありましたので、私のほうが繰り返し申し上げるまでもないかと思いますが、まず3本柱、おっしゃったところの子どもの遊び場の充実は、昨今、中央区の人口が増えています。増えている中でも、特に子育て世帯の方々の流入も大きいというところで、公園に求められる区民のニーズは今以上に増していくのかなというふうに考えています。
また、緑の話です。桜川公園というだけありまして、桜をたくさん配植していまして、四季折々というお話がありましたが、桜の時期は、ある意味、あそこは花見で非常に重要に使っていただいている、地域の方にも親しまれている公園かなというふうに考えています。
また、現状、ちょっと弱いかなと思っているのが地域コミュニティというところで、公園のあるべき姿としては、様々な方が集い、その中で生きがいですとか、交流を図っていただくといったところもございまして、これはお子様のみならず、隣に敬老館もございますので、区民様々な方の活動の場として使っていただきたいというふうに考えているところでございます。
Park-PFIというのは、まず大命題として、公園の魅力向上を図りたいというのが区の方針でございます。魅力向上は様々ございますが、今まで一元的に公園を管理していた部分を、民間の活力を活用して、もう少し違った形で付加価値がつけられるのではないかというところで区のほうも検討に検討を重ね、オープンスペースの重要性は当然認識しておりますが、そういったものを踏まえても、やはりここで民間の活力を使ってみて、公園の魅力向上を図っていきたいというのが区の方針でございます。
広場に関してですが、現状も地域の皆様に行事等で使っていただいていますし、周辺の保育園等のお子様、それから、週末にかけても地域にお住まいのお子様であったりというところで、お子様に限らずですけれども、現状、様々な方が広場を活用して公園をお使いになっているというのは認識しております。事業者に関しましては、今、公募の設置指針を公表して、その前にも説明会を実施しまして、今申し上げた区の3点、必要性ですとか、広場の部分の確保というものは説明してきたところでございます。一方で、ここからは民間事業者の、ある意味、自由な発想の提案が出てくるのかなということがございまして、委員もホームページを御覧になったということで御紹介いただきましたが、御覧いただきますと、事業者の計画の募集が来年の1月末まであります。逆に言いますと、そこまでは事業者が桜川公園のより魅力のある使い方の計画を立てていく時間になるのかなというふうに思っています。
もう一つ、9月以降、問合せ等が来ているかということに関しましては、公園の現地の掲示板にもPark-PFIをスタートしますというのも掲示していますし、やはりホームページを御覧になったという方がいらっしゃいまして、ちょっと失礼な言い方になるかもしれないですが、今まで区のほうでは、地域の境にある公園ですから、そういった意味では、連携が若干薄いところかなというふうに思っていましたが、地域の方々が、ある意味、主導的に、公園のPark-PFIが動くのであれば、我々も民間の公園整備に関して、先ほど声の話がありましたが、声を出していって要望を出したいといったようなお話も実際ございます。
様々そういったところがございますので、民間事業者の決定については、2月、3月を予定していますが、今年度中に選定委員会を開いて、事業者の決定という段取りになっていくところでございます。区としても、今言った公園の施設の在り方の部分はしっかりと検討して、公園の在り方を、民間事業者の提案も踏まえて、より魅力ある、今以上に魅力ある桜川公園になるように努めていきたいというふうに考えているところでございます。
以上です。
○アルール委員
御説明ありがとうございます。既に、区民の方から参加をしたいなどというようなお声が上がっているということを伺いました。
事業者が決まった後、たしか公園連絡会というものを運営する予定になっておりますので、そういったところで地域の方がPark-PFIの事業者と共に、あの公園がより地域に根差した公園になるように、活動の場になるといいなというふうに私も願っております。
そして、住民の方々から私のところに上がってくる一番不安な声は、やはり広場の面積が、いわゆる赤線の設置可能範囲に入っているがために、あそこに何か収益施設ができてしまうのではないかというような大きな危惧を抱いているといったお声を頂戴しております。通常、普通の事業者であれば、もちろん人通りの多いところに何か収益施設を造るのが当たり前といえば当たり前ですけれども、区民の方々にとって、広場の中に造られるのではないかという大きな不安を持っております。そういったことについて、公募事業者の方々が公募をしたいという形でテーマを質問されるときに、行政側がどのくらい熱い思いで、この広場が大切なのだということを御説明しているのか、同じ質問になりますけれども、お聞かせください。
○白石水とみどりの課長
広場の重要性でございます。
御存じかと思うんですが、実は、あの広場も、隣にある敬老館の建て替えに伴って、仮設の施設、敬老館等複合施設があったものでして、今は隣に新設されましたので、ああいった広場空間が生まれているということで、非常に貴重な空間になっています。区としても、そこは区の施設の整備方針、公園の整備方針として、やはり広場の確保というのは重要かと思っています。民間事業者から自由な提案が出てくるのはあるんですけれども、その中で、得点制というか、選定委員会を基に、ある程度点数づけがなされて公募対象者の選定になりますので、そういった中で、区の方向性というのは選定の際にも反映できるのかなというふうには考えているところです。
また、公衆便所の施設の老朽化もありますので、そこの更新というのも区としては考えております。公衆便所は、広場とは全然違う新大橋通り側に位置していますので、イメージとしては、建て替えですから、公衆便所も更新となると、いろいろ事業性とか、コストの面でも、そちらのエリアのほうが、新大橋通りも幹線通りで歩行者も多いですし、そういう意味では、そちらのほうがよろしいのかなというのは区としても思っているところでございます。
いずれにいたしましても、区における桜川公園の広場の重要性というのは、これから民間事業者を選定していく中でも、ちゃんと把握してやっていきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○アルール委員
ありがとうございます。公募の際に、区が求めるいろいろなテーマに関してのポイント制というお話を頂戴いたしました。その中で、広場が大きなポイントを占めるような形で、すばらしい事業者が見つかるといいなというふうに願っております。
私からは以上になります。ありがとうございます。
○川畑委員
時間が非常に短いんですが、私からも桜川公園におけるPark-PFIに関して若干質問をさせていただきます。
昨年、今年と行政視察で、昨年は北長瀬未来ふれあい総合公園、そして今年は北九州市の勝山公園に視察をさせていただきました。本当にありがとうございました。大変勉強になりました。
その中で思ったことですけれども、昨年の北長瀬未来ふれあい総合公園の敷地面積が14.3ヘクタール、本年の北九州市の勝山公園が26ヘクタールということで、非常に広大な公園でございました。これだけの広さがあると、やはりカフェですとか、そういった施設が欲しいねというのが正直なところですけれども、桜川公園は、今回、Park-PFIを実施するということで、今、区のほうとしても動かれていますが、面積的には0.5ヘクタールということで、都心ですので致し方ない部分はあると思うんですけれども、この中でどうやって事業者として採算を取って、しかも利用する子供たち、保育園の園庭の代わりにもなっているような使われ方もしておりまして、敬老館の高齢者の方等も散歩等々されているのをよく見かけております。このあたりの使い分けといいますか、区の安全対策を含めて、方針というのはどういうところがあるのか、簡単にお聞かせいただければと思います。
○白石水とみどりの課長
おっしゃったとおり、都市型の、特に都心中央区で、0.5ヘクタールということがございましたので、公園の中での施設の配置というのは、民間事業者のほうも苦心するところかなというふうに思いますが、限られた空間の中で、先ほどの広場のお話もございますが、様々な機能を充実した魅力ある公園にしていきたいというところでございますので、その辺は御理解いただければというふうに存じます。
以上でございます。
○川畑委員
ありがとうございます。
私のほうからとしましては、できる限り広場の面積を削らないで、なおかつ事業者の収益性にも配慮した配置を重々御検討いただければと思っております。
以上で質問を終わります。ありがとうございました。
○竹内委員長
それでは、議題、環境保全及び建設行政の調査については、継続審査ということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○竹内委員長
第四回区議会定例会における委員長報告の取扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○竹内委員長
ありがとうございます。
それでは、これをもって環境建設委員会を閉会いたします。
お疲れさまでした。
(午後3時38分 閉会)
お問い合わせ先:区議会議会局調査係
電話:03-3546-5559