令和6年 子ども子育て・高齢者対策特別委員会(11月18日)
1.開会日時
令和6年11月18日(月)
午後1時30分 開会
午後3時 閉会
2.開会場所
第一委員会室
3.出席者
(9人)
委員長 太田 太
副委員長 高橋 元気
委員 海老原 崇智
委員 竹内 幸美
委員 ほづみ ゆうき
委員 墨谷 浩一
委員 梶谷 優香
委員 上田 かずき
議長 瓜生 正高
4.出席説明員
(16人)
田中副区長
平林教育長
大久保福祉保健部長
植木地域福祉課長(参事)
古賀子育て支援課長
金広保育課長
黒田放課後対策課長
左近士子ども家庭支援センター所長
田部井高齢者施策推進室長
阿部高齢者福祉課長
河内介護保険課長
渡瀬保健所長
武田健康推進課長
大熊地域保健担当課長
北澤教育委員会事務局次長
鷲頭学務課長
5.議会局職員
伊藤議会局長
小倉議事係長
後藤書記
林書記
6.議題
- 子育て環境の整備及び高齢者対策に関すること
(午後1時30分 開会)
○太田委員長
ただいまから子ども子育て・高齢者対策特別委員会を開会いたします。
議題の審査に入りますが、特別委員会の質疑につきましては、理事者報告に対する質疑と併せて行いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、初めに、理事者報告をお願いいたします。
○大久保福祉保健部長
1 福祉施設の指定管理者の評価結果について(資料1)
2 子ども家庭支援センター「きらら中央」日本橋分室の移設・拡充について(資料2)
○北澤教育委員会事務局次長
3 幼稚園預かり保育料等の改定について(資料3)
以上3件報告
○太田委員長
発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりですので、よろしくお願いいたします。ただいまの時刻は午後1時38分です。自由民主党62分、かがやき中央さん48分、公明党さん34分、立憲民主党さん34分、維新さん10分となります。
それでは、質疑に入ります。発言をお願いいたします。
○ほづみ委員
よろしくお願いいたします。私からは、まず資料1、福祉施設の指定管理者の評価結果についてお伺いします。
昨年度からの変更点において、利用者の満足度に関して、利用者アンケートの配布数に対する回答率が50%を下回る場合には、結果に限らず、最高の評価を4にするということでした。これは、対象を意図的に狭めるようなことをして、見た目の評価をよくするというような不適切な運用を抑止するという意味で、すばらしいことかと思っております。他方で、そういった位置づけにするからこそ、厳密な運用が求められるかと考えておりまして、この観点から2点お伺いをします。
1つは、児童館や敬老館のように、定員が明確にない場合の対象者の選び方や規模感という点です。例えば、21ページの新川児童館では、利用者数がおおむね7万5,000人に対して、配布数は161枚とあります。他の児童館を見ると、同じ数というわけでもなく、利用者数も比例しているわけでもなさそうです。この対象者の選び方ですとか、配布の枚数について、どのようなお考えなのかという点についてお伺いします。
もう一点、41ページのレインボーハウス明石は、利用者数が30名に対して、アンケートの対象者が44名となっております。これは、恐らく利用者本人だけではなくて、家族なども対象とされているのかとは思いますが、こちらを見る限りでは確認ができませんでしたので、この点についても教えていただけたらと思います。お願いします。
○黒田放課後対策課長
児童館の利用者に対するアンケートにつきましては、学童クラブの保護者と一般利用ということで、学童クラブの保護者の方に関しましては、今年度導入しましたコドモンを活用しながら、アンケートのお願いを配布させていただいております。また、一般利用の方につきましては、チラシを児童館に置きまして、今回のアンケートにつきましては、インターネットによる回答、それから紙による回答、2パターンを用意いたしまして、回収率の向上を目指して配布をしたところでございます。
以上でございます。
○大久保福祉保健部長
レインボーハウス明石の御質問がございました。
入所定員30人に対してのアンケートが四十数名ということですけれども、入所者は30名となっておりますが、この施設は、それ以外に短期入所とか、その他の施設もございますので、このアンケートの期間に利用した方にアンケートをしているというところで、入所者数と一致していないところでございます。
以上でございます。
○ほづみ委員
ありがとうございます。児童館に関しては、学童クラブの利用者の方と一般利用者の方、それぞれということで伺っております。レインボーハウス明石に関しては、利用者として、短期入所の方もいらっしゃるということで理解をいたしました。
対象者の選定というところに関しては、一般利用の方にもチラシを渡しているところであったのと、学童クラブの保護者の方というところですけれども、そこに関して、より広くお伝えいただくというところをやっていただくことによって、より公正な結果が出るのかなと思っております。
規模感というところに関しては、どういうタイミングですとか、期間ですとか、その辺のところについて、今年度どうやったという話になるかと思うんですけれども、そこについて1点追加でお伺いできればと思っております。
あと、属性の記載に関して、リハポート明石など、ほかの施設に関しては、対象入所者が何名ですとか、対象家族が何名ですとか、具体的にどういう属性の方に対して調査をしたかという記載があるところもありますので、そこは今後の記載をそろえていただけたらと思っております。
1点、先ほど児童館の対象者のところについて、もう一度お願いします。
○黒田放課後対策課長
児童館の利用者満足度評価の今回のアンケートにつきましては、令和6年2月11日から3月11日までの29日間ということで期間を設けさせていただいて行っております。児童館のほうでも、アンケートのお願いということで、なるべく機会を捉えてチラシを配布させていただいたりだとか、そういったことを行っているところでございます。
以上でございます。
○ほづみ委員
ありがとうございます。
では、次の質問にまいります。
次に、議題として、認証保育園の廃園に関する対応についてお伺いをいたします。
一部の認証保育園が年度末で廃園になるという話を伺っております。その場合、継続で保育園の利用を希望される方は、ほかの園に転園する必要があるかと思います。これには、事業者側が提案する連携園等に移るか、もしくは御家庭において新たに入園申込みをされるかというパターンがあるかと思います。前者の場合で対応できるのであれば特に支障はないかと思うんですけれども、今回のケースで伺っている話でいうと、同じ事業者の別のエリアの園を提示されるということで、移ることがなかなか難しいようなお話も伺っております。後者の新たに入園申込みを行う際には、現状では特に加点等もないかと思っております。この場合、利用希望のエリアの空き状況ですとか、申込みの歳児のクラスにもよりますけれども、十分に枠がないというようなこともあり得ます。この対応について、まず、どのような対応をやられているかというところと、あとは廃園されるという経営判断については致し方ないにしても、それによって利用者の保護者の方が不利益を被ることがないように、申込みに当たって何らかの加点をするなど、そういったことも必要になってくるかと思いますが、この点についての見解についてもお願いできればと思います。お願いします。
○金広保育課長
認証保育所の閉園が決まった場合に、区としてやはり考えなくてはいけないことは、まずは転園まで時間をしっかりと設けることですとか、先ほど委員から御紹介がありましたとおり、現在の利用者の受入先の確実な確保というところがとても大切だと考えております。今回、お話で例に挙がった件につきましては、それも委員に御紹介いただいたところではありますけれども、距離的に利用者の方には多少御不便が生じる方もいらっしゃるとは思うんですけれども、一応、登園先に希望すれば全員入れるという状況でございます。
また、御案内がぎりぎりになってしまったというところはあるんですけれども、今の11月の、4月の申込み受付ができる状況の中でございますので、今回のケースにつきましては、今の制度のシステムの設計の中で、特に加点ということは設けず対応していく考えでございます。まず、事業者に対しましては、改めて御利用者の方に丁寧に説明して、しっかりと対応していくように指導してまいります。
全体的な話になると、廃園を検討している場合というのは、一定の時間をかけてお知らせし、保護者の方に転園に向けた期間をある程度準備していただく、または今回のように確実に入れるような受皿を確保していくなど、しっかり事業者に検討していただきたいということを日頃から指導しております。その上で、地域的な空きや受皿の確保の状態であったりですとか、保護者への周知の時間、期間とか、あとは閉園の時期等を総合的に踏まえて検討し、対応すべき場合があるケースにつきましては、その都度対応していく考えでございます。
以上でございます。
○ほづみ委員
ありがとうございます。まず、この事情については、既に御認識いただいて、対応いただいているということで理解をいたしました。
現在の利用者の方の中で、新たに申し込まれる方もいらっしゃるということで伺っておりますので、そういった方については、丁寧な説明と情報提供について引き続きお願いできればと思っております。
また、加点の部分に関しては、継続して御検討いただけたらと思います。既に御認識もあるかと思いますけれども、いわゆる認可保育園にも空きが出たことですとか、先日報告いただいているとおり、本区において独自に実施してきた認証保育園への補助も段階的になくなるといった背景もありまして、認証保育園が廃園になるというケースについては、今後も発生し得るものかと思っております。そういったケースで利用者の方が不利益を被らないように、ぜひ配慮を御検討いただけたらと思っております。
次に、学童クラブ、プレディに関する部分について幾つかお伺いします。
まず、現在の利用状況への認識という点です。
昨年度までの学童クラブの定員は、4月当初からほぼ空きなしで、費用負担が相対的に大きい民設民営の学童クラブが一部空いているという状況であったかと思います。一方で、今年度、新たに小学校内学童クラブが設置されるようになりました。その状況を見ると、晴海西小以外の3校については、年度当初時点で空きがあって、現在、ウェブサイトに掲載されておりました10月時点の空き状況を見ても、ほぼ同じような空き状況かと思います。児童館学童には相応の待機児童が発生しているということ、また、今後、利用の希望はあるものの、どうせ無理だろうと諦めて申し込まなかった潜在的な利用希望者もいるであろうことを踏まえると、4月当初の時点では空き状況があったとしても、徐々に埋まっていくものかなと推察していたので、現在、空き状況がまだあるということについては、意外なところですけれども、この点について、どのような認識をされているかという点についてお示しいただけたらと思います。お願いします。
○黒田放課後対策課長
学校内学童クラブの空き状況につきましては、今、委員が御案内のとおり、4月当初から、晴海西小学校学童クラブを除いて、空きがある状況となっております。確かに、11月時点で見ましても、それほど大きく空き状況については変わっていない状況であるところでございます。
今回、年度当初から、プレディプラスということで、プレディと学童クラブを一体的に運用していく中で、活動自体は一緒ですけれども、それぞれの中身の違い等も各御家庭で御判断いただく中で、それぞれどちらか選んでいただいているというふうに認識しております。
いずれにしましても、一体的にお子さんが楽しくプレディプラスで活動されている中で、夏休み等を過ぎまして、塾ですとか、新たな生活のスタイルが変わっていく中で、参加型のプレディを選ばれている方もいらっしゃるのかなというふうに考えております。プレディプラスにつきましては、極力同じような活動の中で一体的に運営していく中で、それぞれのお子さんが充実した活動ができるように、区と事業者とで調整をしながら行っているところでございます。
以上でございます。
○ほづみ委員
ありがとうございます。現状について、お示しいただきました。
利用者の方が希望される場所を利用できているという状況であればよいかと思っておりますが、気になっているところは、小学校内に学童クラブがあるという概念が十分に浸透していないような面も、もしかしたらあるのかなと気にしております。新1年生に上がる段階の御家庭ですと、これからの応募という形になるので、まだ認識がないというところもあるかもしれないですけれども、そういった方について、最近お話しする機会があった場合にも、そもそもプレディプラスというもの、学校内に学童クラブがあるというところについて認識を十分お持ちでない方もいらっしゃいますので、今後の部分に関して、ぜひ周知というところについて機を見てお願いできればと思っております。
また、既存のプレディの利用者の方についても、改めてプレディプラス、学童クラブのようなものも同じ施設の中で利用ができる、しかも定員が空いているということについては、定期的に周知いただけたらと思っておりますので、そこについては、ぜひ引き続きよろしくお願いいたします。
次に、今後の民設民営の学童クラブの設置についてです。
現在、策定中のこども計画においては、様々な事業について、現状から、最終年度である令和11年度に向けての目標値が設定されております。全体の学童クラブのクラブ数について、令和5年度実績では27クラブ、これに対して令和11年度の目標値としては33クラブという数字があります。これは、恐らく小学校学童も含めた数字と思われますが、今後の見通しとしては、2025年4月にプレディプラスを新たに3校、2026年度には新たに6校の導入が見込まれているかと思います。要するに、現状から、少なくとも9クラブは増えるのかと思いますけれども、先ほどの27から33という目標値でいうと、差引き6しか増えていないところですが、この数字はどのように考えればよいのかという点についてお願いします。
また、同じページの中で、民設民営の学童クラブの誘致についてもお願いします。
令和5年度の時点では1、これに対して、令和11年度では8という数字があります。こちらも、今後はさらに誘致を進めていっていただくというような部分かと思いますけれども、今後の計画の見通しというところについても、お示しできるものがあれば、いただけたらと思っております。よろしくお願いします。
○黒田放課後対策課長
今、策定中の(仮称)中央区こども計画の中の重点事業として記載させていただいているものでございます。こちらのクラブ数ということで、1施設当たり1クラブのところもあれば、最大では3クラブ、晴海西小学校の学童クラブについては4クラブということで想定をしていく中での数字となっております。
この中で、今回お示しをしている中でのクラブ数につきましては、当然、プレディプラスを実施していく中で、学童クラブ数として増えていく部分を入れているものでございます。民間学童クラブにつきましても、クラブ数ということで表示をさせていただいておりますが、プレディプラスを導入していくに当たりまして、民設学童クラブもまだまだ待機児童が多い地域もございますので、待機児童の状況等を勘案しながら、必要なところに必要な対策を取っていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○ほづみ委員
ありがとうございます。
民設民営の学童については、今後も取り組んでいただくということでした。この誘致に関しては、御認識ももちろんあるところかと思いますけれども、晴海エリアにおいては、児童館学童、小学校学童が足りていないような状況にあります。他方で、既存のベネッセ学童クラブ晴海では、まだ相応の空きがあるような状況だと思います。場所の問題であるのか、価格の問題なのか、希望者のニーズを捉えた上で、今後のさらなる展開にぜひ期待をしているところです。
次に、特認校へのプレディの展開という点です。
先日の決算特別委員会での質疑において、プレディのない学校においても放課後の居場所が重要であるですとか、早ければ令和8年度から、その確保の見通しが出てきたような旨のやり取りがあったと記憶しております。これは、以前から要望してきております特認校におけるプレディもしくはプレディプラスの話かと思いますけれども、その理解でよいかというところ、また、その後の進捗などがもしあれば、お示しいただけたらと思います。お願いします。
○黒田放課後対策課長
特認校におけるプレディの実施につきましては、委員御案内のとおり、今、プレディを実施していない特認校につきまして、これまでも活動場所の確保につきましては、学校と様々協議をしてきたところでございます。今年度に入りまして、活動場所について、一部の学校で一定程度確保のめどが立ったところから、運営等について、今、詳細に学校と協議を行っているところでございます。
そういった中で、可能な学校につきましては、早ければ令和8年4月から、放課後の居場所ということでプレディを実施したいというふうに考えているところでございます。まだまだ解決しなければいけない課題もありますけれども、引き続き学校と調整をしながら、実施に向けて努力していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○ほづみ委員
ありがとうございます。先日のやり取りについては、特認校であるというところと、具体的に検討いただいているということで理解をいたしました。
特認校へのプレディの展開という点については、我々の会派ももちろん、他の会派からも要望のあったところと認識をしております。また、各学校の保護者の方からも、直接要望をいただくことも過去に何度もありました。ぜひ着実に進めていただけたらと思っておりますので、今後の報告をさらに楽しみにしております。
次に、先ほどの質問でも一部触れましたが、策定中のこども計画についてです。
まず、計画全体に関わる部分としまして、本計画を策定する福祉保健部と、他の事業部との役割分担という点について、福祉保健部としての御認識をお伺いできればと思います。
計画というものは、何らかの新たな理念に基づいて、これから実施することを書いてあるものかと思います。そして、現時点において、既に様々実施されている事業がもちろんあることから、計画を進めていくということは、新たな理念に基づいて、既存の事業の見直しをしていくことや、これまでなかった新規の事業を行っていくということになろうかと思います。この場合、これらの既存の事業の見直しや新規事業の実施の担い手は、計画を策定している福祉保健部なのでしょうか。それとも、既存の所管の考え方などに沿って、それぞれの事業部で行っていくべきという考えなのかという点についてお伺いできればと思います。
今回の計画においては、昨今のこども家庭庁の創設に端を発するような様々な政府の動きを反映しているものですけれども、その大きな変化の部分としては、現在の計画がおおむね赤ちゃんから小学生までを対象としていたということに加えて、その対象を若者にまで広げている点と認識をしております。この結果として、過去の計画にはなかった部署ですとか、事業ですとかについても、計画内に含まれる見込みとなっておりまして、この点について他の委員会でも若干触れましたけれども、改めて整理しておくべきと考えるために、お伺いするものです。よろしくお願いします。
○大久保福祉保健部長
(仮称)中央区こども計画における、ほかの部署との役割というところでございます。
計画策定については、御承知のとおり、福祉保健部が中心となって計画策定、そして事業の取りまとめ、そして評価などを行っておりますけれども、これを策定する会議、子ども・子育て会議におきましても、例えば教育委員会の職員も入っていたりとか、例えば委員においても民間の方で青少年委員の方に入っていただいたりとかということで、決して福祉保健部だけではなくて、子供を取り巻く環境についての取組を全体として捉えるという観点から、委員構成、そして、その内容も整理しているところでございます。そうした状況から、やはりこれまでも、例えば、少し事例は違いますけれども、子ども・子育てについては、全庁を挙げて待機児を中心とした対策を講じてきた。これも本区内におきます子育て支援対策本部という全庁を挙げた体制で実施してきたところでございます。
このように、やはり子供を取り巻く環境というのは、例えば公園一つとっても、福祉保健部だけでは解決できないものもございますし、保育所の整備も福祉保健部が声を上げながらも、例えばまちづくりの中で再開発の機会を捉えて整備したりというところで、その他の部署が関連しながら取組を進めていく必要があるというところから、これは全庁を挙げて取り組むものとして、現在も行っておりますし、今後も子供を取り巻く環境全てについて、やはり全庁を挙げて必要な部署と協議しながらやっていくべきものというふうに捉えているところでございます。
以上でございます。
○ほづみ委員
ありがとうございます。全て福祉保健部で行うということではなくて、それぞれの事業部において全庁的に行っていただくという考え方について、改めて確認をさせていただきました。そちらについても、引き続きよろしくお願いいたします。
次にお伺いいたしますのは、先ほど確認させていただいた点と関連しますけれども、この計画における若者というのはどこまでを指すのかという点でございます。狭く捉えるとすると、中学生、高校生までを指すものかと思いますが、一方で、この計画の現状の案、計画案を見ますと、商工観光課とかで所管する就職の面接会ですとか、起業家塾ですとか、そういった事業も含まれておりまして、これらの対象は少なくとも中高生ではないと思っております。この範囲を、例えば10代までとするのか、20代までにするのかといった議論については、この計画の中にどういった内容を記載するべきか、今の記載で十分か不十分かというところにも関わってくるもので、少なくとも計画の策定までにはそこをはっきりさせる必要があろうかと思います。
先日の子ども・子育て会議においても、委員からの指摘もあったかと思いますが、その考え方について伺えればと思います。お願いします。
○古賀子育て支援課長
こども計画の対象の年齢についてです。
これは国のほうでも示されているところではあるんですけれども、いわゆる子供といったときには、乳幼児期から学童期、それから思春期、中学生からおおむね18歳までという言い方をしています。一方、御指摘のあった若者というところでいいますと、思春期、青年期、おおむね18歳から30歳未満までというところで言っていますので、施策の対象となる年代、世代については、こういった認識でいるところでございます。
以上でございます。
○ほづみ委員
ありがとうございます。そちらについても、国の計画等には記載もあるところかと思いますけれども、中央区の計画の中にもぜひ記載いただけたらと思っておりますので、そこは御検討いただけたらと思っております。
次に、こちらも先日の子ども・子育て会議に関する話ですけれども、紹介いただいた子供向けのパブリックコメントについてです。
計画の策定に当たって、子供たちからも意見を出しやすくするように、計画の簡易版を作成するということで、これは当事者の声をより聞きやすくする取組として、他の自治体でも行われているようで、すばらしいことだと考えております。その上で、ちょっと細かい点についての確認です。
1つは、その実施方法についてです。
資料で言及があったのは、計画の簡易版の作成というところでした。とすると、パブリックコメントの提出方法としては、今までの大人用と言ってよいのか、通常のものを利用するということなのかという点。
もう一点は、区立の小・中学生以外への周知という点です。
区立の小・中学生に対しては、計画の簡易版をタブレットを通じて周知されるという記載があったんですけれども、そのほかの手段としては、区のホームページですとか、SNSというような記載があったかと思います。これ以外の周知について御検討されているものがあれば、お示しいただけたらと思います。お願いします。
○古賀子育て支援課長
計画のパブコメですけれども、今、御紹介のあったとおり、子供に分かりやすい形で、なるべく意見しやすいというか、エントリーしやすいといったことに配慮していきたいとは思っているんですが、実施方法につきましては、区立の小・中学生については、タブレットを使って配信できたらと。そこに資料と案内、それからURLをそこに貼り付けまして、通常のホームページというか、意見を書き込めるところに誘導するというようなことで考えているところでございます。
区立以外の学校というところでいいますと、なかなか限界がありますので、個別には難しいですけれども、これは区の広報媒体を使ってやらせていただくのと、あとは児童館ですとか、子供が来る施設、親御さんも含めてですけれども、そういった施設に掲示をするですとか、そういったところでアクセスをしていただければと思います。会議のほうでも、私立に行っている子供へというところがありましたけれども、区としてできるところは、そういったところかなと思っております。
以上でございます。
○ほづみ委員
ありがとうございます。
アンケートを実施する際には、区立の中学生は、もともとタブレットが想定であったんですけれども、無作為抽出でのはがきですとかの対応もいただいたと認識しております。全ての中高生とまでは言わないにしても、一部抽出で直接はがき等を送るですとか、そういった取組とかはできないでしょうかというところが1つ。
あと、すみません、パブコメの手段に関しては、どのような形でやられるのかという点について、お示しいただけていなかったかと思いますので、改めてお願いできればと思います。
○古賀子育て支援課長
区立の学校に在籍している方以外で、高校生だとかは抽出して、はがきでやったんですけれども、アンケートを取った際に、メールアドレスをいただけたかと思います。こういったものができたときに発信をしてほしい、教えてほしい、そういった方には、こちらから今回のパブコメの情報を提供していきたいというふうに思っています。
実施方法につきましては、デジタル、先ほど言ったホームページにアクセスできるURLをつけますので、子供たちはタブレットからそこにアクセスして入力していただく、あるいは別に紙でも全然構わないですけれども、やっていただくことはできますので、通常の手法でエントリーしていただくということを考えています。
以上でございます。
○ほづみ委員
手法については、今の通常のものを利用されるということで理解しました。あとは、別途、以前に回答をいただいた方にはメールでも送られるということで理解をいたしました。
どういった形で周知ができるかというところは、できる限り数を集めるというところが大事かと思いますので、そこについてどういうことができるかというところは、ぜひさらに御検討いただけたらと思っております。
また、パブリックコメント実施に当たっては、具体的にどのような属性から、どれぐらいの意見があった、何件ぐらい意見があったのかという点についても把握しておくと、より今後の施策についてもよいかと思いますので、この点についてもぜひ御検討いただけたらと思います。
最後に、これも計画に関連する話ですけれども、幼稚園の定員と今後の対応という点についてのお伺いです。
幼稚園の入園者に関しては、最近、減少傾向にありましたけれども、給食の提供ですとか、延長保育の充実などの施策によって、申込者の減少に歯止めがかかっている旨の報告が先日あったことを認識しております。こういった施策の結果なのか、次年度の申込みにおいて、日本橋幼稚園に関しては、既存の定員を超えたことで、定員枠を拡大しても対応ができないことから、抽せんを行う旨が教育委員会において報告されました。今回は1園のみでしたけれども、将来的には、このようなことが今後も生じ得ることがあるかと思います。抽せんというと、小学校の特認校が思い浮かびますけれども、こちらの場合は、まず学区内の小学校があった上での抽せんです。幼稚園においても通園区域というものがあって、基本的には、その区域内からの申込みであって、この場合、抽せんで落ちた場合の扱いについて確認できればと思います。お願いします。
○鷲頭学務課長
幼稚園におきまして、入園の際に抽せんとなりまして、残念ながら当選されなかった方への対応というところでございます。
こちらにつきましては、私ども幼稚園の関係で申しますと、近隣の他園を御案内するような形にしております。今回の例で申しますと日本橋幼稚園ということでございますので、同じ日本橋地域内の最寄りの園ということで鑑みますと、距離的には、恐らく久松幼稚園ですとか、有馬幼稚園といったところが挙げられるかと思いますが、どちらの園も、今回、日本橋幼稚園で残念ながら抽せんで、今、補欠状況になっている方々に対して、その人数全てが入ってくる余力はある状態でございますので、こういったような形で、私どもは御案内を差し上げているところでございます。
私からは以上でございます。
○ほづみ委員
ありがとうございます。落選された方には近隣の幼稚園を紹介されるということでした。こちらについて、抽せんに関しては、先週、11月14日に行われている旨がホームページに掲載されていることを確認いたしました。
こちらについては、既に周知をされているところかと思いますけれども、そういった方に関しては、別の園に移りますということで御理解いただけているところなのかというところが1つ。
あと、通園区域という考え方について、念のために確認できればと思います。必ずしも学区のような、ここからではないと申込みができないというものではないのか、原則として通園区域を設けているのかですとか、その位置づけに関して、今回、事情はもちろんあるかと思うんですけれども、通園区域を越えて入園されるということになるかと思うんですけれども、そこの考え方についてもお示しいただけたらと思います。お願いします。
○鷲頭学務課長
まず、日本橋幼稚園で、現在、補欠状況の方々からの御意見でございますけれども、私どもから通知はお送りしております。それについて、現在、私どもに明確な御回答は、残念ながら、まだタイミング的にいただけていない状況でございます。このあたりは、今後、皆様から御連絡があるかということもあろうかと考えておりますし、また、日本橋幼稚園も含めまして、幼稚園ですと、様々、他施設も比較して検討されながらということで、繰上げということは今後も十分にあり得るところでございますので、年内を含めまして、一定の時期に最終的な決定をするに当たっての入園の状況ということで反映するものであると認識しております。
また、通園区域の位置づけでございます。
基本的には、中央区の幼稚園については、おおむね併設する小学校と重複する形での通園区域設定がなされております。ただ、ここにおいて小学校との大きな違いということで申しますと、小学校は義務教育でございますので、私ども中央区教育委員会の規則におきましても、通学区域という部分については、明確に町丁目、場合によっては番号別に定めているところでございますけれども、通園区域については、義務教育ではないということもございますので、私どもは、先ほど申し上げたように、基本的には併設小学校と重複する地区を指定するものでございます。原則としては、その通園区域内に居住される方については、指定園となる園に入園をしていただくということが、まず大原則にはなってまいります。ただ、一部の小学校におきましては、例えば常盤小学校ですとか、城東小学校については、併設する幼稚園がございません。これについては、阪本小学校も同様でございます。こういったところについては、最寄りの幼稚園を指定園と同様の扱いにして対応しているところでございます。
こういった部分を含めまして、義務教育である小学校の通学区域と、義務教育ではない幼稚園の通園区域という部分については、大きく違うところがございますので、そのあたりは我々幼稚園の御案内などを含めまして対応しているところでございます。
以上でございます。
○ほづみ委員
先週、抽せん結果が出たということなので、これからというところになるかと思います。そちらの対応については、丁寧にお願いできればと思います。
通園区域の考え方についてお示しいただきまして、ありがとうございます。義務教育ではないというところで、小学校と位置づけが異なるということで、おおよそ理解をさせていただきました。
今後、ほかの園でも同様に、定員を超えるような申込みが出てくる可能性もあるかと思いますので、その考え方ですとか、抽せんに漏れた場合の対応ですとか、その辺については、今後も重要というところで、ぜひお願いできればと思っております。
私からは以上です。
○墨谷委員
私のほうから大きく2点、前委員のほうからもございましたので、角度を変えて質問をさせていただく部分もございます。
先ほどもございましたが、令和7年度の区立幼稚園の新入園児童の抽せん結果ということで、補欠が5名ということで抽せん結果が出ております。日本橋幼稚園は、調べましたら、地域行事への参加や季節行事などを通し、日本の伝統文化体験、地域や保護者の力を活用した楽器演奏、お茶会などの体験、また、併設小学校との連携ということで人気があったということなのか。また、明年に向けて、教育委員会、また幼稚園関係者の皆様のお力で、幼稚園の時間の延長に取り組まれているというふうにも認識しております。他の園の入園状況について、また、今回の日本橋幼稚園の定員を上回る申込みについての分析について、どのように本区として考えられているのかお願いいたします。
○鷲頭学務課長
まず、日本橋幼稚園の抽せんに至った原因、理由の分析という点でございます。
日本橋幼稚園におきましては、いろいろと特殊要素もあったりするところではございます。まず、全園に共通しての部分で申し上げますと、全園において預かり保育を開始したことによりまして、預かり保育室を専用に設ける必要が出てまいりました。それによって、保育室が、端的に申しますと、1つ、そのための保育室に充てる必要があるということで、この部分で、まず、スペース的に一部屋は完全に使えなくなるところでございます。幼稚園によっては、預かり保育に従事する方々の事務スペースですとか、用具の関係での場所提供なども必要になってまいりますので、場合によっては、それ以上に数が減になってくるという物理的な制約を伴う点が1点ございます。それと併せまして、現在、これも全体のお話で申しますと、今年度から、幼稚園も含めまして、こども園ですとか、保育所も含めまして、配置基準が変更になっているというところがございます。具体的には、3歳児は、これまでは幼稚園教諭1人に対しまして園児を20名見ることができていました。4・5歳児については30名まで見ることができていたところでございます。これが、それぞれ15名、25名ということで5名ずつ減少になっております。ということは、端的に申しますと、例えばこれまで40人であれば、ぎりぎり2学級に収まっていたところが、3歳児の場合で申しますと15、15、10ということで3学級が必要になってくるというような形で、簡単に申しますと、同じ園児数であっても、より学級の数が増える可能性が出てきているところでございます。こういった部分に対応するために、私どもといたしましては、幼稚園の学級編制基準の中で、特に必要と認める場合について幾つか例外を設ける中で、最大で25人までは学級の人数を引き上げることが可能な形で対応しているところでございます。また、そうしたことで対応しながらも、それで対応が間に合っている幼稚園もあれば、間に合わなかった幼稚園もある。冒頭で申し上げました日本橋幼稚園の特異な状況というところで申しますと、さきに、私ども教育委員会から、日本橋小学校におきましては、今後、先をめどにして日本橋小学校内に特別支援学級を増設しますということを御説明差し上げているところでございます。それに向けた工事等が順次進んでいくような状況でございまして、まず取っかかりとして、幼稚園の部分のスペースを一部、小学校用に転用するような形で対応が必要になっているところでございます。これによって、これまでおおむね、日本橋幼稚園においては、3・4・5の各歳児において2学級ずつスペースを使えていた部分が、ほぼ1つずつの、1学級ずつのスペースになってしまった。単学級になっているというような状況がございます。こうした部分で、最大限にいろいろな制度等を加味して対応していたところですけれども、日本橋幼稚園の通園区域内にお住まいの方の幼児数というのも、いろいろと状況がありながらではございますが、増えているという状況でございます。こういった状況がある程度我々は見えていましたので、令和6年度当初において、日本橋幼稚園及び日本橋小学校の通学・通園区域の一部を常盤小学校の側に移動するような形で変更をしたところでございますけれども、そういった部分を超えるような形で、日本橋幼稚園については、今回応募をいただいたという状況でございます。
ただ、先ほど委員からも御案内がございましたように、幼稚園におけます弁当給食ですとか、預かり保育の実施、また、その実施時間について来年度から午後6時まで延長していくという方向性の打ち出しを行ったところでございますので、こういった部分を魅力に感じた保護者からのお申込みも一定程度いただいたものと認識しております。
我々といたしましては、幼稚園を含めまして、保育園をはじめ、区内の幼児教育を経たお子さんに、ぜひ区立小学校に入学していただいて、その円滑な接続に役立てればと考えているところでございます。
以上でございます。
○墨谷委員
御丁寧な御答弁ありがとうございます。今回の日本橋幼稚園のそういった分析などをお聞かせいただきました。様々、明年に向けての午後6時までの時間の延長、また弁当給食など、魅力が増してきているといったお話もありました。また、教育委員会をはじめ、幼稚園の関係者の皆様の努力に対して感謝申し上げたいと思います。ありがとうございます。
次に、質問が変わります。ふくしの総合相談窓口でございます。
今年の4月1日より、ふくしの総合相談窓口ができました。私も1回、一緒に相談者に連れ添って行くことがございました。ふくしの総合相談窓口でございますが、福祉に関して、年齢、属性にかかわらず、様々な不安や困り事を一旦受け止めて、関係機関と連携して解決に向けていくという取組でございます。また、継続的な支援を行う窓口ということで、私の窓口ではないということではなくて、しっかりと対応していただけるというふうに期待しております。そしてまた、対象の方というのは、福祉に関する困り事や不安を抱えている方、経済的に困窮している方、生活にお困りの方、ひきこもり状態等とあります。すごくいいなと思ったのは、困り事の解決に向けて、対応すべき課題を一緒に整理していくというところはすごくいいことではないかなというふうに思っております。いろいろな方から私も相談を受けますが、経済的に切り詰めて切り詰めて、また、本当に大変だということで頭の中が整理できない、そういった方もいらっしゃるのではないかなというふうに思っております。
そういった中で、本区として、本年度より、ふくしの総合相談窓口についての今回の取組について、考えを教えていただきたいと思います。
○太田委員長
高齢者の観点で、お答えできる範囲でお願いいたします。
○植木地域福祉課長(参事)
4月から、ふくしの総合相談窓口が始まりまして、8月末現在ではありますが、昨年度と比べて1.25倍に相談が増えている状況でございます。その中で一番多いのが高齢者の方で、質問内容についても様々といったところでございます。どちらかというと困窮の相談が多い中で、先ほど委員がおっしゃったとおり、何が課題で困窮があるのかといったところを丁寧に聞き取りながら、現在のところ、実施しているところでございます。
以上でございます。
○墨谷委員
ありがとうございます。高齢者というところの中でと、言うのを忘れていました。すみません。
今回、そういうふうに窓口に来られている方は、1.25倍に相談が増えているということで、実際、相談が増えている。どういったことが内容としては多いのでしょうか。また、相談を受けた方の声、そして、職員の方はどういう方を配置されて、今回のふくしの総合相談窓口に当たっているのかお聞かせいただければと思います。
○田中副区長
今、ふくしの総合相談窓口は、様々な角度からの相談を受け付けております。もともと、この窓口の趣旨にありますように、例えばお子さんを抱えている御家庭の方あるいは高齢者の方、その中でも、申し訳ないですが、要因といいますか、原因が複雑に入り組んでおりまして、対象者として高齢者となる方あるいは子育て世帯という形での考え方はできるんですけれども、ふくしの総合相談窓口として受けている相談内容について、そういった意味では、高齢者とか、お子さんとかという形での統計を取っていないところですので、件数の増減については、現在、お答えできないところでございます。
内容的には、今申しましたように、様々な角度でいろいろなものが絡み合っていますので、高齢者だからといって御自身の生活だけではなくて、例えばお子さんに関することですとか、そういう部分もございますし、また、子育ての家庭であっても、また違った角度の相談みたいなものもございます。そういった意味では、ふくしの総合相談窓口の中で子ども子育て・高齢者に関するところに絞り込むのは非常に難しい状況にございます。
○墨谷委員
よく分かりました。なかなか分けて説明ができないというようなお話でございます。
ふくしの総合相談窓口はすごくすばらしい取組ではないかなというふうに私は思っておりますので、職員の方のさらなるレベルアップを要望して、私の質問を終了させていただきます。ありがとうございます。
○梶谷委員
私からは、施設等利用給付についてお伺いをします。
幼児教育・保育の無償化の対象となる認可外保育施設は、国が定めた基準、認可外保育施設指導・監督基準を満たすとともに、区から無償化対象施設として確認を受ける必要があります。ただし、無償化制度の開始から5年間は経過措置として、原則、基準を満たしていない施設についても、確認を受けていれば無償化の対象とされており、本区も、この考えに従って無償化を行ってきました。そして、令和6年9月30日の経過措置終了に伴い、基準を満たしていない認可外保育施設、指導・監督基準を満たす旨の証明書の交付を受けていない施設を利用している場合、令和6年10月以降は保育料無償化の補助、施設等利用給付を受けることができなくなりました。この経過措置終了に伴い、区では、事前に区民に周知を行うなど、様々な準備を行っていただいたと認識をしております。
改めて、今回の経過措置終了に当たって、本区でどのような準備や周知を行ったのか確認をさせてください。
○金広保育課長
委員の御紹介があったとおり、9月30日の経過措置終了に伴って、基準を満たしていない認可外施設につきましては、施設等利用給付が受けられないということになっております。これは利用者の方に対して大変大きな変更ですので、区としても、こちらについては丁寧な対応をしてきたところでございます。
具体的には、保護者宛ての通知を令和5年9月に、まずは施設等利用給付の認定者の御自宅に1回お送りしている。その後に11月にも、改めて自宅に送付しております。その内容というのは、令和6年9月30日までに基準を満たしていない施設については、お金をもらえなくなりますよというものと併せて、認可に申し込む場合はこういった手続で認可に申し込むことができますよというものを御案内しているところでございます。また、区内の証明書未交付の施設については、園経由で改めて保護者に通知してくださいということを、令和6年2月と8月にも行っております。また、令和6年5月にも、先ほどのような保護者宛て、個人のお家に通知することをやっている。つまり、個人宅に3回、そして施設を通して2回周知をさせていただいております。また、新規に施設等利用給付の認定を受けた方に対しては、認定通知と併せて、また送るということをさせていただいて、区としては、できる限り周知に努めたところでございます。
以上でございます。
○梶谷委員
本区として、できる限りの周知を行っていただいたということで確認をさせていただきました。
今回の経過措置終了によって、本区のどのくらいの施設が該当したのか、そして、区外の園に通園されている方もいますが、どれくらいの区民の方に影響があると推計されていたのかお示しください。あわせて、今回の経過措置終了に伴い、転園された方がいたのか確認をさせてください。
○金広保育課長
まず、区内の認可外の施設について、今回の無償化の対象から外れる場合というのは、先ほど委員の御紹介があったとおり、区の確認と、国の、要は東京都から証明書をもらっている、この2点が大切なんですが、この2つのどちらかが取れていなかった施設が3月1日時点で20施設ございました。その後に、こども家庭庁を通じて、より詳細な内容のアンケートを取ったところ、8月末には区内の利用者がいる施設が7施設ありまして、その7施設というのは、資格が取れていない、このままでいけば10月1日以降は無償化の対象ではないという施設が7施設ございました。そこに通っていらっしゃる方が114名、そのときにはいらっしゃいました。
その中でも、建物とかによって、どうしても2方向避難が難しくて、そもそもその施設は無償化の対象とならなくていいですよという施設と、申請時期がちょっと遅れてしまったとか、あとは、そもそも4月に開設したので、なかなかその確認が取れなかったというところで、取りたいのに取れなかった施設がそのうちの2か所ということでございます。なので、そういったことも含めて、7施設、そして114名が支給対象であったところですが、先ほどの2施設、どうしても確認を取りたいんだけれども、なかなか取れなかったという施設につきましては、9月30日に取れたというところで、希望しているところについては、全施設が確認を取れたというふうに認識してございます。
以上でございます。
○梶谷委員
詳しくありがとうございます。
本区からの手紙を受け取って、実際に子供が通園する園が認定を受けているのか不安になった保護者が多くいらっしゃったと思います。今年の4月に開園した園等では、認定交付がぎりぎりになり、最後まで不安な思いをされた保護者もいたとお聞きをしております。
今回の経過措置終了について、区民の方からも問合せがあったと思いますが、その問合せ内容も含めて、全体的な御所感をお示しください。
○金広保育課長
やはり新規に4月から園に通われている方については、いつ資格が取れるかが分からなくて、10月1日から本当に無償化になるのかというお問合せをいただいておりました。
ただ、ここにつきましては、まず、建物が建って半年しないと都が立入調査できない、立入調査した上で都が証明書を出すという流れになっておりますので、そういった都の運用があった中で、区のほうでも、そういったお困りの声があるんです、今、どんな状況ですかというふうに都のほうに確認をその都度その都度させていただいたところでありますが、どうしてもやはり都の連絡待ちにならざるを得なかった実態がございます。ただ、区としましては、先ほど申し上げましたとおり、全体的には丁寧な説明をして、できるだけ利用された方が困らないような体制を取ったというふうに認識してございます。
以上でございます。
○梶谷委員
すみません。私が聞き逃してしまっていたら申し訳ないですけれども、結局、今回の経過措置の終了に伴って、転園された方はいらっしゃらないという認識で合っていますか、確認させてください。
○金広保育課長
転園のところにつきまして、私が答弁漏れしておりまして、大変申し訳ございませんでした。
こちらについては、転園の希望についても確認はしているんですが、ほとんどの方は転園の希望がないというところでございましたが、実際に、その後、何人転園されたかについては、申し訳ございませんが、区のほうでは把握してございません。
以上です。
○梶谷委員
今回の経過措置終了に当たり、区もそうですが、園の職員の方々も、保護者の方から問合せがあり、御苦労されたと思います。国のほうから園を通して調査を行い、そこで初めて子供の通園する園が該当していることを知った保護者の方もいらっしゃいました。調査については、園側が行ったので、調査時の文言により、区と園、そして園と保護者の中で行き違いが起きた例もあり、園側の伝え方によって、保護者の区への不信感が募ってしまったとお聞きしております。園が保護者の方へどのようにお伝えをするのか、今後はその点についても本区として丁寧に説明、そして指導をお願いしたいと思います。
以上で終わります。
○上田委員
よろしくお願いします。
質問の前に1点、資料からでございます。今回の資料1、別紙2のページ5を御覧いただきたいのですが、十思保育園です。ここは、ちょっと細かいんですが、非常に重要なことが書いてありまして、まず、評価表の安全対策のところを見ると、誤飲及び誤食事故が発生したと。そして、⑨施設整備のところにおいて、大規模な漏水という事態が発生したという報告がございます。問題は、この評価が3なんです。適切な対応であるということで、今回、十思保育園は91点という評価になっております。
ただ、一般的な感覚で申し上げれば、2が努力が必要である、1は改善すべき点があると。もう誤飲・誤食が実際に発生したのであれば、通常、民間の感覚で言えば、これは改善すべき点があるという評定がつけられるというのが普通かなと考えております。これはこれ以上申し上げることはありませんが、やはり区民に対して情報提供する際に、これが本当に適切な対応であるという評価が正しいのかということは、福祉保健部でお考えをいただければと思います。
では、質問のほうにまいります。3点ございます。
1点目、保育園を選ぶ工夫についてです。
今、まさに第1回の申込み受付期間が始まっております。本区では、認可保育園、子ども園、合わせて90園ありまして、非常に充実をしていただいていると思います。これはよいことですが、反面、子供にとって、どういう園が合うのか探すということ自体が、保護者負担が一定度発生すると感じます。また、書類の煩雑性もあり、慣れない方にとっては、なかなか御苦労されているかなと思いますが、このあたりについて、本区としてどのような取組をしてきたのか御教示いただければと思います。
2点目、保育園の園庭保有率についてです。
本区は都心区である以上、園庭の保有率が低いという実態は致し方ないと思いますが、その中でも運動機会の確保等は重要です。特に、2歳以上は、認可であったとしても、1人当たり1.96平米、これはイメージすれば6畳1間に5人が押し込まれるというぐらいの平米しかないという実態があります。この中で、代替園庭はもちろんあるわけですが、代替園庭だけではなく、様々運動する機会を捉えるという観点から、区としてどのような対応をしてきたのかという点についてお伺いします。
最後、3点目です。区立保育園の献立についてです。
大変細かくて恐縮なんですが、11月の献立を拝見していますと、少し気になる点がありました。それは、果物の種類が極端に少ない。具体的に言うと、30日間の中でリンゴとミカンしか出ない。ひたすらリンゴかミカンが出るということです。もちろん、予算や調達の関係もあるかとは思いますが、食育において様々な種類を食べることは重要ではないかと私は考えます。1食当たりの平均予算額等をお示しいただいた上で、今後に向けた改善を検討いただければと思いますが、いかがでしょうか。
以上3点お願いします。
○金広保育課長
まず、たくさんある園の中で選ばれるような仕組みというか、ホームページとかの見せ方ということなんだとは思うんですけれども、昨年、ホームページの内容を少し見やすいようにしておりまして、その園をクリックしたら、すぐにそこのページに飛んで、区のほうでも園のほうにブログとかをしっかり上げて様子を伝えなさいということは伝えてありますので、少し見やすくなったような工夫は取らせていただいたところでございます。
また、書類の複雑さは、本当に委員御指摘のとおりでございまして、そこにつきましては、今年度、入園の際に必要書類を自分で判別できるナビゲーションシステムというものを作成させていただきました。こちらはLOGOフォームを利用しまして、御自身の状況に合った必要書類をクリックしていただくと、こういった書類が必要ですよというふうに確認できる仕組みになってございます。
続いて、園庭についての御質問でございますけれども、委員がおっしゃるとおり、土地柄、どうしても狭いところがございまして、区といたしましては、例えば公立園と協力しまして園庭開放していただいているですとか、遊び場開放で浜町運動場や月島運動場、そして、昨年度からお試しで今年本格実施しました、夏の間でも社会教育会館ですとか、産業会館の集会室を利用できるような取組なども対応しているところでございます。また、夏の間、公立保育園のプールの利用もさせていただいたりとかして、狭い中でも、できるだけ子供たちが伸び伸び運動できるような仕組みについて対応しているところでございます。
以上です。
○古賀子育て支援課長
私からは、区立保育園の給食の果物の件です。
フルーツですけれども、委員御案内のとおり、食育という観点から見ても、いろいろな食材に触れたり、食べること、知ることはとても大事だという認識は持ってございます。そういった中で、給食の献立メニューを考えるときに、果物だけではないですけれども、基本としていることといいますと、まず1つは国産品のものを使うということで、食材を調達してございます。それから、フルーツ以外もそうですけれども、季節のもの、旬のものをできるだけ子供たちに味わってもらうというようなところがございます。委員が御指摘の11月分を見ますと、確かにリンゴ、ミカンというところもあるかもしれないですけれども、年間を通して見ますと、夏でいえばナシだとか、スイカとか、メロンだとか、そういったものも出してございます。区の献立をつくる際には、なるべくいろいろなもの、使えるもの、あと流通、収入のこともあるんですけれども、冒頭に申し上げたような旬のもの、安全なものという視点で提供しています。そういった点でいうと、サクランボみたいなものは形状的に難しいですけれども、子供の安全、それから食育の観点からふさわしい食材を選んでいきたいというふうに思っております。
それから、給食費1食当たりの予算ですけれども、令和6年度の予算ベースで恐縮ですけれども、給食も含めて全体で割り返しますと、1食およそ370円という予算単価となってございます。
以上でございます。
○上田委員
それぞれ丁寧にありがとうございます。
まず、保育園を選ぶ工夫です。書類、あとはサイトを載せるという件も非常によいかなと思います。昨日、東京都で新たなDXサービスという形で、120以上の園を横断的に検索できるサービスが始まるということが報道でもありました。東京都は東京都でお考えがあるでしょうし、中央区は中央区でできるところがあると思いますが、見学をする前に、どこに行ったらいいんだろうと。全部は行けないと思うので、そこを探すきっかけづくりというのは引き続き検討いただければと思います。私個人としては、要は、私立園でも動画を少し載せてもらうとか、動画で見られるというのは今どきでいいのではないかなと思っています。
2点目の園庭保有率についても、昨年のところから今年本格実施という形で、夏、本当に狭いところに1日中いなければいけないというのは、保育者にとっても大きなストレスになるところだと思います。私の知り合いの先生が非常にいいことを言っていて、まち全体を園庭として捉えるという考え方が都心においては必要だろうとおっしゃっていました。今、区営の施設を非常に様々御活用いただいていると思いますが、民間で、使ったらいいよと言ってくれるような場所もあるとは思うんです。再開発の中で緑化された施設だったりとか、古いところでいうと三越さんの屋上庭園であったりとか、いろいろある中で、いろいろなところに月1回でも顔を出してみるというのは、地域とのつながりにもなりますし、同時に、子供にとっては、そこに行ったことが、保育園から帰ってきたパパママ側からすると、話を聞いて、ああ、そうだったの、よかったね、また行きたい、週末に行こうかみたいな話になりますので、このあたりも引き続き幅広く検討いただければと思います。御努力には感謝申し上げます。
そして、最後、献立の件です。
私個人としては、決してリンゴとミカンが嫌いというわけではありませんで、むしろ好きなんですけれども、ただ、やはり食材のところで、今おっしゃった国産というキーワードが、実は少し気になりました。もちろん、オーガニック、国産、地産地消は大事だと思いますが、苦手なものというのは、やはり食べたことがないものだと思うんです。私ごとで恐縮ですけれども、ライチってあるじゃないですか。冷凍ライチって、皆さん、イメージがつくと思うんですけれども、最近出ないんですよね。たまたまこの間、娘とホテルに行ったときに、食べないんです。見たことがない、いがいがした存在があるということを言っていて、そうか、食べたことがないのかというのを少し感じたものです。予算の都合上、なかなか難しい点もあると思いますが、イチゴとか、季節のものを引き続き取り入れるように検討いただければと思います。
以上です。
○太田委員長
副委員長は、委員席へお移りください。
○高橋(元)委員
私からは1点、理事者報告の資料1、福祉施設の指定管理者の評価結果についてからお伺いをさせていただければと思います。前委員も触れられたところではございますが、評価基準について何点かお伺いさせていただければと思います。
頂いた資料、別紙2において、評価基準として、評価項目の評価点としては5段階評価、1が改善すべき点がある、2が努力が必要である、3が適切である、4が優れている、5が特に優れているという形で評価基準をお示しになられております。こちらも前委員が触れられましたが、資料2の5ページにおいて、十思保育園については、安全対策として、確認体制等の不備から、園児が風船の破片を飲み込む事故及び給食の果物を誤った形態で園児に提供する事故が発生したと。ただ、発生後は区への報告や当該保護者への連絡など迅速に対応し、再発防止の改善策等を講じたゆえに、得点が3とされております。
まずは、十思保育園で起きた事故がどういったケースであったのかということをお示しいただきたいのと、それで適切である、3と評価をされた理由について具体的に教えてください。
また、この評価基準というのは、ある意味、施設で統一されている基準でないとならないと思っております。施設ごとに基準がばらばらではいけない。つまり、例えば評点3においては、どのようなあるべき姿を設定しているのか。
例えば、マニュアルが整備され、運用され、ルールが整備されている、そして、それが周知されている、教育がされている、ここまでいったら適切であるとして3、あるいは3年間事故が発生していなければ4とか、そういった統一された基準があるかという視点でお答えをいただきたいのですけれども、9ページを見ると、堀留町保育園で、安全対策として、令和4年度に一時的に園児の所在を見失う事故が発生したことを踏まえ、今年度については、ケーススタディを実施するなど職員の意識向上及び再発防止に向けた取組を継続しているので、前年度より1点加点し4点としたと。続いて、53ページを見ると、もちろん介護施設と保育施設では基準が別なのは理解をするところですが、マイホーム新川については、安全対策として、区に報告する対象の事故件数としては、令和4年から8件減の3件となっており、件数が大幅に増えていた令和4年度と比べ改善が見られるため、5点としています。これは事故が発生をしています。にもかかわらず、5点となっています。61ページを見ると、これも同じ介護施設、高齢者在宅サービスセンターなのですが、安全対策として、令和5年度においては、利用者の身体状況の悪化につながる事故の発生はなかった。にもかかわらず、4点となっています。
これは、やはり施設ごとに基準が統一されてはいないのではないかと感じます。統一された基準で運用が具体的にされているのかという点について御見解をお示しいただければと思います。
○古賀子育て支援課長
まずは、十思保育園での誤飲の内容についてでございます。
こちらは、昨年の夏のことですけれども、ゼロ歳児クラスでの活動中、どういった活動かといいますと、風船遊びをしていました。バルーンアートで使うような長細い、曲げたり折ったりできるような風船を使って活動していたところですけれども、保育士は4名、子供11名という体制の中で保育をして活動していたところでございます。状況としましては、当該お子さんは、バルーンアート自体の結び目を口にくわえながら遊んでいたりだとかという様子が見られましたので、安全の観点から、保育士のほうで、それが見られたら口から出すように促したり、飲み込むようなことがないようにしていたわけなんですけれども、活動時間としては、あと15分ぐらい活動する中で風船がしぼんできた状況が出てきたというところで、破裂音がなかったものですから、自然と空気が抜けてきたんだろうというところで、口から外して活動を終えたというようなところで、そういった状況で活動自体は終わったんです。翌日の朝に保護者の方から、便の中に5ミリ程度の長さのゴム片が見つかったというようなお話がありました。
この安全対策についての評価につきましては、前年まで5点の評価をつけていたところですが、子供の誤飲、大きな事故につながる可能性があるというところで、小さなものであっても重大なインシデントという認識から、2点の減点をして評価をいたしました。
事故の内容としては、そういったところと、評価の仕方としては、そういった視点のマイナスをつけたところですけれども、全体のAとかAプラスのところにつきましては、個々の点数の合計点で測っているところがございますので、ここの1か所を下げたとしても、全体の評価としてCになるとかというところはないかもしれないですが、各ページの個別の安全性で見たときに2点減点しているというところと、あと文章の内容を見ていただいて、確認をしていただければと思います。我々のほうとしては、その後の対応も含めた、全体のこの案件に対する園の取組自体を見て、こういった評価にさせていただいたところでございます。
以上でございます。
○植木地域福祉課長(参事)
こちらの指定管理者の評価の統一的な視点といったところでございます。
それぞれの項目について、チェック項目をそれぞれ設けておりまして、そちらについては統一的に、全施設が同じチェック項目を使っているところでございます。しかしながら、やはり施設の内容というか、それぞれの施設の特色がございますので、そういったところで違いが出てくるというところと、安全対策については、事故の重さというか、内容等もありますし、それ以外の安全対策とかも含めまして、こちらの点数をつけているといったところもございます。文章の書き方等で、何でこっちが5点で、何でこっちが4点なのとか、そういった御意見はあるかとは思いますが、そういったところで行っているものでございます。これについては、本当に毎回、評価については、委員の方々からもいろいろ御意見をいただきまして、今回も変更点を設けたりとか行っているところでございますので、今後につきましても、皆様がこの評価を見て、区民の方が分かるような形での評価をしていきたいと思っているところでございます。
以上でございます。
○高橋(元)委員
それぞれありがとうございます。十思保育園の事故については、理解をさせていただきました。
また、統一された基準という部分で、もちろん施設ごとの特徴があり、施設ごとに行っていること、あるいは介護施設も保育施設もそうですけれども、そういった中での違いがあるというのは理解するところではあります。ただし、安全対策あるいはリスク管理という視点からは、できる限り定量的に、そして定性的に安全対策を評価するために、定義をする必要があると思います。あるべき姿として、どこまでの施設管理ができていれば、評価3が与えられるのか、そして、それ以上を望むのであれば、やはりそこは厳しめにつけた上で、これができていないから、ここが欠けているから4にならないとか、もうちょっと運用を頑張ってほしいとか、そういった指導をするためには、やはり定性的なあるべき姿というのは定めていくべきではないかと私は思っております。
そういった意味でも、もちろん、施設ごとの安全対策をさらに引き上げていくために、本区としても様々な評価をされているかと思いますが、ぜひ前向きに検討していただいた上で、さらなる安全対策が講じられるように努力をしていただければと思います。
以上で私からの質問は終わります。ありがとうございました。
○太田委員長
それでは、副委員長は副委員長席へお戻りください。
質疑が終了いたしました。議題、子育て環境の整備及び高齢者対策に関することについては、継続審査ということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○太田委員長
第四回区議会定例会における委員長報告の取扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○太田委員長
ありがとうございます。
それでは、子ども子育て・高齢者対策特別委員会を終了いたします。
お疲れさまでした。ありがとうございました。
(午後3時 閉会)
お問い合わせ先:区議会議会局調査係
電話:03-3546-5559