令和7年 築地等都市基盤対策特別委員会(2月14日)
1.開会日時
令和7年2月14日(金)
午後1時30分 開会
午後3時11分 閉会
2.開会場所
第一委員会室
3.出席者
(9人)
委員長 渡部 恵子
副委員長 原田 賢一
委員 礒野 忠
委員 田中 耕太郎
委員 小坂 和輝
委員 高橋 まきこ
委員 田中 広一
委員 小栗 智恵子
議長 瓜生 正高
4.出席説明員
(15人)
田中副区長
吉田副区長
生島企画部長
石戸政策企画課長(参事)
登り副参事(計画・特命担当)
三留環境土木部長
池田管理調整課長
大野交通課長
早川都市整備部長
川島都市計画課長
菊池地域整備課長
福島まちづくり事業担当課長
溝口都市活性プロジェクト推進室長
落合都心再生推進課長
水野基盤事業調整課長
5.議会局職員
伊藤議会局長
小倉議事係長
坂和書記
後藤書記
6.議題
- (1)都心再生のまちづくり及び基盤整備等に関すること並びに築地市場跡地における「築地地区まちづくり事業」に関すること
- (2)「浴恩園」の再生と、築地市場跡地再開発の見直しを求める請願
(午後1時30分 開会)
○渡部委員長
ただいまより築地等都市基盤対策特別委員会を開会いたします。よろしくお願いいたします。
議題の審査に入りますが、まず、理事者報告及び議題(1)、都心再生のまちづくり及び基盤整備等に関すること並びに築地市場跡地における「築地地区まちづくり事業」に関することに対する質疑を併せて行い、その後、議題(2)、請願第5号、「浴恩園」の再生と、築地市場跡地再開発の見直しを求める請願の審査を行いますので、よろしくお願いいたします。
初めに、理事者報告を願います。
○三留環境土木部長
1 鉄道駅におけるエレベーター等の設置状況について(資料1)
2 東京BRTの東京駅方面延伸について(資料2)
○早川都市整備部長
3 まちづくり協議会の報告について(資料3)
○溝口都市活性プロジェクト推進室長
4 日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業に伴う道路の路線の変更等について(資料4)
以上4件報告
○渡部委員長
ありがとうございます。
発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりでございます。よろしくお願いいたします。ただいまの時刻は午後1時43分です。自由民主党さん50分、かがやき中央さん40分、公明党さん30分、区民クラブ30分、日本共産党さん30分でございます。なお、持ち時間には、この後の議題であります請願審査の時間も含まれます。
それでは、理事者報告及び議題(1)に対する質疑に入ります。
発言をお願いいたします。
○高橋(ま)委員
お願いいたします。私からは、まず、資料2に関連しましてお伺いをさせていただきます。
東京BRTの東京駅方面延伸について、このたび御説明をいただきました。晴海を含む湾岸部と築地周辺を含めました交通問題に対する区としての認識、そして、お取組の方向性について3点質問させていただきたいと思っております。
まず、1点目ですが、こうした交通問題に対する区民利用者のニーズをどのように把握していらっしゃるのかお聞かせください。中でも、とりわけ新橋から虎ノ門の区間における所要時間が長いといった問題が私どもにも声が寄せられております。これに対する認識、対応につきましても御説明をお願いしたいと思います。
そして、2点目です。交通調査についてです。運行事業者と、どのように実施し、その結果について共有しているのか。そしてまた、運行事業者に対し、区民の要望に基づいて調査を依頼したり、結果の報告を受けたりといったことができているのか。また、これまでも実施してきたのかについて確認をさせてください。
そして、3点目です。東京BRTは、今回の図でお示しいただきました黄色のルート上でも、勝どきBRTを最後に、新橋までの間に停車がございません。ほかのルートも同様になっているようです。新築地と呼ばれるエリアかとも思われますけれども、こちらは停留所を設置する予定はないのか。また、その停留所への区のお考えについても御説明をお願いします。
○大野交通課長
東京BRTについてでございます。
初めに、交通ニーズについてどのように把握しているのかといったところですけれども、現在、中央区のほうでBRTに特化した交通ニーズの調査をしているわけではないですが、例えば、地下鉄新線を契機としまして、晴海五丁目地区に新しくお住まいの方を対象として、具体的に、晴海五丁目からどういう交通手段を使って、どういうところに行っているんですかとか、そういったアンケート調査を行っています。また、江戸バスに関しては、江戸バスにどこで乗って、どこで降りるかといった調査、また、満足度の調査を行っています。
BRTではないですが、地下鉄や江戸バス、交通全般に関する調査を行っておりますので、今後はそういったものを様々な事業者のほうにも提供しながら、こういったニーズがあるんだというところを示していきたいというふうに考えております。重複してしまうんですが、区で調査したものをしっかりと運行事業者のほうに示しながら、区民ニーズに応えられる利便性の高い交通が実現できるように取り組んでいきたいと考えております。
また、築地の辺りの停留所というお話ですけれども、今、東京駅延伸に関しては、中央区といたしましては、築地、銀座に止まり、さらには東京駅につながっていくルートを考えております。具体的な築地の位置に関しては、現在、交通管理者や道路管理者、また東京都、東京BRTと協議を行っておりますので、改めまして、そのあたりが明確になった時点で区民の方々にはお示ししたいというふうに考えております。
以上でございます。
○高橋(ま)委員
ありがとうございます。区として積極的にアンケート調査を行っているという点について確認させていただきました。ありがとうございます。
引き続き、交通状況や周辺の状況は変化が続きますので、この調査についても継続しながら、細やかな声をしっかり、おっしゃるような事業者に届けるというところを引き続き要望いたします。
そしてまた、築地の停留所の位置についても、今後お示しいただけるということで、そちらを確認していきたいと思います。ありがとうございました。
例えば、都バスで申し上げると、私が確認した時点では、区間の乗車が困難で、目視が中心になった調査にとどまるといった御説明を受けたこともございます。こういったところは、区がおっしゃるような調査事業者等に依頼しないと、実態の把握が困難だということもあるのだということを感じる場面もございました。そうしたところは、区が主体となって運行事業者に、おっしゃるような情報提供をするということが必要な場面があったりであるとか、実施について依頼をするという場面も必要なんだろうというふうに、住民側としては思われましたので、そうした点に非常に期待しているところでございます。
また、昨日の環境建設委員会において御説明がございましたが、今回の東京駅方面延伸については、選択肢を増やすことだという御説明がありまして、そうしたことは非常に重要だと思います。一方で、これまでの湾岸部の都バスがそうであったように、何便増やしても、観光客やイベント利用客等で、恐縮ですが、占有されてしまうような状況がありますと、区内のローカルで狭い地点内で利用しようとする方が不便を被る、不便が生じてしまうということもあるというところが現状としてあると思います。これは、いわゆる都バスの乗車拒否の問題で、残念ながら、築地や勝どきから有明を結ぶ方面に向けて都バスに乗れないという声は今も続いております。乗車困難が続いているということで伺っております。
こうしたところにつきましては、やはりおっしゃる現状調査とニーズ調査を組み合わせながら、1社だけではできないことですので、エリアとして二、三選択モデルをしっかりと捉えて、正しい選定を進めていただく必要もあるかと思います。これは、逆に、自治体だからこそできる面もあると思います。晴海のみならず、そこにつながる路線の困難に対しましても、引き続き解消に向けて注力いただきますよう要望をお伝えいたします。
続きまして、高速晴海線について伺います。
11月のこちらの特別委員会でも、私たちの会派かがやき中央から質問をさせていただきまして、吉田副区長からの御答弁にて、計画なら早く出してほしいということを言っているということで説明いただいたところでございます。こちらに関しまして、3点質問いたします。
東京都におけますTOKYO強靱化プロジェクトでは、首都高速晴海線延伸部検討の進め方イメージということで、ステップが説明されておりまして、この中で、2023年度から取り組んでいることと示されている内容がステップ1、早期事業化に向けた取組を加速、この中では、ルートや道路構造等の検討を深度化する、そして高速道路出入口の計画案を具体化するなどと書かれております。そして、ステップ2のところですが、こちらも周辺まちづくり等との調整の本格化とされ、築地地区まちづくり事業の事業予定者との調整などということが書かれておりまして、2023年度から進んでいる内容というように図では示されております。この点につきまして質問したいのですか。ステップ1、ステップ2における項目については、どこまで進んでいるということを区としては認識されているのか、具体的にお聞かせいただきたいと思います。
そして、2点目です。関連しまして、ステップ3として、都市計画、そして環境影響評価の手続とございまして、こちらは資料を見る限り、いつかが分からない表となっております。この手続においては、都市計画、いつ頃と区としては見立てていらっしゃるのか、現在のお考えをお聞かせください。
そして、3点目です。こちらは1月に開催されました中央区都市計画審議会でも私どもの会派より質問させていただきましたが、これまでに区議会において資料説明の機会がなかったということで、改めてこの場でも質問をさせていただきます。
今回お示しいただきました地区計画におきましては、晴海西小学校第二校舎の地上運動場部分に都市高速道路晴海線が重なっているという点線部分が気になりました。晴海区民センターの前で環状2号線に接続するように描かれていて、区民の皆様、とりわけ子供たちへの影響が心配されるところでもございます。改めて、中央区のお考えを確認させてください。
また、先日になりますが、2月6日に東京都で開催されました東京都都市計画審議会におきまして、この計画に対して承認作業があったかと思われます。こちらについて、都のほうでは議論がなかったのか、区の把握するところについて確認をさせていただきたいと思います。
以上お願いします。
○吉田副区長
首都高速晴海線についての進捗状況ですが、実態的には、いわゆる構想的なレベルで、線形はおおよそこうなるよというものを書いてあるわけです。書いてありますが、それが現実に、今、事業者が決定した築地市場跡地との絡み、あるいは晴海の全体のまちづくりとの絡みでいって、これが現実的なのかどうかというところについては、相当疑問が残る絵でございまして、今、表に出されている線形でそのままいくのは問題があるだろうと私どもは考えている。そういう意味も含めて、具体的な線形を描いてほしいと言っている。
単純に申し上げますと、例えば首都高速晴海線を晴海から築地に延伸をしていきますというところでは、基本的には、その路線が都心環状線とつながるという前提にあるわけです。都心環状線につながりますから、晴海で車をどうやって降ろすんだということ、それから、築地でどうやって降ろすんだ、そして環状線にどうつないでいくんだ、あるいは環状線から入ってきた車を晴海線にどう流していくんだというようなことも含めて、絵になるわけでございます。それらの部分の絵が、私どもから見ても、現状説明されている、例えば築地跡地の計画から見ても、ちょっと無理がある。と申しますのは、実態的には、高速道路部分について、率直に言うと、うちの区が持っている土地などには平気で入ってくるわけです。平気で線形を引いておりますが、結構都有地に遠慮しながら絵を描いている部分もある。そうすると、変な話、市場通りと呼んでいるところは6車線の道路ですが、あそこに、例えば高速の出入口だけで3つ引かれてしまうなんていう絵が描いてありまして、6車線が3車線になってしまう箇所が出てくるというようなことになりますと、実際の話、私どもの区にとっては、晴海通りと市場通りと言われる新大橋通りは幹線道路ですから、そこが一部でも3車線になったりしたら大変な混雑になるわけです。逆に、その部分の出入口の処理などについては、道路部分だけではなくて、私どもの区有地も経由しますけれども、跡地の敷地を活用して出入口を設けるとか何かということも、工夫は可能だろうと思っているわけです。はるかに小田原橋まで行く出口まで描いてありますから、基本的にはナンセンスなんですけれども、そういうものを含めて、今のところ、実態的にあまり現実に即していない絵しか出てきておりませんので、それも含めて、きちんと見直せよというお話をさせていただいている。今の時点では、基盤となる高速道路の部分もきちんとできていないし、上部の、例えば、今、事業者が説明している5万人のスタジアムを中心とする絵についても、実際には絵に描いたもちであって、実態的に整理していない。それをかみ合わせた形で、きちんとした絵を描いていただかないと困るということです。
それから、もう一つ、これは大事なことだと思いますけれども、上部と下部を別々に発注して工事をしていたりしますと、工事が長期化したり、いろいろ混雑が起きますので、そういったものは一体的に工事ができるようにしながら、周りに被害が拡大しないようにしてくれということが大事だと思っております。
そういう部分で、今、進捗は、はっきり申し上げて、東京都と首都高側と国でやっておりますが、そういう部分に、現実的な部分も含めて検討を早めにやっていただいて、御質問の次のステージの話になりますが、これは私どもも主張しているところですが、しっかり首都高速道路晴海線の計画と跡地の計画は同時に都市計画決定をするような形にしないと、整合性のある計画にならない。そういうことを目指していく。
そういう意味で申しますと、それではいつ頃になるんだというお話でございますけれども、本質的にいいますと、その基礎的な原案になる部分を今からつくり上げていく過程になっております。この作業自体で1年ぐらいはかかってしまう。そういう原案ができた上で、御指摘の都市計画決定手続でありますとか、環境アセスというものは指導していく。現実に、きっちりした計画ができないのに、そこに環境アセスで幾ら、何万人がここを通りますよと言っても、計画が成立しなければならないわけです。ですから、そういう流れの中で、今、動きは進めてくれということを、地元の区としては、東京都にも、国にも、首都高速道路にも一体的に働きかけているところでございまして、何とか具体的なめどが来年の今頃には出てくるように強く働きかけている。
いずれにしても、東京都が、いわゆる事業予定者と言われている方々と、土地の契約については、この3月にというようなことでございますけれども、我々にとっては、その契約はどうでもいいんです。基本的には、都市計画の原案の中で、どんなまちになるかという将来像が、ポンチ絵ではなくて、具体的に了解できて、それがどういう時期にというスケジュールも含めて、きちんと見えてくる、絵が描けることが大事であって、そこの中で本区の主張や地元の主張がどれだけ生かされるかということです。100%生かしてもらわないと困りますけれども、そういうふうな形で対処をさせていただいておりますので、今、御質問ございました3つについて連続してお答えしまして恐縮でございますが、そのような状況でございます。
○川島都市計画課長
晴海西小学校の第二校舎の都市計画の関係で、私のほうから答弁させていただきます。
都市計画審議会の際にもお話しさせていただきましたとおり、高速晴海線の計画決定自体は、区が土地を購入し、学校の計画を行う、あるいは区民センターの計画を行うよりももっと前になされていたものになります。事業の見通しが具体化していないというようなところの中で、すぐに事業化というのは考えにくいだろうと。また、非常に大きな敷地面積になりますので、もしこれが仮に整備されたとしても、残った敷地の中で、法的にも計画内容的にも十分な運用が可能であろうということの見通しを持って計画を進めたものでございます。ですので、そういった面でいうと、できてしまった場合というところは念頭の中にもちろん一部置きながら、計画自体は進めてきておりますので、運用も含めて、影響がないように進めていくものなのかなというふうに思っています。
また、東京都の審議会のほうについては、滞りなく議論が進み、無事に決定がなされたということで、今、告示に向けた手続が進んでいるというふうに伺っております。ただ、都市計画の決定自体はもともとあったものですし、今回、その中で地区計画自体の計画内容が審議されたということになりますので、特出して晴海線の議論がというところを、区としてはあまり把握していないところでございます。
以上です。
○高橋(ま)委員
それぞれにありがとうございます。今の段階で分からないこともお聞きしました部分、恐縮ですが、御答弁ありがとうございました。また、影響がないように進めていくべきものというところで、そちらの部分は、また今後も伺っていきたいと思います。
現在の高速晴海線に関わるところで1点、重ねて質問したいと思います。
いわゆる豊晴計画と言われる豊洲・晴海開発整備計画について、ここの部分も関わる部分に大きく含んでいる部分だと思います。吉田副区長からも含めまして、また年度でも、改定に向けては、作業が来年度という御説明もございました。この計画改定の方向性のお考えを、もし現時点で想定されているものが区としてあれば、お聞きしたいと思っております。
また、次は意見部分になりますが、今おっしゃった、まさに高速晴海線と築地が一体的な計画となるべきというところは、私も共感するところでございます。東京都で行われております築地地区まちづくり事業マネジメント会議、本日も行われたところでございますけれども、この会議の中でも、あくまでも人中心の交通システムだということが言われております。また、12月の議事録では、歩行者デッキが隅田川にそのままいくとか、そういったことも含めまして、私も議会の一般質問で確認させていただいたところですが、歩行者デッキは、どこが中央区のまちとつながるかというところにおいては、非常に重要な点だというふうに考えております。地域との連続性や、中央区が目指す周辺のにぎわい創出において非常に重要になると思いますので、現在計画されているマネジメント会議を経た後のデッキについては、今後の機会にも伺わせていただきたいと思っております。
恐れ入ります。豊晴計画について1点お願いします。
○吉田副区長
豊晴計画は何回も改定しているんですけれども、うちの区としては、晴海というところを単なる住宅のまちにしてしまうというのは困るということは、地元とずっと話をしていることなんです。基本的には、やはり学園研究都市プラス住宅みたいなイメージが必要だと思っている。それから、もう一つは、今度、あれだけ現にHARUMI FLAGができてしまうと、それは住民もいるから、実態的には生活利便施設だか何かというものも、別の意味で充実しなければならないだろうと思っている部分もある。そういったもろもろの要素をこれからまちの中に盛り込んでいって、単純に住宅都市として、老朽化していって、住民も高齢化していくというようなまちにはしたくない。そういう思いは、地元の方と一緒に共有しているところでございますので、そういうものを許容できるような豊晴計画の改定に持ち込んでいかざるを得ないだろうと思っている。
御案内のとおり、人口が増えてきたことによって、公共施設の充実も様々していかなければいけない。教育施設をはじめとして、充実していかなければなりませんので、そういったものも含めながら、単純に住宅都市としてつくるのではない、複合的なまちを目指していく。だから、今回の改定だけで全体の先が決まるわけではなくて、また、この先もきっと変わっていくだろうと思いますけれども、都心・臨海地下鉄新線などを誘致していった場合には、正直言うと、何とか晴海にも駅前的な空間をつくりながら、それから晴海がちょっとこわいのは、道路幅がでかいんだよね。横断歩道が大変長いので、ある意味で、人の交通は少しレベルを変えたほうがいいと思っています。今、これは東京都ともお約束していますから、一丁目と二丁目の間はつなぐことの見通しが立ったんだけれども、今度、一丁目と二丁目をどうするかとか、三丁目と四丁目をどうするかとか、そういった部分を含めて、やはり歩行者レベルの整理も頭に置きながら、先ほどから申し上げているように複合的なまちづくりを我々としては考えていって、そういうことを目安にしたいと思っている。
ただし、例えば今年度の改定の中にそれが全部一気に入るかどうかということについては、調整が必要だと思っていまして、これもまた再度改定するとか何かという流れもあるかもしれない。ですから、そういう意味で、晴海のまちづくりについては、常に進行中というふうに御理解をいただければと私は思っております。
○高橋(ま)委員
終わります。
○小坂委員
では、続いて質問させていただきます。
築地に触れたので、築地関連で続けさせていただきますが、我々区議会、区長、連名で、事業予定者に対して4月に要望書を出しているところです。その事業予定者への要望書で最も大事な文章は、令和6年度中に協定書なるものを結ぶということが明言されておりました。令和6年度も終わるところであり、これに関しては、協定書はこの段階でも結んでおくべきではないかと私は考えるところです。前委員とのやり取りの中で、吉田副区長は、都市計画の前には協定書は必要であろう、それはきちんとした絵が見えてきたのだから必要であろうと。絵に描いたもちの段階では必要なかろうというふうに、聞いていて私は聞こえたわけです。ただ、このような抽象的な部分でも、中央区の要望書をきちんと受け止めていくという内容での協定は結んでおくべきではないかと思うところであります。
これに関して、要望書でも、令和6年度中に協定を結びましょうというような要望書を提出しているわけですから、これに対しての区の考え方を教えてください。
○吉田副区長
先ほどから詳細を述べているところですけれども、実態的には、事業予定者と東京都の協定があるわけですが、それもにらみながら、今、委員に御指摘いただいた抽象的なレベルでの区としての協定書を締結するのかどうかということも、都の協定の内容もにらみながら、我々としては検討はさせていただきたいと思っております。
ただ、実態的には、正直言うと、私どもが昨年の4月の段階で事業者に手渡した内容というのは、かなり具体的な内容でございます。その具体的な内容がどういうふうに図面の中でちゃんと守られているのかということを確認したものが、やはり本物の協定書になるだろうと思っている。そういう意味で、委員の御主張もそれなりに参考にしながら、今年度中の協定というものについても検討させていただきます。
○小坂委員
要望書には、協定を結びますと書いていますから、ぜひそれは後退することなく、やればいいのではないかなと。それに、前委員がおっしゃったように、マネジメント会議でも述べられているではないですか。地元ときちんと意見交換をして話を聞いていきますというふうなことをやり取りしているわけですから、あの協定書の内容レベルは、既に基本計画も立てているというふうに前委員から報告があったように、その基本計画の中にも、十分我々の内容を考えてくれております。ただ、甘いと思いますよ。甘いというのは、5万人の人の流れをどう処理するのか、もっと真剣に考えてくれと思うんだけれども、基本計画のほうはつくっているというところで、それなりの方向性はあります。
ただ、区として、どのようなところで協定を大事にしたいと考えているのか。私は、5万人の交通のところとかと言いましたけれども、協定を結ぶに当たって、ここを大事にしたいという部分があれば、ここのすり合わせをしたいので、区は協定書の中で、ここは大事で、ここの検討を待っているんだという部分があれば教えていただければと思います。
○吉田副区長
何度も強調していますけれども、うちの区が大事にしていることは、この跡地に関していうと2つです。
1つは共存共栄です。今、現にあるまちと新たに開発されたまちとが基本的にそごなく、共存共栄できるようにすることです。共存共栄するためには、人の流れ、車の流れ、物の流れ、交通問題がきちんとしないと駄目だ。そこが一番です。5万人のスタジアムを造りますと言っているわけですが、誰が見ても、そんな人数が今の築地場外のあのまちなかに押し寄せていって、現状で処理できるとは思えないです。そのようなところがきちんと処理できるなというふうに見えるようになるまで、この問題は、我々区としては協定を結ぶわけにいかないでしょう。混雑が起きてしまって、場外の営業にも支障が出ますよなんていう話で、何で協定ができますか。我々の第1のテーマの共存共栄というのは、交通問題を中心として、基本的には、一緒に開発は進んでいくし、完成もしたけれども、場外も、銀座のまちも、築地のほかのまちも、みんな支障がなくて、逆に人がたくさん出てきているよという状態にまちをつくらなければいけないでしょう。その部分の約束が第1です。
第2は、あそこは都有地ですけれども、都心に残された最後の公有地ですから、5万人スタジアムを造るとか言って、東京ジャイアンツが来るんですかなんていう話にならないように、もうちょっと社会的な意義がある公有地の使い方があるだろうと思います。そういう部分については、抽象的になりますけれども、もうちょっと公共用地として社会的な使い方ができないのかというようなことは、うちの築地の歴史とか伝統を踏まえた上で、区として、そういうものは姿勢として要望するでしょう。具体的にこうという話はないですけれども。冷やかさないでくださいね。そういう部分はないでしょうけれども。
ですから、私どもはこの部分について、さっきから強調しているように、共存共栄と、それから、日本の将来に向かって、もうちょっと社会的な意義のある開発ということを、地元としては2本の柱として言っていくだろう。その根幹に座るのは、やはり交通問題だというふうに思っています。
○小坂委員
共存共栄ということや最後の公有地をきっちり使ってくださいというような内容の協定は、私は結べると思います。現段階で結ぶかもしれない、検討もするというふうにおっしゃってくださいましたので、ここで一度結んでいただけないかなというところは、強い強い要望としてお伝えさせていただきます。
さらに突っ込ませていただきますが、共存共栄というところで何が大事かというふうになってくれば、やり取りしている中で、いかに現状における駐車場を確保するかというような小さな約束事があるわけですから、駐車場確保なるものは引き続き大丈夫なのかどうかの確認をさせていただきたい。
あと、先行営業施設が2年後ぐらいから始まるというところで、マネジメント会議においては、それが飲食でいくのか、飲食以外でいくのか、どっちにしようかというふうなことも議論されているわけであります。相手も迷っているのだから、そのあたりは、こういうふうな方向性というのは、もう一声地元から届けることができると思うんです。そのあたりのお考えを教えていただければと思います。
○吉田副区長
基本的には、駐車場問題については、工事期間中のそれぞれの段階においては、どういうふうに確保するか、完成したらどう確保するか、ちゃんと次元を追って、それなりに駐車場問題については協議をきちんとしていきます。その部分の基本的な協議は地元と私どもの間で既に話をしておりますし、事業者を交えても基本的な話をしております。その部分をきちんとやらないと、地元として調整がつかないと思っています。駐車場については、ある意味で、私どもの今ある駐車場を取り壊す段階になったときはどう、それから取り壊して全体が竣工したときはどうというふうに、それぞれ次元に分けながら、駐車場の具体的な確保のありようについてきちんとお示しできるような状態に計画をつくっていくということが重要なことだと思っています。
それから、先行にぎわい施設みたいな部分についての考え方ですが、実は、地元と事業者と私ども区が立ち会って、これまで3回ぐらい地元ともお話ししたところでございます。事業者にもよく理解していただいたのは、にぎわいは、工事期間中の先行にぎわいもありますからそうなんですが、勝どき門の近くでにぎわいをつくるわけではなくて、基本的には、場外の今のにぎわいを維持するために、にぎわいの施設の中で、どういろいろ工夫していかなければいけないかということが大事なんだということを、地元との協議の中で事業者が公言する状況まで来ておりますので、そこは事業者にも理解していただいている。そういうことが基本的には大事なことだと思っています。
○小坂委員
あと、大事な点として、エリアマネジメントをどのようにつくっていくかというところかと思います。NPO築地食のまちづくり協議会を構成員に入れながらつくるというのは分かりましたが、ここも、今からどういうふうにつくり、中央区の区民の声も反映できるようなエリアマネジメントをつくると。ここの協定の内容でも大事かと思いますが、この考え方はどの程度まで中央区は準備されておりますか。
○吉田副区長
御指摘のとおり、エリアマネジメントはすごく大事ですよね。というのは、ここで雑に言うわけにいかないけれども、実際の話、例えば夜中に災害が起きたとき、銀座あるいは築地なんて、人がいるのかな。もしかしたら、いないよね。そのときに、それを急遽立ち上げていくのは、今住んでいる人といったって、そんなにいないところで、どう組み上げてくるんだろうと、やはり考えるよね。住んでいる人、そこで働いている人、みんな一緒に参加した、ある種のエリアマネジメント的な団体でないと、防災すらきちんとできないという状態になっていると思う。その部分をどう構築していくかというのは、この計画においても非常に重要だと思う。
大変恐縮ですけれども、先ほど御指摘いただいた駐車場問題などについて、地元と事業者の間で既に橋渡しをして話をさせていただいておりますが、基本的には、対立して協議するのではなくて、一緒の枠の中に入れて、エリアマネジメントとして組み立てていく母体として協議を進めさせていただいておりますので、御指摘いただいたことについて、既に、ある意味で思考中であるというふうに御理解いただきたい。
○小坂委員
それぞれ御答弁ありがとうございました。重要な事項を交渉中ということは理解いたしました。あわせて、協定書のほうも御検討いただければと思います。
終わります。
○田中(広)委員
それでは、私からは、鉄道駅のエレベーターの設置と、それから交通環境について質問させていただきます。いずれも、長年取り組んでまいりましたし、また、中央区の立場としては、本当に間に入って、どう環境を整えて促進していくか、毎回難しいところでかじ取りを迫られて、御尽力いただいたと思っております。そうした認識に立ちながら質問させていただきます。
鉄道駅のエレベーターにつきまして、私も当選以来ずっと取り組んできた課題の一つでありますが、八丁堀駅、それから銀座一丁目駅、今回の資料の中で整備予定という文言を入れていただいておりますけれども、改めて、いつ頃、今、鉄道事業者さんは目標を持って、どういった御検討をされているのか、改めて確認させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
それから、資料2で、東京BRTの東京駅方面延伸についてということで資料を頂きました。これまでも様々な議論を積み上げてきたところでありますが、改めて、ここで取り上げたいのは、今、御答弁にあったとおり、住んでいる人の視点、当然、働いている人の視点も大事ですけれども、とかくこういう大きな議論というのは、どうしても、本当に生に住んでいる方の声とか思いがなかなか反映しづらいというのは、正直、実感をしております。そうした意味で、先ほども力強い御答弁をいただいておりますので、恐縮ではありますが、再度質問させていただきたいと思います。
質問としては、説明の中で交通環境整備促進支援事業立ち上げとあります。さらに、進捗状況の中で交通量調査等実施と書いてあります。この点、もう少し詳しい御説明をいただければありがたいと思います。
さらに、今回、東京BRTの東京駅方面の延伸も令和7年中の開始予定ということで、本当に期待をしているところでありますが、そのほかにも、東京国際クルーズターミナルあるいは東京ビッグサイト方面にも点線があります。他のエリアの取組状況も、分かっている範囲で結構ですので、教えていただければと思います。よろしくお願いします。
○大野交通課長
それでは、まず初めに、エレベーターの整備状況について説明いたします。
現在、中央区内でまだ出来上がっていないのが、委員御案内のとおり、銀座一丁目駅、また八丁堀駅、それぞれエレベーターが完成していない状況でございます。銀座一丁目駅につきましては、銀座という土地は広幅員の歩道が少ないといった中で、民地内のエレベーターの設置に向けて検討していると聞いております。ただ、具体的に、どの場所で、どういう形でできるかといった詳細については、今、東京メトロのほうからは聞いていない状況でございます。また、八丁堀駅については、エレベーターの設置に向けた工事に着手したという状況はございましたが、工事を行っていく中で、地下に支障物があり、なかなか地下水の取水が困難になったというような状況があったというふうに聞いております。現在、工事を休止しておりまして、新たな施工方法を検討しているというふうに聞いています。具体的にどういった施工方法ができるのか、そのあたりの詳細については、今、メトロのほうからは聞いていないですが、どちらの駅につきましても、それぞれ地元の方もバリアフリー経路の必要性を非常に認識しておりますので、区としても一刻も早い整備が行われるよう、引き続き働きかけてまいりたいというふうに考えております。
続きまして、BRTについてでございます。
BRT、2点のうち1点、交通量調査につきましては、現在、東京都が行っている検討調査になっております。東京都のほうからは、交通量調査などを行いまして、例えばBRTの連節車両が安全に交差点に入れるかどうか、そういった検討調査を行っているというふうに聞いております。
2点目の東京国際クルーズターミナル、また東京ビッグサイトの検討状況ですけれども、こちらもそれぞれ東京都のほうでは、東京駅延伸と併せて検討を進めているというふうに聞いております。具体的には、イベントの際に、これら2路線のそれぞれの需要がどれぐらいあるのか、そういった確認の作業を行っているというふうに聞いております。
以上でございます。
○田中(広)委員
御答弁ありがとうございます。
八丁堀駅、銀座一丁目駅のエレベーター設置につきましては、実際、施工主となるのは鉄道事業者さんになりますので、働きかけと、また、できる限りの支援をどうかよろしくお願いいたします。特に、八丁堀駅につきましては、せっかく工事が進んで、御近隣の方も期待をしていたところでありました。ホーム階までエレベーターを入れて、難しい工事に挑んだわけでありますけれども、今おっしゃったとおり、取水で大変苦労したということで、何とか施工方法を改善していただきながら、御努力をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
そして、東京BRTのお話でございます。今、御答弁いただいた中で、連節バスが入れる動線、そういったところをしっかり調査しているというお話もありました。また、2方面については、需要の確認を行っているということであります。
私たちの議論の中では区内を見ていくんですけれども、今回の交通環境の改善については、どうしても他区の動向が関わってきていると深く実感しております。勝どきエリア等にお住まいの方からしますと、バスに乗ろうとすると、行きも帰りも本当に多くの方が乗っていて、今までだったら、見過ごせば、次のバスでもうまく乗れたんですけれども、そうではない場面もありますというお話があります。
したがって、これまでも難しい取組に区は取り組んでいただいておりますが、その取組をもう一つ、一歩踏み込んでいただきながら、例えば他のエリアのイベント会場の動向ですとか、それから、今後の臨海エリアの開発ですとか、そういったことも全て含めながら、何か交通環境改善協議会みたいな形で取り組んでいただきたいと思います。住んでいる方と、外から見る目はやはり全然違うんです。バスを利用している方の思いと、端で見ている思いというのは意外と違うんです。実際に乗った方でないと分からないかもしれないですが、その気持ちを一番よく分かっているのは中央区の御担当の皆さんでありますので、僕は東京都としっかり協議できる体制を改めて構築していただきたいと思います。
しかも、将来にわたって進んでいくお話であります。昨年の第四回定例会でも申し上げさせていただきました。2025年の秋にHARUMI FLAGでは、タワー棟の2棟、1,455戸が竣工、さらに豊海地区のタワー棟が2026年度中に2,046戸、月島三丁目北地区の住宅が2026年6月、1,341戸、さらに、2027年度には南地区で744戸、また、勝どき東地区エリアではB棟が464戸、2028年10月、それぞれ予定をしている状況であります。これまでも何度も申し上げておりますが、どうか、東京都と、それから、少し広域的にエリアを拡大して検討協議会をしっかりつくって、工程表を立てながら、目標を立てながら進めていただきたいと思うんですけれども、改めて御見解をいただければと思います。お願いします。
○大野交通課長
区内の交通環境の改善についてでございます。
委員御案内のとおり、現在、江東区の有明や豊洲に大規模な集客施設ができたりですとか、人口が増加している、そういった中で、特に晴海通りの交通需要が増加しており、都バスやBRTが大変混雑しているというような状況を認識しております。区としましても、これまでも都営交通や東京BRTに、増便、またルートの拡充を働きかけておりまして、昨年の10月には都バスが増便されたり、また、BRTのほうで連節バスが増車されたり、関係機関で様々取り組んでいただいているところでございます。
そういった中で、先ほど委員のほうから、何か関係機関等が集まる協議会というお話があったかと思うんですけれども、現在、特にBRTに関する協議がメインにはなってくるんですが、臨海部全体の交通を考える地域公共交通協議会という協議会を立ち上げておりまして、その中では、都バスやBRT、さらには東京都、中央区もそうですし、江東区が入った協議会を既に立ち上げております。その中でも、やはり晴海通りの混雑はいろいろと議論が出ておりまして、東京都のほうからは、現在、交通の分散を図るために、江東区にある集客施設に対して、例えばシャトルバスを出すとか、臨時便を出すとか、そういったことを要請していると聞いております。さらには、現在、民間のほうで提供しております移動検索ツールでBRTが候補として出てこないといった状況があるように聞いております。この協議会の中でも、これらのツールの改善ができないのかといったところも議論として上がってきております。ですので、実際に供給量を増やすハードの面、さらには、先ほどのツールを改善するというソフトの面の両面から、交通環境の改善を果たしていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○田中(広)委員
大変にありがとうございます。
都あるいは交通事業者、そして、今、人手不足が言われている中で、本当に難しい調整だと思います。しかしながら、先ほど申し上げましたとおり、区は一生懸命取り組んではいるんですけれども、やはり周りの環境でなかなか思うように、区民の皆様の利便性は本当に向上しているんですが、毎回壁にぶつかっていくという現実があります。こうした中で、次に大きな点は、築地市場跡地の話につながってくると思います。先ほど吉田副区長のほうから、議論の中で、これはしっかりやっていかなくてはいけないという御答弁がありますので、この認識は一致していると思うんです。しかしながら、現実として、限られた道路を見て、これから本当に区内人口も増え、また、事業者さんのいろいろな動向も増えていく中で、相当厳しい取組になるだろうと思います。
先ほども申し上げたんですが、住んでいる方の気持ちを伝えるというのは、やはり東京都の様々な協議会の場面に区の方が入り込んで、しっかりそれを伝えていくということが本当に重要だと思うんです。先ほど申し上げた区内の住宅の今後の展開を見ただけでも、大変懸念されます。さらに、築地市場跡地、8年後あるいは十数年後、大変心配があるという、これは誰もが認識しているところであります。中期的に見て、今からしっかりと東京都と協議できる環境を強化していただきたいと思うんですけれども、再度その点についても御答弁いただければありがたいと思います。
○三留環境土木部長
築地の交通環境ということでございます。
先ほど交通課長が申し上げているのは、狭い点での協議会であるとか、そういったものはもうありますよというお話をさせていただいているところでございます。築地に関しましては、事業予定者が決定した段階、それから地域の皆さんとのお話合いに関しては、これまでも何回かさせていただいておるところでございますので、そういったものを発展させながら、今後、交通環境をきちんと、滞りなくというのはなかなか難しいんでございますけれども、計画をまずはつくり上げる、その計画に向けた段取りをつくっていく、そういったものを、段階を踏みながらやらせていただきたいと思っております。
以上でございます。
○田中(広)委員
いろいろな関係者が関わってくる取組でありますが、本当に基本的なことでありますけれども、住んでいる方の感じる思いを伝えられる取組をどうかお願いしていただきたいと思います。
私なりに感じるのは、昨年の一般質問でも申し上げたんですが、ある区内の高校生でバスで通っている方から、朝、始発で行くんですけれども、始発でもう一便ぐらいあると助かるというお話がありました。人手不足ということで、早朝の時間帯の確保は難しいと思うんですけれども、今、人口がこうして回復して、まちが次のステージに行こうという中で、やはり今住んでいらっしゃる方が安心して、また安全に過ごせるような取組をこれまで以上に強化していただきたいと思います。
本当にいろいろな関係者が関わってくるエリアになってきますので、これまで以上に取組を強化していただきますようお願いいたしまして、質問を終わります。ありがとうございました。
○小栗委員
それでは、何点か質問をいたします。
最初に、資料4で報告がありました日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業に伴う道路の件です。
今回の報告では、開発事業に伴って、室町小路の一部、再開発地区に関わるところは廃止する。その分を川沿いの地域に付け替えをする。余った平米数を金銭で取得するという御報告でした。
お伺いしたいのは、最終的な金額ではないというお話だったんですけれども、17億円で金銭で取得する予定だということです。この17億円は、道路が354平米あって、118平米付け替えるので、236平米になると思うんですけれども、それで割りますと、平米単価が720万円ということになります。これが妥当なのかという点で区の見解をお伺いしたいというふうに思います。
2017年に、八重洲北の東京ミッドタウン八重洲が出来上がっているところでは、やはり金銭で取得したものがありますけれども、平米単価で760万円でした。2019年は日本橋一丁目中地区で、既に大きなビルが立ち上がっているところですけれども、そこにあった区道も廃止するということで、その分を金銭で取得するという案件があり、そのときは平米単価でいうと447万円でした。これはちょっと少な過ぎるのではないかと、いろいろ議論したこともあるんですけれども、今回の平米単価720万円というのが妥当だと考えているのか、その辺の理由についてお伺いしたいと思います。
2点目としては、川沿いのエリアに区道をつけるということですけれども、これは、日本橋川に橋を架ける、そこに通じる区道になるという計画なのかという点について確認をさせていただきたいと思います。
続けて質問しますが、資料1にあった鉄道駅におけるエレベーターの設置状況についてです。
御説明いただいておりますが、27番のJRの馬喰町駅ですけれども、注釈にもあるように、現在、連絡通路として、地下鉄の東日本橋駅のエレベーターから長い通路を通って、行けないことはないですけれども、それで代行しているというような形になっています。改札から地上までのエレベーターは整備予定はあるということで、2031年度頃までということが示されております。
以前、この問題で私も質疑させていただいた際に、JRの馬喰町駅の真上というんですか、江戸通りのところで、今、建物の更新の工事などをやっているところもあり、そういうところでエレベーターの設置ができないかということで、結構具体的な話合いが進んでいるというような御答弁をいただいた記憶があるんですけれども、この辺の進捗状況について、2031年というと結構先になってしまっているんですが、もっと早くできないのかというところも含めて、お示しをいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○福島まちづくり事業担当課長
私からは、区道の評価というところでお答えをさせていただきます。
まず、この金額については、組合のほうで委託する土地家屋鑑定士が評価した額になっております。評価の基本的な考え方ですが、近傍の土地の公示価格だとか取引価格を基に、近傍の土地の平米単価を出して、それに対する区道の廃止した部分、区として従後者に置き換えない部分についての価格を出された、それで提示されたのが17億円という金額になっております。今後、都市再開発法の手続の中では、審査委員会、組合の中で弁護士だとか、いろいろ専門家の目を通して、この金額が妥当かどうかという評価を行った後に決定されるもの、東京都の認可を経て決定されるものとなっておりますので、そういう一連の都市再開発法の手続の中で、妥当性については担保されているというふうに考えております。
委員のほうから、ほかの地区での事例というものも紹介されているところではあるんですが、やはりその土地の、例えば、片や八重洲二丁目北地区ですと東京駅前の土地で、あそこは学校が従前資産としてあったわけでして、あそこについては、かなり整形のきれいな形であったというところと、今回の区道を廃止した部分の、例えばちょっと細長いような土地といった部分、そういうところでも土地の形状による評価への影響というものもございますので、一概に平米単価だけでの比較というものはなかなか難しいかなというふうに思っております。
私からは以上です。
○池田管理調整課長
私のほうからは、付け替えに伴う区道6号への変更についてでございます。
委員の御指摘のとおり、こちらの部分、将来、日本橋室町一丁目地区における提案の中で示されました人道橋を整備するということであります。こちらの人道橋付け替えの部分につきまして、将来の人道橋のアクセス機能や、橋台を設置するための橋詰用地として確保するために、今回、区域として入れたものでございます。
以上でございます。
○大野交通課長
私のほうからは、鉄道駅のエレベーターの整備に関してお答えいたします。
現在、JRの馬喰町駅では、JR独自のバリアフリー経路というものは確保されておりませんで、委員御案内のとおり、少し離れた都営地下鉄の東日本橋駅のエレベーターを利用している状況でございます。現在、馬喰町駅につきましては、委員御案内のとおり、馬喰町駅の直上のビルの上で新たなエレベーターの整備工事を行っている状況でございます。この工事につきましては、令和6年度からビルの解体工事に着手しておりまして、順次、ビルの新築工事、また、エレベーターの新設工事を行っていくというふうに聞いております。
先ほどお話のありました2031年度末は、ホームドアの整備を予定しているという状況でございます。
以上でございます。
○小栗委員
ホームドアが2031年度までと。そうしますと、解体工事というような段階になっているということもありまして、エレベーターはいつ頃の予定なのか教えていただけたらと思います。
それと、室町一丁目に関連してですけれども、もちろん、場所とか土地の形状によって評価が違うというのはあると思いますが、昨今の状況でいうと、土地代はだんだん上がっている状況でもあるので、その点で見てもどうなのかという点や、室町のところは、中央通り、本当に目抜き通りに面したところで、そこに接している道路なので、そういう意味でも、評価はかなり高いのではないかというふうに思います。この辺は、いろいろ鑑定士も入るとか、弁護士とかも評価するとかというお話がありますけれども、区としても、適正なのかという点では、ぜひきちんとした鑑定も行った上でやっていただきたいというふうに思います。
今回、区道の廃止ということで提案されているわけですけれども、この区道の廃止について、周辺の住民に対して、これまで説明会が開かれたということがあるのか。計画として、最終的には、ビルが出来上がったときには通路ができるということにはなっていますけれども、それが出来上がるまでは、工事をする上で、多分あそこはずっと塞がれたままになるということもあり、そこの区道がなくなることによって影響を受けるエリアもかなりあるというふうに思います。今、既に再開発の地域にあるところが、立ち退きとかでゴーストタウン化しているような状況もあって、その周辺の商店なども含めて、大変影響が出ているということもあります。今度、道路が廃止されることによって、また人の流れが途絶えてしまうということは、大きな影響を与える点でもあるので、周りにもきちんと説明がされているのか、営業への影響などについて何らかの補償とかが考えられているのか、その点についても御答弁をいただきたいと思います。
それと、今回示された予定でいきますと、10月に権利変換を行って、来年度からA街区の工事に入るというようなことで、全体が出来上がるのは2033年ということで、かなり長期にわたるわけですけれども、この再開発の地域に関しては、もともと工事を予定していた事業者が替わってしまったというようなこともあり、まだ事業者が決まっていないということも聞いています。そういう中で、権利変換の計画を10月までにやると。そして、工事はもう来年からやるということに、ちゃんとスケジュールとしてめどがついているのかという点について再度確認をさせていただきたいと思います。
○大野交通課長
私のほうからは、エレベーターの整備についてお答えいたします。
JRの馬喰町駅は、現時点では工事着手に向けた準備中と伺っておりまして、エレベーターの供用開始時期については、未定というふうに聞いております。
以上でございます。
○福島まちづくり事業担当課長
私のほうから、室町一丁目の件についてお答えいたします。
まず初めに、区道の廃止について、地域の住民の方に説明しているのかという部分についてですが、都市計画として手続に入る前に、まず、まちづくり基本条例という条例の中で、計画の概要が固まってきた中で、地域の方、代表の方に対して計画の説明をし、その中で整備される公共施設についての御意見をいただいたりという場を設けているとともに、これは都市再生特別地区という制度を使って計画されているものなんですが、その中で特区説明会というものも、併せて地域の方を対象にやるようにということが定められておりまして、これも都市計画手続に入る前に、地域の方に対して計画の概要の説明をしております。また、都市計画の手続の中では、いろいろ都市計画の内容についての縦覧等を行いながら、ちょっと専門的な見え方にはなってしまうんですが、都市計画図書を通して内容の御案内をしているというような、そういう形で説明をしてきたところでございます。
もう一点、営業への影響の補償とかはあるのかというところです。
この部分については、個別具体のところは組合との協議の中でという形になると思うんですが、具体的にそういう部分について対応を行っているという話は、今のところ、組合のほうからは聞いていないところです。そういう声が上がっているというところも聞いていないところです。
あと、スケジュールについてです。
昨今の建設費高騰だとか、委員のほうから御案内のあった、当初予定していった建設業者が撤退というようなお話がございました。そういうところも含めて、今、組合の設立から、あれが令和4年だったんですが、そこから少し時間がたっています。この時間の中で、いろいろ事業計画の再度の練り直しだとか、工事業者とのいろいろ折衝等を行いながら、おおむねこれでやっていけそうというめどが立ちましたので、事業計画のほうも今後変更していくことを予定しておりますし、今言っている、今度10月を予定している権利変換計画の認可に向けた手続を進めていくというところで、組合のほうから、めどは立っているというようなお話を聞いているところです。
以上です。
○小栗委員
今、計画を変更しているというお話が出たんですけれども、どこをどのように変更するのか。今回、区道の廃止をなぜこの時期にやるのかという点も併せてお伺いしたいと思ったんですけれども、権利変換の認可をする前には、区道の廃止をやって、権利変換と同じように、そこを評価して区が金銭で取得するというような手続を、都市計画の段取りとして、この時期にやる必要性という点について再度御説明をいただきたいと思います。
続けて、まちづくり協議会の報告の件で質問をいたします。
これについては、昨年の12月2日にやった築地地区及び銀座地区合同まちづくり協議会の内容などについても、既に議事録なども頂いておりますけれども、先ほど来もいろいろ質疑がされた中で、まちづくり協議会の中でも出されていたのは、やはり交通の処理ですよね。人流、物流を含めて、どうするのか。今のままでいけば、人の流れや車の流れを分断するような計画になってしまうのではないかという不安の声などもたくさん出ていたというふうに思います。これについても、先ほど来、御答弁では、今後、ちゃんとした計画になるように、東京都や国や事業者、首都高を含めて、きちんとした計画を出してもらうというような御答弁がありましたけれども、こういう計画にしますというふうに固まる前の段階の計画の練り上げというのは、区はどういうふうに関わって、都市計画決定として出せるようなものに仕上げていくのかという点について確認をさせていただきたいというふうに思います。
先ほど来のお話ですと、東京都は、この3月までに事業予定者を正式な事業者として決定する手続をするという段階になっているのかなというふうに思うんですけれども、それに合わせて、中央区としても、その時期に協定を締結すると言っていたけれども、その中身がちゃんとしないと結べないということで、それはそのとおりだというふうに思うんです。今、東京都では、マネジメント会議でいろいろ検討して、附帯意見に対する意見が様々出て、もっと築地の歴史や文化、土地の特性を踏まえた、築地由来の提供価値を深化させるようにしようとか、そういう方針などもマネジメント会議の中での検討の反映について出されているというのが都市整備局のホームページなどにも載っていました。今出されている内容、本当に概要ですけれども、それをどういうふうに深化させて、こういう計画として考えているんですというものが示されないのに、東京都としては協定を結んでしまうのか。それは、またそれでおかしいのではないかなと思うんですけれども、そういう協議をどういうふうに進めて、どういうふうにみんなの意見なども取り入れた、いい計画にしてつくり上げていくのか。その過程はどういうふうになるのかという点について、改めてお伺いしたいと思います。お願いします。
○福島まちづくり事業担当課長
室町一丁目地区についてです。
まず、事業計画の変更の具体的な部分についてというところですが、今、手続としては、事業計画の変更の申請というものが出されている状況ではあるものの、まだ東京都のほうから認可が下りている段階ではございません。
具体の内容についてですが、当初、令和4年に組合設立をしたときの事業計画の内容から、まずは大きくスケジュールが動いてしまっているというところで、スケジュールの見直しだとか、あとは建設費の高騰による事業費の見直し等を行っています。あとは、当然、いろいろ設計のほうも進んでおりますので、実施設計の進捗に伴う変更というものも行われております。今、そういった部分の変更の手続をしているところですが、大まかなめどが立っているというところも踏まえまして、区としては、今後、権利変換に手続が進んでいく中で、今回御報告させていただいたとおり、ここの部分の区の従前持っていた資産がどういう形に置き換わるのかというところをしっかり議会のほうに説明させていただきたいということで、本日、委員会報告させていただいたところです。
私からは以上です。
○吉田副区長
築地についてなんですが、区の関わり方といいますか、先ほども他の委員に答弁申し上げましたように、例えば、あの敷地だけを使って交通を考えると、大変しんどいことになります。当然のことながら、直接面しているのは新大橋通りと勝どきのところで晴海通りだけですから、そこで交通処理しようというのは、正直言うと、むちゃです。5万人規模を動員するというんですから、それこそ現実の問題、今、新大橋通りも晴海通りの歩道もそれなりの広さはありますけれども、もしやったら、少なくとも横断のところの滞留だけでもパンクします。
区としては、実際に首都高速の道路の構造とか何かについては、やはり専門の方がいらっしゃるわけですから、そういうところは任せますけれども、人の流れ、車の流れについては、こうあるべきではないのかというものについては、区としての考え方を示しているわけでございます。私どもは、メインに人が流れてくるのは銀座方面からだと思っていますので、そういう意味でいいますと、そういう部分に対して人のたまりをつくり、そして立体的に市場跡地に入っていけるような動線をつくっていくとか何かということを、例えば人の流れについても示しながら、基本的には、そういうことを考えるべきではないですかというようなことを提示する。それから、高速道路についても、出入口の在り方などについて、こうではないだろうかと、基本的な方向性については、区の関わり方として、それは強く申し上げているところでございます。そういう形で関わっている。構造的な細かい部分については、もちろん、首都高や東京都の中で具体的に検討されればいいことだと思っている。
それから、実は、東京都がこの3月に協定を結ぶという内容について、どういう内容ですかみたいな話ですけれども、私も分からないんです。正直言うと、申し上げているように、私どもが地元区として最低限お聞きしなければならない事項を整理しようと思うと、今の時点では、私どもの区としては整理できない。だから、東京都が協定を結ぶ内容がどういうものになるかということは、私どもが予測できるところではございませんので、先ほど申し上げたように、東京都の、骨格がどういうことで協定を結ぶのかということについては、注視をしていきたいと思っております。
○小栗委員
まず、室町の件ですけれども、今、まだ計画の変更の手続中で、都の認可も下りていない段階で、もう道路の廃止を決めてしまうというのは、説明を聞いた限り、それは早過ぎるというか、おかしいのではないかという印象を持ちます。そして、まだ施工者も決まっていないということや、もともとの計画は角のビルが抜けた再開発計画になっていますけれども、この角のビルは、今は三井不動産が取得しているということで、大きな計画に変更になるのではないかというような話も出ているようなんですが、この辺の変更、大きな変更なども考えられる中で、早々と区道の廃止だけ決めてしまうというのはどうなのかというふうに思いますけれども、その点について再度御答弁いただけたらと思います。
あと、築地については、これだけの計画で、出されている資料が、この動線は前に資料で頂いていますけれども、こんなものでは全然駄目じゃないかというような意見がたくさん出ました。これからちゃんと考えますと、まちづくり協議会でも事業者の人もおっしゃっていましたけれども、本当にどういうふうな形になるのかという点を、こういうふうにしたいと思うんですというのが出てきた段階で、また、みんなで、これで大丈夫だろうかみたいな検討をするとか、そういうことが絶対必要になると思うんです。
あわせて、さっき、築地のまちづくりを進める上で、共存共栄と公有地の使い方、もっと社会的な使い方が必要ではないかという吉田副区長の御答弁がありましたけれども、そういう意味でも、この計画全体の中身についても、もっと意見を言っていいのではないかと私は常々思っております。歴史的なことを言えば、浴恩園の復元とか、庭園の部分を復元するとか、そういう計画に見直す、歴史的なものをもっと取り入れたものにするとか、そういうことも含めて、もっと見直しが検討されてしかるべきではないかというふうに思っています。なので、もういろいろ検討して、これで出ましたので、皆さんの意見は全く聞きませんみたいな状態で都市計画の決定がどんどん進められるようなことがないように、ぜひしていっていただきたいということを要望したいと思います。
室町の件だけ、お願いします。
○福島まちづくり事業担当課長
事業計画の変更の認可が下りていない中でという御指摘ですが、事業計画の変更に際しては、認可権者である東京都、当然、区のほうも、その変更内容については、事業者と何度も打合せを重ねた上で、この変更の認可申請に至っているという状況でございます。ですので、その内容については、おおむね区も、認可権者である東京都も、方向性やその内容について了解が取られている状況というのが現状でございます。ですので、これで事業計画が確定して、次の段階に進んでいくという蓋然性が高まったということをもって道路を廃止するというので、特段それが早過ぎるというような判断はしていないところでございます。
あと、角のビルです。もともとスルガ銀行のビルであったんですが、地権者の意向で開発には入らなかった。その後の経緯の中で、今おっしゃった不動産会社が取得したというところであります。その不動産会社についても、室町一丁目の権利者だったり、事業協力者ではあるものの、その一存で計画を変えるということができるわけではなく、今のところ、組合として、あれを含めてどうこうするというような考えはないと聞いているところでございます。
以上になります。
○小栗委員
室町一丁目の地域も、地権者が何人もいらっしゃるのは了解していますけれども、前にも言ったように、事業者、実際に事業を進める人と、かなりの部分を三井が担って進めているという計画で、今、計画には入っていない角のところも持っているということを考えると、そういうところに大変な利益をもたらすような計画になっているのではないかというふうに私は考えております。
そういう意味で、区道の廃止をこの時期にすぐやるんだというのはどうなのかということを申し述べて、終わります。ありがとうございました。
○渡部委員長
議題(1)、都心再生のまちづくり及び基盤整備等に関すること並びに築地市場跡地における「築地地区まちづくり事業」に関することについては、継続審査ということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○渡部委員長
ありがとうございます。
議題(2)、請願第5号、「浴恩園」の再生と、築地市場跡地再開発の見直しを求める請願の審査について、質問はございますでしょうか。
継続審査ということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○渡部委員長
第一回区議会定例会における委員長報告の取扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○渡部委員長
ありがとうございます。
それでは、本日はたくさんの中身の濃い質疑をいただき、ありがとうございました。
本日は、これをもって閉会いたします。
ありがとうございます。
(午後3時11分 閉会)
お問い合わせ先:区議会議会局調査係
電話:03-3546-5559