一般質問・答弁の要旨
中央区議会自由民主党議員団 今野 弘美議員
行政評価の情報公開を問う
問 行政評価制度の15年度本格実施に向け事務事業評価を行っているが、(1)現在試行的段階だが、体制と進め方は。(2)評価基準が生命線と考えるが説明責任の見地から客観性の担保をどう工夫するのか。(3)得られた結果の活用と、区民への周知は。
区長 (1)(2)1次評価を各事業部が行い、客観性を高める観点から2次評価を企画部・総務部の管理職が個別に行う。(3)本区の事務事業評価制度として構築したうえで広報紙等で公表し、区民の意見も聴き評価結果を事業改善につなげる。
築地市場問題を問う
問 移転決定の報道もある中、区として率直な現状認識は。また、着実に移転に向けて進捗する中、どのような展望をもって区の役割を認識し、対応するのか。
区長 仮に移転整備となれば重大な影響を受ける大勢の関係者もおり、都との協議で納得のできる解決方法を見いだす必要がある。さらに、まちづくりにも影響することが必至で、跡地開発や場外市場などの事業継承も含めた問題を視野に入れ将来を展望しなければならない。
問 これまでの移転に反対してきた場外市場の関係者から、事実上の移転容認の表明があり、築地地区まちづくり協議会では、本区の役割として正確な情報の提供、都との協議の場を実現すべきとの提案がされたがどうとらえるか。
区長 都が場外市場に対する支援策を示していないだけに、関係者は不安を抱えていると受け止め、これまで以上に情報を提供し、今後提起される都の支援策が納得が得られるものになるか注視していく。
都心再生会議を問う
問 14年度に設置する都心再生会議の取り組み方針と全体のスケジュールは。
区長 学識経験者やマスコミ、産業団体関係者等外部の専門家を中心に、従来の枠を超えた活発な議論を期待しており、その成果を、「都心再生プログラム」として14年度内にまとめる。
問 改めて、都心再生会議に向けた区長の決意を聞きたい。
区長 本区の再生は、国をあげて取り組んでいる「都市の再生」に力強い波及効果をもたらすものと考え、全力をあげて取り組む。
リサイクルの推進を問う
問 分別回収されているアルミ缶が抜き取られる事件が多発しているが、(1)区民からどんな声が寄せられ、区としてどうとらえるのか。(2)本区の対策は。
区長 (1)(2)リサイクル事業に協力する目的で分別排出を行っているにもかかわらず、第三者が抜き取ることへの不満の声が主なものである。今後は、抜き取り防止ビラの掲示や、監視体制の強化を図る。
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