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一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党 佐藤孝太郎議員

医療基盤の整備等を問う

問 一般病床の必要数は二次保健医療圏ごとに算定され、本区は区中央部保健医療圏に属するが、既存床数の約1/3が特定機能病院に属し、通常入院治療対応の一般病床が不足しているが、現状の認識と、今後の取り組みは。

区長 当医療圏では、地域医療システム化推進協議会を設け、病院と診療所や病院相互の連携システムを検討している。地域医療の充実は、初期医療は診療所で、高度な医療は病院でと分担するなどの連携を図ることが重要。

 石川島播磨重工業東京第一工場の移転に伴い、石川島病院も他地区へ移転するのではという地元住民の不安感を、区はどう受け止め、区民が安心できる地域医療の実現にどう取り組むのか。

区長 現在のところ、移転計画はないと伺っており、今後とも地域医療を担うものと期待している。

 誘致方式による病院整備の研究を行っている区があると聞くが、基礎的自治体は地域住民が安心してかかれる医療体制を確保する責任があり、23区が区立病院を持つことが非常識でない時代に入りつつあると思う。本区では、人口増に伴い公共施設サービスの不足が深刻な状況で、地域医療の中核を担う病院も数少なく、医療基盤の一層の充実も必要である。リバーシティー21地区の都市型駐在所のように関係者の知恵と工夫、努力次第で区の財政負担が少ない方法での区立病院の整備も可能では。

区長 都の保健医療計画では、当医療圏の必要病床数は充足されており病院の新設は困難だが、大幅な人口増や病床数の減少が生じた際は民間病院の参入を含めた多様な手法を研究したい。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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