一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党　鈴木　幸子議員

「ISO9001品質マネジメントシステム」の導入を問う

問　「ISO9001品質マネジメントシステム」を導入すれば、マニュアルに従ったシステム運用で、一定レベルの行政サービスが提供でき、区民はより質の高いサービスを安定して受けることが可能で、職員の意識改革を促す効果も期待できる。ホスピタリティーある区民サービスを今まで以上に向上させ、区民満足度の高い、住み心地のよい本区を作るため、是非とも導入を。

区長　12月に取得を目指すISO14001環境マネジメントシステムの進捗状況や経験を踏まえ、検討したい。事務事業評価制度の手法なども合わせて検討し、ホスピタリティーにあふれたよりよい行政サービスの展開に向け努力したい。

子育て支援対策を問う

問　本区の21世紀を担う全ての子ども達に、読書の素晴らしさを伝え豊かな心を育んでもらうために、「ブックスタート」運動を、再度提案する。既に30区市町村で実施され、14年度は全国で140区市町村で実施が予定されており、事業の1日も早い実施を。

区長　新年度から、ブックスタートについての乳幼児向けの絵本リストや、お話し会の案内などを配布することにしているが、さらに議会や区民の意見を採り入れて内容を充実させていきたい。

「子ども区議会」の開催を問う

問　14年度から本格的に始まる総合的な学習時間の実践的試みの中で、児童、生徒の興味や関心で一番多く取り上げられた課題は、身近な地域についての学習である。今後、子ども達だけでは解決のつかない困難な課題や問題、子どもの目線でとらえた地域への意見や要望を聞き入れ、大人がきちんと説明する場を提供すべきで、本区でも子ども区議会の開催を提案するが。

区長　他区では、代表の子ども議員しか参加できない、出席者全員が自由に意見表明を行えないなどの理由で見直しがされ、一人ひとりが課題をもって、体験的に学ぶことを基本とする総合的な学習に馴染むか課題も多い。本区では、より学習効果のある方法を検討していきたい。

高齢者、障害者の生きがい対策を問う

問　ファッションを通じて、高齢者や障害者の方が明るく前向きな生活を過ごすため、女性グループを招いて福祉まつりなどで高齢者と障害者のためのファッションショーを開催しては。

区長　年齢や体型、障害にかかわりなくファッションを楽しむ近年の動きも視野に入れ、例えば福祉まつりにおいてボランティア団体などの協力を得た開催などを検討したい。

〔平成14年第一回定例会一般質問（要旨）に戻る〕