一般質問・答弁の要旨
日本共産党中央区議会議員団 小栗智恵子議員
有事関連3法案を問う
問 有事3法案についての見解は。法案に反対するよう求めるが。
区長 我が国の安全及び国民の生命にかかわる重要な問題。国会において徹底的な議論が行われるべき。
日本共産党区議団が実施した区民アンケート」について問う
問 アンケート結果にも現れている、区民の生活実態をどう考えるか。
区長 依然厳しい状況が続いている。今後も区民福祉の向上に努める。
問 雇用確保のため、区独自の雇用総合相談窓口の設置を求めるが。
区長 雇用相談は広域的な対応が効果的。設置は考えていない。
問 介護保険制度の改善を求める声への対応は。
区長 介護サービスの質の向上に向けサービスの評価制度も検討する。
教育問題を問う
問 学校週5日制について、(1)子どもの権利条約を基本に、ゆとりと成長のための制度にすべきでは。(2)本区の実態と問題点は。(3)実りあるものにしていくための条件整備は。(4)教師の多忙化改善は。
教育長 (1)各学校では、特色ある教育課程を編成しており、教育委員会も支援をしていく。(2)問題となるようなことはない。(3)授業時間数が減るが、学習内容の厳選により時間的ゆとりが生まれる。学力低下への懸念には、教師の指導力向上が不可欠。(4)改善を図る。
問 通学区域の見直しは、学校選択制導入を視野に入れたものか。
教育長 選択制導入前提ではない。
保育園・学童保育を問う
問 学童保育の待機児解消のため、新たな施設整備や学校の空き教室の利用は。
区長 今後の人口動向を考え、対応策を検討している。教育施設活用は、安全面など課題がある。
問 保育園の拡充について、(1)大規模開発に際し民間事業者に保育施設の設置を促すのか。質の確保は。(2)区が施設整備や運営を行うべきでは。(3)保育園新設の検討は。
区長 (1)民間の力も活用し保育環境を充実させたい。質に大きな差はでない。(2)民間でも内容を十分精査し指導する。(3)保育需要から場所や設置形態の検討を行っている。
「都市再生」計画を問う
問 都心再生会議は、「民間がビジネスチャンスを作れて速やかに結実させることができるようにする」方向が指向されるのか。
区長 民間の力を都市に振り向け、経済再生を実現するという主旨を踏まえ、主体性をもって取り組む。
問 区は、国や都の都市再生方針と一致して、大規模プロジェクト推進のまちづくりをめざすのか。
区長 民間の力を活用し地元と区と事業者で十分議論し指導していく。
問 容積率の拡大や、規制を取り払うやり方のまちづくりでいいのか。
区長 基盤整備が要で、合わないところはダウンゾーニングも検討。
マンションの管理対策を問う
問 相談窓口に、マンション管理士を配置しては。
区長 管理士との連携を図る。
問 住宅金融公庫のマンション修繕債権積立制度の利用拡大策を。
区長 公庫の見直しが検討されており、今後の検討を見守りたい。
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