一般質問・答弁の要旨
中央区議会公明党 植原恭子議員
保健福祉行政を問う
問 新生児の聴覚検査について、難聴の早期発見と予防のため本区でも早期に導入すべきでは。
区長 国・都の試行結果や検査機器の普及状況の推移等を踏まえ、慎重に検討していく。
問 音楽療法について、(1)活動状況と効果は。(2)月島保健センターや開設予定の介護老人保健施設等にも導入すべきでは。(3)区独自の音楽療法士・ボランティアの養成は。
区長 (1)福祉センターや保健所等で機能訓練などを行っており、失語症の人が言葉を発するなどの効果が見られる。(2)月島保健センター等での導入を検討している。(3)ボランティアについては、社会福祉協議会等と連携し養成に努める。
清掃事業を問う
問 ごみ減量のためのマイバッグ運動で、商店会などに対して理解と協力を求めるべきでは。
区長 商店街連合会等に持参者への優遇制度の検討など働きかける。
問 ペットボトルの回収について、(1)資源ごみ回収日に回収を希望する声があるが。(2)リサイクルして区民に還元しては。
区長 (1)店頭回収システムを基本に、公共施設等での拠点回収を図る。(2)ペットボトル再生品のマイバッグをイベントなどで配布している。
環境行政を問う
問 環境に配慮した商品や店を選ぶ人をいう「グリーンコンシューマー」の意識を、行政が環境教育の一環として啓発していくべきでは。
区長 グリーンコンシューマーの理念が子どもたちの意識に芽生え根付いていく事業展開を図る。
問 たばこや空き缶のポイ捨てを防止するため、環境教育の意味からも罰則付き条例を制定しては。
区長 意識啓発効果は少なくないが、規定が有効に機能しうる条件が不可欠である。他区の条例の効果等を見ていきたい。
土木行政を問う
問 新島橋の架け替え計画は、勝どき六丁目の大規模開発終了後の工事着工となっているが、工事車両の増大が予測され、専用橋をかけるなどの対策を講じる考えは。
区長 着工時期は詳細に検討する。残土排出等は海上輸送するなど極力陸上輸送を抑制すると聞いており、区もその実施を強く指導する。
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