平成16年度予算に対する各会派の態度表明
中央区民クラブ
未だ景気の浮揚策もなく、多くの中小企業を抱える当区も混迷を続けています。やや明るい兆しは、マンション、共同住宅の増設による人口の増加であります。商工業の中心として栄えたこの街も、その変容ぶりは目に余るものがあると思います。
その中で予算案は、①安心・安全で快適な都心居住の推進、②地域経済の活性化、③風格あるまちづくりの推進という三つ重点目標にそって、各部局の発展と責任の明確化など、その取り組みに意欲を感じとることができます。
町の形態も変わり、高層住宅や高層事務棟など建ち並び、下町の良さが失なわれていくのは、非常に寂しいものがあります。その中でも動物愛護懇談会を設け動物たちとの共生をはかり、町名検討会など古き良き時代を想起させる案もあり、中央区の歴史と文化を見直す時期かと思います。
予算の配分も「リハポート明石」「レインボーハウス明石」などの開設もあり、福祉に重点を置き、区民の幸せと安全を十分に考えた予算と認知しますが、我が会派が述べた質問・意見・要望を組み込んで、更なる区民の生活安定に向け、住みやすく、働きやすく、子供たちの未来に夢がつながる予算執行をお願いし、平成16年度各会計予算に賛成します。
お問い合わせ先：区議会議会局調査係
電話：03-3546-5559