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一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党 鈴木 幸子議員

安心・安全の街づくりを問う

 本区の犯罪発生数は増加しており、安全・安心のまちづくり対策は最優先課題の一つだが、(1)区内にある交番のうち現在6カ所が「一時空き交番」となっている。警察官などの増員を図り「一時空き交番」の解消を提案するが。(2)三井ビルの室町交番が、三井新館の建設計画に伴い廃止された。室町二丁目周辺に再設置を提案するが。

区長 (1)「一時空き交番」の解消については、都の平成16年度予算において、交番用テレビ対話システムを47交番に導入し、警察官の退職者を交番に配置する「交番相談員」を200人増員するなど、交番機能を強化するとしている。本区内の交番についても、機能強化を都に要望していく。(2)日本橋交番などでカバーできるということから、地元の了解のもとに廃止された。

 「スーパー防犯灯」はボタンを押すとカメラとマイクにスイッチが入り、赤色灯や非常ベルが作動し、警察署へ映像を送り通話もできるものだが、区内危険個所に設置しては。また、子供の安全のため、区内の学校、危険と思われる通学路などに、同じ機能をもつ「子ども緊急通報装置」を設置し「ガードマン」を増員しては。

区長 本年4月、銀座5~8丁目にスーパー防犯灯8基が設置予定であり、これは小学生でも押せる高さにボタンがある。また、校庭と公園が一体化している小学校には、民間ガードマンを配置している。子供の安全を確保するため、スーパー防犯灯等の設置をさらに警察に要望するとともに、地域と連携し、安全教育を強化していく。

 玄関錠、補助錠の取り付けの助成や商店街などへ防犯カメラを取り付ける費用を一部助成する制度を導入しては。また、区民の防犯活動を支援するような施策を実施し、区民、職員の防犯パトロールをかねた外出など、行政と区民が一体となった防犯対策のシステムづくりを提案するが見解は。

区長 昨年設置した「安全で安心な区民生活を考える懇談会」の意見を踏まえ、区民と行政が共働して行う防犯のためのシステムづくりなど、区全体の安全対策を取りまとめる中で対応していく。

女性センター「ブーケ21」の見直しを問う

 女性センターについて、(1)保育室は利用率が低いため、改修して近隣の子どもと母親が自由に気軽に遊べるフロアーとして開放しては。(2)「女性相談」を気軽に利用できるよう夜間や休日にも相談日を開設しては。

区長 (1)(2)来年度からは区直営とし、事業施設としての機能強化を図り、より多くの方に利用しやすい施設となるよう工夫していく。

区立ゲートボール場の見直しを問う

 ほとんど利用されていない桜川ゲートボール場とあやめゲートボール場を、子どもたちが自由に遊べる広場に提供し、多目的に利用できるよう見直しては。

教育長 地域からの要望もあり、ゲートボール場の有効活用について検討しているところ。

緑化対策を問う

 文部科学省の補助金制度を利用して学校の屋上を芝生化し、子ども達が素足で思いきり体を動かしながら自然の生態系メカニズムも体験できる環境を整えては。

教育長 維持管理に課題があるため、来年度、中央小学校の屋上防水工事に合せて試験的に植裁し、調査・検討を行う。補助金については、本格導入時に利用したい。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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