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平成16年度決算に対する各会派の態度表明

環境福祉クラブ

 本区では、人口の急激な増加により住民ニーズの多様化、複雑化、個別化が進んでおり、行政施策において公平性や画一性よりも、個別の満足度が政策評価の指標となっている状況といえます。
 さて今日、地域住民の間ではアスベストや地震災害に対する恐怖が広がり、市民生活の環境や安全性に対するニーズも高まっています。国の掲げる安全基準や平均的かつ標準的な法制度を超える厳しい規制や対応が地方行政に求められているのではないでしょうか。
 一方で、今や時代は「官から民」、あるいは「小さな政府」を志向する流れとなり、市民生活を行政が全て丸抱えするという責任や役割が希薄になりつつあります。すなわち一層の効率性や合理性が行政に問われる反面、競争原理に伴う厳しい規制やチェックも極めて強く求められており、「小さな政府」の時代にふさわしい地方行政の新たな役割を模索しなければならなくなっていると思います。
 そうした視点をもって、9月29日の審査開始以来、各款にわたり慎重に審査して参りました。厳しい財政環境を認識されながらも、必要な施策には重点的に予算が配分されてきたという本区の姿勢を評価し、平成16年度中央区各会計歳入歳出決算の認定に賛成いたします。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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