平成16年度決算に対する各会派の態度表明
中央区議会公明党
平成16年度中央区各会計歳入歳出決算の審査にあたり、区民の立場に立ち、生活者の視点から厳正な審査を通じ、意見を述べるとともに様々な提案を申し上げて参りました。
10月8日、パキスタン北部で大地震が発生し、甚大な被害をもたらしました。哀心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い復興を祈念申し上げます。
さて、平成16年度の本区財政は、人口増に伴う区民税の増収など収入額の増加があったものの、特別区財政調整交付金算定のマイナス要因ともなり、今後も三位一体改革等による国や都の補助・負担金の削減が見込まれるなど、厳しい状況であります。歳出面では、特に2年連続で減少していた義務的経費が前年度比8.4％の増となりましたが、人件費では職員数の削減などにより前年度比0.7％の減少となり、今後も本区行政改革大綱に基づき、行政改革の不断の努力を重ねていくべきです。また、会派として特に提案申し上げて参りました子育て支援策の拡充など、的確な事業の実施と歳出に努力をされましたことに評価をいたします。
中央区議会公明党は、公僕としての使命と責任を自覚し、区民福祉の向上と安全・安心の確保に努め、ムダを排除した健全で持続可能な行財政運営にあたられますようお願い申し上げ本決算の認定に同意いたします。
お問い合わせ先：区議会議会局調査係
電話：03-3546-5559