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一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党 中島 賢治議員

ユニバーサルデザインの取り組みを問う。

 現在のバリアフリーの取り組みは、限られた場所が多く連続性に欠ける。ユニバーサルデザインの街づくりを面として取り組み、高齢者、障害者が安心して暮らせる住環境にすべきでは。

区長 「中央区福祉のまちづくり実施方針」のもと、公共施設のバリアフリー化を推進しているところだが、今年度からはセミフラット型を採用した歩道改良に取り組んでいる。今後も面的なユニバーサルデザインのまちづくりを進めていく。

 銀座の地下街などは、障害者や高齢者にはまだまだ障害のある状況だが、(1)繁華街のデザインを区としても考えるべきでは。(2)区で発行している「おでかけマップ」を改訂する際は、段差のない歩道や地下通路の状況など、実際に行動するために必要な情報等を掲載すべきでは。

区長 (1)「東京都福祉のまちづくり条例」に基づき事業者への指導・助言を行い、「中央区福祉のまちづくり実施方針」ではハード・ソフト両面から個別の対応策を検討している。(2)改訂時には地下繁華街等のバリアフリー情報の充実を図る一方、区のホームページにも掲載するなど、障害者や高齢者の移動支援の情報提供を工夫する。

 図書館の音読テープを誰でも借りられる音読資料にすれば、需要が拡大し、資料の充実にもなるのでは。

区長 一般利用者に貸し出すには著作権の問題があるが、一般利用者も対象としたCD版の発売もされており、こうした状況を踏まえて検討する。

温暖化対策を問う

 電気の発電も地産地消の考え方でエネルギーロスを少なくすべきであり、廃プラスチックを燃焼し晴海のごみ焼却場の発電を増やすべきでは。

区長 区民の理解を得ながら、廃プラスチックを焼却し熱エネルギーを回収できるよう多角的に検討を進める。

 晴海に風力発電機を設置し、クリーンエネルギーについての区民の意識を高めては。

区長 難しい課題もあるが、地域特性に合った導入の研究を進める。

 ヒートアイランド対策として隅田川堤防の壁面緑化を行い、水と緑化によるクールアイランドの拡大を図っては。

区長 今後、日本橋川で本格的に護岸の緑化に取り組むとともに、隅田川を管理する都にも働きかける。

地震対策を問う

 本区は東京湾に面しており、災害時の救援物資の受け入れや帰宅困難者の搬送窓口として、地震に強いメガフロートの活用を考えては。

区長 港湾施設の整備状況なども視野に入れ、導入の可能性について研究する。

 災害時に一時的に避難できる態勢や職員派遣などの応援を得るため、周辺の市や区と災害協定を結ぶ必要があるのでは。

区長 現在、東根市や玉野市と災害援助協定を結び、特別区間においても協力体制の確保を図っているが、相互支援体制の一層の充実を図るため、新たな協定の必要性について検討する。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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