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平成18年度予算に対する各会派の態度表明

グループ未来

 今日の私たちの置かれている現状を、正しく理解するのは果して難しいことでしょうか。
 世界でも類を見ない超高齢化社会、予想よりも早く到来した人口減少の現実、そしてその主たる原因である急激な少子化。バブル崩壊から十数年にもわたるデフレスパイラルをようやく脱したかに見える経済状況、しかしその前に厳然と立ちはだかる国と地方を合わせた800兆円もの巨額の負債。さらに挙げれば、就学援助がこの4年間で4割も増えたという格差社会、いつ起きても不思議ではない大地震への備え、京都議定書が発効し、温室効果ガス排出量削減の目途が立たないエネルギー対策、子どもたちの安全が脅かされる日常。このような現状の認識は、誰もが共有しているものです。重要なのは、十分な予算に裏打ちされた、これら諸問題への対策に尽きます。
 予算審議の中で、少子化対策としての子育て支援、介護保険制度改革に伴う介護予防措置、経費削減による支出の抑制等、評価すべき点や、まだ不十分な点が見えてきました。
 今後、的確な現状認識の上に立って厳正な予算の執行に努力されることを期待し、将来を見据えたさらなる重点項目のしぼり込みを続けられるように強く要望して、平成18年度中央区各会計予算案に賛成いたします。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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