平成17年度決算に対する各会派の態度表明
グループ未来
平成17年度中央区一般会計歳入歳出決算、同国民健康保険事業会計歳入歳出決算、同老人保健医療会計歳入歳出決算、同介護保険事業会計歳入歳出決算について、改善を問い、今後に生かす要望を折り込みながら質問いたしました。
日本経済は、バブル崩壊から長期にわたるデフレ危機を脱しつつありますが、私たちの前には格差社会という全く新しい様相がはっきりと見えてきました。所得の格差、教育の格差、地域の格差が言われています。
勝ち組、負け組という二極構造を指摘する人もいます。私たちの住む中央区の中でこうした格差が生じてはなりません。悲願であった人口10万人を達成し、なおゆるやかに都心回帰の人々で定住人口が増えつつある本区は、まだ恵まれているのかも知れませんが、高齢者や障害のある方への負担をできるだけ緩和する努力を継続して行う必要があります。少子化対策、育児支援と女性を取り巻く課題は山積しています。子供たちの教育の充実、安全対策も最重要課題です。よりよい環境をめざして緑の多い街づくりも望まれます。そして何よりも防災への平生からの備えが常に念頭になくてはなりません。増加傾向のみられる税金や保険料の収入未済は公平の観点から、早急に改善をお願いして各会計決算の認定に同意いたします。
お問い合わせ先:区議会議会局調査係
電話:03-3546-5559