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一般質問・答弁の要旨

日本共産党中央区議会議員団  田辺 七郎議員

日本橋上空の高速道路の移設を問う

 総事業費や区などの公的な財政負担はどのくらいか。

区長 最終提言では4千億円から5千億円と試算されている。事業費縮減のため地域の再開発事業に容積率を移転することが提案されており、区の財政支出はない。

 景観改善の裏で巨大開発が進めば、秩序あるまちづくりは崩壊し、無秩序なまちになるのでは。

区長 現に検討されている開発計画の活用によりメリハリのあるまちづくりが実現できると考える。

 首都高速道路の撤去を決め、自動車の全体量を減らす総量規制、都心への乗り入れ規制をすべきでは。

区長 撤去だけでは、一般道路の交通環境悪化が懸念されることから、現状を踏まえた対応が地元自治体の責任であると考える。

東京都市計画道路環状2号線の「地上化」計画を問う

 区のビジョンが、都市計画変更案を許す結果になったのでは。

区長 都自身の考えで見直しを行い、変更計画案として示したもの。

 あれこれの再開発が地上化とセットにされ、地元の説明会等が区の主導で進められているのでは。

区長 協議型のまちづくりを進めていくことが重要であり、環状2号線の計画と切り離して捉えている。

 環境影響評価書案の作成者が事業者であることについての見解は。

区長 第三者機関である審議会において調査・審議されるので、客観性は担保される。また、区ではこの制度を十分活用し、事業による環境への影響の未然防止に努める。

 都市計画変更案・環境影響評価案に意見書を提出すべきでは。

区長 地域の意見を踏まえ、議会と協議し都に必要な意見を提出する

 都営住宅建替え戸数の大幅削減について是正を求めるが。

区長 概算を示したものであり、詳細が明らかになり次第確認する。

2016年オリンピック招致計画と区長の対応を問う

 早々と「心から歓迎」のコメント出したのはなぜか。また、どのような期待をしているか。

区長 喜ばしいことと考えており、地元自治体の首長として求められたことからコメントした。また、地域の活性化など将来の発展に大きく貢献することを期待する。

 委員会で「巨大開発に当たらない」との答弁をしたが、その根拠は。

区長 計画書のなかで、経費の抑制や環境負荷の低減を図る方針を示しており、巨大開発主導型の大会ではないと受け止めている。

 負の遺産を後世に残さないよう冷静、慎重に対応すべきでは。

区長 議会や区民の意見を聞き、都に対し情報や協議を求め、五輪招致に向け積極的に協力していく。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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