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平成19年度予算に対する各会派の態度表明

中央区議会自由民主党議員団

 我が会派は、本委員会におきまして各施策の目的を明確に自覚し、目的と手段を混同していないか、そして環境整備や活動支援では、行政サービスが過剰になっていないかという点に留意し質問、提言をしてきました。過剰サービスについては、十年程前に「一本の手」という映画がありました。有料老人ホームを舞台とし、過剰な援助をすると、これを当然のことと錯覚して自立心を失わせ、人間の尊厳さえ捨てて甘えるようになってしまう。だから手助けをする時は、両手を差し伸べず、片手だけ、すなわち一本の手だけを貸してあげる。そうすれば他人に頼るだけでなく自ら努力し、人間らしく自尊心を保ち、生きていけるという内容でした。過剰サービスは、それが当たり前と思い、自助努力を忘れ、成長心を失わせてしまうのです。
 ともかく、時代の変化に対応し、行政の役割を自覚し、各施策に明確な目的意識を持ち、住民の自主的な活力を高める適正な水準での行政運営を期待しております。
 本予算の執行に当たり、こうした観点を踏まえながら、私共も行政とともに、本区のよりよい明日に向けて最大の努力をしてまいりたいと思います。
 以上申し上げまして、平成19年度中央区各会計歳入歳出予算案に賛成をいたします。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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