平成20年度予算に対する各会派の態度表明
中央区議会公明党
平成20年度中央区予算案は国において新たに後期高齢者医療制度が導入されるなか、本区は特に高齢者の負担軽減策として敬老買物券の贈呈額を引上げるなど高齢者生活支援のために種々対策が講じられました。
子育て支援は妊婦健診の公費負担を最大限拡大するなど一層の充実を図る一方で、仕事と子育てが両立できる環境の充実を最重要課題と掲げながら保育所待機児童が依然として多い現状があり、一刻も早く対策を講じることを強く要望します。
教育では区独自の学力向上策として新しい試みが示されたほか、特別支援教育など個に応じた教育の充実が図られました。
商工業振興ではより区民に密着した施策を推進、文化・観光振興では区民の文化活動を支援することで新たな地域コミュニティの形成が望まれます。
本年は築地市場移転問題の正念場となりますが、日本橋川再生に向けたまちづくりとともに都心中央区にふさわしいにぎわいと風格あるまちづくりを推進して頂くことを強く要望しておきます。
区民が安心できる生活を送るために、審議のなかで申し上げた提案も含め各施策に取り組んで頂き、行財政改革を担う立場からも適切な予算執行をお願い申し上げ、中央区各会計歳入歳出予算案に賛成を表明します。
お問い合わせ先：区議会議会局調査係
電話：03-3546-5559