一般質問・答弁の要旨
日本共産党中央区議会議員団 田辺 七郎議員
築地市場問題の現状と中央区の取るべき姿勢を問う
問 (1)移転反対・現在地再整備の姿勢に変化は。現今の状況への見解は。(2)「21世紀築地プロジェクトチーム」の整備案への見解は。(3)「断固反対する会」の再出発を。(4)環2地上化計画が「現在地再整備に支障ない」発信は、撤回を。(5)区長が「現在地再整備」の発信を。
区長 (1)(5)一貫して移転反対を内外に表明。都議会などを注視。(2)市場関係者等による作成を評価。(3)区議会等と相談し対応。(4)「地上化=現在地再整備不可能」ではない。
築地市場移転前提の環状2号線「地上化」計画と区の対応を問う
問 (1)大気汚染状況と対応策は。(2)「地下化が望ましい」なら都に申し入れを。(3)勝どき5・6丁目の環2計画地は、住環境改善が重要。
区長 (1)この10年で改善。常時測定を実施。(2)地下式が望ましいが、中止の提案には賛同できない。(3)附帯意見の実施を都に働きかける。
勝どき五丁目の再開発計画への区民の要望と区行政の対応を問う
問 (1)計画決定強行は区民がないがしろ。反省を。(2)「日影規制指定区域外」で問題ないとの認識か。準備組合への指導は。(3)85%が都と国の公有地だが、開発への関わりは。区民施設の設置を求めるべき。(4)タワー型マンション建設でのまちづくり手法は転換を。
区長 (1)隣接マンションに個別説明も実施。合意形成の取り組みに問題はない。(2)日影、プライバシー等配慮。日影の影響軽減を求め、改善されたが、引き続き指導。(3)計画区域設定やまちづくりへの協力を協議。区民施策の実現を都と協議中。(4)「まちづくり基本条例」に基づく適切な指導が必要。
大江戸線勝どき駅ホームの増設問題と周辺の再開発の規制を問う
問 (1)今後10年の利用圏の昼・夜間人口の増加見通しと利用者数の予測は。(2)都に出入口増設の要求を。(3)都心部と臨海部副都心を結ぶ地下鉄建設実現を。(4)大量輸送機関の整備の展望が見えない。急速な人口発生の再開発にブレーキを。
区長 (1)開発計画が実現すれば大幅に増大。(2)都と協議中だが、今後も強力に働きかける。(3)大量輸送機関は必要。今後も各方面に要請。(4)公共交通への過度な負担を発生させないよう、開発事業者を指導。
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