一般質問・答弁の要旨
かけはし 田中 耕太郎議員
緑の創出を問う
問 (1)浜離宮恩賜庭園を除く各地域の緑被率は。(2)詳細な地区ごとに緑被率・緑視率の目標設定を。(3)公園等公共用地の積極的な芝生化で、緑被率・緑視率改善を。
区長 (1)日本橋4%、京橋6%、月島12%。(2)11の地区ごとに緑化方針を設定。具体的な目標設定の必要性も検討する。(3)公園改修や新設の際に芝生広場を検討する。学校では、来年度に京橋築地小などで校庭の一部を芝生化する。
地域の活性化を問う
問 商業地の発展には支援が必要。地域間競争戦略への認識と手段は。
区長 本区の魅力発信が重要。観光協会等と連携した情報発信の充実を図り、地域のイベント等を支援。
問 歴史と伝統・文化の保存・広報が商業・観光地として重要。(1)商業中心地に歴史博物館の設置を。(2)ネット上に歴史博物館の創設を。
区長 (1)京橋二丁目の再開発で観光センター整備を研究中。(2)図書館の地域資料を昨年1月からホームページで順次公開。タイムドーム明石の考古資料なども公開を準備中。
問 30~40代のニーズの反映が、中長期的発展・地域振興に不可欠。地域や区政への参画をどう促すか。
区長 インターネットを活用して拡大。地域活動の促進に向け、十思スクエアに中間支援拠点を整備する。
予防接種事業を問う
問 新型インフルエンザ流行で、(1)資機材の確保状況も踏まえた、対応の検証結果は。(2)本区の新型・季節性ワクチン接種事業の現状は。
区長 (1)タミフル等1000人分、マスク20万枚などを備蓄。検証中。(2)希望者集中に伴う供給不足等が課題。
問 Hibワクチン接種助成の評価と小児用肺炎球菌ワクチンも早期助成を。
区長 本年1月まで1064人が申請。区民の関心は高いと受け止めている。
行財政改革を問う
問行政評価に対するパブリックコメントの結果は新年度予算や事務事業のあり方に反映されたか。
区長 意見はなかった。
問 事業を絞り、事業仕分け導入を。
区長 創意工夫による予算節減や個別外部監査も導入している。
問 厳しい経済環境で、(1)事業や執行方法を見直し、財政安定化が必要。具体的方法は。(2)リスクを意識した基金活用への考えは。
区長 (1)計画的な基金積み立て等、健全で持続可能な財政運営を行っている。民間活力の活用など一層効果的な運営に努める。(2)計画的かつ積極的に活用する。
小中一貫校を問う
問 他区の小中一貫校などの検討・導入で、(1)初等・中等教育のあり方への見解は。(2)他区の状況やニーズを検証・検討を。
教育長 (1)策定中の基本計画で、地域特性を踏まえた「学びの連続性」を柱とした教育の充実向上を考えている。(2)新たな施設整備を伴う設置は困難。カリキュラム連携型を研究中。
お問い合わせ先:区議会議会局調査係
電話:03-3546-5559