平成23年度予算に対する各会派の態度表明
中央区議会公明党
東北関東大震災は福島原発事故を招くなど国家の非常事態となりました。犠牲となられた多くの方々のご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。
私たち区民も行政も未だかつてない地震を経験したことで、防災を再確認し教えられる事が多々ありました。「災害に強いまちづくりの推進」を、特に要援護者対策や、実効性のある情報連絡体制を構築するなど、常に最悪の事態を想定し、ハード・ソフト両面からの防災・減災対策を講じるべきです。
23年度予算案は子ども手当の財源問題など不確定な要素を抱えています。大震災が及ぼす国の経済状況の悪化も予想されるので、予算執行にあたっては慎重を期し、歳入の確保に最大限の努力をお願いします。
過日、区の願いとは裏腹に築地市場の豊洲移転が決定しました。中央区が築地市場の文化を継承し築地ブランドを守ることは当然のこととして、地域産業活性化のために築地地区が「賑わいと食文化の拠点」であり続けることができるよう、区としても可能な限り支援を要望します。
議会基本条例の制定をはじめ、二元代表制に相応しい議会としてのチェック機能の強化、新しい時代の情報化にも応えられる中央区議会の議会改革を進めてまいります。
平成23年度中央区各会計予算案に対し賛成の態度を表明します。
お問い合わせ先:区議会議会局調査係
電話:03-3546-5559