平成22年度決算に対する各会派の態度表明

中央区議会みんなの党

　我が会派は、平成22年度の本区各施策が当初の目標どおり着実に執行されたか、各款にわたり質問や提案を致しました。

　世界の政治経済・雇用情勢は厳しい状況が続いております。海外経済や為替等の変動により景気が下押しされるリスクが高まり、デフレの影響や雇用情勢の悪化が依然として続くことに注意が必要です。

　国内では、地域主権に向けて国との役割分担のあり方や国と地方間の税財源の配分のあり方を見直す動きなど、都心の自治体の財政に影響が及ぶと懸念されます。世の中で起こる出来事は、短時間で直接的に地方自治体の運営に影響をもたらします。

　区においては、効果的・効率的に持続可能な財政基盤の堅持を前提とした財政運営と、予定外の財政需要に対応可能な財源留保もお願いいたします。

　社会経済環境や国民のニーズの変化に対し素早く現状分析を行い、機動力と実効性のある区政の実践を切に期待するとともに、区民に、より多くの経費を還元する努力と「最小の経費で最大の効果」を挙げられる手段や方法の工夫を強くお願いいたします。

　中央区議会みんなの党は本決算委員会に付託された平成22年度各会計歳歳入歳出決算の認定に同意いたします。

お問い合わせ先：区議会議会局調査係　
電話：03-3546-5559