平成23年度予算に対する各会派の態度表明

友愛中央

　東日本関東大震災において多くのかたが犠牲になられました。心から哀悼の意を表します。被害にあわれました皆様にはお見舞いを申し上げます。今後、被災地の復興に向け、予算を組み替えてでも、中央区の総力を挙げて人的支援、物的支援がなされますことを強く要望します。

　現在、本区の中・長期課題としては、(1)労働スクエア跡地開発など「新しい施設の整備」(2)復興小学校等「施設の更新」「まちの更新」(3)東京ガス工場跡地への築地市場移転問題(4)地方分権の確立があります。

　特に、明正小の復興小学校改築問題では、リノベーション案を含め検討するということであり、幅広く開かれた場での検討に期待を致します。

　また、2兆円規模の経済効果を有する築地市場移転問題では、平成11年9月30日に都知事に提出した「築地市場の現在地での再整備を求める意見書」を議会は総意として堅持しています。中央区及び議会が一体となって築地市場及び築地を守るために全力を尽くしていかねばりません。

　まちづくりは、住民の皆様の側に立って行われる必要があります。住民のニーズをきちんと反映させるため「全区民アンケート」や「常設住民投票制度導入」も検討すべきです。

　大震災復興事業関連での大幅な見直しの必要性を指摘しつつ平成23年度各会計予算案に賛成致します。

お問い合わせ先：区議会議会局調査係　
電話：03-3546-5559