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一般質問・答弁の要旨

中央区議会みんなの党 青木 かの議員

 東京湾大華火祭の中止を問う

 中止決定は3月22日。5日前に華火祭の予算を議決したばかりで、議会を軽視しているのでは。その後、再考の余地もあったのでは。

区長 警備の人員確保や電力供給不足による交通機関への影響など、来場者の安全確保の見通しが立たず、区議会からも4会派連名による中止の要望書が提出されており、総合的に判断し中止とした。決定時期は、関係機関等への影響などを考慮し、準備着手前の早い段階が適切と判断。再考は、警備や電力の状況に大きな変化はなく、安全確保は困難であり、中止決定を見直す考えはない。

 中止の理由をホームページに掲載したが、たった1ページではなく、しっかりと区民に知らせる責任がある。区民や関係者からの問い合わせにどう対応したのか。

区長 会議や会合の場でも機会あるごとに主催者として説明を行った。中止決定後、開催を望む意見とともに、中止を評価する声も寄せられた。開催を望む方には丁寧に説明し、大半の方の理解を得た。

 地域と共にある学校を問う

 本区の区立小学校卒業生の区立中学校への進学は、ここ数年50%前後と少なく、魅力ある公立学校作りが課題。解決の鍵は地域と共にある学校、いわゆるコミュニティスクールと考えるが、プレディサポーター、学校評議員、指導サポーターの成果と課題は。

教育長 プレディサポーターは地域での子育て支援の輪づくりの一助になっているが、参加が少ない。学校評議員は教育活動の質の向上と特色ある学校づくりの推進に寄与しているが、開催回数やメンバーの固定化などが課題。指導サポーターはきめ細かい指導につながるが、人材は地域の方が望ましい。

 カリキュラム型小・中一貫教育は、連続した一貫性のある学習カリキュラムがどの程度取り入れられているか疑問。幼小中の12年一貫教育も可能と考えるが、導入に向けた取り組みとその予定は。

教育長 現在、モデル校で研究を実施。今後は24年度の佃中学校区での試行実施を目指す。幼小の接続は、教員が連携し接続カリキュラムを作成中で、来年度以降、これを全幼稚園・小学校で活用し、一貫した教育を目指す。

 土曜スクールや補習授業への今後の区の対応とさらなる区費負担講師の活用予定は。

教育長 22年度から土曜授業を開始。今後、土曜授業への比重を高めつつ、土曜スクールとあわせて学習指導の充実を図る。区費負担講師は現在の枠組を維持しつつ、効果を検証していく。

 「生きる力」が見直され、各学校でも様々な取り組みが行われているが、講師を見つけるのが困難な状況。教育人材バンクの創設は進んでいるのか。

教育長 本年度中に開設を予定。教育センターが中心となり、多様な地域の人材の活用が図れる仕組みづくりを進めている。

 新しい公共を問う

 区民のニーズが多様化する中で、区とボランティア団体、NPO法人、企業との協働は有効。今後どう進めるか。

区長 活動団体の育成やネットワークづくり等、社会貢献活動の輪を広げながらさらなる普及促進を図る。

 昨年度から開始の協働提案事業の公募は素晴らしいが、採用された事業を継続してこそ意味がある。2年目以降はどう実施されるか。

区長 原則単年度実施だが、事業終了後に第三者で構成する協働推進会議が評価を行う。この結果を踏まえ、継続の検討を行う。

 NPO法人のリーダー育成にどう取り組むか。

区長 協働ステーション中央で運営に不可欠なノウハウやスキルの専門講座を開催するなど団体リーダー等の育成に取り組んでいる。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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