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一般質問・答弁の要旨

中央区議会みんなの党 山本 理恵議員

災害時のペット対応を問う

 被災地での動物救護の課題で、(1)個体識別のマイクロチップで、はぐれた動物を飼い主に届けられると考えるが。(2)予防注射の周知、申請を促すための施策への見解は。(3)ペットのしつけ等に関する区の取り組みと成果は。

区長 (1)ペットの体内に埋め込むマイクロチップは飼い主の理解が得づらい等の課題がある。(2)3地域で行う集合注射と獣医師による個別注射も実施。注射を受けていない犬の飼い主には、督促状で啓発に努めている。今後ペットショップとの連携で更なる接種率向上を図る。(3)動物愛護講習会や年2回開催の犬のしつけ方教室が受講者に好評。災害時の備えは予防注射会場でのちらし配布やホームページで周知に努めている。

 (1)避難場所における人と動物の共生への見解は。(2)動物愛護センター設置の検討について見解は。

区長 (1)避難所では衛生面等から居住場所と動物の飼育場所を完全に分ける必要がある。ケージ内や「つなぎとめ」による飼育が基本で、動物の世話やペットフードの確保等は飼い主の責任で行うため、飼い主同士のルールづくりが必要。また、獣医師会とは動物用医薬品の確保で協定を結んでいる。(2)中央区動物との共生推進員中心で飼い主のいない猫の保護管理が行われ、災害時は獣医師会との協定に基づき救護活動が行われる。

 動物の死体処理は区道や私道で窓口が分かれており、災害時のルールづくりが必要。見解は。

区長 災害時には円滑な処理が難しくなる可能性があり、今後関係機関等との連携強化を図り、死体処理のあり方を早急に検討する。

自転車を活用した安全なまちづくりを問う

 近年、自転車の利用が増え違法駐輪も目立つ。放置自転車や接触事故等の現状と今後の対策は。

区長 放置自転車は減少傾向だが、東京駅等の出入口付近や商店街で放置が多い。自転車が関与する事故は、昨年は303件で前年より増加している。今後は駅周辺の道路上での駐輪場整備、民間事業者への駐輪場整備の要請、放置自転車撤去の強化。また、区内警察署と連携のうえ、ルール徹底を図り、自転車の安全利用を推進する。

 パリ市ではレンタル自転車の導入がマナー向上にもつながっている。本区も導入すべき。見解は。

区長 屋外広告を主な収入源としたレンタサイクル制度は、都内では道路上の屋外広告物に対する規制により現状では不可能だが、本区では自転車総数の抑制や放置自転車対策を目的として、共同利用するコミュニティサイクルの導入を検討している。

 歩行者の安全確保や環境への負荷軽減等のためには、歩道幅の十分な確保が必要。見解は。

区長 都では新大橋通りと昭和通りの一部で、区でも東日本橋の清杉通りの整備工事に合わせて、自転車歩行者道を整備した。今後、広幅員の歩道のほか、道路整備等の機会をとらえ、自転車走行空間を確保し、自転車利用環境の向上に努める。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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