平成27年度予算に対する各会派の態度表明
中央区民の会
本区の人口は今後も増加が見込まれることから、教育施設や福祉施設など各種行政施設の増設や充実は喫緊の課題で、また、市街地再開発事業、築地場外市場地区先行営業所への大型投資も避けられないものと考えられます。
本年度の一般会計予算は、補正予算を含めて910億7174万6千円と過去最大規模となりました。
歳入面では、人口増加を背景として特別区税、特別区交付金などの増加を見込んでいます。
歳出面では、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みや「防災対策優良マンション認定制度」の新設、保育所・幼稚園の費用負担軽減、プレディの時間延長、マイホームはるみの定員拡大、コミュニティサイクルの導入等区民ニーズに沿った新規事業の展開・既存事業の充実が図られており、大いに評価するものです。
以上、本年度予算編成は現状に即した政策の充実が概ね目指されておりますが、区民要望の強い保育園の待機児解消、特別養護老人ホームの待機者解消などの重要課題には全庁を挙げた横断的取組を願います。また、本区を取り巻く環境はめまぐるしく変化しており、臨機応変かつスピード感を持った対策を求めます。
中央区民の会は平成27年度各会計予算案に賛成の意を表明します。
お問い合わせ先:区議会議会局調査係
電話:03-3546-5559