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一般質問・答弁の要旨

無所属クラブ 富永 一議員

地域の賑わいの再生を問う

 活気の失われてしまった地域が、かつての賑わいを取り戻すために、今後、どのような政策を打っていこうとしているのか。

区長 区ではこれまで、商店街ビジョン実現事業助成や中小企業販路拡大支援、経営相談など、商店街や事業者の主体的な活動を促すきめ細やかな施策を展開してきた。今後とも、区内各種の経済・産業団体の意見を聞きながら、地域におけるにぎわいの継承と再生に向け、活力と魅力にあふれる商店街づくりや中小企業の経営改善と円滑な事業継承に向けた施策を推進していく。

無段差社会の実現を問う

 (1)車椅子利用者の方々のために大型施設の一階に「だれでもトイレ」の設置の義務化はできないか。(2)車椅子利用者、事業者間の意見交換の場を行政が設け、そこでの意見をまちづくりに活かしていく取組は可能か。

区長 (1)だれでもトイレは建築物の用途により一定規模以上の施設においては、国のバリアフリー新法や都の条例によって設置の遵守義務が課せられており、指導・助言に応じない場合は区が勧告を行える。(2)区では、障害者福祉団体代表者と定期的な懇談会の場を設けている。現在、車椅子利用者と事業者が直接意見を交換する場はないが、懇談会で出された要望や意見はまちづくり基本条例に基づく開発事業者との協議に反映させ、地域の特性に応じた福祉のまちづくりの推進を図っていく。

誰もが安全に快適に通行できる空間を問う

 通行の障害となる物の一つに業務店の看板等の広告物があり、それらは公道上に置くことを法律で禁止されている。営業の届出窓口の部署で、手続きの際には必ず野外(公道上)に出す広告物等の禁止事項を含む決まり事を書面で通知、また覚書の届出の義務化をする必要があると思うが。

区長 保健所や警察署における営業許可の届出の際、事業者に道路使用にかかる禁止事項を記載した文書を通知するなど周知を図っていくが、覚書の提出の義務化は難しい。今後も保健所、警察署、地域の方々との連携をより一層強化し、道路使用の周知徹底等を行うことで、誰もが安全・快適に通行できる道路環境の実現に努めていく。

子どもたちのための環境の整備を問う

 区内の公園にもっとビオトープを整備し、子どもたちが都会の中で、小さな自然に触れられる環境を作ることが必要と考えるが、子どもが学校帰りに小さな自然に触れられる環境づくりについて考えを。

区長 子どもの自然体験は、自然への理解や関心を深め、豊かな人間性を育むことから、ビオトープの整備は重要と認識している。区では、石川島公園・佃公園へのアシの植栽など整備を進めてきたが、今後も、公園など身近な場所での自然環境づくりに取り組んでいく。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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