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一般質問・答弁の要旨

中央区議会自由民主党議員団 染谷 眞人議員

地域防災対策を問う

 今回の地域防災計画の修正は、避難行動要支援者の名簿作成や避難者の安否情報の提供など、災害対策基本法の改正による新たな取り組みが示されているが、地域防災計画の実効性を高めるための方策についてどう考えているか。

区長 総合防災訓練や災害対策本部運営訓練などの訓練で得られたノウハウや改善点を業務継続計画等に反映させ、実効性を一層高めていく。

 修正された地域防災計画を、区民や事業所等へどのように周知していくか。

区長 防災拠点運営委員会や防災区民組織には十分に説明し、協力を求めていく。区民や事業所には計画の概要版を配布するほか、区ホームページや区のおしらせなどあらゆる機会を通して広く発信し、普及・啓発に努めていく。

 防災拠点運営委員会による取り組みを地区防災計画に位置づけるとしているが、具体的な内容は。

区長 防災拠点運営委員会が行う防災訓練の実施や物資の備蓄、活動マニュアルの作成などの取り組みを地区防災計画として、地域防災計画に位置づける。

 計画が乱立することにより、地域の防災活動に支障を来たすことにならないか。

区長 地域防災計画や防災拠点運営委員会の計画の趣旨に沿った内容となるよう協議し、調整していく。 

 防災対策優良マンション認定制度の申請及び認定の状況と、現状に対する区の評価は。

区長 29棟のマンションから申請があり、審査し、29棟すべてを認定し公表した。多くの申請があったことは、マンション居住者の防災意識の向上が図られたものと受け止めている。

 防災対策優良マンション認定制度の認定にあたり、「地域との連携が図られていること」を要件の一つとしているが、その効果は。

区長 マンションと地域との交流がさらに促進され、区民の自助、共助による防災活動が一層推進されるものと確信する。

 防災対策優良マンション認定制度の認定要件を満たせないマンションへの支援について、どのように認識しているか。

区長 パンフレットやDVDによる普及啓発、防災アドバイザーの派遣などきめ細やかな支援に努めていく。

生涯スポーツの推進を問う

 子どもの体力・運動能力の低下をどう認識し、向上に向けてどう取り組んでいるか。

教育長 各校でマイスクールスポーツを設定し、継続的に取り組んでいる。また、投力向上の運動や遊びに取り組んでいる。

 体育の授業等を起因として子どもをスポーツ嫌いにさせず、運動を習慣づかせていくための方策は。また、今後の取り組みは。

教育長 小学校では体育指導補助員を全校に配置し、中学校では必修化されたダンスで、生徒自らが創作し楽しさを経験できる運動実践を取り入れ、運動することへの意欲につなげるなどの工夫をしている。今後は、体のバランス能力を高めることで、多様な運動にチャレンジできるコーディネーショントレーニングを導入するなど取り組みを充実させていく。

 部活動における地域のスポーツ指導者の活用・連携に対する考え方は。また、具体的事例がある場合、その効果は。

教育長 専門的知識や指導力を有し学校教育に理解のある地域の方を「中学校部活動外部指導員」として登録している。外部指導員の指導で生徒の技能や意欲の向上が図られている。

 中学生が運動の機会を失わないための取り組みと、その考え方は。

教育長 マイスクールスポーツで運動の機会を確保するほか、区のスポーツ施設が無料で利用できること、イベント開催の案内、地域スポーツクラブなどの情報を提供し、働きかけている。

 地域スポーツクラブ大江戸月島の活動状況は。

区長 指導者数、教室数が前年度と比べ増加しており、活動の幅を着実に広げている。

 他地域における地域スポーツ設立への動きは。

区長 スポーツ推進委員を中心に、設立に向け調査・研究を進めている。

 障害者スポーツ推進への取り組みと今後の展開は。

区長 これまでもスポーツ施設のバリアフリー化や障害者スポーツ体験会を開催してきた。今後はこれらの取り組みを充実させ、障害者を含めた誰もがスポーツを通して共に豊かに生きることができる生涯躍動社会の実現を目指していく。

 晴海運動場廃止後の代替グラウンドについて、現状どう対応しているか。

区長 引き続き都に代替地の確保や都立施設等の情報提供を求めていくとともに、大会後のスポーツ活動の充実にも取り組んでいく。

図書館サービスのあり方を問う

 本区人口が急速に増加する中、区立図書館は区民の知的好奇心に応えるべきと考えるが、現在どのような施策に取り組んでいるか。

教育長 幅広い世代の知的好奇心に応えられるよう、話題性のある作家の図書や江戸以来の本区の歴史・文化を伝える地域資料の紹介、読み聞かせや対面朗読など多様なサービスの充実に努めている。

 図書館未利用者への取り組みとして、どう対策を講じるのか。

教育長 区広報紙や図書館ホームページで主催行事やお薦め本を掲載するなど区立図書館の紹介に努め、絵本の読み聞かせや紙芝居上演など子どもたちが多様な場面で本と出会い、図書館に関心をもってもらえるよう取り組んでいる。

 レファレンスサービスの周知・充実を図る必要があるのでは。

教育長 今後、職員研修の充実や関係公共図書館との緊密な連携を図り、レファレンス記録のデータベース化、電子メール受付サービスの構築など充実強化に努め、一層の周知に取り組んでいく。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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