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一般質問・答弁の要旨

日本共産党中央区議会議員団 小栗 智恵子議員

消費税増税と幼児教育・保育の無償化を問う

 ⑴消費税10%への増税を中止すべきでは。⑵保育園給食費の徴収は、23区中18区が無料。給食は保育の一環。本区も無料化するよう求める。⑶保育所の新設、誘致等を前倒しし、待機児を解消すべきでは。⑷10月1日からの無償化は、認可外施設・企業主導型保育施設も対象となり、区が立入調査や報告の命令ができるようになる。保育の質をどう確保するのか。⑸保育士の処遇について、施設運営のための公定価格を見直し、保育士の賃金を直ちに5万円引き上げ、段階的に10万円引き上げて全産業平均並みにするよう国に求めるべきでは。⑹保育士確保や質の高い施設運営をどう図っていくのか。

区長 ⑴円滑に実施されるよう、国等の取組を見守っていく。⑵在宅で子育てをしている方や、幼稚園・小中学校に通っている方は、各家庭で負担しており、公平性の観点から保護者負担とした。⑶来年度から5カ年の保育施設の整備計画の策定を進めていく。⑷指導検査の体制を充実・強化するとともに施設の指導監督を担い、都と協力し質の確保に努める。⑸特別区長会を通して国に要望している。⑹保育士確保は、宿舎借上支援や資格取得支援等を実施。質の高い施設運営は、巡回指導や公立園のプール等の開放等を実施。今後は、ICTの活用等保育士の負担軽減を図り、安定した保育が提供されるよう取り組む。

介護保険を問う

 ⑴利用を抑えるための制度「改悪」を止めるよう国に求めては。⑵介護保険や民間のサービスでは対応しきれない人を区が救済できるよう、おとしより相談センターの人員・体制を強化するべきでは。⑶今後の施設サービスの整備は。

区長 ⑴国の検討状況を注視し、特別区長会を通じて要望していく。⑵令和5年度に晴海におとしより相談センターを新設予定。今後もセンターとの連携を強化し相談支援体制の充実に努めていく。⑶今年度実施の調査結果や介護ニーズ等を総合的に分析し検討。

築地市場移転後の築地地域活性化と「跡地」利用を問う

 築地魚河岸について⑴区の今後の方針は。⑵買い物客を増やす方策は。⑶4千万円の補正予算をつけた場外市場や地域活性化の具体化は進んでいるか。⑷都知事の公約である「築地に戻りたい人は戻れるようにする」、「築地は守る」を果たすよう求めるべきでは。⑸「築地を守る」ための跡地活用について区の見解は。⑹仲卸等の営業を脅かす東京都中央卸売市場条例の改正について区の見解は。

区長 ⑴食のプロに支持され一般客にも親しまれる、にぎわいの拠点施設を基本理念としている。⑵⑶PRや利用しやすい環境の整備のため、補正予算を活用し、荷物の一時預かり等のサービス、施設リニューアル等について年度内に調査、整備を検討。⑷⑸築地市場跡地が場外市場と共存し相乗効果を発揮できるよう課題・要望を都に伝えていく。⑹都は、改正後も都民の消費生活の安定に資する施設として運営していくと認識。

東京2020大会を問う

 ⑴交通問題について、住民説明会等、大会への合意を作っていく場が必要では。⑵暑さ対策は。⑶小中学生の観戦の準備状況は。

区長 ⑴10月を目途に各地区まちづくり協議会等で地域の方へ説明する。⑵都や組織委員会等が連携して、休憩場所の確保やミストやテントの設置、救急医療体制の整備等が行われ、本区も協力していく。

教育長 ⑶観戦は空調の整った屋内競技場となっており、今後様々な状況を想定し計画を進めていく。

 選手村の都有地格安払い下げ問題について⑴企業体に地域貢献策を求めるべきでは。⑵開発協力金として負担を求めるべきでは⑶超高層タワー型マンションの建設を中止するよう求める考えは。

区長 ⑴まちづくり基本条例に基づき、区民との協議を経た上で定めている。⑵大会後に改装工事を行う必要があるため、大会後に建設が始まる超高層棟は負担を求める。⑶地元協議を経てきたものであり、建設中止を求める考えはない。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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