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一般質問・答弁の要旨

あたらしい中央 青木 かの議員

BRTの「定時性・速達性」の確保について

 昨年8月の都市計画審議会において、BRTの優先施策について質問したところ、環状2号線の本線開通後、往復4車線になってもBRTの専有または優先ルートは作らないとの回答だった。定時性・速達性を確保できなければBRTと呼べないのでは。なぜ東京BRTは後退してしまったのか。

 本線開通後の本格運行時に、簡便な運賃の支払い方法等による停車時間の短縮や、交差点で車両の通過を優先させる公共車両優先システムの導入を図り、速達性、定時性を確保する。また、状況に応じて便数や系統数を増やした運行を実施する予定。これにより、新たな輸送システムとして、開発が進む月島地域を含めた臨海地域での交通需要に対応する。

「臨海地域地下鉄構想」と「環状3号線の延伸」の同時進行策について

 都市計画道路の整備方針第4次事業化計画において、勝どきと港区の芝を海底トンネルでつなぐ路線が優先整備路線として挙げられている。この延伸計画は2016年の東京オリンピック・パラリンピックの招致のため都が計画し、基礎調査も終えていると聞いている。BRTのルートとして使えば、勝どきから芝、JR浜松町駅まで5分でつなぐことが可能。環状2号線も晴海通りも使わないため、渋滞緩和策の一つとして有効である。区が臨海部地下鉄の整備とともに後押しすべきと考えるが、区の考えを問う。

 環状第3号線の未整備区間について、具体的な協議は進展していない。整備には、用地取得や大規模なトンネル工事が必要となり、実現までには相当の時間を要すると認識している。しかし、路線上でのボトルネックの一つとなっていた新島橋の拡幅工事が、区の事業により本年6月に完了することから、都市計画道路の整備は着実に進んでいる。今後も、都が整備する未整備区間について都の動向を注視していく。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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