一般質問・答弁の要旨
中央区議会自由民主党議員団 海老原 崇智議員
区長所信表明について
問 山本区長が表明した「心」と「心」が通い合うまちは、基本構想、基本計画の中でどのような華を咲かせるのか。方向性は。
答 「基本構想」「基本計画2018」では、「プロアクティブ・コミュニティ」を掲げ、地域の課題解決に向けて自ら行動することを区として後押ししている。私の掲げる「ハートオブ東京 中央区」に込めた思いを土台に置きながら、区の施策を進めるに当たっては、「誰もが明るく安心して暮らせるまち」「活気を持っては働くことができるまち」の実現を目指す。
区役所本庁舎の整備について
問 ⑴整備検討委員会の開催延期の理由は。⑵まちづくりの動向が整備案の策定に与える影響は。⑶次回の検討委員会の開催時期と今後の検討内容は。⑷検討委員会の開催延期による建設候補地の一つである八丁堀三丁目地区の再開発の影響は。
答 ⑴建設工事費や移転整備に係る保留床の価格など、整備費の算定基礎が定まらないため。⑵現在検討されている首都高都心環状ルートの地下化が現在地での整備に影響を与える可能性がある。⑶首都高都心環状線の整備事業が本庁舎整備に与える影響が明らかになった時点で速やかに再開する。この間、整備費などの諸条件の精査や施設規模の最適化に向けた内部的な検討を行っていく。⑷再開発で整備する施設計画等の検討が遅れるおそれがあるが、合意形成や関係機関との協議を先行的に行い、影響を最小限に抑えながら検討を進めていく。
新型コロナウイルス対策について
問 ⑴本区の対応、⑵臨時休校要請を受けた小中学校への対応と、休校となった場合の児童・生徒の居場所について、⑶区内事業者への経済的支援について、それぞれ見解は。
答 ⑴対策本部を設置し、情報提供や相談業務、小中学校等における対応など各種対策を実施。⑵政府の要請を受け、臨時休校とした。児童・生徒の居場所については、各家庭での対応をお願いしているが、養育が困難な場合は各校でお預かりしている。⑶国や都などの動向を踏まえ、区内中小企業の経営の安定に資する支援策を講じていく。
ウミネコ被害の取り組みについて
問 ホームページでの注意喚起、専門家派遣の助成の検討について見解は。
答 必要に応じて職員が現場を確認し、建物管理者に防除方法の説明や専門業者の紹介を行っている。また、繁殖が始まる前の３月下旬に、生態や簡易的な防除策などをホームページに掲載するよう準備を進めている。
日本橋首都高地下化等と昭和通り首都高撤去について
問 首都高速道路地下化等都市基盤整備基金の創設が予定されているが、その経緯と今後の見通しは。
答 本基金は、国の「首都高日本橋地下化検討会」における概算事業費や事業スキームを踏まえて必要な資金を積み立てるもの。日本橋首都高地下化事業の原資とするほか、日本橋川周辺のまちづくりに加え、本区の将来を担う重要な都市基盤整備に対する原資としても活用を検討していく。
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