一般質問・答弁の要旨

中央区議会自由民主党議員団　かみや　俊宏議員

問　既存コミュニティへの新たな支援として、ＳＮＳ利活用支援や町会・自治会ネットの機能見直し等を行っては。

答　ＳＮＳは利用促進を図るためアドバイザー派遣を検討する。町会・自治会ネットは、区が積極的に更新作業を支援するほか、更新時期を捉え、内容や機能の充実に努める。

問　ここ20年、地区委員会への支援額の予算が減少しているが、青少年の健全育成をさらに推進すべきでは。

答　今年度、改めて活動の実態に即した補助金の見直しに取り組んでいる。今後も補助対象事業の規模なども考慮した補助制度のあり方を引き続き検討していく。

問　浜町公園・グラウンドの改修や雨天時利用できないデイキャンプ場の増改築等、緑・スポーツ環境の充実を。

答　利用者やスポーツ団体などのニーズを的確に捉え、施設の整備・充実を図っていく。

問　八王子に眠る昭和51年に発掘されたナウマンゾウの化石「浜町標本」を活用した地域活性化の取り組みを。

答　本区での展示は困難だが、「浜町標本」は大変貴重であり、ホームページでの紹介など活用方法を検討していく。

問　近年災害等が多くなってきており、自助・共助に加え、公助の取り組みをハード・ソフトの両面からさらに推進を。

答　地域防災計画の修正や災害情報一斉送信システムの導入、防災拠点への蓄電池配備、防災マップアプリのチャット機能の整備等に着手し、公助の強化を積極的に図る。

問　民有地で発生が懸念される受動喫煙防止対策の指導をより一層充実すべきでは。

答　区営公衆喫煙場所の設置や事業者への助成などにより分煙環境を確保するほか、巡回パトロール増強により民有地や路上における受動喫煙対策の強化を図る。

問　受動喫煙防止を主目的とする新たな条例の制定を。

答　喫煙場所に近接する路上で受動喫煙による健康被害が生じやすい状況を改善するため、喫煙者や事業者が守るべきルールを条例化するなど、実効性のある対策を検討する。

問　人口増加等、近年の環境変化を踏まえ、待機児童解消、保育の質向上に向けた取り組みをさらに推進すべきでは。

答　認可保育所の開設支援を中心に定員拡大を図り、早期の待機児童解消を目指す。また、保育の質向上を図るため、指導体制の充実・強化に向けた組織整備を行う。

問　スポーツ環境の充実や円滑な運動会の実施について、今後どのように議論・検討していく考えか。

答　達成感の持てる運動会を実施するために、実施場所、内容の工夫など、各校の実情に合わせ慎重に検討していく。

問　小中学校のＩＣＴ環境整備について、これまでの取り組みの経緯を踏まえ、施策をさらに推進していくべきでは。

答　モデル校における検証結果を踏まえ、無線ＬＡＮの整備、タブレット端末の導入、大型提示装置の設置を計画している。また、ＩＣＴ支援員については、国の基準の約２倍にあたる各校、週に２回以上の巡回を予定している。

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