一般質問・答弁の要旨
中央区議会自由民主党議員団 木村 克一議員
新型コロナウイルス感染症対策について
問 新型コロナウイルス感染症対策について区長の考えは。
答 ワクチン接種については、医療機関と連携を図り、希望する全区民に安全かつ早期に接種できる体制を構築していく。区内事業者への支援については、緊急経済対策に掲げる支援策とともに、新年度予算に盛り込んだ新規・充実事業を推進し、事業継続と経営安定化を力強くサポートしていく。
問 ワクチン接種に関して⑴持病がある人と高齢者施設等の職員の人数は。⑵60歳から64歳の高齢者の優先接種は考えているか。
答 ⑴疾患を有する方を把握することはできないが、本人の病状等を把握している主治医と十分に相談するよう、広く周知していく。区内高齢者施設等に勤務する職員は約530人であり、優先接種対象者である。⑵国の方針に基づき、現時点では接種要注意者や施設従事職員の後となっているが、区としては、ワクチンの供給量を見ながら可能な限り前倒ししていきたいと考えている。
景気回復対策としての中央区共通買物券について
問 ⑴新規取扱店舗を拡大するために、勧誘案内をホームページだけでなく、「区のおしらせ」等でアピールするべきでは。⑵区内の中小企業・小売店を助けるための、換金日数の短縮に向けた取り組みについての区の考えは。
答 ⑴区内商店街等の関係団体への協力依頼や広報紙への掲載回数を増やす等、一層の周知強化に努めていく。⑵来年度、原則として2週間以内に換金できるよう契約の準備を進めている。
災害対策について
問 防災備蓄品としてタブレットを活用し、拠点情報、感染情報等を一元化する情報管理体制も有効と考えるが、区の考えは。
答 リアルタイムで情報共有ができるメリットがある一方で、運用体制の見直しや操作性・汎用性等の課題もあり、今後、有効性や活用方法について検討していく。
問 災害時の停電対策のため、非常用電源確保として重要な可搬式蓄電池について、今後どのような活用方法を考えているか。
答 新年度から防災区民組織やマンション管理組合に対し供与等を行うが、携帯電話等の充電、パソコンなどに使用することを想定している。これ以外にも組織の実態に応じて柔軟に活用していただければと考えている。
脱炭素社会実現に向けた区長の決意について
問 脱炭素社会の実現について、区議会で決議し、早急に宣言を行う必要があると考えるが、区長の考えは。
答 区議会に協力をいただきながら、「宣言」として早急に実現できるよう準備を進めていく。
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