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一般質問・答弁の要旨

中央区議会自由民主党議員団 かみや俊宏議員

感染症の危機を克服する行財政運営について

 区行政のデジタル化についての基本的な見解と、社会情勢も踏まえ、特に力を入れて進めていく施策・取り組みは。

 「区民に便利でやさしい区役所」実現のため、本年新たな情報化基本方針を策定。キャッシュレス決済の拡大、マイナンバーカードを活用した電子申請の拡充について全庁を挙げて検討中。

 来年度の予算編成に向けた取り組みは。

 感染症の拡大防止と地域活力を取り戻す取り組みの強化、区民生活や地域活動に関わる取り組みの着実な推進を図る。また、環境負荷の低減やICTを活用した効率化にも取り組む。

 予算編成過程の公開等、さらなる情報発信を。

 自分の納めた税の使い道の決定過程をわかりやすく発信することは、意義あることと認識。先行自治体の取り組みの把握に努め、わかりやすい情報発信について引き続き検討していく。

グリーンリカバリーなまちづくりについて

 浜町川緑道の大規模改修・再整備を。

 浜町川緑道の再整備については、環境問題への対策を取り入れながら、地域の方々と協働で進めていきたいと考えている。

 隅田川テラスの水辺環境整備も含め、日本橋東部地域で「水とみどりのプロムナード化・にぎわい創出」を。

 護岸背後地の緑の充実等により、テラスと一体となったプロムナード化を進めている。都は、日本橋東部地域を「にぎわい誘導エリア」に位置づけ、官民が連携したイベントなどを実施。区は、都や関係機関と連携し、テラスの活用など、アフターコロナにおけるにぎわい創出に積極的に取り組んでいく。

 ナウマンゾウの化石・「浜町標本」の活用を。

 来年12月開設予定の「本の森ちゅうおう」において、デジタルアーカイブし、郷土資料館で展示等をする。また、来街者等への紹介の環境が整った際に、観光協会と連携し、まち歩きのルート上への組み込みなどの具体化に向け積極的に検討する。

久松幼稚園の移転について

 関係者の方々への説明と反映した意見は。

 久松幼稚園、同小学校、常盤小学校の校友会や住民に全17回説明会を開催するほか、両校の通学区域に居住する未就園児がいる約880世帯に個別の文書を送付。意見の反映については、異年齢交流や兄弟姉妹で通園する保護者負担軽減の観点から、全学年を一括移転させるようスケジュールの見直しを行った。

 小学校の増改築、近接地の活用、敷地内の公園付け替え対応等、地域のご意見に対しての検討経緯は。

 学校敷地内・近接地の活用を検討したのち、教育委員会が保有する施設の活用を検討した結果、同じ日本橋地域に位置する休園中の常盤幼稚園スペース等への移転が適切と判断した。説明会では、近接民有地の小学校利用について提案を受けたが、学校運営に支障をきたすことから、当初の方針で進める結論に至った。

 久松・常盤の歴史・伝統を大切にした園名・通称を。

 久松幼稚園の移転であり、そのままの名称使用を考えている。一方、休園中である常盤幼稚園の園舎を活用することから、「常盤園舎」という名称も併せて使用する方向で検討している。

 移転に係る現実の問題認識、対策の検討状況は。

 通園方法は、添乗員を配置したバス運行を予定。久松小学校との連携は、通園バスを活用した直接的な交流やオンライン交流の実施を検討中。併せて常盤小学校との連携も充実させていく。

 移転は「仮移転」のイメージとし、久松地域へ戻るべきでは。

 久松小学校の今後の児童数の需要が満たされ、教室数に余裕が生じれば、久松幼稚園が再び戻ることについて、保護者や地域の方々へ説明している。今後の人口推計や地域の状況等を見据え、適切な時期に久松地域に再整備できるよう検討を継続していく。

その他質問項目

デジタル時代の質の高い教育の実現について

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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