一般質問・答弁の要旨
中央区議会自由民主党議員団・新青会 富永 一 議員
本区が抱える環境課題について
問 電動キックボードについて、⑴地域の道路環境等を考慮した走行禁止道路などを区と警察や地域町会などの意見も踏まえ取り入れるべきでは。⑵免許不要でヘルメットなしに走行するための十分な安全対策の確保について、本区の考えは。
答 ⑴警察や地域町会などの意見も取り入れて通行場所を指定するなど、歩行者の安全性や地域の道路環境等を考慮した仕組みづくりについて、国や都に働きかけていく。⑵法改正の動向を注視しつつ、利用者に対しては、事業者等が行う安全講習会への参加やヘルメット着用の呼びかけなど、関係機関と連携しながら、道路利用者の安全確保に積極的に取り組んでいく。
問 喫煙所が必要とされる「人が多く集まる場所」ほど喫煙所が望まれる反面、設置・運営コストがかかるあまり設置が広まらないなか、本区としての今後の展望は。
答 指定喫煙場所については、公園等の既存のプランターによる分煙施設をパーテーション型やコンテナ型とする環境改善を行うほか、中央区公衆喫煙場所設置等助成制度を活用した民間事業者との連携による施設の確保を推進している。しかし、路上喫煙や吸い殻のポイ捨ての多いエリアがいまだ存在するため、民間事業者等への働きかけのほか、巡回パトロールや清掃活動に加え、指定喫煙所への誘導など注意喚起を行っている。引き続き、屋外での喫煙防止のさらなる徹底を図っていく。
問 例えば、既存の公園を「インクルーシブな公園」へと全面改修するなど、何かに特化した公園を整備することについて、区の考えは。
答 公園は、災害時の避難場所や地域コミュニティでの活用など、さまざまな役割も有しており、特定の機能に特化した公園を整備することは難しい。区としては、インクルーシブ遊具の導入などについて、先行事例や地域特性を踏まえながら、今後の公園整備において検討していく。
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