一般質問・答弁の要旨
中央区議会公明党 堀田 弥生 議員
物価高騰対策について
問 地方創生臨時交付金の執行状況と活用する事業を決定するにあたって区の考え方は。
答 限られた財源を効果的に活用するには、一定の重点化が必要であり、これまでの支援策の状況、公的年金の引き下げや電力ひっ迫などの環境変化等を総合的に検討し、「学校給食費の負担軽減」、「高齢者向け区内共通買物・食事券の臨時給付」、「省エネルギー機器等導入費助成の拡充」に活用することとした。新たな交付金についても同様の観点から活用事業を速やかに検討する。
子育て支援策について
問 ⑴葛飾区の「学校給食費の完全無償化」について、財源問題と併せて区長の思いは。⑵無償化に伴う教育的効果等について教育長の見解は。⑶保育園の給食費無償化についての考えは。
答 ⑴約5億円の財政負担を伴うが、教育委員会の意見を聞きながら総合的に判断を行い、前向きに検討していく。⑵子どもたちにとって学びの場である給食を、経済情勢の影響を受けず安定的に提供できるほか、子育て世帯への支援や、教員の徴収負担軽減につながるなどの効果をもたらす。⑶学校給食費の無償化と同様に、子育てを地域全体で支援するという考え方から検討していく。
子どもを守る環境の整備について
問 都は、改正環境確保条例を施行し、小学校就学前の子どもや保護者らが発する音は「騒音としない」こととした。子どもの声を騒音としないための区民に向けた取り組みについて見解は。
答 身体を動かし、声を出して遊ぶことは、子どもの成長の過程において不可欠な要素であり、まちの活気の現れである。一方で、子どもの声は、感受されやすく騒音と受け止める方もいる。こうしたことから、課題解決のためにはお互いに配慮できる関係性の構築が必要。区としては、都条例の趣旨を踏まえ、ホームページやリーフレットによる普及啓発を図るとともに、関係者双方の意見の調整など、相互理解を深めるための取り組みを進めていく。
障害者対策について
問 知的障害者施設「レインボーハウス明石」に入りたくても入れない、若年の重度知的障害者が増えていくことを踏まえ、重度・重度重複の方も入居できるグループホームを建設すべきでは。
答 月島三丁目北地区再開発事業において、既存の知的障害者グループホームの移転改築に合わせ、地域生活支援拠点の機能を有する新たな複合施設の整備を進めている。新たな施設では、グループホームの定員を拡大して比較的重度の方にも対応するほか、相談支援や短期入所、宿泊体験ができる居室も整備する予定。
その他質問項目
防災対策について
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